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『システム総合出力は200ps以上?!』 ホンダ オデッセイ 2013年モデル きりんこきりんさんのレビュー・評価
オデッセイの新車
新車価格: 480〜516 万円 2013年11月1日発売
中古車価格: 35〜566 万円 (1,903物件) オデッセイ 2013年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ホンダ > オデッセイ 2013年モデル > HYBRID EX パッケージ
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2016年2月16日 01:33 [905199-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
注文開始日にオーダして、2月14日に納車。納車日にそのまま遠めのドライブに行きましたので、レビューです。
【エクステリア】
娘いわく、前車のRB3は映画「ファインディングニモ」のエイ先生(平たいから)で、今度のRC4はひつじ先生(白くてモコモコしているから)だそうです。言いえて妙だと思います。
あまり厳つくないのがいいですね。欲を言えば、シトロエンC4のような、どでかいサンルーフがあると嬉しかったかな。
【インテリア】
何かと評判の悪いMOPナビですが絶対オススメです。目的地はスマホで入れて転送すれば良いですし、RC4では、ルート案内はメータ内に表示されます。助手席要請でテレビを見る羽目になってもMOPナビなら困ることはありません。
そして、マルチビューカメラシステムは、個人的には、一度使ったら二度と手放せない必須機能です。(前車のRB3で運転の苦手な妻も愛用しており、今回の車選定ではこの機能のない車は候補にすらなりませんでした。)
試乗の際は是非試してみてください。
インテリア全体だと、もう少し収納が欲しいです。
【エンジン性能】
多くの方がオデッセイが使っているiMMDシステムは、シリーズハイブリッド(エンジンを発電機の動力としてのみ使用し、モーターだけで走る方式)が基本で、高速域はエンジン直結になると思っているようですが(私もそうだと思っていました)、iMMDは高速域でパラレルハイブリッドにもなり、モータがエンジンをアシストすることができます。このためモータの太いトルクがある低速域だけでなく、100km/h超のエンジンがメインとなる高速域でも、モータのアシストを受けて、トルクフルな走りが楽しめます。
出典:HONDA R&D Technical Review, Vol.25, No.2 (October 2013)
メーカはアコードHVの発表前の技術プレゼンでは、アコードHVのシステムにおいて、エンジン143ps,モータ169ps,システム総合出力199psと説明しましたが、車両カタログでは総合出力の記載を省きました。
オデッセイHVにおいては、エンジン145ps,モータ184psはカタログにありますが、システム総合出力は、発表すらされていません。
これは、将来的に制御の書き換えがあった際に数値を保証できなくなる恐れを考慮してのことだと思いますが、総合出力の記載がないために、多くのユーザーがパラレルハイブリッドのモードがあることを認識できなくなっています。
今回のオデッセイHVのシステム総合出力は200ps以上だと思われ、車重もありますが、190psのエンジン車以上の走りを実感できると思います。
(ドライブして、何故2Lエンジンでこれまでの2.4Lエンジン車以上の走りを高速域でも実現できるんだ?と疑問になり調べたら、上記のことがわかり納得しました。)
【走行性能】
デフォルトのECONオンだと燃費コンシャスな制御です。ECONオフだと少し変化しますが、それなりです。オススメは、シフトレバーでDの下にあるドライブ(S)です。
このモード、マニュアル車の3速で走るようなモードで、アクセルワークに車両がダイレクトに反応します。踏めば、ガッツリ加速しますし、離せばエンブレ(実際は回生)がググッと効きます。
スポーツハイブリッドという名の実は、上述のシステム総合出力とこのモードのためにあると思います。クラストップの燃費と、スポーツハイブリッドを、どう両立しているのか購入前は疑問でしたが、走って納得の出来栄えでした。
ちなみに、アコードHVのときにあったアクセル開度と関係なく回ってしまうエンジン制御はオデッセイHVでは顔を覗かせません。秒単位のオーダーでエンジン駆動、モータ駆動、ハイブリッド駆動が入れ替わりますが、インジケータを見ない限りわからないレベルで制御されています。これも圧巻です。
【乗り心地】
購入したのは、ノーマルハイブリッドですが、サスの硬さは前車並(RB3の非アブソ)です。(RC1/2は相当に尖っており、自分には全く合いませんでしたが、RC4で元のホンダのサスに戻ったように思います。)
静粛性は、高速で100km/hで走っていても3列目と1列目で普通に声を張らずに会話できるレベルで、前車に比べ相当静かです。そこから更に踏み込むと、割と官能的なエンジン音が聞こえてきます。ホンダらしい高めのエンジン音は心地良く感じると思います。
【燃費】
納車日に250kmほどドライブに行ってみました。高速メインで17.9km/hでした。6人乗車であること、かなりアクセルを踏んだ運転だったことを考慮すれば満足度は高いです。(前車のRB3では同様の運転で12km/hくらいでした。)
また、行きの行程では子どもが寝ていた関係で30分ほどの間、サービスエリアでシステムONのままエアコンを付けていましたが、ほとんど燃費は落ちませんでした。家族持ちで、何かと駐車の機会が多いので、この点は地味に嬉しいです。
【価格】
それなりの価格ですが、間違いなくそれ以上の体験ができると思います。
(調子がいいときのホンダなら、間違いなくあと50万〜100万は高く値付けたと思います。)
【総評】
i-DCDの一連のトラブルでオデッセイHVの発売を待たされた感はありますが、走りと燃費を異次元のレベルで両立させているiMMDシステムの出来は、逆に熟成され相当に高くなっています(THS-IIに比べ明らかに高いです)。
日本車の凄さ、ホンダの執念を久しぶりに感じました。みんなに体験して欲しいと思います。
- 乗車人数
- 6〜7人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2016年2月
- 購入地域
- 愛知県
- 新車価格
- 399万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった107人(再レビュー後:86人)
2016年2月15日 22:00 [905199-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
注文開始日にオーダして、2月14日に納車。納車日にそのまま遠目のドライブに行きましたので、レビューです。
【エクステリア】
娘いわく、前車のRB3はファインディングニモのエイ先生(平たいから)で、今度のRC4はひつじ先生(白くてモコモコしているから)だそうです。言いえて妙だと思います。
あまり厳つくないのがいいですね。欲を言えば、シトロエンC4のような、どでかいサンルーフがあると嬉しかったかな。
【インテリア】
何かと評判の悪いMOPナビですが絶対オススメです。目的地はスマホで入れて転送すれば良いですし、RC4では、ルート案内はメータ内に表示されます。助手席要請でテレビを見る羽目になってもMOPナビなら困ることはありません。
そして、マルチビューカメラシステムは、個人的には、一度使ったら二度と手放せない必須機能です。(前車のRB3で愛用しており、今回の車選定ではこの機能のない車は候補にすらなりませんでした。)
試乗の際は是非試してみてください。
インテリア全体だと、もう少し収納が欲しいです。
【エンジン性能】
多くの方がオデッセイが使っているiMMDシステムは、シリーズハイブリッド(エンジンを発電機の動力としてのみ使用し、モーターだけで走る方式)が基本で、高速域はエンジン直結になると思っているようですが(私もそうだと思っていました)、iMMDは、高速域でシリーズ・パラレルになり、モータがエンジンをアシストすることもできます。このためモータの太いトルクがある低速域だけでなく、100km/h超のエンジンがメインとなる高速域でも、モータのアシストを受けて、トルクフルな走りが楽しめます。
出典:HONDA R&D Technical Review, Vol.25, No.2 (October 2013)
メーカはアコードHVの発表前の技術プレゼンでは、アコードのシステムにおいて、エンジン143ps,モータ169ps,システム総合出力199psと説明しましたが、車両カタログでは総合出力の記載を省きました。
オデッセイHVにおいては、エンジン145ps,モータ184psはカタログにありますが、システム総合出力は、発表すらされていません。
これは、将来的な制御の書き換えがあった際に保証できなくなる恐れがあってのことだと思いますが、総合出力の記載がないために、ユーザの多くがシリーズパラレルのモードがあることを認識できなくなっています。
今回のオデッセイHVのシステム総合出力は200ps以上だと思われ、車重もありますが、190psのエンジン車以上の走りを実感できると思います。
(ドライブして、どうして2Lエンジンでこれまでの2.4Lエンジン車以上の走りが高速域でも実現できるんだ?と調べたら、上記だということがわかり納得しました。)
【走行性能】
デフォルトのECONオンだと燃費コンシャスな制御です。ECONオフだと、少し変化しますが、それなりです。オススメは、シフトレバーでDの下にあるドライブ(S)です。
このモード、マニュアル車の3速で走るようなモードで、アクセルワークに車両がダイレクトに反応します。踏めば、ガッツリ加速しますし、離せばエンブレがグッと効きます。
スポーツハイブリッドという名の実は、上述のシステム総合出力とこのモードのためにあると思います。クラストップの燃費と、スポーツハイブリッドを、どう両立するのか購入前は疑問でしたが、走って納得の出来栄えでした。
ちなみに、アコードHVのときにあったアクセル開度と関係なく回ってしまうエンジン制御はオデッセイHVでは顔を覗かせません。秒単位のオーダーでエンジン駆動、モータ駆動、ハイブリッド駆動が入れ替わりますが、これもインジケータを見ない限りわからないレベルで制御されています。これも圧巻です。
【乗り心地】
購入したのは、ノーマルハイブリッドですが、サスの硬さは前車並(RB3の非アブソ)です。(RC1/2は相当尖っており、自分には全く合いませんでしたが、RC4で元のホンダのサスに戻ったように思います。)
静粛性は、高速で100km/hで走っていても3列目と1列目で普通に声を張らずに会話できるレベルで、前車に比べ相当静かです。そこから更に踏み込むと、割と官能的なエンジン音が聞こえてきます。ホンダらしい高めのエンジン音は心地良く感じると思います。
【燃費】
納車日に250kmほどドライブに行ってみました。高速メインで17.9km/hでした。6人乗車であること、かなりアクセルを踏んだ運転だったことを考慮すれば満足度は高いです。(前車のRB3では同様の運転で12km/hくらいでした。)
また、行きの行程では子どもが寝ていた関係で30分ほどの間、サービスエリアでシステムONのままエアコンかけていましたが、ほとんど燃費は落ちませんでした。家族持ちで、何かと駐車の機会が多いので、この点は地味に嬉しいです。
【価格】
それなりの価格ですが、間違いなくそれ以上の体験ができると思います。
(調子がいいときのホンダなら、間違いなくあと50万〜100万は高く値付けたと思います。)
【総評】
i-DCDの一連のトラブルでオデッセイHVの発売を待たされた感がありますが、走りと燃費を異次元のレベルで両立させているiMMDシステムの出来は、逆に熟成され相当に高くなっています(THS2に比べ明らかに高いです)。
日本車の凄さ、ホンダの執念を久しぶりに感じました。みんなに体験して欲しいと思います。
- 乗車人数
- 6〜7人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2016年2月
- 購入地域
- 愛知県
- 新車価格
- 399万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった21人
「オデッセイ 2013年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年10月30日 10:12 | ||
| 2025年8月24日 17:49 | ||
| 2025年3月15日 23:32 | ||
| 2025年2月17日 23:56 | ||
| 2025年2月1日 00:08 | ||
| 2025年1月21日 19:34 | ||
| 2025年1月6日 23:02 | ||
| 2024年12月12日 10:52 | ||
| 2024年12月5日 15:27 | ||
| 2024年10月31日 19:28 |
オデッセイの中古車 (全4モデル/2,245物件)
-
- 支払総額
- 199.4万円
- 車両価格
- 189.8万円
- 諸費用
- 9.6万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 10.4万km
-
- 支払総額
- 254.8万円
- 車両価格
- 246.6万円
- 諸費用
- 8.2万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 6.6万km
-
- 支払総額
- 300.7万円
- 車両価格
- 289.9万円
- 諸費用
- 10.8万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 5.9万km
-
- 支払総額
- 216.7万円
- 車両価格
- 199.8万円
- 諸費用
- 16.9万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 5.2万km
-
オデッセイ アブソルート・EX 両側電動スライドドア オートライト オートエアコン 全方位カメラ 障害物センサー レーンアシスト 衝突軽減ブレーキ ETC プッシュスタート パワーウィンドウ
- 支払総額
- 99.8万円
- 車両価格
- 87.8万円
- 諸費用
- 12.0万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 10.6万km
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