ホンダ オデッセイ 2013年モデル HYBRID ホンダ センシング (8人乗り)（2017年11月17日発売）レビュー・評価

当方RB3オデッセイからの乗り換えのため、RB3オデッセイとの比較が中心となります。

【エクステリア】
RC4の中期モデルです。
他の方も記載していますが、RCオデッセイの中ではこの中期モデルのデザインが一番好きです。
RBオデッセイの方が良いと思ったのはリアハッチで、ハッチが大きくなった分、開け閉めに今まで以上に力が必要になりました。

【インテリア】
運転席周りはRBオデッセイの立体的で秀逸な造形の面影がなく、乗り換え前はかなり不安に思っていましたが、慣れてしまえば問題なくなりました。
RBオデッセイより室内は広くなりましたが、使える収納が減ったので、それを補うのに色々苦労しています。
あとインテリアに書く内容か分かりませんが、ナビの操作が専用のコントローラからタッチパネルに変わってしまったのは残念ポイントです。
専用のコントローラの方が遥かに使い易いので、次期型があるのであれば是非専用コントローラをお願いしたいです。
Aピラーの角度の問題か、RBオデッセイよりAピラーの死角が多いのが難点です。

【エンジン性能】
エンジンはRBオデッセイの完勝です。
RBオデッセイはどんなに負荷が高い状況でも、エンジンが唸ることはなくグイグイ加速していきます。
このオデッセイはハイブリッドのため、モーターで走る分には振動もなく非常に快適ですが、ちょっとアクセルを踏むと残念がエンジン音が室内に響きます。
ただモーター駆動の賜物か、アクセルに対し即座に反応する俊敏性はRBオデッセイでは味わえなかった感覚です。

【走行性能】
RBオデッセイとは違い常に車重の重さを感じますが、通常走行する分には過不足はありません。
少なくともRBオデッセイでは不安に感じるカーブでも、同じ速度でスーと曲がるのは感動ものです。

【乗り心地】
前オーナーがショックを交換しており、ノーマルがどうなのかは分かりませんが、RBオデッセイの時にあったフワフワ感が消え、カチッとした乗り味になりました。
RBオデッセイのしなやかな？乗り心地も良かったですが、今はRCオデッセイの乗り味の方が良いと感じています。

【燃費】
18インチのタイヤを履いた時はリッター16〜17kmでした。
訳あって17インチにインチダウンしたところ、最高20km台が出るようになりました。

【価格】
7年落ちの中古車を購入しましたが、200万超えでした。
中古車価格も高くなりましたが、今の時代は仕方がないのかと思います。

【総評】
RBオデッセイはエンジン音を含め非常に静かな車だったので、購入当初はロードノイズが酷くて直ぐ乗り換えようかと思いました。
フロアマットの下に吸音材を敷いてみましたが納得の結果が得られなかったため、元々18インチにインチアップされていたタイヤを一念発起して17インチに戻したところ、ロードノイズは取り敢えず納得できるレベルになりました。
（と言うか静粛性を求めるのならデッドニングをするより、タイヤをインチダウンした方が早いことを、今回身を持って知りました。）
またインチダウンした後は燃費も1〜2km向上し、その点でもインチダウンして良かったと思います。
他社のミニバンとは一線を画す背の低いフォルムは唯一無二のため、今後もこの路線を継承して貰えると嬉しいです。