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ルノー ルーテシア R.S.レビュー・評価
ルーテシア R.S.の新車
新車価格: 241〜350 万円 2013年11月14日発売〜2020年10月販売終了
中古車価格: 45〜244 万円 (68物件) ルーテシア R.S.の中古車を見る
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モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
ルーテシア R.S. 2013年モデル |
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12人 |
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モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 0人 | - |
ルーテシア R.S. 2013年モデルの評価
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア![]() ![]() |
4.10 | 4.32 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
3.10 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
4.10 | 4.11 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
4.20 | 4.19 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
3.50 | 4.02 | -位 |
燃費![]() ![]() |
3.25 | 3.87 | -位 |
価格![]() ![]() |
3.69 | 3.85 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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自動車(本体) > ルノー > ルーテシア R.S. 2013年モデル > トロフィー
2019年2月18日 23:33 [1202152-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 3 |
【エクステリア】
低く構えたエクステリアはなかなか秀逸
【インテリア】
非常に簡素です。シートは人によってはサイドが立ちすぎか。
【エンジン性能】
2000rpm以下は普通の車
【走行性能】
高いスピード域あるいは山道で真価を発揮します。
【乗り心地】
街乗りはヒドイです。ファミリーカーとしては絶対に成立しないレベル。速度が高まるほどフラットになり、一人で元気よく走る分には最高です。
【燃費】
試乗なので不明
【価格】
走りのみにこの価格分の価値を見出だせる人にしかフィットしない。
【総評】
走りに特化した車。一人で運転を楽しむには最高です。
5ドアですが、決してファミリーカーではありません。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > ルノー > ルーテシア R.S. 2013年モデル > シャシー スポール
2018年6月9日 00:58 [1133842-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 3 |
価格 | 5 |
【エクステリア】
〇:
・「量産することを考えていないんじゃない?」と思うくらいに凝ったデザインが素敵
・リアドアのハンドルが目立たないように配置してあることにより、2ドアのように見える
×:
・立った目線で見ると、フロント部分が少しボテっとして見える
【インテリア】
〇:
・色使い、造形共にスポーティー
・ペダルレイアウト(左右の位置)が適切
・ハンドルはチルト&テレスコピックステアリング、シートバックの角度調整はダイヤル式となっており、ドライビングポジションを細かく調整できる
・シートの座り心地、ホールド性はかなり良い
×:
・PE(ポリエチレン)が多用してあり、傷が付きやすい
・アクセルペダルの踏み込みに合わせてシートを調整するとブレーキペダルが少し手前すぎる。逆に、ブレーキペダルの踏み込みに合わせるとアクセルペダルが奥まで踏み込めない。結果、どちらもしっかりと踏み込めるよう、アクセルペダルに合わせると右足首を曲げる角度が少し大きくなって負担が掛かる。最近、右足首が少し痛い。
・ハンドルの径が少し大きい
・個人的にはステアリングが少しスローに感じる。トロフィーのクイックさが好み。
・左斜め後ろに死角がある
・私の体型だと、シートと腰の間がもう少しタイトであってほしい
【エンジン及びトランスミッション性能】
〇:
・低い回転数(1750rpm)から240Nmもの最大トルクを発生するため、運転が楽
・レースモードでの変速スピードはまずまず
・クラッチのキレやつながりの良さはデュアルクラッチならでは
×:
・回転数が1750rpm未満の状態ではレスポンスが悪く、かったるく感じる
・トランスミッションが標準モデル(1.2L)と同じで1.6Lに適正化されていない。日常の走行にはあまり問題ないが、サーキットを走行しているときに「1と2の間が欲しい!」とか、「2と3の間が欲しい!」と思う。
・デュアルクラッチであるがゆえ、変速時のショックが多少ある。特に、1から2に上がるときは少し大き目。
【走行性能】
〇:
・一般道や高速道路において、これ以上の性能は不要
・ハンドルを切ったときの反応が非常に良く、リアリティが高い
・直進安定性が抜群に良い
×:
・普通に走行していても、少し弱いアンダーステアがある。1.2Lの標準モデルでは感じないので、エンジンの重さが原因?
・サーキットを走行するにはバネが柔らかすぎる。このため、ロールやピッチの量が多くて無理ができない。
【乗り心地】
〇:
・シート(座面)のクッションが十分にあって乗り心地が良い
×:
・路面の段差や継ぎ目を超える時、リアから硬質なショックが伝わってくる
【燃費】
・過去の平均で11km/L弱、いい時で15km/L位。エンジンのパフォーマンスを考えれば、まぁまぁ?
【価格】
・割安だと思う
【総評】
車の性格を考慮し、走りに重点を置いて評価してみました。
はっきり言って、自動ブレーキや内装の高級感、燃費などに拘る人が選ぶ車ではないです。
走りが好きな人にお勧めしたい車です。
また、サーキット走行をする方はカップやトロフィーを選びましょう。
交通違反しそうな車種に見えるのでしょうか?
パトカーが憑いてきたり、ネズミ取りのレーダーを当てられたりすることが多いと感じます。
変な運転や捕まるような違反行為はしていないのに、ルーテシアR.S.をそんな偏見で見るのは止めてほしいなぁ…。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった12人
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自動車(本体) > ルノー > ルーテシア R.S. 2013年モデル > トロフィー
2016年1月17日 23:48 [896189-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
【エクステリア】
今までルノーのデザインは好きじゃなかった。
しかしルーテシア4のデザインは好きだ。
コンパクトスポーツの中では、一番良いかも。
POLO-GITや、208GTI、ジョンクーパーワークスと比較しても
まったく引けは取らないと思う。
MitoやAbarth595にだって負けてないかも?
なお塗装のレベルが高い。
【インテリア】
これはまあ、致し方ないかな。
ほかのライバル車種だってたいしたことはないし。
しかしシートだけはダントツ一番。
一握りのスーパーカーを除いて、全車種で見ても
相当良いセッティングだと思った。
【エンジン性能】
220馬力、トルク26kgとだけ聞けば、
ふーんまあまあだなとしか、
思わないかも知れない。
しかし車重が1,300kgを切っているのだから、
このクルマがどれほど走れるのかは、
わかっていただけるだろうと思う。
【走行性能】
走る曲がる止まるに関しては、
かなりレベルが高いと感じた。
なかなか雰囲気のある音も好ましく、
ついつい踏んでしまう車だ。
実際、某動画サイトの検証でも、
208GTIやジョンクーパーワークスより
タイムが良かった。
【乗り心地】
足回りも優秀で、
ポロGTIよりも格段に乗り心地が良い。
またシートの優秀さによって、
長距離走行もまったく問題ないと思われる。
【燃費】
実燃費で11km/Lぐらいのようです。
悪いとは思わないけど、まあ良くはない。
【価格】
オプション大盛り、
リアスポイラー+ホイールアップグレードで、
新車見積もりは450万円(諸経費込)ぐらいでした。
そういうの抜けば370万円ぐらいかと。
これはお買い得ですよ。
【総評】
個人的に、久々にテンション上がった車でした。
ルノーはあまり好みではなかったけど、
ほしいクルマの中の1台に躍り出ました。
コンパクトで走りが良くて、
日常使いも悪くない車となると、
かなりの競争力を持っていると思います。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > ルノー > ルーテシア R.S. 2013年モデル
よく投稿するカテゴリ
2015年2月25日 20:32 [783267-2]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 3 |
価格 | 3 |
小生、RX-8からの乗り換えです。
【エクステリア】4点
Bセグメントカーの中ではかなりのデザインの良さを感じます。と言うか、エクステリアデザインで購入を決定しちゃいました。
ファイブドアでありながら3ドアハッチのようなデザインの良さは◎。
フロントバンパー部のフロントのルノーのマーク、相当大きいのですがそんなに目立たないので個人的には◎です。
-1点の理由は、バックの際にリアフェンダーがかなり出っ張ったデザインで、相当見通しが悪いことが挙げられます。
リアのガラスの視認面積と相まってかなりバックの時に気を使います。試乗の時はくれぐれもバックの駐車を試して見てください。
実はRX-8と視認性の悪さがほぼ同じなんで、いつも止めるときトランク分後ろに進めるのを躊躇してしまいます。(笑)
予算があればコーナーセンサーつけてもいいかもしれません。(※私はメーカー純正未体験です。検討の方はしっかりチェックを)
残念ながらそこまで予算がないんで、ミニバンみたいなミラー買っちゃおうかなと思ってます。(笑)
【インテリア】4点
300万からの車でフロントシートの出来は相当良く感じます。スピードを出してもしっかりホールドしてくれ、かなりアジャスト位置も選べ、テレスコチルトも標準付属しているので満足です。
前のRX-8はチルトが無く、シートが身体に合わないで腰痛に悩まされました。
差し色のビタミンオレンジカラー色もシートベルトを引くときに一瞬驚きますが、乗ってしまえばそんなに気になりません。
リアシートは私のドライビングスタイルに合わせてフロントシートを合わせて、拳一つ半弱は入るスペースがあります。が、ベンチシートっぽい作りなので長距離は少し辛いかもしれません。
5人座れるようにはなってますが、リア中央は足を置く場所に一つだけのドリンクホルダーがありますので、足を置く場所に苦労するでしょう。
当然なのかもしれませんが、ドリンクホルダーの置きにくさはしかたないですね。日本車じゃないですし。
でも…純正で付いてる灰皿とシガーライター(なんでついてるんだ!?)いらないんで、その分ドリンクホルダーにはもう少しこだわって欲しかったです。
後は、フロントモニターも作りは日本にマッチしているとは言いがたいです。2dinどころか1dinにも対応していません。インダッシュ2dinナビを付けられなくはないみたいですが、ルノー・ジャポン謹製のナビ取り付けキットと5〜6時間かかる工賃を見ると、ちょっとナビを付けることに躊躇します。
ちなみに、小生は年末までに納車することと、ナビ取り付けにディーラーであんまりおすすめされなかったんでとりあえずはスマホで代用してみようかなと思ってます。
→やっぱりいまナビ使ってる人はナビあった方がいいです。
【エンジン性能】4点
まだ慣らし運転が終わっていないので、保留。
【走行性能】4点
直進安定性にはかなり優れているのと、カーブの取り回しは相当良いです。
切った方向にビシッとカーブしてくれるハンドリング性能はこの車を購入するきっかけとなりました。
コーナリング時のロールが少なく、立ち上がりもかなり優秀です。
タイヤは今回ダンロップのSP SPORT MAXXを履いてました。他にも純正されているタイヤはContinentalなど何社かあるみたいですね。
アクセルレスポンスも良いですし、ブレーキングもかっちりと効く良い車です。
今回デュアル・クラッチ・トランスミッションEDCを採用されていますが、日常走行、スポーツ走行にもしっかり対応していると思います。いわゆるガクツキはほとんど感じません。しかし、バックの時のクリープ走行のガクツキを感じます。どうしてもAT車と比べると劣るでしょう。
クルーズコントロール機能、いいですね。ただ自動ブレーキシステムはないので安全運転を!
【乗り心地】3点→4点
かなり固めです。後部座席の方からは文句が出るかもしれません。
スポーツグレードの車両ですし、あんまりホットハッチに快適性というのも?なので、そこは割り切りが必要かなと思います。
サーキットに行かなければタイヤを変えてみるのもありでしょう。もったいないですが。
シャシースポールはもう少し柔らかめなので、家族がいる方はスポールもありです。それでも硬いですよ。
最も、慣らし運転が終わったら少しは感覚も変わるかもしれません。
→以下1ヶ月経って
大幅に乗り心地が改善されました!
500km超えた辺りからショックが馴染んだのか、ほんのちょっぴりのギャップはうまくいなして、道路の情報を快適に伝えてくれます。これにはホントに嬉しい方向で以外でした。
【燃費】3点
リッター10km程度です。→12kmに改善されました!
RX-8の極悪燃費と比べれば大したことありません。
【価格】3点
一般的な価格と言えるでしょう。最も、ドイツ勢の同セグメントカーと比べると割安感があります。
ドイツ車の日本ユーザーに対するフレンドリー度も加味するとトントンでしょうか。
【総評】
デザインに惚れ込み、走行性能で惚れ込む車です。
フランス車の故障が怖いという方はルノーの延長保証(約10万)で最長5年まで保証されますので、5年ローンまでは故障にビクビクしなくても良いと思います。
お近くにルノーディーラーがある方で、このデザインが気になるのであれば、一考の価値はあるでしょう。
値引きについては結構頑張っていただけました。
競合を出して値引きを引き出すのではなく、いくらまでしか出せない。って言っちゃったほうが楽です。個人的見解ですが。
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自動車(本体) > ルノー > ルーテシア R.S. 2013年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2014年1月31日 23:27 [680953-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 2 |
価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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ルノーのエントリーもであるルーテシアにルノースポール(R.S.)が追加された。ルノースポールは、ルノーのモータースポーツやスポーツモデルの製作を受け持つ部門で、そのチューニングによるルーテシアR.S.は走らせることの楽しさを教えてくれるクルマだ。
ルーテシアR.S.には、ルノージャポンが箱根ターンパイクで開催したメディア関係者向け試乗会に出席し、シャシーカップに試乗した。
過去のルーテシアR.S.は、3ドアのボディでけっこうスパルタンなクルマに仕上げられていた。また現行モデルでもメガーヌのルノースポールは相当にスパルタンなクルマである。これに対してルーテシアR.S.はボディが5ドアになり、ちょっとおとなしいと感じられるくらいの仕上がりとされている。
これは日常ユースからロングドライブ、さらにはサーキットでのスポーツ走行まで、あらゆるシーンで走らせることが可能なクルマとしてルーテシアR.S.が作られているからだ。
外観デザインはFIのウイングを模したフロントのバンパーやリヤのディフューザーなどが専用となる部分。タイヤも専用の18インチ(シャシースポールは17インチ)となり、赤いブレーキキャリパーがのぞいている。
インテリアもシートやステアリングが赤ステッチの入った専用のものとされている。運転席に座るとけっこうその気になるコクピット感覚の空間だ。
搭載エンジンは直列4気筒1.6Lの直噴ターボ仕様となるM5M型で、これは日産ではジュークに搭載されるMR16DDT型であり、生産も日産の横浜工場製という。これに6速のEDC(エフィシェント・デュアル・クラッチ)が組み合わされている。
動力性能は147kW/240N・mで、ジューク用とは微妙にチューニングが異なっている。より高回転まで回してパワーを伸ばし、より低回転で最大トルクを発生するようになっている。
吹き上がりのスムーズさ、回したときのパワーの盛り上がりとも満足の行くもので、気持ち良く加速が伸びていく。それでいて、決してスパルタン過ぎるエンジンではなく、また2ペダルで乗れるので、目を三角にして走るようなクルマではない。箱根ターンパイクの登りでは、しっかりアクセルを踏める感じであるのが良い。
ルーテシアR.S.は自動変速に任せたままでも十分に速いが、パドルを操作して積極的に変速させても良い。クロスしたギア比をうまくつなぐことで、意のままにクルマを操り、走らせている実感が得られる。この感覚はとても良い。
またルーテシアR.S.にはローンチコントロールが装備されていて、発進時に思い切りアクセルを踏み込んでも、タイヤを空転させることなく、最適な発進を手助けしてくれる。ある意味でおせっかいな装備ともいえるが、こうした運転支援装備は基本的に歓迎していい。
パドルは固定式でステアリングを操作してもパドルの位置は変わらない。ステアリングと一緒に回転したほうが操作しやすいように思う。
足回りは硬めではあるものの、ガチガチの硬さではなく、サスペンションがしっかりストロークして仕事をしているのが分かる感じだ。これはHCCと呼ぶ新しい構造のサスペンションを採用していることにもよる。
試乗したのがシャシー・カップだったので、シャシー・スポールに比べると車高が30mmほど低く、バネレートもやや高められているのだが、乗り心地に不快感はなく、快適で安定して速く走れる感じの足回りとされている。
ルーテシアR.S.はシャシースポールが299万円で、シャシーカップは309万円の設定。ベース車が約200万〜240万円であることを考えると、この性能でこの価格差はというのは十分に納得できると思う。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > ルノー > ルーテシア R.S. 2013年モデル
プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2013年12月31日 03:33 [669183-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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ジョンシリウスと呼ばれる黄色はシャシーカップ専用 |
タイヤはシャシーカップが18、スポールが17インチ |
インパネ助手席側にルノースポールのロゴを装着 |
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ヘッドレストにR.S.のロゴが入るフロントシート |
後席の実用性はスタンダードのルーテシアと同一 |
旧型と同等の200psを発生する1.6L直噴ターボ |
ルノー直属のスポーツ部門が開発を担当したルーテシアの高性能版ルノースポール(R.S.)は、過去2世代は3ドアボディ、2L自然吸気エンジン、3ペダル6速MTだったのに対し、新型は5ドアボディ、1.6Lターボエンジン、デュアルクラッチ方式の6速トランスミッション(EDC)という内容になっていることが特徴です。神奈川県箱根周辺で行われた試乗会に参加した他、個別に広報車を借り出しての試乗も行いました。
エクステリアはスタンダードのルーテシアと比べると、フロントのインテーク内のF1ウイング風ブレード、リアバンパー下のディフューザーと左右2本出しマフラー、ボディ同色サイドモール、大型リアスポイラーなどが目立ちます。旧型ではダブルアクスルタイプのフロントサスペンションを持つ関係で、スタンダードより幅広だったフロントフェンダーは、今回からサスペンション形式を含めて共通になりました。
インテリアはステアリング、シフトレバー、シートベルトなど各所にオレンジのアクセントがちりばめてあって、ひと目でR.S.と分かります。低めに座る前席は当然ながら、スタンダードモデルよりタイトなサポート性能を備えていますが、ルノーの例に漏れず座り心地は固すぎず快適です。
1.6Lターボエンジンは200ps/24.5kgmを発生するだけあって、加速は強烈そのもの。しかも旧型と比べると、ターボ化のおかげで2000rpmも回せば必要な力が手に入るので楽でもあります。音はスタンダードのルーテシアより大きめで、低回転でのキャブレターの吸気音を思わせる響きが、高回転では揃った快音に変わっていくなど、スポーツモデルらしい演出が気持ちを高揚させてくれます。
トランスミッションはスタンダードのルーテシア同様、発進や追い越し加速はスムーズにやってのける一方で、シフトアップ/ダウンはダイレクトにこなすという、スポーツドライビングに適した特性です。R.S.にはパドルシフトが追加されましたが、このバドルは日産GT-Rと共通で、触感、扱いやすさともに最上レベルでした。
センターコンソールにあるR.S.ドライブのスイッチを押すと、アイドリングの回転数が上がり、スロットルレスポンスが鋭くなって、低めのギアを選ぶようになるとともに、メーター上にルノースポールのロゴが表示されます。このロゴが回していくにつれグリーンからイエロー、オレンジに変わって、最後は点滅するという、F1のレブリミッターを思わせる演出で、気分を盛り上げてくれます。
足回りは日本仕様のルノースポールで初めて、快適性にも配慮したシャシースポールと、走りを極めたシャシーカップが選べるようになりました。シャシーカップはスポールに比べて車高を3mm下げ、フロントサスペンションは27%、リアサスペンションは20%ハードになっています。しかしながら、乗り心地はシャシーカップでも固めながら辛くはなく、ルノーらしい圧倒的なフラット感がメインになります。
ダンパーの中にもうひとつのダンパーを組み込んだ、HCC(ハイドロリック・コンプレッション・コントロール)を前輪に組み込んだことが貢献しているようです。一方のシャシースポールは、このクラスの多くのハッチバックより快適で、これがスポーツモデルかと疑いたくなるほどです。
ステアリングの切れ味はクイックかつスムーズで、コーナーでは路面を問わない接地力の高さに驚かされます。このあたりの能力はシャシーカップのほうが一枚上ですが、シャシースポールでもかなりのレベルにあります。この面でも前述のHCCが効果を発揮しているのでしょう。
R.S.ドライブをスポーツモードに切り替えると、ステアリングの重さが増すだけでなく、ESC(横滑り装置)の介入が遅れます。ここで分かったのは、スタンダードでは安定しきっていた後輪を自在にスライドできるという、R.S.ならではの性格に躾けられていることです。さらにR.S.ドライブにはレースモードもあり、こちらではESCがカットされます。その名のとおりサーキットでドライビングを楽しむためのモードと言えるでしょう。
東京を起点に神奈川、千葉、茨城県に足を伸ばし、約500kmを走破しての燃費は12km/Lでした。少し前にスタンダードのルーテシアを長期間借りた際は15km/Lでしたから、ハイパフォーマンスを考えれば妥当な数字ではないでしょうか。
新型ルーテシアR.S.は、5ドアボディ・2ペダルドライブとなったことで、旧型とは比較にならないぐらい万人向けになりました。シャシースポールなら日常生活のパートナーとしても使える快適性も併せ持っています。しかしR.S.らしさが薄れたわけではありませんでした。シャシーカップでペースを上げたときの速さと楽しさは、このクラスで最強のスポーツモデルであることを教えられました。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった14人
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ルーテシアR.S.の中古車 (68物件)
-
- 支払総額
- 128.0万円
- 車両価格
- 108.7万円
- 諸費用
- 19.3万円
- 年式
- 2014年
- 走行距離
- 3.0万km
-
- 支払総額
- 94.8万円
- 車両価格
- 83.3万円
- 諸費用
- 11.5万円
- 年式
- 2014年
- 走行距離
- 6.7万km
-
- 支払総額
- 146.6万円
- 車両価格
- 133.0万円
- 諸費用
- 13.6万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 5.3万km
-
- 支払総額
- 141.2万円
- 車両価格
- 125.0万円
- 諸費用
- 16.2万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 4.5万km
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