アウディ A3 スポーツバック 2013年モデルレビュー・評価

約6年・5万km走ってのレビューです。

【エクステリア】
近頃のアウディはとかく直線的で、マイナーチェンジ後から新型にかけて少しくどいデザインになってきた印象ですが、この型（8V型前期）くらいが曲線と直線がうまく組み合わさっていて、バランスがいいと思っています。

【インテリア】
決して高級感があるわけではありませんが、全体的にシンプルにまとまっていると思います。
MMIナビゲーションシステムは、あまり使いやすいとは思いませんが、ダッシュボードに綺麗に格納されるところは高評価です。

全長がコンパクトなので、積載性はほどほどです。
ファミリーユースにも耐えると思いますが、子供が小さいうちは旅行先にも色んなものをもっていかないといけないので、荷室を狭く感じたことがあります。

狭いゆえに、複数人乗車だと冬は車内が曇りやすいです。一方で、夏はエアコンが効きづらい印象です。

【エンジン性能＆走行性能】
発進後、ワンテンポおいて後ろからぐっと押される感じで、動力性能は十分です。ターボ車特有のフィーリングは感じますが、扱いにくいことはありません。

7速Sトロニックは、気が付けばあっという間に4速、5速へシフトアップしています。アイドリングストップからの復帰時を除けば、発進時のぎくしゃくした感じやショックもなく、快適です。

低排気量なので仕方ないですが、重量や傾斜に対する感度が高いです。少し踏み込めば動力的には全く問題ないのですが、燃費の悪化は顕著です。
クルーズコントロールを付ければ気にならないかも知れませんが、登り坂の多い高速道路などではアクセル一定だと減速しやすいので、長距離移動は意外と疲れるかも知れません。

【乗り心地】
16インチタイヤを履くベースグレードは路面の当たりも柔らかく、それでいてしっかりとした接地感があり、快適かつ運転しやすいです。

一方、ハンドリングは決してシャープではありません。そのあたりはインチアップしたり足周りを交換するか、上のグレード（シリンダーオンデマンド）を選べば得られると思います。

車内はとても静かです。かっちりとしたボディで気が付けば速度が上がっている感じです。

【燃費】
6年・5万キロほどの間、常に計測していましたが、平均で16.7km/Lくらいです（満タン法）。
悪い時で14km/L台、良い時で19km/L台くらいです。
知り合いのシリンダーオンデマンドでは、20km/Lを超えることもあるようです。

【故障等】
気温が低い時にスタート・ストップ（アイドリングストップ）システムの故障メッセージが何度か出ましたが、原因はよく分かりません。走行に支障はなく、しばらくすると治っています。

一時期、アイドリングストップからの復帰直後にエンストする症状が頻発しましたが、ディーラーでプログラムの書き換えをしてもらってからは発生していません。

購入初期の頃、MMIナビゲーションが、片言の意味不明なコードを発したりすることがありましたが、アップデートで治りました。

幸い、部品交換で金がかかるような不具合は起きていません。

【総評】
当時、MMIナビなどが別売りだったので少々高い気もしましたが、国産コンパクトではこのような「しっかり」「しっとり」した運転感覚は味わえないので、悪い買い物ではなかったと思っています（値引額は本体・オプションの区別が分からないので総額です）。

購入後10,000km走ったので再レビューします。

【エクステリア】
購入したのはS-Lineパッケージだが、エアロも違和感なくなじんでいてとてもグッド。
ヘッドライトからテールランプまで入っているウエストラインの造形もシャープでとてもカッコイイ。
テールランプ点灯時は他のメーカーでは見られない色合いでクール。
マトリックスLEDヘッドライトが付かないのが残念。

【インテリア】
エンジンスターターボタンが助手席側にあるのはどうなの？元が左ハンドル仕様だから？
バーチャルコックピットは目線の移動は少ないし、同乗者がコンソール上のモニタを使っていてもナビが表示されるのでとても便利。
内装はすべてブラックで統一されクールではあるが汚れが目立つ。
プラスチックの質はイマイチ。
リアシートはカップホルダーもセンターアームレストもなく不便。

【エンジン性能】
エンジン音はとても静か。
トルクは充分で、アクセルを半分ほど踏み込んでも充分な加速。上り坂で踏み込んだときももたつくことはない。
とはいえ、ここぞというときにキックダウンしない時が多々あり、やはり1.4リッターの現実を突きつけられる。

【走行性能】
フラットボトムのハンドルはあまり好きではないが慣れてしまえば問題なし。
アクセルペダル・ブレーキペダルの位置は違和感なし。
走行モードをDynamicに切り替えると、明らかにフィーリングが変わって楽しい。S3はサスペンションのフィーリングも変わるらしい。
エコモードだとアクセルオフでギアがニュートラルになりアクセルオンでつながる。ただエコモードのシフトチェンジはかなり不自然。

【乗り心地】
S-Lineパッケージは車高がベースグレードより25mm低く18インチを履いているが、そこまで硬くなくシャキシャキな感じ。

【燃費】
通常走行でリッター16kmぐらい。
通勤は20km弱の距離だが、前にちょっと遅いクルマがいるとリッター21kmを超えてくる！

【価格】
オプションありきの車種だと思うので、そういう意味ではやはり高い。

【総評】
とにかく運転したくなるクルマ。

テールライト

【エクステリア】
シンプルなのに迫力のあるデザイン。カタログで見ると野暮ったい様にも見えますが、実車を見ると艶っぽさとシャープさに目を奪われます。
カタログで見てイマイチだと思った方もぜひ一度実車を見てから判断した方が良いと思います。

FL後はヘッドライトやグリル周りが少しうるさいデザインになったかなぁと思ったのでスッキリしつつ地味すぎないsportグレードでSlineはつけませんでした。

ヘッドライトはDRL対応で常時光っておりそのハッキリとしたラインはデザインのアクセントとなり、個人的にすごく良いと思います。

テールライトは流れるウインカーが付いたのもポイントですが、テールライト自体の光る部分のデザインもボリューム感のあるものに変わり、こちらも迫力が出てスポーティになり気に入っています。

【インテリア】
シンプルで落ち着きのあるデザインの中にある高級感。実際のアルミニウム素材を使った部分とメッキ部分とが組み合わされています。
派手な高級感を求める方には物足りないかもしれませんが、スッキリした高級感を求める方は満足感を得ることが出来ると思います。
最近の車としては収納などのユーティリティは劣りますが、そこを増やすとデザインが散らかるのでこれは仕方ないかと思います。

【エンジン性能】
あまり走りがどうこうは詳しくないので細かくは書けませんが、しっかりとした加速感があり通常使用の範囲では充分だと感じます。

【走行性能】
走っていてもたつく感じや、車体の重さ等は感じず、スムーズな走りを満足しています。

【乗り心地】
静音性が高く、以前よりも車内での会話がしやすくなりました。タイヤからのノイズは多少拾いますが不満を抱くほどではありません。

【燃費】
街中でも13km/Lほど、高速では20km/L近くをはじき出すこともあり、思った以上の実燃費で非常に満足しています。

【価格】
気にせずオプションをつけると500近く軽く行ってしまうので決して安いとは思いませんので、価格がどうとかコスパがどうとかあまりに気にされる方にはオススメできません。

【総評】
デザインの凝縮感、コンパクトなボディからにじみ出るスポーティさとボリューム感、インテリアの落ち着きと高級感の共存、必要充分な走り、どこを取っても満足できるまさに、Theプレミアムコンパクトと言える車だと思います。

以前、試乗に行った時に皮シートやもろもろのオプションをつけたら、460万とか言われ諦めておりましたが、いいデモカー上がりの認定中古車を見つけたので購入を検討することになりました。試乗したときの感想をば少々。

まず、輸入車にしてはコンパクトなボディが魅力的です。日本で暮らす限り、あんまり大きな車っていりませんものね。もう少しリアの収納スペースがあれば言うことありませんが、まずまずの容量があると思いました。

室内もシックな作りになっていて、いい印象を持ちました。シンプルなところがいいです。やりすぎるといやらしさが出てきますし。

ナビは下からせり上がってくるタイプで、最初見たときはおお〜っと思います。ただ故障しないか心配ですが。ディーラーの方は今のところ修理依頼は出ていないとおっしゃっていました。

ほかの方も書いていらっしゃいましたが、Wi-Fi接続とかGoogle Earthとかは不要な装備だと思いました。もっと直感的に使いやすいナビがいいのでは？

この車を評する場合、何よりも素晴らしいのは走行している時のガッチリ感です。さすがドイツ車しっかり作っているなぁという感じがハンドルからダイレクトに伝わってきます。きっと長距離走ったら楽しいだろうなぁと思いながら、試乗を終えました。

本当は青か黒がよかったのですが、行った店にあったおすすめ車両が白でして、ここは妥協せざるをえませんでした。

１日でも早くオーナーになれなれないかなぁと思いながら、買い替えに必要な書類を準備しているところです。

今まで国産車しか乗ったことがなかったので、次は外車に乗りたいと考え一番自分が乗りたいと思える車種を1から考えました。
いろんなメーカーの車種を見に行きましたが先ず通勤、レジャーとほぼ毎日使用しなければならなかったので、第一に壊れない車、信頼できる車と考えるとドイツ車が一番、自分にはBestであると考え、その他の車は頭から削除しました。
その中でBMWはどうしてもシフトノブ他、インテリアが好きにはなれず、ベンツもエンブレムやナビのデザインがイマイチだった為、今もっとも勢いのあるアウディにすることにしました。
横のお店がVWだったので勿論VWも見ましたがアウディを見た後だと、どうしても購入意欲が下がってしまいました。
車種はA3、A4、A6、Q3、Q5といろいろ悩みましたが、戦闘機をイメージしたエアベントのデザイン、薄型のナビがダッシュボードから浮き上がってくる斬新さ等が決め手になりインテリアデザインが一番良かったA3を購入することにしました。
よってインテリアは星5つです。
エクステリアは星4つにしました。
理由は車体の大きさがA3とA4の間ぐらいが丁度良かったので、欲を言えばトランクルームの縦幅が15センチぐらい長かったら言うことなしでした。
他にもフロントグリルの質感が今一つです。
海外のS3のフロントグリルに変更を考えています。
ミラーもカバーをカーボンに変更しました。
今後もホイールなど変えていく予定です。
エンジン性能、走行性能はトータルで1.4 TFSI、1.8 TFSI quattroより1.4 TFSI cylinderが一番自分にはしっくりきました。
車重も軽く、パワーもあるのでA3では1.4 TFSI cylinderがBestだと私は考えます。
quattroの必要性はあまり感じませんでした。
また燃費は高速道路を120キロ前後で走った結果、リッター23走りました。
前に乗っていたホンダ フィットより燃費が良かったのには驚愕しました。
価格はオプションであれもこれも付けてしまい、100万以上かかってしまいました。
結局、引き渡し価格で500万程度かかりましたので、冷静に考えれば少し高いと思います。
ナビやETCぐらいは今時、軽自動車でも付いているので、その辺はもう少し考えて頂きたいところです。
しかし白の車体にブラウンのレザーシートが非常にマッチし、大変満足いく買い物ができたと思っています。
店の雰囲気も良かったので、次もおそらくアウディを購入することになると思います。

以上、私のレビューでした。

【エクステリア】あくまで個人の意見ですが、とてもスタイリシュで気にいってます。

【インテリア】シンプルではありますが、安っぽさがなく、使い勝手もいい。ただ、収納スペースが少ないのはちょと辛いところです。また、文字が手書き入力出来るのに、右ハンドルの為、左手で書かなくてはならないのは考えものです。

【エンジン性能】トルク特性が非常に素晴らしいセッティングで、数値以上によく走る印象です。

【走行性能】Sトロニックとエンジンとのマッチングが良く、また、遮音性も良い。

【乗り心地】インチアップ（１８インチ）しましたが、突き上げ感もなく、コーナーでのロールも少なくて良好。

【燃費】今のところ、街乗り中心で１３〜１４ｋｍ/L

【価格】オプションの価格は高すぎる。今時の軽にも付いているものまでオプションになっていたりで、やはり割高感はある。

【総評】買って満足感はあり、素晴らしい車ではあると思いますが、価格に納得出来ないと思うのは私だけでしょうか？
　　　　私の場合、総額で軽く４００万円オーバーでした。