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『良いクルマだと思いますが・・』 ルノー ルーテシア 2013年モデル pawn134さんのレビュー・評価
ルーテシア 2013年モデル
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ルーテシアの新車
新車価格: 199〜347 万円 2013年9月24日発売〜2020年10月販売終了
中古車価格: 39〜200 万円 (80物件) ルーテシア 2013年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ルノー > ルーテシア 2013年モデル > ゼン (MT)
2015年2月15日 20:27 [797899-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 無評価 |
MT車で「普通の」車を探してます。ルーテシアは2型の16vに試乗して購入直前まで行ったのですが諸事情でかなわず、3型も縁がなく、今回4型になってかなり期待して試乗しました。ルノー車に対する期待値が高めなので辛口かもしれません。他には新型デミオ、プジョー208を考えています。
エクステリア:
写真より実車のほうが良いですね。Bセグの車としては異例にホイールベースが長いので全高はもう少し高いほうがプロポーションのバランスは良かったと思います。アーチ状のドアプロテクターは未塗装でもよかったですがウインドモールはシルバーにしてほしかったです。車体色が5色しかないなのはデザインを売りにするならば少なすぎます。
インテリア:
新型デミオを試乗した後だったのでクオリティは高いと思いませんでした。ドアパネルは2色のパネルを張り合わせてあるのですが合わせ部分とか処理は雑です。上級グレードはドアスイッチ部分のパネルが光沢のある樹脂部品なのですが展示車(試乗車ではない)のそれは結構傷が目立っていました。先代の3型と比べてもドアヒンジが貧弱なものになっていたり、カーテンエアバッグ(サイドはある)等が廃止されていてます。ダシュパネルの素材はソフトパッドでした。輸入車特有のゴムっぽい感触の塗装(経年劣化でベトベトする)もなくこのあたりは安心です。ドリンクホルダーは3つありますが小さすぎてペットボトルはどれにも入りません。
特徴的なLG製のオーディオですがGPSアンテナやナビ機能が装備されているのに日本版の地図ソフトがないために使えないそうです。日本人としては「モッタイナイ」気がします。プジョー車のように別売りでもいいのでソフトを用意してほしいです。ディーラーOPの2DINナビは選択肢が少ない(松下とパイオニア)ので取り付けキットのみの販売もしてほしいです。また、取り付けるにはダッシュボードの一部を切り取る等、かなりの荒業が必要だそうです。またルームミラーのジョイントが1か所なので高さ調整ができず、自分の場合は視界の邪魔でした。
試乗:
ルノー車が乗り換え候補に挙がる最大の理由は「右ハンドルMT車仕様」がきちんと作られていることです。
ABCペダルの配置がまともでクラッチの左に無理なく足がおけます。プジョー等は見た目が「いいな」と思っても運転席に座った瞬間ガッカリします。ステアリングには3型にはなかったテレスコ機能が備わっていました。エンジンを始動した感じは3気筒としては静か、4気筒と比べると並でしょうか。デミオのガソリンが気持ち悪いくらいに静かだったのであまり印象がありません。クラッチは軽く、ミートポイントは結構手前ですがわかりやすいです。アイドリングストップ付のMT車はこの傾向が多いみたいです。乗り出してみると足回りのしっかり感は感じますが路面の振動はボディには伝わってるようです。シートは座面は本当によく振動をよく吸収していますがバックレストは振動が残る感じです。助手席や後席の乗り心地も確認したいです。シフトフィールは引っかかりもなくスムーズです。ストロークは若干多き目ですがプジョー程ではありません。ステアリングも軽く、操作系は非常に楽です。ベーシックカーは「疲れない」というポイントも重要なのでしょう。3型に比べるとパワステの癖もなく乗りやすいですが路面のインフォメーションは若干希薄になったかな、という感じはしました。クラッチがつながってから3000回転くらいまでは非常にフラットでトルクも必要十分あります。面白みはないですが楽です。低い速度で4速とかいれても大丈夫でした。一定のアクセル開度で発進すると思ったより早めに3000回転くらいに達するのですがそこで加速が一段強まります。加速が欲しいときはそのあたりでシフトアップすれば割と速く走れますし、まったり燃費運転したければ2000回転以下で早めにギアを上げる、という「使い分け」ができます。このあたりがこのエンジンの特徴なんでしょうか。燃費性能(ヨーロッパの計測モードで20km/l超だそうです)も考えると実用車用エンジンとしてよく出来ていると思います。バルブ駆動はベルトではなくチェーンになったそうです。
総評:
3型と比べるとコストダウンも見受けられますが走りにおいてBセグの車としては「上質」な車だと思います。乗ってみれば「普通の」MT車が欲しい人には響くモノはあると思います。
ただ価格は2型のクイックシフトが170万円くらいだったのを考えると安いと思えません(為替の問題を考慮しても)。カングーにある1.2リッターターボ+MTの仕様だったら208万円は妥当だと思います。
特別保証を3→5年に延長するのに9万円かかるそうです(国産は1〜2万円)。やっぱりそんなに故障するのか?と思ってしまいます。環境性能・燃費性能はかなり優秀なはずですが持ち込み登録だそうで税金の減税もありません。現在ルーテシアで展開している特別キャンペーンも[ZEN/MT]だけは対象外だそうです。車の出来は良いのに売る側の本気が見えないのはルノーの伝統なのでしょうか?。いっそのこと昔の「日野ルノー」のように日本でノックダウン生産してほしいです。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった13人(再レビュー後:13人)
2015年2月15日 10:23 [797899-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 無評価 |
MT車で「普通の」車を探してます。ルーテシアは2型の16vに試乗して購入直前まで行ったのですが諸事情でかなわず、3型も縁がなく、今回4型になってかなり期待して試乗しました。ルノー車に対する期待値かなり高めである前提での試乗ゆえ多少辛口かもしれません。他には新型デミオ、プジョー208を考えています。
エクステリア:
写真より実車のほうが良いですね。Bセグとしては異例にWBが長いので全高はもう少し高いほうがプロポーションのバランスは良かったと思います。アーチ状のドアプロテクターは未塗装でもよかったですがウインドモールはシルバーにしてほしかったです。車体色が5色しかないなのはデザインを売りにするならば少なすぎます。
インテリア:
新型デミオを試乗した後だったのでクオリティは高いと思いませんでした。ドアパネルは2色のパネルを張り合わせてあるのですが合わせ部分とかのつなぎは興ざめです。上級グレードはドアスイッチ部分のパネルが光沢のある樹脂部品なのですが展示車(試乗車ではない)のそれは結構傷が目立っていました。先代の3と比べてもドアヒンジが貧弱なものになっていたり、カーテンエアバッグ(サイドはある)、後席用室内灯、グローブボックスランプ、荷室のフック等が廃止されていてコストダウンが目立ちます。外観が高級感が増したのに比べるとちょっとがっかりしました。ドリンクホルダーは3つありますが小さすぎてペットボトルはどれにも入りません。特徴的なLG製のオーディオですがGPSアンテナやナビ機能が装備されているのに日本版の地図ソフトがないために使えないそうです。日本人としては「モッタイナイ」気がします。プジョー車のように別売りでもいいのでソフトを用意してほしいです。ディーラーOPの2DINナビは選択肢が少ない(松下とパイオニア)ので取り付けキットのみの販売もしてほしいです。また、取り付けるにはダッシュボードの一部を切り取る等、かなりの荒業が必要だそうです。またルームミラーのジョイントが1か所なので高さ調整ができず、自分の場合は視界の邪魔でした。
試乗:
ルノー車が乗り換え候補に挙がる最大の理由は「右ハンドルMT車仕様」がきちんと作られていることです。
ABCペダルの配置がまともでクラッチの左に無理なく足がおけます。プジョー等は見た目が「いいな」と思っても運転席に座った瞬間ガッカリします。ステアリングには3型にはなかったテレスコ機能が備わっていました。エンジンを始動した感じは3気筒としては静か、4気筒と比べると並でしょうか。デミオのガソリンが気持ち悪いくらいに静かだったのであまり印象がありません。クラッチは軽く、ミートポイントは結構手前ですがわかりやすいです。アイドリングストップ付のMT車はこの傾向が多いみたいです。乗り出してみると足回りのしっかり感は感じますが路面の振動はボディには伝わってるようです。シートは座面は本当によく振動をよく吸収していますがバックレストは振動が残る感じです。助手席や後席の乗り心地も確認したいです。シフトフィールは引っかかりもなくスムーズです。ストロークは若干多き目ですがプジョー程ではありません。ステアリングも軽く、操作系は非常に楽です。ベーシックカーは「疲れない」というポイントも重要なのでしょう。3型に比べるとパワステの癖もなく乗りやすいですが路面のインフォメーションは若干希薄になったかな、という感じはしました。クラッチがつながってから3000回転くらいまでは非常にフラットでトルクも必要十分あります。面白みはないですが楽です。低い速度で4速とかいれても大丈夫でした。一定のアクセル開度で発進すると思ったより早めに3000回転くらいに達するのですがそこで加速が一段強まります。加速が欲しいときはそのあたりでシフトアップすれば割と速く走れますし、まったり燃費運転したければ2000回転以下で早めにギアを上げる、という「使い分け」ができます。このあたりがこのエンジンの特徴なんでしょうか。燃費性能(ヨーロッパの計測モードで20km/l超だそうです)も考えると実用車用エンジンとしてよく出来ていると思います。バルブ駆動はベルトではなくチェーンになったそうです。
総評:
3型と比べるとコストダウンも見受けられますが走りにおいてBセグの車としては「上質」な車だと思います。「普通の」MT車が欲しい人には響くモノはあると思います。
ただ価格は2型のクイックシフトが170万円くらいだったのを考えると安いと思えませんし(為替の問題を考慮しても)、特別保証を3→5年に延長するのに9万円かかるそうです(国産は1〜2万円)。やっぱりそんなに故障するのか?と思ってしまいます。持ち込み登録だそうで税金の減税もありません。現在ルーテシアで展開している特別キャンペーンも「ZEN/MT」だけは対象外だそうです。車の出来は良いのに売る側の本気が見えないのはルノーの伝統なのでしょうか?。いっそのこと昔の「日野ルノー」のように日本でノックダウン生産してほしいです。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった0人
「ルーテシア 2013年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2024年4月23日 13:00 | ||
| 2023年10月23日 04:08 | ||
| 2020年10月19日 22:12 | ||
| 2020年6月5日 23:05 | ||
| 2018年11月25日 20:25 | ||
| 2018年10月1日 11:09 | ||
| 2018年2月1日 23:12 | ||
| 2017年10月22日 19:02 | ||
| 2017年9月21日 09:45 | ||
| 2017年8月16日 14:20 |
ルーテシアの中古車 (全4モデル/183物件)
-
- 支払総額
- 153.8万円
- 車両価格
- 142.0万円
- 諸費用
- 11.8万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 2.2万km
-
- 支払総額
- 165.3万円
- 車両価格
- 160.1万円
- 諸費用
- 5.2万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 1.4万km
-
- 支払総額
- 168.3万円
- 車両価格
- 145.0万円
- 諸費用
- 23.3万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 3.8万km
-
- 支払総額
- 175.4万円
- 車両価格
- 167.2万円
- 諸費用
- 8.2万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 2.4万km
この車種とよく比較される車種の中古車
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17〜847万円
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