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ルノー ルーテシア 2013年モデル インテンス(2013年9月24日発売)レビュー・評価
ルーテシア 2013年モデル インテンス
104
ルーテシアの新車
新車価格: 244 万円 2013年9月24日発売 (新車販売終了)
中古車価格: 39〜116 万円 (27物件) ルーテシア 2013年モデル インテンスの中古車を見る
※ランキング順位と満足度・レビューは2013年モデルの情報です
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- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.43 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
3.68 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
3.75 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.00 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
3.82 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
3.52 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.88 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > ルノー > ルーテシア 2013年モデル > インテンス
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2018年2月1日 23:12 [1101073-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 5 |
【エクステリア】オシャレでしかもスポーティーな外観だと思います
【インテリア】素材はプラスチッキーですが、デザインは国産よりよいと思います
モノを置くところが少なく、カップホルダーは役に立ちません。この時代になぜか、灰皿が着いてます(笑)
【エンジン性能】エコmodeは結構眠たいエンジンですが、通常modeはスポーティーでトルクも十分です。1200で120馬力、昔ならハイtuneエンジンですよね。
【走行性能】ハンドリングは軽快で、峠道は積極的にコーナリングを楽しみたくなるかんじです。
【乗り心地】軽快なハンドリングは少し固めということの裏返しでもあるかもしれません。
タイヤの扁平率が45と薄いこともあり路面の性状を伝えやすいかもしれません。決して不快ではなく、固めだけど、切れば切るほど粘る 国産にはあまりないタイプの乗り心地です。
【燃費】残念なのは燃費。ハイオクでそれだけでもお高いのですが、市街地における燃費は国産の同じサイズの車と比べると結構厳しいかと。
乗り方にもよると思いますが、もう少し燃費が良ければ最高なんですけど、、
長距離走るとソコソコ伸びますが、あと1割燃費が良ければーよいのにな。
【価格】ほぼ、新車の中古をかなり安くてにいれました。新車で購入でも意外に安いかも。
同じクラスの国産と比べて、外観の良さ、足回りのしっかり感、運転の楽しさ等のプラスを考えたらお値打ちもの。
ただし、ナビはいただけない。そもそも日本ではナビは付いてないです。いかにもナビぽいものは付いていますがラジオとメディアプレーヤーにしかなりません。本国仕様ではナビとして機能しているのに、残念です。
なぜか、、GPSは着いてる!あとはソフトで対応できるのに、、、と愚痴が出ます。
日本ルノー、なんとかしてくれー
【総評】オシャレで運転が楽しい、それに尽きます。
同じクラスの国産車と比較するといろいろ不便と感じることも多いけど、(素)の基本性能に余裕が感じられます。
一方 燃費イマイチ、ナビをオプションで付けるとクソ高い、、
そんな弱点も。
でも、個人的には買ってよかったと思えます。国産のハイブリッドなどには無い車本来の楽しさを味わえます。気になっている方は一度試乗を!
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自動車(本体) > ルノー > ルーテシア 2013年モデル > インテンス
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2016年2月9日 07:26 [902860-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
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||
|---|---|---|
1.2インテンスを新古車で購入して、1年で5,000?ほど走りましたので、レビューを投稿します。
当方は、初めての外車選びになりましたが、そんな不安もなかった事を報告し、ルノーの良さを知って貰い、選択肢に入れて貰えればと思います。
【エクステリア】
アッカー氏のデザインは、その造形美が流石と唸らせる造りと思います。
こういう曲線美が、日本車にはマツダ以外なかなか無いので、見てるだけでもワクワクします。
【インテリア】
一昔前のヨーロッパ車と比べたら、格段に質感は向上してると思います。
ただし、オーディオはデザイン重視のため、ナビ装着には基本ディーラーでSDタイプでも工賃込みで30万近くも掛かってしまいます。
また、純正オーディオのサウンド自体は凄く良いのですが、いかんせんLG製のためか時計は1時間ずれたり、アルバムアートが表示されなかったりと、アラがあります。
それでも、昔はなかった内張が国産車と同等にあったり、妥協しない点は良いです。
【エンジン性能】
ルノー車でいち早く採用されたダウンサイジングターボは、エコモードでも必要十分にボディを引っ張ってくれます。
ファントゥドライブを楽しむなら、エコモードをオフにすれば良いだけの話で、エコモードでも、国産車のようなお節介な違和感はありません。
【走行性能】
1.2ターボとゲトラグ製6速DCTのマッチングは良く、ステップアップATに引けを取らないスムーズさがあります。
バックギアのクリープも違和感が無く、何ら気遣う必要もありません。
頼もしいトルクで、低速域からグイグイ走ってくれます。
【乗り心地】
フランス車のいわゆる同じプジョーなどの「猫足」と乖離して、ドイツ車寄りのセッティングだと思います。必要な凹凸は拾いますが、不快を感じさせず、逆に正直なフィーリングだと捉えられます。
シートも一昔前のシトロエンなどのフカフカと違い、やや固めになっているので、ロングドライブでも疲れません。
ただ、シートが微調整重視のダイヤル式なので、レバーを引くだけの国産車に比べれば、少し車で昼寝も一手間です。
【燃費】
これだけが唯一の不満です。ハイオク指定のエコモード使用でリッター平均11.63km、クーラーを強くすると10kmを切る場合もあります。
ただし、街乗りで主体で、田舎の坂道を日常的に上ることを考えたら、妥当とも思えます。
どうしても、燃費を稼ぎたい方は、マニュアルですが、0.9ゼンをチョイスする選択肢もありますしね。
【価格】
100?ほど走ったディーラー登録済み新古車で、乗り出し約250万円でした。
本国フランスでは、まだ安いハズなのに…と思いますが、VWやミニといった車よりも「通」だと思われる事を考えれば、妥当と思えます。
でも、ベーシックグレードの0.9ゼンを選んでも、1.2インテンスを選んでも、どちらも楽しめるはずです。
【総評】
現在、起こったトラブルは、夏場にエアコンのフラップが壊れて、ユニットごとの交換がありました。
が、1泊2日の無償保証修理で終わり、後は何も起こっていません。
先行しているVWやミニなどといったライバルと比べ、子会社の日産トレーディング改めルノージャポンのサービス網も不安がなく、地域によっては日産系のルノーディーラーもある事から、部品供給などアフターサービスも万全で、初めての外車選びで選択肢に入れても良いと思います。
ポロやミニ、208やC3もいいけど、自分の車遍歴で上位に入る車です。
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自動車(本体) > ルノー > ルーテシア 2013年モデル > インテンス
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2015年7月20日 00:32 [843131-3]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 2 |
| 価格 | 3 |
前の愛車のムラーノにガタが出始めた頃、ルーテシア4が発表となり一目惚れ。まだ乗れるからと自分に言い聞かせながらも、悶々とした日々を送っていたところ、ついに致命的な部分が故障したため、でかしたと思いついつい衝動買いをしてしまいました。
【エクステリア】
これに尽きます。
顔はカピバラに似てどこかかわいい上に、全体のプロポーションが秀逸すぎ。居住性で妥協できず、また、全幅1700mm未満の呪縛から未だに解き放たれない今の国産車には絶対にマネできないと思います。
【インテリア】
シートの三角格子模様がどうにも好きになれなかったのですが、納車された車では模様はなくなり、三角格子のでこぼこに変更になった?のでその点は良かったです。
インパネのデザインはうまく纏まっていると思います。
質感もデミオ以外の同クラスの国産とは比べものになりません。
【エンジン性能】
エコモードではもっさり。
エコモードでなくともベタ踏みでもエキサイティングさはあまり感じないです。ただパワー不足は一切感じないので必要にして十分。
【走行性能】
攻めたりするくるまではないのでこんなものかと思います。
【乗り心地】
単純に路面の衝撃の吸収度から言えば、扁平タイヤでなくサスも柔らかめな国産Bセグの方が良いです。
ただ、路面の凹凸をコツコツと小気味良く拾う感じで悪くないです。
シートの座り心地や身体へのフィット感はさすが。
長距離運転も疲れません。国産車はこの点もう少しがんばって欲しいものです。
【燃費】
7年前に買った会社のヴィッツと同程度。ハイオクである分悪いといえます。
【価格】
流石にここは同クラスの国産車とは悪い意味で比べものになりません。他の輸入車と比べればがんばった価格設定だと思います。
6ヶ月点検のときのオイル交換後、請求書を見てびっくり。オイル代18000円(工賃別)はさすがにボッ◯クリじゃないかと思います。
【総評】
デザインで一目惚れしたのでそれだけで満足です。
ペットボトルが入らないドリンクホルダーや、リクライニングが超面倒だとか、後部座席がリクライニングしないとか、カードキーは所定の位置に差し込まなければエンジンがかけられないとか、燃費が大して良くないとか、、、
恋は盲目と言いますが、デザインの満足度が全てをカバーしてくれています。
車内からだと聞こえませんが、マフラーから出る排気音もいいですね。
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自動車(本体) > ルノー > ルーテシア 2013年モデル > インテンス
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2013年12月25日 00:28 [666305-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 4 |
そろそろマイカーが欲しくて「コンパクトカー」を中心に片っ端からHPを覗いていたら、このルーテシアのフォルムを見て「ビビビッ!」ときちゃいました。
車体サイドのくびれ等、全体に起伏のある曲線が用いられているので、よりスポーティに感じたんでしょうね。
ディーラーで実物を見せてもらうと、やっぱり赤がすごく似合います。カッコイイです。
比較的シンプルなインテリアも、ドアトリムやステアリングにある艶やかな黒の色合いが写真通り高級感が感じられました。
シートも思ったよりも柔らかで座り心地もよかったのですが、起伏のある車体のせいかスペック表に載ってる車幅の数値から考えると少しだけ狭めの空間でした。でも、運転席から見える少し大きめのサイドミラーに映るリアフェンダーのふくらみがたまりませんw
あと輸入車といえば、エアコンなどの内装品の故障頻度に不安を持っていましたが、ルノーは日産とも提携しているため、電器部品については日産カーと同じ規格の日本製のものを多く使っているようですので安心しました。
実際に試乗させてもらうと、走行中の加速がよかったですね。国産のコンパクトカーでこの加速はなかなか無いんじゃないでしょうか。
でも、停車時からの加速は結構落ち着いた感じがしました。街中で急発進することはまず無いので、まったく気になりませんでしたけどね。
路面からの振動もスポーツタイヤをはいた状態でもあまり感じず、スムーズな走行でした。
燃費については公表されていないみたいですが、お店の人の話だと実際の走行で13km/l(ECOモードで17〜18km/l)ぐらいだろう、とのことですのでそれなりの数値でしょうか。
でも、そんなことがどうでもいいぐらい興味をひかれたのは、スピーカーの音が「良い」んです。
ルノーで特許をとっているシステムらしくて、ラジオで流れる音楽が低音・高音共に雑みが無く、体で音を感じとってるようでした。。。
ドライブ中に音楽を聞くのが好きな人にとっては、これだけで買う決心がついちゃうんじゃないでしょうかw
というわけで、今回、外装・赤、内装・黒のインテンスを購入しました。
納車は、1ヶ月弱かかりますが、内装を赤や青にすると3ヶ月近くかかっちゃうようです。。
お値段は、国産車に比べると高いでしょうが、輸入車でこのスペックを考慮すれば、むしろ安い気さえしちゃっうかもしれませんねw
最近の街中ではルノーの車はなかなか見かけないので、納車したら少し自慢げにドライブしちゃおうと思います。
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自動車(本体) > ルノー > ルーテシア 2013年モデル > インテンス
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2013年9月30日 04:37 [634825-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
その昔2代目「ルーテシア」には短期間だけ乗っていた筆者。現在でも初代「トゥインゴ」に乗り続けていますが、今回の新型「ルーテシア」のインパクトは相当なものです。
参加したマスコミ向け試乗会では、レッドに試乗しましたが、今回は、ルノー乗りの筆者が日頃お世話になっている日本最大の同ディーラーにてブラックの試乗車が入荷されたため、一日お借りしてじっくり乗りました。
これまで「ルーテシア」の車格は欧州でいう「Bセグメント」に位置づけられ、あくまでコンパクトカーという印象を多くもたれる方も多いとおもいますが、新型「ルーテシア」のインパクトは相当なもの。サイズも「Bセグメント」では最大のディメンションを有し、全長4095mm×全幅1750mm×全高1445mmとロー&ワイド。先代モデル比40mmも落とされた車高は、相当な迫力を感じ、アルファロメオ「147」のような色気を漂わせています。
ドイツ車のような重いドアを開き、ブラック&レッドの大胆なカラーリングのシートに腰を下ろすと、正面にデジタルの速度計、その左側にはタコメーター、右には燃料計を配した実に個性的なメーターが印象的。デジタル表示は筆者の乗る初代「トゥインゴ」のような大きなフォントで、視認性も高く、革新的なデザインの中にもルノーらしさを感じました。
インテリアの色使いも、国産の同クラスで、この大胆なカラーリングを用いると、少々引いてしまうのですが、そこはさすがルノー。センスがキラリと光ります。走り出す前から気分を抑揚させてくれるこの色使いは、なかなか真似のできるものではありません。
エンジンは先代ルーテシアが最高出力112ps/6000rpm、最大トルク15.4kgm/4250rpmの直列4気筒DOHC 1.6リッターエンジンを搭載していたのに対し、新型ルーテシアでは、直列4気筒DOHC 1.2リッター直噴ターボの「H5F」エンジンにダウンサイジングを行いました。しかしながら、最高出力は120ps/4900rpm、最大トルクは19.4kgm/2000rpmとなり、より低回転から最大トルクを発生するエンジン特性となりました。
試乗は東名高速道路がメイン。厚木インターから御殿場インターの往復と箱根旧街道を走りました。
走り出した瞬間、ステアリングフィールがこれまたアルファロメオのようにクイックになったと実感できます。すぐに東名高速に乗り、ハーフスロットルで加速をしてみると、2000回転という低回転域で2.0リッタークラスの最大トルクを発生させるため、余裕で本線に合流。デジタルメーターの数字が、国産車のように1キロごと上昇しないのは昔からですが、62.79.88.100…といった感じでスルスルと加速していきます。さらに高回転まで回しますと、意外なほどのどっかんターボで、一瞬レスポンスが鈍い印象を受けますが、ターボチャージャーが仕事を始めると時速100キロからでも、実に小気味よく加速をしていきます。
足回りは、これまでの粘りのあるものから、シャキッ!としたスポーティな印象に変わり、適度なダンピングを伝えてきますが、決して硬く不快なものではなく、フランス車らしい、ストロークのたっぷりしたもので、ステアリングの接地感もしっかり、手のひらに伝えてくるものです。
トランスミッションには「EDC」と呼ばれるデュアルクラッチトランスミッションが日本仕様のルノー車には初めて搭載されました。フォルクスワーゲンの「DSG」と比べるとやや、骨っぽさがありますが、故障が多く発生した「クイックシフト5」に比べると、雲泥の差であり、トルクコンバーターのような切れ目のない加速が味わえます。
箱根旧街道に入り、ハイペースでダウンヒルを試みましたが、限界性能の向上はこれまでのモデルとは比較になりません。40mm落とされた車高と1750mmというワイドな全幅が路面に張り付いたまま周回し、ドライバーにはほとんどロールを感じさせません。この点はこれまでのルーテシアとは大きく違う印象を受けます。クイックなステアリングは蛇を入れた瞬間、無理にレシオを俊敏にしたような不自然な感触ではなく自然なフィーリングでまるで、油圧式のパワーステアリングのような感触でした。
ルノー車との付き合いはかれこれ20年になる筆者ですが、最近はカングーも含め、粗を探すのが大変なほど完成したクルマを送り出してきているという印象を受けた一台でした。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった12人
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自動車(本体) > ルノー > ルーテシア 2013年モデル > インテンス
プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2013年9月29日 15:49 [634543-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
ボディ同色ホイールはインテリアとセットオプション |
リアドアオープナーをピラーに内蔵したことも特徴 |
デジタル式速度計とアナログ式回転計を融合 |
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オプションのカラードインテリアは3色を用意 |
リアドア後方の小窓が車内を明るく見せることに貢献 |
1.2L4気筒直噴ターボは120ps/19.4kgmを発生 |
フルモデルチェンジで4代目になったルノー・ルーテシアに、静岡県御殿場市で行われた試乗会で乗りました。新型にはアクティフ、ゼン、インテンスの3グレードがありますが、ドライブしたのは最上級のインテンスです。
ボディサイズは全長4095mm、全幅1750mm、全高1445mmと、長さは70mm、幅は30mm拡大したのに対し、背は40mm低くなりました。もともと長めだったホイールベースは25mm伸び、2600mmに達しています。でも多くの人はそれ以上に、大胆なスタイリングに目が行くでしょう。
ルノーは数年前、新しいチーフデザイナーとして、マツダなどで活躍したローレンス・ヴァン・デン・アッカー氏を迎え入れ、新しいデザイン戦略を立ち上げました。新型ルーテシアは、彼のもとでゼロからデザインされた初の新型車なのです。
そのおかげか、新型は近年のカーデザインのトレンドであるエモーショナルなラインを積極的に取り込んでいます。特にサイドシルの絞り込みとリアフェンダーの張り出しはコンパクトカーとしては異例で、クーペのようにダイナミックに見えます。
インテリアもかなり斬新です。メーターやセンターパネルの造形にフランスらしいソフトなラインを入れつつ、インパネやシートにはボディカラーに合わせたレッドやブルーを採用しているからです。クオリティも格段に向上しました。車高が低くなったので室内がそれほど広くなった感じはしませんでしたが、身長170cmの自分なら後席にも楽に座れます。荷室の深さも印象的でした。
パワートレインは、旧型の1.6L自然吸気+4速ATに換えて、1.2L直噴ターボと6速デュアルクラッチ・トランスミッション(ルノーはEDCと呼びます)という最新トレンドに一新しました。いずれも日本初登場のメカニズムですが、小排気量のターボながらトルクの盛り上がりはなだらかで、静粛性はひとクラス上の車種に匹敵し、EDCはスムーズな変速を行ってくれるなど、完成度の高さに驚かされました。
ホイール/タイヤは試乗したインテンスだけが17インチで、他の2グレードは16インチとなります。その影響か、乗り心地は低速では当たりがやや固いと感じましたが、50km/hあたりまで速度を上げるとそれが解消し、フラット感を基本にしっとりした上下動を織り交ぜた、ルノーらしいフィーリングが味わえます。
電動パワーステアリングは自然な感触となり、コーナーではルノーの伝統どおり、しっとり動くサスペンションが信頼できるロードホールディングを発揮してくれます。しかも旧型よりホイールベースとトレッドを拡大したのに対して全高を低めているおかげで、安定感は確実にレベルアップしていると感じました。
スタイリッシュなデザインと最新トレンドに合致したパワートレインを備えたことで、ルーテシアはようやく、多くの日本人に自信を持って勧められる存在になったという気がします。ベースグレードであれば200万円を切る価格ともども、競争力の高いクルマに生まれ変わったことを実感しました。
- レビュー対象車
- 試乗
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ルーテシアの中古車 (全4モデル/181物件)
-
- 支払総額
- 172.0万円
- 車両価格
- 160.0万円
- 諸費用
- 12.0万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 3.7万km
-
- 支払総額
- 39.8万円
- 車両価格
- 34.5万円
- 諸費用
- 5.3万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 11.3万km
この車種とよく比較される車種の中古車
-
17〜847万円
-
15〜449万円
-
24〜502万円
-
26〜341万円
-
47〜548万円
-
29〜315万円
-
108〜669万円
-
24〜413万円
-
39〜233万円





























