Pilot Sport 3 205/50ZR16 87V レビュー・評価

車は1999年式のGF8(インプレッサワゴン)です。
この車、ノーマルの状態でもかなり固いサスペンション。（セダンに比べれば多少マシですが。)
とにかく、路面の状態はよく拾います。白線を踏んだだけで、その凹凸が分かります。

さて、このタイヤを入れる前は、TOYO-DRBを履いていました。
これと比較してのレビューです。

グリップ：DRBが音を上げたコーナーでも踏ん張っていけますね。
ウェット：雨の日にハイドロを起こす程は飛ばしていないので、まだ分かりません。
乗り心地：はっきり言って悪いです。DRBに比べるとかなり固いし突き上げます。
静粛性：これもはっきり悪いです。磨り減ったDRBよりもうるさいです。
DRBがコンフォートタイヤのように感じました。

ただ、車自体のサスペンションが固く、防音性も悪いので、タイヤに乗り心地や静粛性は求めていないので、私は気になりませんでした。

日本ブランドのタイヤも優秀ですが、雨天時のグリップはパイロットスポーツ3が秀逸かと思います。
パイロットスポーツ4も出ていますが、欧米系のタイヤテストのウェット性能では、4より3がいいようです。

195/55R16のESから履き替え。
ネットで購入し4本ともドイツ製でした。

ウェット性能重視で選びました。
地元の道路は深い水溜りができる酷い道路で
PS3にしてからは雨が降っても安心して乗れます。

ドライ性能が思ったよりも良くて、以前だと
少しでも荒くクラッチを繋ぐと一瞬空転したり
アクセルを開けると空転防止が働いたりしましたが
一切なくなり、グリップするようになりました。
FFで200馬力程度ですが、安価な割りに高性能です。

乗り心地は幅広になり扁平率が落ちた割に良いです。
足回りが硬いのでフニャフニャの国産車のような
乗り心地とはまったく別ですが、路面の状態は
そこそこ伝わってきます。

2000kmほど走った段階での評価ですので
さらに減っていくと印象が変わってくるかもしれません。