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『メーカー・ブランドにこだわる時代ではないと実感できる1台』 マツダ アテンザセダン 2012年モデル chikashi19さんのレビュー・評価
アテンザセダンの新車
新車価格: 250〜419 万円 2012年11月20日発売〜2019年7月販売終了
中古車価格: 44〜268 万円 (245物件) アテンザセダン 2012年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > マツダ > アテンザセダン 2012年モデル > XD (MT)
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2013年9月30日 19:03 [635096-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
ZE2型2代目インサイトからの乗り換えです。
現行レガシィ、マークX、アテンザを検討し、
9月頭に契約しました。
XD6MT赤セダン納車3日600km走行でのレビューになります。
【エクステリア】
一目惚れしました。
動物的な躍動感に流れるようなボディラインで、
一見国産車ではなく、欧州メーカーの上級セダンのような美しさです。
写真で見るより実車のほうが、より光のあたり方によって
そのボディラインが際立ってみえます。
開口部の大きいシグネチャーウイング、猛禽類のようなヘッドライト、
FR車のような長いフロントノーズとそれぞれ際立った個性を持つ
パーツデザインでありながら、違和感を与えない完成されたデザインだと思います。
また、テーマカラーのソウルレッド塗装は、
太陽の日差しの下では強烈に輝き、影に入れば
落ち着いたワインレッドのように見え、
その表情を大きく変えるため、私の思っていた赤色の常識を
根本から覆させられました。(いい意味で)
【インテリア】
ゴテゴテとしたスイッチ類を多用するプレミアムセダンが多い中、
エクステリアの見た目に反して内装はとてもシンプルです。
メーター照明や各操作ボタンの照明は全て白に統一されており、
落ち着いた室内空間の演出に一役買っています。
各種スイッチやモニタを多用したコクピット感を前面に押し出してきている
最近の流行とは真逆の演出となるため、
これは個人の好みに差が出ると思われます。
シートは見た目よりは幅が狭く
包み込まれるようで、サポートもしっかりしており
運転していても安心感が有ります。
ただし、XDのクロスシートは縦織模様のため、
履いているズボンや運転姿勢よっては若干前後に滑る感覚が有ります。
また、気になる点としては
ダッシュボードの形状が垂直気味で高さもあるため
開放感はあまり感じられないこと。
サンバイザー、一部のスイッチパネルなどの質感がちょっと残念。
リアのセンターアームのドリンクホルダーに蓋を付けて欲しかったなど。
今後の改良に期待したいです。
【エンジン性能】
ディーゼルエンジ搭載車は過去にパジェロを所有しておりましたが、
全てにおいて進化していると思います。
アイドリングからの初期の加速感は若干ながらもたつきを感じるものの、
1500回転を超えたあたりからは持ち味のトルクが発生し
回転もスムーズになります。
絶対的な馬力は排気量軒並みですが、
日本を道路を法定速度+αでも文句の出ないエンジン性能だと思います。
【走行性能】
かなり大きい車体にフロントにかかるディーゼルエンジンの重量、
ホイールベースの長さ、そしてFF駆動であることを差し引いても、
かなりの安定感で、コーナーでもゆるやかなロールし
割と思っているラインに近い走りができる回頭性があるため、
運転していての不安感はありません。
もちろん20S、25Lに比べるとフロント側に比重があるため
この2つのグレードには劣りますが・・・
また、高速道路などでも直進安定性がしっかりしていています。
【乗り心地】
標準の19インチですが、
足は固めで、若干のコツコツ突き上げる感じはありますが、
クラウンやレクサスなどのサルーンのようにゆったり走る
性格の車ではないため、スポーツ寄りの設定だとおもいます。
まだ慣らしが済んでいないので固めに感じますが、
距離を走れば落ち着いてくるという話もありますので、
もう少し様子を見てみます。
【燃費】
街乗りで20km/l前後(200km走行済み)、高速主体で24km/l(400km走行済み)です。
慣らし中なこともありあまりエンジンの回転数を上げない走り方をしていること、
前車がハイブリッドカーだったため、燃費走行が身についていることもあり、
今のところは悪くない数字だと思います。
DPF作動中はやはり燃費が落ちますね。
それでも、前車のインサイトが街乗り19km/l、高速22km/lで
レギュラーガソリンだったことを考えれば経済的です。
私の場合、成人男性4〜5人乗りの機会も多いのですが、
前車のインサイトは燃費がかなり落ち込むのに対し、
アテンザはその強大なトルクの恩恵かそこまで燃費の落ち込みの
少ないような気がします。
【価格】
初期見積(7月)は乗り出し378万で提示を受けました。
本体が308万(ソウルレッド)
MOPがセーフティオプションで+20万
DOPがナビ、ETC、バイザーなど諸々で38万
登録等の諸経費+12万
の内容でした。
その後、5回ほど交渉し
決算月ということも有り、MOP・DOPか53万の値引きを受け
乗り出し325万で契約しました。
決算月で担当者も追い込みで焦っていたこと、
アテンザも年次改良の話もちらついてきたことが
大きな要因ではないでしょうか。
もちろん、本体値引きは無しなので
ディーゼル補助金を申請できました。
【総評】
正直なところ、マツダというメーカーにいいイメージは持っていませんでした。
周りの評判やマツダはやめとけという親戚の小言で所謂乗らず嫌いなところ
がありました。こういう人、結構多いのではないでしょうか。
それでも、一目惚れし早速試乗。
エンジンの躍動感に
いろんなメーカーが個性を出そうとエクステリアデザインが迷走する中
正統派でいて、完成されたデザインは所有欲を刺激してくれました。
走行性能のレベルも高く、この車体の大きさでこの値段は考えられないです。
欧州車が向こうでは大衆車として販売されているのに対し
コンパクトカーにもかかわらず日本ではプレミアム感を出して400万で
売っていることなどを考えれば、
アテンザの値段は脅威です。
それでいてほしいと思わせてくれる車。
マツダの技術者たちのこの車にかける熱い思いに脱帽です。
- 乗車人数
- 4人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- スポーティ
- 快適性
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2013年9月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 302万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 50万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった26人
「アテンザセダン 2012年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2024年6月30日 21:23 | ||
| 2023年12月21日 10:17 | ||
| 2020年1月30日 16:34 | ||
| 2020年1月1日 13:03 | ||
| 2019年11月6日 18:51 | ||
| 2019年6月24日 21:13 | ||
| 2019年5月16日 13:36 | ||
| 2019年4月30日 20:33 | ||
| 2019年2月20日 09:59 | ||
| 2019年2月12日 20:36 |
アテンザセダンの中古車 (全3モデル/256物件)
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