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『バランスの良いクルマですが、さらなる進化を次期型に期待』 スバル スバル XV 2012年モデル BOXERは雨が好きさんのレビュー・評価
スバル XV 2012年モデル
780
スバル XVの新車
新車価格: 219〜332 万円 2012年10月5日発売〜2017年4月販売終了
中古車価格: 37〜1028 万円 (593物件) スバル XV 2012年モデルの中古車を見る
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2016年6月23日 23:46 [939726-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 4 |
購入後3年経過してのレビューです。
【エクステリア】
カラーはディープシーブルーパールを選択。
発表当時プラズマグリーンが大々的に売りだされている中、あえて乗っている人が少なそうな色を選びました。
ノーマルのXVと比較して、クリアのテールランプとヘッドライトのブルーインナーレンズが近未来的な雰囲気を演出しています。
タイムマシンのようなリアデザインは今でもとても気に入っています。
純正ホイールは空力を考慮していることを考えると優秀なデザインなのではないかと思います。
現在は18インチにインチアップしていますが、こちらの方がより自然に感じます。
デザイン重視で考えた場合、現行スバル車に15インチや16インチは必要ないのではないかと個人的には思います。
【インテリア】
現行スバル車はステッチ色の違いはあれど、ほとんど黒の内装色が多い中、この車は標準でシルバーアルカンターラの設定となっています。
SUVなのに汚れには気を使う色と材質ですが、黒一辺倒な内装が苦手な人にはとてもありがたい選択肢です。
【エンジン性能】
FB20はパワーも十分で振動も少なく静かでとても優秀なエンジンだと思います。
それに組み合わされるリニアトロニックはダイレクト感や楽しさという点で若干物足りなく感じますが、燃費のことを考えるとこちらも優秀なトランスミッションだと言えます。
モーターアシストは0-60kmくらいがかなりパワフルです。アクセルはしっかり踏んであげた方がより介入してきます。
SモードMレンジを選択するとダイレクト感が向上します。
ですがパドルシフトでしかも変速スピードが遅いのであまり楽しくありません。
峠道ではS#モードがほしいです。
オイルは標準品が燃費に特化されたオイルなので、点検のたびにレプレイヤードゼロを淹れています。
標準のオイルと比較して振動が低減されます。高温時も滑らかに回ります。
ノーマルのXVよりもエンジンマウントが低振動化されていますが、レプレイヤードゼロはそれをさらに上質にさせてくれます。
【走行性能】
この車の走行性能を評価する上でネガティブポイントが2つあります。
1つ目はフロントの剛性不足です。バッテリー搭載による重量増に対応するため、リアの剛性が格段に向上していますが、相対的にフロントの剛性が不足しています。これが「コーナーが一発で決まらない」「直進安定性が悪い」と言われる原因になっていると思います。
14:1のクイックなステアリングギア比が他車にさきがけて採用されましたが、フロントの剛性不足がそれを台無しにしてしまっていると言わざるを得ません。
しかし、フレキシブルタワーバーとドロースティフナーを同時に装着した結果、上記の現象は改善されました。
今ではコーナーリングも高速もとても楽しいです。
WRX発売後の改良でインプレッサシリーズのシャシー剛性も格段に高まっているので、これから中古車を購入しようとしている方には間違いなくD型以降を選ばれることをおすすめします。
2つ目のネガティブポイントはタイヤです。
純正のブルーアースE70はグリップと燃費に関してバランスが良いタイヤです。
しかし、燃費や耐久性を気にしすぎた結果、それが硬くゴツゴツした乗り心地と気になるロードノイズの原因となっています。実際ゴム質は非常に硬いです。
また100kmを超えるような場面では接地感が非常に薄く、先述の剛性不足も相まってとても危険に感じます。
ただ、取得税と重量税の免税を獲得するために、このタイヤの選択は仕方なかったのだと思います。
この車の走りの良さを真に味わうためには、プレミアムスポーツまたはプレミアムコンフォート系のタイヤを装着されることをおすすめします。
全高が低く低重心なので、SUV用のタイヤは必要ないと思います。
ちなみに私は乗り心地、静粛性、高速安定性やウェット性能を重視してCinturato P7 を装着しています。
200mmの最低地上高とACT-AWDにより、雪道や悪路走破性はいまさら言うまでもありません。
【乗り心地】
ノーマルのXVよりはマシですが、最初はかなり硬いです。ある特定の段差を超えるとき、「ガッ!!ツン!!」という強烈な音と振動にドン引きします。
とにかく長距離を走ってよく慣らすこと、それでも不満なら早めのタイヤ交換をおすすめします。
ビビリ音は比較的初期の段階から発生していますが、気にしないようにしています。
【燃費】
ハイブリッドですが、燃費を意識して乗るとまったく面白くありません。
全域でモーターが介入してくるので、アクセルをしっかり踏んであげたほうがこの車の持ち味を発揮できると思います。
ノーマルのFB20と比較して、全域で速度の伸びがいいです。
スポーティな走りをしても燃費が落ちないのがこの車の最大の特徴だと思います。
エンジン性能をフルに発揮するためにはSモード使用が不可欠です!!!
【価格】
ノーマルXVやフォレスターDITと比較して、モーターのパワーや静粛性、重厚感ある乗り心地、明るい内装デザイン、そして免税を考えると、私はお値打ちに感じます。
【総評】
スバルが初めて作ったハイブリッドカーとは思えないくらい完成度が高いですが、前期型は未完成と言わざるを得ません。
後期型は走りや静粛性、安全性の面で向上していますが、燃費とパワーはほぼ変化なしなので次期型は燃費25km/Lは目指して欲しいです。
モーター出力も最低でも5倍くらいに増強しなければ、現行型のオーナーはぜったいに買い換えないと思います。
以下の点をぜひ次期型に採用してほしいです。
・新世代ACT-AWD
・Xモード
・アクティブトルクベクタリング
・アダプティブヘッドライト
・モーター出力50PS
・プラグインハイブリッド化(ワイヤレス充電対応)+EV走行距離50km
・荷室高拡大(電池小型化)
・ASPの進化による危険回避性能の向上(側面や後方からの他車の衝突を自動回避など)
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 仕事用
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- スポーティ
- 快適性
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2013年7月
- 購入地域
- 愛知県
- 新車価格
- 286万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった12人
「スバル XV 2012年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年5月3日 21:32 | ||
| 2024年4月23日 13:14 | ||
| 2022年12月13日 21:18 | ||
| 2022年10月19日 20:24 | ||
| 2022年4月1日 11:16 | ||
| 2022年3月30日 18:54 | ||
| 2022年3月21日 23:28 | ||
| 2021年9月28日 03:52 | ||
| 2021年1月26日 09:12 | ||
| 2020年8月9日 23:01 |
スバルXVの中古車 (全3モデル/1,581物件)
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- 支払総額
- 184.1万円
- 車両価格
- 173.9万円
- 諸費用
- 10.2万円
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- 2021年
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- 支払総額
- 118.0万円
- 車両価格
- 106.0万円
- 諸費用
- 12.0万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 6.8万km
-
XV Advance EyeSight搭載車 ナビ バックカメラ Advance EyeSight搭載車 ナビ バックカメラ ETC2.0 フロント・サイドカメラ ABS VDC 4WD
- 支払総額
- 208.5万円
- 車両価格
- 195.8万円
- 諸費用
- 12.7万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 5.0万km
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- 支払総額
- 207.5万円
- 車両価格
- 199.1万円
- 諸費用
- 8.4万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 6.0万km
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- 支払総額
- 114.8万円
- 車両価格
- 100.9万円
- 諸費用
- 13.9万円
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- 2015年
- 走行距離
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