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アウディ A1 スポーツバック 2012年モデル 1.0 TFSI(2015年6月18日発売)レビュー・評価
A1 スポーツバック 2012年モデル 1.0 TFSI
49
A1 スポーツバックの新車
新車価格: 269 万円 2015年6月18日発売 (新車販売終了)
※ランキング順位と満足度・レビューは2012年モデルの情報です
モデルの絞り込みモデルまたはグレードの指定がないレビューを見る場合、それぞれの絞り込みを解除してください。
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.55 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
3.84 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.29 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.29 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
3.94 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
3.87 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.11 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > アウディ > A1 スポーツバック 2012年モデル > 1.0 TFSI
よく投稿するカテゴリ
2022年3月25日 03:40 [1529085-5]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
妻用に2015年式A1スポーツバック1.0TFSI増車しました。
【エクステリア】
丸みを帯びた独特なフォルムはカッコいいとも可愛いとも取れます。スタイリッシュですね。
お洒落さと頑強さが同居した様なデザイン。
現行型もカッコいいですが、個人的には8X後期型が良いです。
【インテリア】
ベースグレードの為、華美さは有りません。
ただ、使える素材を可能な限りスタイリッシュに見せている点は好感度高い。
内装のお洒落さ加減なら、現行より8X型の方が上ではないでしょうか?
又、それなりに年数経った中古であるに関わらず、シートも内装も殆どヘタって無い点は流石だなと。
これが同じ年式の国産コンパクトなら、こうも行かないでしょう。
後部座席は小柄な人なら問題ないが、身長ある人は厳しい。クーペの後部座席みたいな感じ。
割り切りは必要。
【エンジン性能】
1.0の3気筒。
聞いただけなら凄いショボいのを想像しがちですが、実際は過不足なく走る。
高速で100から120km/h巡航なら、まだまだ余裕有る感じ。
ノイズもうるさくないし、よく出来たエンジンです。
【走行性能】
DCTが優秀なのか、エンジンが優秀なのか。
スムーズ、軽快、ド安定。
1.0のコンパクトカーで考えたら、規格外の性能です。体感的には2.0から2.4のNAに引けを取らない。
ハンドルも適度に軽いので、街乗りも楽。
タウンユースメインの妻には特に良いでしょうね。
【乗り心地】
ドイツ車特有の硬質な乗り心地。
我が家のファミリーカーである318iツーリングMスポーツに比べたら柔らかい。
乗り心地に於いても、1.0のコンパクトカーの範疇で考えたら規格外の性能。
ベースグレードとは言え、シートが良いので街乗りも遠出も疲れ知らず。
ただ、後部座席はちょっとバタつきます。割り切りが必要。
我が家の場合、ほぼチャイルドシート専用。
後は、エマージェンシーシートとしての用途。
その辺りはBセグ相応。
実用性重視で考えるなら、同じグループのVWポロの方が優秀か。
【燃費】
街乗り、郊外メインで15kmから17km/l
下手な軽四やハイブリッドよりも優秀。
【価格】
2015年12月登録、走行31,000km
車体110万、ディーラー車。
順当だと思います。
【総評】
お洒落で質実剛健で、クラスを感じさせない走行性能で燃費も良い。運転も愉しい(BMW程ではないにせよ)
妻用に増車しましたが、自分がメインで使いたい位。
総じて良い車です。
…が、ディーラーの対応は非常に残念。
故に再レビューにて評価を下げました。
具体的なディーラー名、この場で申し上げません。兵庫県内の正規ディーラーです。(言ってる様なものか)
不親切だし、一々癇に障る対応だし、説明は足りてないし、何もかもが足りてない。
買う時は最敬礼だった癖に。売ったら売りっ放しか!?
これなら以後の車検整備は他所に任せようか。
3年保証付けたし、ディーラーに寄るのは不具合発生時のみで良かろう。
BMWのディーラーの方が全てに於いて数段上。
アウディがBMWやメルセデスの後塵を拝し続けてる理由って、ディーラーのサービス品質もか…??
ただ、車自体は大変良い車です。
しかし、我が家にとっては最初で最後のアウディになりそうです。
参考になった23人(再レビュー後:15人)
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自動車(本体) > アウディ > A1 スポーツバック 2012年モデル > 1.0 TFSI
2019年3月5日 23:49 [1206218-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 2 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 2 |
アウディA1をニッポンレンタカーで借りて一日乗ったよ。
うん、ただのコンパクトカーなのに運転してて感じるこの充足感は流石VWグループ。
運転するのが大好きであんまり荷物載っけないタイプの人にとってはちょっと価格高めでも良い選択だね。
(後席チラッ)…うえぇ?!いくらなんでも後席狭すぎでしょ!子供でもちょっとキツいんじゃないか!?
後席が実質的に実用に堪えないとならば、話が変わってきてしまう。本当に運転が好きなら、より良い選択肢としてロドスタがある、10万円安い。86やBRZでもいいかもしれない。
単に洒落たコンパクトカーが良いのだとしたら、新型ポロの方が断然性能的にも機能的にも整っていて、しっかり4人乗れる上に五十万円も安い。
だからこのクルマをオススメできる人は、クルマの運転が好きだけど小さいクルマ以外乗りたくなくって、後席不要で、とにかくこのエクステリアが気に入ったとかでアウディへお金を払いたい強い意志をお持ちのアナタ!
ま、、クルマ選びは直感だよねー、直感。。(と身も蓋もない言葉で〆る)
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > アウディ > A1 スポーツバック 2012年モデル > 1.0 TFSI
2019年2月4日 18:49 [1197937-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
このクラスの輸入車(狙いはVWのpolo)購入を考えており,実用使いやガレージへの収まりなどを見たくレンタカーにてレンタルしました.VWディーラーで試乗させて貰ったpoloはとても良い印象だったというのもあり.
【エクステリア】
VWとフレームが同じとは言え,デザイン的にはA1の方がよりスポーティーに感じます.デザイン的だけで選ぶならpoloよりA1の方が好みです.ライトのデザインもシャープで引き締まっています.テールも良いですが,所々LEDでは無く普通の電球であった(ウィンカーとかバックランプとか)のは,少し気になりました.が,設計が古いから仕方ないのか?
【インテリア】
大人2人まではそれほど気になりませんが,それ以上の人数となるとかなり狭いです.後部座席は子供でも窮屈に感じるほど.エクステリアデザインの犠牲になっているのでしょうが.プラスチックも使われていますが,国産車より立て付けは良いように感じました.
ただ収納スペースの量や狭さ、フットレストが無い(形は残っていますが)点,思った以上に柔らかいフロントシートは気になりました.特にシートはpoloの方が硬く,出来が良いように感じましたがこれも年代が違うからか?
【エンジン性能】
1Lのエンジンとは思えないほどスムーズな印象を受けました.DCTとの組み合わせが良いのかも知れませんが.ただアイドリングストップを佐渡させ,信号からの発進時、エンジンがかかってから動き出すまでが少しギクシャクします.またそのときのエンジン音も耳障りな印象.
【走行性能】
車重が軽い?割にはふわふわした印象は受けず,どっしりとした印象,走りなのは好印象.さすが輸入車って印象です.ただ横風の影響を受けてとか道路の轍に振られてとか,直進安定性が必ずしも良いと言う印象は受けなかった.高速道路などでつなぎ目などでも、国産車のようなフワッとするような印象はない物の,ちょっと振られるような事がたまにありました.コンパクトカー同士の比較なら国産より圧倒的に優秀ですが,価格だけで比較すると,国産車の同価格車種の方が出来が良いように感じます.(ボディサイズが変わってくるので単純比較になりませんが)
【乗り心地】
適度に締まった乗り心地で,特に気になる事は有りません.街中を走っていても硬すぎると感じる事はありませんし,高速でも安定感はあります.特にスピードが高いとその傾向はより強く感じます.ただ足が良いだけに,余計にシートの柔らかさが気になってしまいました.100Km過ぎた頃から腰痛が気になり出します.
【燃費】
排気量が小さいので,とても優秀でした.およそ230Km走行して20Km/Lだったので,全然気になりません.特にエコ運転を意識したわけでも無いですし,高速区間はちょっと早い追い越し車線の流れに乗っていましたし.
【価格】
車の出来としては国産車に無い魅力が多く,良いと思います.が,国産車からの乗り換えだと使い勝手の面で,我慢を強いられることもあります.そして室内の狭さも,相当割り切った考えが必要です.とすれば,価格相応か?と考えたときに,少し割高に感じてしまいます.この点poloの方が値段的にもまだ許せるかな?って印象になってしまいます.
【総評】
現行Poloと現行A1では世代が違うので,直接比較はA1に不利と思っています.A1と同じ比較なら旧型Poloになるでしょうし,そうであれば(旧型poloも含め)あまり魅力を感じる車ではありませんでした.A1(旧型polo)は,良い車だけど国産コンパクトとは値段が全然違うので,まあ当たり前だよねと思ってしまいます.そして輸入車だから当たり前だよね、な目線で乗ると直進安定性の悪さやアイドリングストップした後の動きなど,全然価格に見合わない欠点が,余計に強く感じてしまいます.
価格ベースで比較すれば,クラスが異なる国産車の方が遙かに出来が良く感じてしまいます.
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自動車(本体) > アウディ > A1 スポーツバック 2012年モデル > 1.0 TFSI
よく投稿するカテゴリ
2018年5月27日 00:10 [1130550-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 4 |
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|---|---|---|
車にとって重量がいかに悪かをわからせてくれた車。
たった1000cc足らずのエンジン。単なる燃費狙いのダウンサイジングターボ車かと言うと全く違う。
エンジンはパワフルというより軽快。スピードも無理なく出せる。むしろ無理なく出ていてロードノイズやら色々含めて快適なのでこのサイズぼコンパクト車でありながら時速100kmは全く気づかないぐらいノーストレス。
7速DCTはスムーズ。ところで7速なんて無駄の様に思えるけども、これが静粛性と燃費に大きく貢献しています。特に燃費では加速しない状況が続く場合無駄なエンブレが起きないので長距離ドライブで高速道路が多い場合には軽く20km/Lに届きます。実際には250kmのドライブで1/3の距離が高速で山間部ドライブの時カタログ燃費とほぼ同じ22.6kmでした。
山のワインディングも軽い車体が貢献してくれ、登りのアクセル踏み込みもそんなに多用せずともスイスイ。思い車重は罪だと実感。
もちろん、Audiの足なのでしっかりしているし、ドイツ車共通のしっかり止まる感覚はさすがです。
5人乗り5ドアコンパクトを選択する場合、いろんな観点があるけどもラゲージスペースを除けば結構いい選択です。
長距離ドライブすればわかるのは、国産車に比べて圧倒的に疲れが少なく、シートもどうすればそんなことが実現できるのか、全くお尻が痛くない。これはAudi車がA1の様なエントリモデルからしっかり設計・開発してくれているからだと思いますし、優先すべき車として性能はどれなのかと言う信念ゆえだと思います。
A1を選択するにあたっては、MINIもシトロエンC3、ルーテシア、FIAT、VWなど諸々試乗しましたが軽快性はピカイチ。さらにAudiの足。コンパクトながらスタイリッシュ。
まもなく3年になりますが良い選択だったと思います。時代遅れとか、選択理由がとか言うコメントがありますが、真逆です。7速DCTに軽量化ボディ+1.0ターボになんら古さはありません。この軽快な走りと安定性に好燃費のA1があると、燃費のいい軽やHVを選ぶ気には全くなれない。
ダッシュボード・インパネの作りの美しく無駄のない造形。奇をてらう品のないデザインなんてAudi車には不要です。優れたインテリアデザインは安心感さえ感じます。
A1唯一の欠点はラゲージスペースですかね。日常利用では困らないけども、大きな海外旅行用のスーツケースを運ぶことが多いなら後席潰すしかありません。
このA1もそろそろ次モデルが出そうです。
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自動車(本体) > アウディ > A1 スポーツバック 2012年モデル > 1.0 TFSI
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2016年1月2日 18:48 [890769-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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アウディの入門モデルであると同時に量販モデルであるA1は2011年のデビューで、2015年に新エンジンを搭載するなどの改良を受けている。この新エンジンを搭載したモデルについてレポートしておきたい。
アウディA1には、アウディジャパンが御殿場市のミュゼオ御殿場で開催したメディア関係者向け試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。試乗グレードはA1スポーツバック1.0TFSIである。
外観デザインはヘッドライトやLEDテールランプ、前後バンパーやワイドになったシングルフレームグリルなどが、今回の改良で変更を受けた部分だ。グリルの変更などによって全長が20mm長くなり、よりシャープで力強い印象を与えるようになった。ピラー部分とルーフ部分のカラーを変えるコントラストルーフは8万円のオプション設定である。
これまでプレミアムをうたう割にはあっさりした印象があったインテリアは、アルミニウムルックやハイグロスブラックの装飾を増やすことで、上質さを表現している。やっとアウディらしい雰囲気になってきたという印象である。
運転席回りの雰囲気は適度なタイト感があってスポーティさが演出されている。後席は大人が乗るにはちょっと窮屈な感じもあるが、一定の空間が確保されている。ラゲッジスペースの容量はコンパクトカーとしてはまずまずといった感じである。
新しく搭載されたのは直列3気筒1000ccの直噴ターボ仕様(TFSI)エンジンだ。アウディとしては史上初となる3気筒エンジンである。動力性能は最高出力70kW、最大トルク160N・mを発揮し、デュアルクラッチ方式の7速Sトロニックとの組み合わせによって、JC08モード燃費はアウディとして過去最高の22.9Lを達成している。
プレミアムブランドを標榜するクルマに3気筒というのはちょっとそぐわない印象もあるのだが、実際に3気筒エンジンを搭載したA1スポーツバックを走らせてみると、意外なくらいに好印象を受けた。直噴ターボ仕様のエンジンは低速域でのトルク感に優れ、わずか1.0Lの小排気量エンジンであることを全く感じさせない。
1500回転という低回転域から最大トルクを発生する設定なので、流して走っているような状態からでも軽くアクセルを踏み込むだけで気持ち良く加速が伸び、それに合わせてパワーも盛り上がってくる。
停車するとすぐにアイドリングストップに入り、これが前述のように燃費に貢献し、輸入車としては相当に良いレベルの燃費性能を達成している。自動車税75%低減など、日本のエコカー減税の適用も受けられる。
ワインディングでの走りもなかなか軽快なものだった。軽量・コンパクトな3気筒エンジンを搭載しているので、フロント部分が軽くてFF車ながら回頭性に優れたコーナリング性能を示す。しっかりした感じの足回りは安定性が高く、クルマを操る楽しさを実感させてくれる。
7速Sトロニックはデュアルクラッチながら、ほとんどギクシャク感を感じさせることなく、スムーズに加速していく印象だ。これも走りの軽快さにつながる要素になっている。
A1スポーツバック1.0TFSIの試乗車は車両本体価格が269万円で、ナビキセノンプラスパッケージやコンビニエンスパッケージなどを装着した車両価格の総額は335万円になっていた。3気筒エンジンを搭載したA1やA1スポーツバックは低価格で買えるアウディだが、充実した仕様を備えると300万円を超える価格になる。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > アウディ > A1 スポーツバック 2012年モデル > 1.0 TFSI
プロフィールこの度プロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。1959年生まれで自動車専門誌で20年以上に新車とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテインメント業界でゲーム関連のビジネスにも関…続きを読む
2015年12月31日 23:32 [890279-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
グリルを中心にフロント周りのデザインが小変更されています |
オプションのコントラストルーフは8万円となります |
3気筒とは思えない振動の少なさも魅力です |
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インテリアの質感はエントリーモデルとは思えないほどしっかり作りこまれています |
このグレードのみ標準シートとなりますが、しっかりとした座り心地です |
A1スポーツバックは5名乗り。足元はやや狭いですが実用性は十分です |
アウディのBセグメントモデルであるA1、2015年5月に新たに設定(発売開始は6月)されたアウディ初となる1.0L直3直噴ターボエンジンを搭載する「A1 スポーツバック1.0TFSI」に箱根周辺のワインディングと東名高速道路を中心に試乗を行いました。
アウディA1は2011年1月、5ドアモデルであるA1スポーツバックは2012年6月から日本で発売を開始しましたが、エントリーモデルとはいえ、アウディらしい硬質なハンドリングと細部に渡る高い品質などが評価され2015年5月時点での累計販売台数も1万7311台と好調に推移しています。
今回の最大の目玉はこの1L直3ターボエンジン、いわゆるダウンサイジングエンジンを新採用したこと。そもそもA1が登場した時でも一部のファンの間からは「アウディにBセグメントは必要なのか?」という声もあったほどですから、ターボ付きとはいえ、1L3気筒というエンジンに対して驚く人も多いでしょう。何よりももしエンジンのパフォーマンスが低かったら・・・、それまで築き上げてきたブランドにも影響が無いとは言い切れません。
一方で、このモデルのもうひとつの魅力は249万円(A1)というエントリーモデルのプライスを設定したこと。これにより若い感性を持つターゲットカスタマーの取り込みの可能性も十分秘めているわけです。
もちろん、価格だけが全てではありません。これをフックに興味を持ってくれたターゲットカスタマーが「サイズはいいけど、もう少し上質な仕様が欲しい」となった時にはひとつ上の“Sport”や1.4LのTFSIエンジンを搭載する“cod Sport”さらにアウディには“quattro”も設定されていますから、ニーズに応じてA1という車種の中だけでもステージアップしてもらうこともできるわけです。
さて話を戻しましょう。この新ユニットは小排気量でありながら最高出力70kW(95ps)/5000-5500rpm、最大トルクに至っては160Nm(16.3kgm)/1500-3500rpmと1.6L並の性能、これに7速AT(Sトロニック)が組み合わされます。もちろん燃費に関してもJC08モードで22.9km/Lと優れたスペックを有しています。
3気筒ですからまず頭に浮かぶのが振動とエンジン音が4気筒に比べると少々粗いのではないか、ということでした。しかし走りだした瞬間、そんなことを思った自分に反省。特に振動をうまくコントロールしている点は単なるエントリーモデルではないことを感じさせます。
シフトアップ&ダウンは非常にレスポンスも良く、小気味良い印象です。どの速度域からも十分以上の加速は得られますし、ワインディングでもワイドバンドなトルク特性により非常に走りやすい。しいて言うならばパドルシフトの設定が無いので積極的なシフト操作が手元で出来ないことがやや残念な程度でしょうか。
高速道路にステージを移すとまたこのクルマの良さが見えてきます。100km/hでのエンジン回転数は7速で約2350rpm、静粛性も十分担保されていることはもちろんですが、追い越し加速なども十分すぎるほど余裕があります。こちらもしいて言うなら最先端のレーダークルーズコントロールのような装備の設定が無いことでしょうか。
装着しているタイヤも185/60R15ということもありますが、乗り心地はこれまでのアウディと第1印象は異なります。ボディはとにかく強固なアウディですので、それに伴いカッチリした乗り味も期待していたのですが、ロールスピードなどもややゆっくりです。では単に足が柔らかいだけなのか、と言われればそうではなく、あくまでもアウディが持つ正確なトレース性はそのままに少ししなやかな動きを身につけていると言ったほうが適切かもしれません。
A1とA1スポーツバックのFF車は前述したようにいわゆる“素”である「1.0TSFI」とその上位モデルである「1.0TSFI Sport」そして気筒休止システム(cod)を搭載する「1.4TSFI cod Sport」が設定されていますが、装備やオプションなどを考えるとこの素の1.0TFSIはなかなか買い得感が高いと思いました。普通、この手のエントリーグレードは装備もかなり簡略化されており、あくまでも価格訴求のためのグレードであることが多いものです。もちろん1.0TFSIもその部分は否定しません。ただ、基本的なA1が持っている走りのポテンシャルは十分味わえますし、内装などもまったくチープな部分は感じません。ただ唯一、全グレード共通ですがカーナビを含めたMMI、これらをセットにした「ナビキセノンプラスパッケージ」は36万円とやや高価です。さすがにこれは装着すべき装備なので、この価格分も購入時には頭に入れておく必要があります。
A1は249万円、今回試乗したA1スポーツバックであれば269万円、これに前述の装備と諸経費を加えたものが実質的なスターティングプライスになります。もし予算があり、これ以上のプレミアム性を求めるのであれば一気に「1.4TFSI cod」まで行ったほうがいいでしょう。つまり中途半端に「1.0TFSI Sport」を買うよりは「素の良さ」か「フル上質」を選ぶのが賢い買い方だと思います。
- レビュー対象車
- 試乗
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A1スポーツバックの中古車 (全2モデル/204物件)
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- 支払総額
- 307.1万円
- 車両価格
- 295.0万円
- 諸費用
- 12.1万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 1.1万km
-
- 支払総額
- 220.4万円
- 車両価格
- 208.0万円
- 諸費用
- 12.4万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 2.0万km
-
- 支払総額
- 219.7万円
- 車両価格
- 208.0万円
- 諸費用
- 11.7万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 2.4万km
-
- 支払総額
- 192.8万円
- 車両価格
- 178.9万円
- 諸費用
- 13.9万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 4.1万km
-
- 支払総額
- 214.3万円
- 車両価格
- 198.0万円
- 諸費用
- 16.3万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 3.9万km
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89〜519万円
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