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『納車5,000キロレビュー』 マツダ CX-5 2012年モデル Love Cakeさんのレビュー・評価
CX-5 2012年モデル
1616
CX-5の新車
新車価格: 205〜352 万円 2012年2月16日発売〜2016年12月販売終了
中古車価格: 45〜695 万円 (712物件) CX-5 2012年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > マツダ > CX-5 2012年モデル > 20S PROACTIVE
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2015年6月1日 00:38 [829561-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
前車は12年乗った初代アテンザスポーツ(5ドア)でした。マツダディーラーのセールスマン氏によると未だに最も多く現役のマツダ車とか...
CX-5は初代アテンザに近いコクピットの広々感とアイポイントの高さ、5ドアの利便性で選択しました。本命は新型アクセラスポーツでしたが、2.0Proactiveを選ぶとほぼ同じ価格となり、現行アテンザは高くてでかすぎます。キロ単価ではCX-5のお買い得感が目立ちます。
試乗車はXDで、10%の登り坂でもするする〜っと加速していく異次元感は半端ない魅力でしたが、若手セールスマン君によると我々のように混雑した都会に住んで、XDの気持ちよい走りを感じるには相応の努力が必要で、そのお値段も考えると「はっきり言って意味ないです」とのひと言で終了。セールスマン君はベースグレードの2.0が一押しでProactiveは「お好みで」とのスタンス。クルコンと死角センサーが欲しかったのでProactiveにて契約しました。
エクステリア
ロングノーズ、ショートデッキで王道ど真ん中のデザイン。嫌いな人は嫌いでしょうがどうせ「世界一のオタク」メーカーなので、このぐらいやって当然でしょう。Aピラーは太すぎで右左折時にのぞき込まないと死角が出ることがあります。
グリルにあるマツダロゴの「穴」の部分に埃が溜まる、あれは要改善点。放置すると雀の巣になりそう。
インテリア
マイナーチェンジでインパネ回りのデザインをアテンザに近づけて欲しかった。最近になってエアコンの吹き出し口が小さく、吹き出し方向もあまり調整できないので車室全体を冷やすのに時間がかかることがわかり、これは要改善点。
大きめでホールドの良いシートは、長時間の運転でも疲れを感じにくく、助手席にもシートリフターがあるのも良い点。ヘッドレストが高く前傾しているため、トラックみたいに大きな凹凸では頭をぶつけます。リアシートは国際線のエコノミークラスほどのレッグルームで座り心地は良いが、前席のヘッドレストが高いので前が見えません。これ、酔う人がいるみたいです。
エンジン性能
前車はインジェクションのハイオク仕様。CX-5はレギュラー直噴で、車重は100?増。はっきり言ってもっさりしてるだろうと思っていましたが、さにあらず。CX-5のスロットルはドライブ・バイ・ワイヤで、ミッション側と結託して発進時のブースト制御を行わないネンピ仕様。前車のアテンザはレスポンス重視+トルコン滑りで雑に踏むとオーバーシュートしてしまうため、じわ〜っと踏むクセが付いていたので、乗り換え当初はもっさり発進でした。このクルマは逆に、雑に踏んで抜いていった方が正解で、そうするとアテンザと同じような加速感が得られます。2.0でも十分、バイクを追えます。
走行性能
放っておけば勝手にまっすぐ走る直進安定性の高さは他のマツダ車と共通で、アイポイントが高いこともあり運転が楽!これは他の車も含めて狭い路地を2〜30キロで走るとはっきりわかります。
都内では軽快で正確なハンドリングで、横暴なタクシーや鈍重な宅配便を動じることなく受け流し、先頭に立てば軽くタクシーをまくれる加速が得られます。
高速では指1本添えておけば直進できますが乗用車以上に横風の影響を受けるのはガタイの大きさから仕方ないでしょう。が、他のクルマの揺らぎっぷりを見ているとCX-5の方が確実に車線維持ができているようです。土日の首都高では前車が道を譲ってくれることが多く、御利益のある車体で気持ち良く走れます。
山道ではタイヤが滑りはじめるまで狙い通りのラインを一発で描け、切り足してもその分だけタイトなラインに変換できるのはさすが。この回頭性の良さはどんな状況でも恐れずに回避操作が出来、素早く優れたハンドリングで安全性の向上に一役買っています。
コーナーでは全くロールしないわけではなく、結構傾いているようですが、四輪ダブルウィッシュボーンのアテンザを追い込んだ時よりも安定感が勝っています。
スポーツモードをオンにするとエンジンレスポンスが鋭く豹変し、3〜5千回転を維持。これは気分転換以上の極端な変わりっぷりで、最初からこうしろよ、と言いたいぐらいです。
乗り心地
ガタイが大きい割に軽い車体で、サスは堅めですがちゃんとストロークして振動を吸収しています。前後共にブッシュが薄いのでバイクで言うケツで感じる部分が十分あり、路面状況を把握しやすいのが美点。夜の田舎道で舗装の割れ目だらけの凹凸部分に減速せずに突っ込んでも、安定感を全く失わずにいなしてしまいます。振動は来るけど上下動は押さえられている感じです。
ボディ剛性はボルボV70のひたむきな堅さとはひと味違った剛性感があります。あれは単に固いだけって感じで。
直噴のヘンなエンジン音はいい音とは思えませんが、ターボディーゼル用に大きくスペースを取った2.0のエンジンルームは空けてみるとスカスカで、騒音源が遠いためか車内は非常に静かです。ロードノイズはクラウンよりも静かで、長時間乗っても疲労感が少ないです。
エンジン・ミッション共に山道や高速などで過負荷気味に回してあげるとアタリが取れ、動きが格段にスムースになりました。おっかなびっくり乗っているのはダメなんですね。
燃費
都内と近県中心で一般道8割の走行で、燃費計での平均が11.5キロ前後。キャリーの長い田舎道だと15キロ程度になります。
価格
上のような御利益で1?あたり約1,750円の出費として、良いディールではないでしょうか。
満足度
海外市場での主力商品ということもあり、ちゃんとした走りを期待していましたが、期待以上の出来でした。
某ドイツ車と変わらない乗り味。お買い得だと思います。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- 快適性
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2014年12月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 254万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 30万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった14人
「CX-5 2012年モデル」の新着レビュー
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| 2023年2月1日 20:41 | ||
| 2023年1月28日 09:49 | ||
| 2022年2月20日 22:38 | ||
| 2022年2月16日 21:57 | ||
| 2021年9月28日 11:59 | ||
| 2021年6月28日 18:29 | ||
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- 諸費用
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