| Kakaku |
『白くま号(CX-5)の再レヴュー』 マツダ CX-5 2012年モデル トム&ジェリー2005さんのレビュー・評価
CX-5 2012年モデル
1617
CX-5の新車
新車価格: 205〜352 万円 2012年2月16日発売〜2016年12月販売終了
中古車価格: 45〜695 万円 (726物件) CX-5 2012年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > マツダ > CX-5 2012年モデル > XD PROACTIVE 4WD
よく投稿するカテゴリ
2015年5月24日 00:29 [817385-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 4 |
白くま号(CX-5)の再レヴュー
納車1ヶ月経過時点の再レヴューです。ファーストインプレッションは下記のレヴューを参照して下さい。今回のレヴューはCX-5の機能や燃費を中心にコメントいたします。(神奈川=能登ドライブでのインプレッション)
http://review.kakaku.com/review/K0000343442/ReviewCD=817385/#tab
《走行性能について》高速道路を走行して感じたことは、?直進性が非常に良く、多少荒れた路面状態でも殆ど補正舵を当てることもなく、ハイペースな長距離走行で疲労が少なく感じました。但し、高速走行時にステアリングが重くなり、Rがきついコーナーではかなりの操舵力が必要で、パワーアシストがない車に乗っているか様に思えるほどです。?乗り心地は結構ソフトに感じました。架橋等の繋ぎ目は殆ど衝撃がなく、サスペンションがショックをうまく吸収してくれますし、道路の補修痕の様な大きな窪みを通過する時も、不快を感じる程のボディのタワミも少なく思います。65扁平タイヤを履いている為の結果なのかとも思います。
ワインディングロードを走行して感じたことは、?操舵特性は、アクセル操作による変化が少ない弱アンダーステアで、慣れてくればコーナーリング中に補正舵を当てることもなく、予想したラインに車をトレースさせられます。(DSCオン時)?ブレーキの容量はあまり大きくない様ですが、フルブレーキングを繰り返す様な乗り方でなければ、フェードアウトすることもなく安定した制動でした。
発進加速について、ターボ過給が効く前のエンジン回転域でアクセルコントロールが難しく、停止状態からの発進時もたつきが気になります。メーカー側もそれを改善しようと、アイドリング回転数を850rpmまで上げている様ですが、解決できていません。1速の減速比を大きくするなりの改善を望みます。また、高速道路での加速についてですが、フル加速しようとする際のタイムラグの大きいが気になます。以前乗っていたフォレスターs/tb(シングルターボ)方が立ち上がりが早く、しかも、加速感がかなり大きい様に感じます。…シフトマネージメントの違いかもしれません。
《MRCCについて》CX-5も追従型クルーズコントロールになり、長距離ドライブが楽になりました。設定速度は115km/hが上限ですが、十分実用的なものに仕上がっていると思います。気になる点としては、?追い越し車線を走行する際、右コーナーで走行車線の車を捕捉し減速するこもあり、後続車がいる時にヒッヤッとさせられます。…右コーナーの追い越し時、アクセルを踏んでMRCCの動作をキャンセルすることで対応しています。?40km/h以下で急にMRCCが解除され、前走行車に追突するするのではないかと、不安を抱きます(SBSは作動しているとは思うのですが)。…他のメーカーのように0km/hまで追従出来る方が安心感があります。
《LAS、LDWSについて》新しいCX-5は車線逸脱警報システム(LDWS)にレーンキープアシストシステム(LAS)が追加されました。LASを使った感想ですが、LASは完成度が低い様に感じました。車線中央の軌跡を解析してその軌跡をトレースする能力が低く、カーブの曲率の変化に対応していないようです。250R以上の一定曲率のカーブに対してはある程度レーントレースしている様ですが、複合曲率のカーブやRの小さなカーブには対して、スムーズなステアリングアシストが出来ていません。スバルのアイサイト3の方が良さそうです。どのメーカーの物でも、交通量が多く車線が消えている様な道では安心して頼れるシステムではないと確信しました。
《AFSについて》新しいCX-5、アテンザにはアダプティブフロントライティングシステムが導入されました。先行車や対向車を感知して複数のLEDアレイを部分的に消灯しそれぞれの車の運転者に眩惑を与えない様に自動配光するシステムで、常にハイビームを維持しながら、こちらの遠方視界を確保する様になっています。実際使ってみると、先行車がいないのに遠方前面が消灯されたり、対向車の部分が消灯されななったり、誤動作が頻繁に発生して居ります。その原因は、路肩の反射器を感知したり、カーブや道路の高低差により、前方車や対向車を正確に捕捉できていないことに思えます。暗い直線道路ではうまく動作しています。
《燃費について》ファーストインスピレーションで、街乗り燃費が13km/l前後とお伝えしましたが、納車後1ヶ月間で平均燃費が14km/lを下回ることは殆どなく、街乗り燃費(平坦地)は13〜14km/lと好燃費です。今回、高速道路の長距離走行を試したのですが、大きな期待を抱いていた割りに芳しくない結果となりました。神奈川(厚木)→圏央道→関越道→上信越道→北陸道→富山→能登(珠洲)の往復1300kmをドライブしました。8割弱が高速道の利用となり、18〜19km/lの燃費を期待しておりましたが、結果的には15.0km/lと不本意なものになりました。100+αkm/hでの巡航では、登坂で7〜11km/l、下り坂15〜24km/l程度の燃費を示しており、平坦な高速道路であればやはり18km/l程度の燃費となりそうです。
起伏がなく信号が少ない一般道で、流れがスムーズな時間帯において60〜70km/hで走行すると20km/lを超える好燃費となります。いくらトルクフルなエンジンでも、車重が1700kgあり上り勾配は苦手のようです。(燃費に関して)
再レヴューは厳しい評価となってしまいましたが、車のコンセプトやデザイン、乗り味等々に関して満足しており、購入した良かったと思っています。
- 乗車人数
- 5人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 月数回以下
- 重視項目
- エコ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2015年4月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 316万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 25万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった22人(再レビュー後:8人)
2015年4月21日 05:04 [817385-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 4 |
![]() |
||
|---|---|---|
機械式駐車場の幅制限ギリギリでの車庫入れ |
納車一週間目のレビューです。
<エクステリア>SUVとしては都会的で、無骨なところが少なく好感が持てます。ただし、ラジエータグリルが他のマツダ車と同一イメージで、前から見ると車種の区別が判り辛く面白みがない様に思えます。(BMWのブタ鼻は車種ことにデザインの変化が付けられて、各車種とも見事に自己主張を実現させています。)…マツダもがんばって欲しいところです。
<インテリア>このところ各自動車メーカー(マツダも含め)の出す新車はインテリアデザインに力が入っており、素材の質感や配色等を争う様に改善してきています。運転席に座っている限りでは、インテリアで車格の違いの判別が出来ないくらいレベルアップしてきています。CX-5も2015年1月にマイナーチェンジ?してインテリアにも変更が実施されていています。インパネ、メーター、シート、サイドブレーキ等全面的に変わっていますが、見た目はマイナーチェンジ前とあまり変わっていないイメージが強いです。それが逆に安堵感を与えてくれている様に思います。それぞれの作りはかなり手が入ってして、質感もかなり良くなっているので○
<エンジン性能>2.2Lジーゼルターボなので1.6T強の車重でも中間加速は十二分です。ターボ過給が不十分な発進時のモタツキは低圧縮比ジーゼルエンジンの弱点かとおもいますが、極限られた時間なので、過給された時の強いトルクと相殺したく思います。燃費を考えるとガソリン車より絶対良いと思っています。納車1週間で4000rpm以上まで回していないため、高回転での評価は出来ませんが、一般道の走行ではガソリン車以上にスムーズなエンジンだと思います。ジーゼリング音に関しては、発進時及び2000rpm以下の回転域でははっきり聞こえます。それ以外タイヤノイズの方が大きくガソリン車と同じ感覚です。ガソリン車のノッキングに対しては神経質にならざる得ないでしょうが、ジーゼル車なので全く気になりません。
<走行性能>CX-5の前に乗っていたクルマはデミオ13スカイアクティブでした。デミオがキビキビ走るのに対し、CX-5はドッシリ感があり、落ち着いた走りになっている様に感じます。道路の継ぎ目の突き上げショックも上手く往なしてくれますし、直進性も良く舵の修正はかなり少なくなり長距離走行の疲労感は少なくなると思います(長距離走行はまだしてませんが)。アイポイントが高いので道路前方の視界が利き、ニュートラルなステア特性でカーブでのトレースがし易く感じます。…修正舵は最小限で済みます。AWD(4WD)に関しては試す状況に遭遇していないので評価は出来ませんが、AWDを全く意識させられていないので、結構優秀なのかもしれないと思います。
<乗り心地>想像していたものよりかなりマイルドな乗り心地でした。荒れた路面でもフラットな走りですし、大きな突き上げショックもショックアブソーバーのチューニングが適切(縮み側と伸び側の特性を吟味)で車内へのショック伝達が抑えられている感じです。路面アンジュレーションに対してフワフワ感が少なく同乗者のクルマ酔いは軽減されそうです。
<燃費>給油がまだなので、満タン法での燃費計算はしてませんが、一般道の走行で燃費計の平均燃費は12.2km/Lです。マツダコネクト等の設定や各装備のチェックのため長時間アイドリングさせた結果なので、実質燃費は13km/L前後かとは思います。ガソリン換算では16.5km/Lとなり、前車デミオより燃費がいいと言えます。
<価格>CX-3が2月27日発売になりました。デミオの買換え車種をCX-3と決めて1年ほど発売を待っていましたが、CX-3の価格が思いのほか高いのと、サンルーフ装着車が設定されていない理由から、急遽CX-5を購入することになりました。車両本体価格で見るとCX-3の最上級機種と今回購入したCX-5 XDプロアクティブAWDの価格差は約24万円ほど(サンルーフを除くと15万円ほど)の違いで、値引を考えると実質5〜10万円の違いしかなく、エンジンの絶対的ポテンシャルの違いや、LAS(レーンキープアシストシステム)装着の有無、後席の居住性の良し悪し等を考慮すると、CX-5の方がお買い得と思います。
サンルーフ装着を前提に競合車種を探したところフォレスターXTが対象となりましたが、値引前のCX-5の総支払額が375万円に対し、フォレスターは405万円と30万円ほど高く燃費を考えとCX−5になります(3年前までフォレスターS/tbに乗ってましたが)。値引はフォレスターが55万円の提示だったので、値引後の支払額はほぼ一緒となりましたが、CX-5は2.2Lクリーンジーゼルが決め手となりました。
<総評及び満足度>
昨年定年退職し、これから先クルマを頻繁に買い換える経済的な余力がなため、クルマ選びは経済的で永らく乗れるものが対象となりました。また、ワインディングロードを楽しく走ることよりも、長距離を安全で乗りやすいクルマが必要と感じられました。自宅の機械式駐車場の制限幅(1850mm)に対しCX-5(車幅1840mm)はやや大きく、車庫入れが心配でしたが、如何にか車庫入れできました。実際CX-5を運転してみると、車両感覚がつかみ易く、運転中は車幅の大きさは全く気になりませんでした。最低回転半径も5.5mでこの手のクルマとしては少ない部類です。高速道路の走行に関しては、42kgmのトルクのお陰でストレスの少ないスムーズなドライブが可能です。ガソリンエンジンの様に高回転での高揚感は得られませんが、ズボラでどの回転域からも加速して頼もしさを感じます。発進加速以外は大変優秀なエンジンだと思っており、満足感は非常に高いです。車幅が大きすぎるため、満足度を4としましたが、5に近い4の評価です。
- 乗車人数
- 5人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 月数回以下
- 重視項目
- エコ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2015年4月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 316万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 25万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった14人
「CX-5 2012年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年6月14日 22:42 | ||
| 2024年3月13日 21:22 | ||
| 2023年5月30日 01:27 | ||
| 2023年2月1日 20:41 | ||
| 2023年1月28日 09:49 | ||
| 2022年2月20日 22:38 | ||
| 2022年2月16日 21:57 | ||
| 2021年9月28日 11:59 | ||
| 2021年6月28日 18:29 | ||
| 2021年5月31日 20:34 |
CX-5の中古車 (全2モデル/3,805物件)
-
- 支払総額
- 116.5万円
- 車両価格
- 107.0万円
- 諸費用
- 9.5万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 6.7万km
-
- 支払総額
- 241.7万円
- 車両価格
- 235.4万円
- 諸費用
- 6.3万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 7.5万km
-
- 支払総額
- 239.9万円
- 車両価格
- 226.7万円
- 諸費用
- 13.2万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 3.2万km
-
- 支払総額
- 186.5万円
- 車両価格
- 175.3万円
- 諸費用
- 11.2万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 3.1万km
-
- 支払総額
- 314.9万円
- 車両価格
- 301.2万円
- 諸費用
- 13.7万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 2.5万km
この車種とよく比較される車種の中古車
-
57〜688万円
-
36〜440万円
-
20〜198万円
-
23〜268万円
-
15〜171万円
-
44〜619万円
-
37〜1906万円
-
40〜278万円
-
66〜320万円










