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『ABS制御プラグラムの不具合を消費者庁に告発しました』 トヨタ アクア 2011年モデル 百吉さんのレビュー・評価
アクア 2011年モデル
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アクアの新車
新車価格: 169〜258 万円 2011年12月26日発売〜2021年7月販売終了
中古車価格: 29〜231 万円 (6,155物件) アクア 2011年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > トヨタ > アクア 2011年モデル > L
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2014年3月12日 22:37 [696237-1]
| 満足度 | 1 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 2 |
| 走行性能 | 1 |
| 乗り心地 | 2 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 2 |
トヨタ・アクアは発売前に予約購入し発売直後から乗っています。今年2月初旬の吹雪の夜、のろのろ運転でブレーキをかけたところ、ABSが故障し、スタッドレスの車輪が一瞬にしてロックし制御不能に陥り、小学校前の極めて緩やかな下り坂を3mほど滑り、交差点のまん中で止まりました。小学生は既に下校した後だったので、幸い事故は起こりませんでした。
翌日ディラーに修理に出し、トヨタ側から「アクアのABS制御プラグラムは時速10km以下になると、自動的にABSを止めるように設計してあります。時速10km以下でABSを止めた方が自然と停止し制動距離が短くなるためです。それはテストを繰り返して確かめたベストな仕様なのです」と説明されたので、「メーカーとしてABS制御プラグラムの不具合を認めず、ソフトの修正とリコールは行わないのですか」と尋ねたところ、トヨタは「わずかな数の不具合でリコールを行えば、途方もない数のリコールが必要になります。ですから、重大な問題や不具合の数が相当数にならない限りメーカーとしてリコールは行いません」と答えてきました。トヨタはABSセンサーの部品のみ交換しただけで、ABS制御プラグラムを全く修正しないことになりました。
トヨタ側の「時速10km以下でABSを止めた方が自然と停止し制動距離が短くなるためです」の説明は、全く雪が降らず氷点下以下の気温にならない所の独善的な論理です。 雪が降る所では、昼間溶けた雪が夜凍った路面は、アイススケート場なみにツルツルの氷のようになります。そんな場所で、時速10km以下でABSを止めると、下り坂ではスタッドレスがロックし数メートル滑ったあと停止し、ブレーキの制動距離が明らかに伸びます。現実にその現象は起きました。 時速10kmでABSを止めれば、その先はABSが全く付いていない状態と同じです。実際に多重追突事故は、凍結路の下り坂で最もよく起きます。関東の大雪など全国各地で多重追突事故が起こりましたが、「時速10km以下でABSを止める」不具合による事故が通常の多重追突事故として処理され紛れ込んでいる可能性もあります。 トヨタ側の説明では、時速10km以下でABSを止める制御プラグラムは、ハイブリッド車に限らず最近発売されたほとんどの車種で採用されているそうです。つまりリコールはトヨタのほとんどの車種でしなければならないため、空前の規模になりそうです。メーカーとしてはそれを恐れて、あくまでも不具合無しで済まそうとしているのでしょうか。
トヨタ自動車は12日、ハイブリッド「プリウス」約99万7千台に、モーターを制御するソフトに不具合があり、急加速すると電子部品に過剰な電流が流れて破損する。運転席の警告灯がつき、低速でしか走れなくなったり、停車すると走り出せなくなったりするトラブルが11年以降308件ありリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。つまりトヨタは不具合情報300件を目安としてリコールを行い、それ以下の不具合情報だとリコールを行わず個別修理として不具合情報を隠蔽するという考え方でしょうか。しかしその間、ABS制御プラグラムの不具合は放置されユーザーは凍結路下り坂で危険な状態に置かれ続けます。
不具合情報はメーカーにのみ情報が集積され、一般に公開されることはありません。しかしネットの発達によって、不具合情報を完全に隠蔽し続けることは出来ません。すなわち善良なユーザーは、他のユーザーの安全のために、不具合情報をネットに公開した方がよいと思います。消費者庁の方からも「消費者庁としてトヨタ側にリコールを勧めても、トヨタ側が断固リコールを行わないならば、消費者庁としてもそれ以上のことは言えません。ネットに不具合情報を公開したほうが話しは早いかもしれません」と勧められたこともあり、思い切って不具合情報を公開しました。 世界を代表する大企業の社会的責任とは何なのでしょうか。ホンダはフィット発売後にリコールを立て続けに行いました。三菱自動車はリコールを国土交通省に届けないで、こっそりと不具合を直しました。トヨタは不具合そのものを認めずリコールも絶対しないと言っています。米国運輸省道路交通安全局の調査やトヨタ社長の公聴会でも無い限り、リコールはしないのでしょうか?ABS制御プラグラムの不具合で危険に遭遇しているのは一般のトヨタユーザーです。トヨタには、一般の全トヨタユーザーの安全を守る義務があるはずです。しかしトヨタはその社会的責任を放棄しています。トヨタが不具合情報が300を超えないとリコールをしないのは、トヨタは巨大すぎて個別部門ごとのセクト主義が強烈で、顧客管理を単なるコストと考え、300以下の不具合情報を隠蔽して、CMを多量に流し見せかけの安全性のイメージ戦略を行う利益最優先の世界的な超巨大企業だからでしょうか。トヨタにとって、顧客の安全性は二の次のコストに過ぎないのでしょうか。ホンダはフィット発売後にリコールを立て続けに行っていますよ。トヨタも勇気を持って、少しでも問題があると認めるつもりならば、直ちにリコールを行って下さい。
ps。トヨタとの一連の話し合いで、「時速10kmでABSを止めるプログラムはトヨタのみがやっている設定ではないのか」を問い質したところ、トヨタは「時速10kmでABSを止める設定はトヨタのみがやっているわけではありません。他社でも行っています」と答えました。さらに「それをやっているメーカーは、どのメーカーか」と問い質したところ、トヨタは「それは他社のことなので、どのメーカーなのかはトヨタからは言えません」と答えに窮していました。時速10kmでABSを止める不具合問題はトヨタ1社を超える遙かに巨大な問題になりそうです。。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- エコ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2012年1月
- 購入地域
- 福井県
- 新車価格
- 169万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった39人
「アクア 2011年モデル」の新着レビュー
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| 2024年7月6日 11:57 | ||
| 2024年4月23日 17:36 | ||
| 2024年3月6日 20:01 | ||
| 2023年10月30日 09:59 | ||
| 2023年3月1日 19:45 |
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