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BMW 7シリーズ セダン 2009年モデル ActiveHybrid 7(2012年9月26日発売)レビュー・評価
7シリーズ セダン 2009年モデル ActiveHybrid 7
37
7シリーズ セダンの新車
新車価格: 1198 万円 2012年9月26日発売 (新車販売終了)
※ランキング順位と満足度・レビューは2009年モデルの情報です
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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.83 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
4.21 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.83 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.83 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.83 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
3.57 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.05 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > BMW > 7シリーズ セダン 2009年モデル > ActiveHybrid 7
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2013年10月31日 23:46 [645273-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
全幅は1900mmという堂々たるサイズ。気品が漂うあたりはさすが7シリーズ。 |
全長は5080mm。一般の駐車場ではフロントがはみ出してしまう。 |
BMWらしさを踏襲したリアデザイン。灯火類はすべてLEDを採用。 |
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|
ブレーキは片押しのフローティング式を採用。20インチホイールは小さく見えるほど。 |
贅を尽くしたインテリアは昨今のBMWと共通のレイアウトを採用。 |
BMWのハイブリッドラインナップで最も最上級にあたる「アクティブハイブリッド 7」。メーカーの広報車を借用し、ハイウェイを中心にインプレッションをしてまいりました。
3シリーズや5シリーズのアクティブハイブリッドほど注目を浴びる事のなかった「アクティブハイブリッド 7」ですが、昨年末の7シリーズのマイナーチェンジに伴い、「アクティブハイブリッド7」も第2世代に進化をしました。初代の「アクティブハイブリッド7」では、4.4リッターV8ターボにあまりにおろそかな出力15kWの電気モーターを搭載し、モーターとエンジンと直結するシングルクラッチであったため、モーターの恩恵をあまり受けることもなく、モーターのみでの走行は巨大な7シリーズを動かすにはあまりにも非力であったため、EV走行は不可能でした。
現行モデルでは、エンジンを4.4リッターV8から3リッター直6ターボエンジンにダウンサイジングを行い、モーターの最大出力を15KWから40kWまで大幅に向上。モーターに独立した2枚のクラッチを配し、モーターのみで、最高速度60キロ、最高走行距離4キロまで完全EV走行が可能になりました。これで、本当の意味でハイブリッドカーとしての資質を手に入れたことになります。5mオーバーのプレミアムサルーンである「アクティブハイブリッド 7」ですが、クラス最高の14.2km/Lという驚きの省燃費性能を実現しました。
試乗会場を出てアクセルに足を触れますと、エンジンとモーターの連携がしっかり感じられるようになりました。また街中でアクセル開度が少ないような状況では、エンジンは始動せず、モーターのみで滑るように走る様は、やはり3シリーズや5シリーズのハイブリッドとは格の差を感じ、優美と表現するに相応しいものです。
高速道路に乗りますとプレミアムサルーン「7シリーズ」だけのことはあります。速度感覚はあまりの安楽さに麻痺することも…。このまま、流していたい気分ですが、取材に同行したのが、バリバリのスポーツサルーン「アウディS6」ということもあり、こちらも本気を出してみたくなります。
エンジン出力は、最大出力320PS/5800rpm、最大トルクは450Nm(45.9kgm)/1300〜4500rpmと「740i」のものを採用。これに、最大出力40kW/最大トルク210Nmを発生するモーターがプラスされるため、動力性能に不満などあるわけもありません。走行モード設定は、「ECOPRO」、「COMFORT」、「SPORT」、「SPORT+」の4つのモードから選択可能。
ここでは、同行取材をした「アウディS6」を追走するため、「SPORT+」を選択。これがハイブリッドカーとは思えない過激な設定であり、直6エンジンを高回転に歌わせ、足回りも締め上げ、ステアリングもずっしりと重めの設定に可変。さらにDSC(横滑り防止装置)までもカット。アクセルを底まで踏みつけると、全長5mの巨体がテールをスライドさせながら猛進。発進加速では、「アウディS6」に遅れを取るものの、全域トルクであるモーターのアシストを借り、「アクティブハイブリッド 7」は遅れを取り戻し、「アウディS6」に離されることはないほどの動力性能を有しています。
プレミアムサルーンでもやはりBMW。走りの楽しみは備わっています。キャビンは決して無音ではなく、適度に直6エンジンのサウンドが届き、自動車を運転しているという自覚を常にドライバーに伝えてきます。
また、ハンドリングも意外なほど楽しめるもので、切ったら切った分だけ、ほとんどロールもしないまま、素直に周回していく様は、5mもあるクルマとは思えないほど俊敏です。
ハイブリッドで高級車となると退屈なクルマになるのが常ですが、そこはBMW。らしさは、希薄になったどころか、濃厚になったといえます。このあたりは、国産自動車メーカーとは根本的な考え方が違うのでしょう。
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自動車(本体) > BMW > 7シリーズ セダン 2009年モデル > ActiveHybrid 7
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2012年12月29日 01:57 [559568-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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BMW7シリーズのハイブリッドシステムは、当初メルセデス・ベンツやGMと共同開発したマイルドハイブリッドが設定されていたが、2012年9月のマイナーチェンジのとき、直列6気筒の直噴ターボ仕様エンジンに電気モーターを組み合わせたフルハイブリッドシステムに変更された。
BMWがミュゼオを御殿場をベースに開催した試乗会に出席し、メディア関係者向けに用意された広報車両に試乗した。試乗車はアクティブハイブリッド7のMスポーツだ。
外観デザインが上級セダンの大柄なボディを生かして伸び伸びとしたデザインであるのは従来から変わらない。BMW伝統の丸型ヘッドライドは、今回のマイナーチェンジでLEDヘッドライトに変更されている。
インテリアはBMWのデザイン文法に従ってドライバー・オリエンテッドのデザインが採用されている。高精細・高解像度の10.2インチコントロールディスプレーは、視線移動の少ない高めの位置に配置されている。走行モードに応じてメーターパネルの色が変わる。
室内空間はハイブリッドであることによる影響を受けていないが、電池の搭載によってトランク容量はやや小さくなった。それでも普通に考えたら充分な広さである。
今回から直列6気筒3.0Lの直噴ターボ仕様エンジンを搭載するフルハイブリッドに変更されたが、ということはアクティブハイブリッド3/5/7は基本的に同じエンジンを搭載するということになる。
ただ、アクティブハイブリッド3/5とアクティブハイブリッド7では、エンジンの動力性能の数値が異なっていて、アクティブハイブリッド7は235kW/450N・mを発生する。モーターを合わせたシステムトータルでは、260kW(354ps)/500N・mの圧倒的なパフォーマンスを発揮するという。7シリーズは車両重量も重いので、それに対応した仕様を採用しているのだ。
アクティブハイブリッド7の燃費はラグジュアリーセダンでトップの14.2km/Lを達成しているから、燃費は十分に良い数値である。エコカー減税で免税扱いになるレベルの低燃費だ。
でもエンジンの動力性能を見ると、アトキンソンサイクルを採用して効率を上げたりするのではなく、十分なパワー&トルクを確保した上でそれに電気モーターをプラスし、走りのパフォーマンスを上げようという方向性が見て取れる。アクセルを踏み込めば、高級車らしい豪快な加速が得られる。
電気モーターは40kW/210N・mの性能を持ち、この性能によってEVモードでの走行が可能となる。発進時だけでなく、時速80km以下での走行中にアクセルペダルから足を離すとエンジンが停止して空走状態になって燃費を良くする。
走行モードをエコプロにして走れば、時速80km以下の領域でもトランスミッションが切断され、エンジンを停止して静かで滑るような走りになる。これも良い点だ。
試乗車はMスポーツで、前後異サイズの20インチタイヤを履いていた。偏平率の高いランフラットタイヤでありながら、乗り心地の悪さなどはみじんも感じさせない。乗り心地と操縦安定性を高次元でバランスさせた快適な足回りである。
アクティブハイブリッド7の価格は1198万円で、同じエンジンを搭載するガソリン車の740iに比べると76万円も高い。アクティブハイブリッド3がわずかな価格差に抑えているのに比べると、やや価格差が大きいが、これは装備や仕様の差があるからだ。
試乗車には39万円のMスポーツパッケージのほかいくつかのオプションが装着され、1300万円を超える仕様になっていた。
参考になった5人
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7シリーズの中古車 (全4モデル/289物件)
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- 支払総額
- 35.0万円
- 車両価格
- 32.0万円
- 諸費用
- 3.0万円
- 年式
- 2008年
- 走行距離
- 6.9万km
-
- 支払総額
- 258.8万円
- 車両価格
- 243.2万円
- 諸費用
- 15.6万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 10.1万km
-
- 支払総額
- 389.9万円
- 車両価格
- 369.5万円
- 諸費用
- 20.4万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 4.4万km
-
- 支払総額
- 982.0万円
- 車両価格
- 942.0万円
- 諸費用
- 40.0万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 0.6万km
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- 支払総額
- 249.9万円
- 車両価格
- 229.9万円
- 諸費用
- 20.0万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 4.1万km
この車種とよく比較される車種の中古車
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40〜1542万円
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79〜1299万円
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23〜770万円
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45〜836万円
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55〜2850万円
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238〜1896万円
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79〜374万円
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235〜585万円
-
245〜405万円























