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日産 フーガ 2009年モデル ハイブリッド(2010年11月2日発売)レビュー・評価
フーガの新車
新車価格: 577 万円 2010年11月2日発売 (新車販売終了)
中古車価格: 30〜275 万円 (72物件) フーガ 2009年モデル ハイブリッドの中古車を見る
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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.00 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
4.30 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.06 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.10 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.33 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
3.08 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.95 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > 日産 > フーガ 2009年モデル > ハイブリッド
よく投稿するカテゴリ
2016年2月8日 09:45 [902230-2]
| 満足度 | 2 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 2 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
初期型(走行5万km)を購入し、その後、8,000km走行した私の実感を記載しました。
初期型は中古車価格がだいぶこなれてきていますが、これからその中古の購入を検討されている皆さまの一助となればと思い、投稿させて頂きました。
特に「エンジン」と「モーター」の相関性について言いたい事がたくさんあり、そこは皆さまも最も気になるところと思いますのでもしよろしければ参考になさってください。
それでは、項目別に行きます。まずは「良い点」から。
【乗り心地】
柔らか過ぎると言うオーナーもいるが、個人的にはとてもいい塩梅。
以前乗っていたクラウンアスリートとは正反対。
ミシュランプライマシー3を履かせましたが相性も良く、大きな入力にも上手く対応。
ガツン!という衝撃は決して伝えて来ず、全て角が取れていて好みです。
【エクステリア】
好みの別れるところでしょう。
私は好きです。
【インテリア】
レクサスGSあたりの直線的なデザインも上手いが、個人的には嫌味のない曲線美だと思う。
エクステリアの流れを組めば、これでいいのではないか?
【シート】
やや柔らかいが、包まれ感もあり、調整幅も広いため、疲れにくい。
後席も広々ではないが、やはり包まれ感があり、安心出来る。
助手席のオットマンは秀逸。
何故もっと普及しないのだろう?
外国車を含め、全ての高級車に付けるべきでは?
【オーディオ】
純正のまま乗っているが、マニアでもなければ充分満足出来るレベル。
iPodも認識する。
出来ることならEQにミドルレンジを加えてくれるとさらに良かった。
【その他】
フォレストエアコンのゆらぎ具合がなかなか良い。
フォレストとというネーミング通り、とても静かで自然に効いていて心地良い。
インテリジェントクルーズコントロールもいい。
高速道路は言うまでもなく、国道でも信号の少ない地方路線の長距離ドライブには本当にありがたい。
皆さんおっしゃる通り、まさに“半自動運転”。
これももっと普及させるべきで、間違いなく高速道路での事故は減ると思う。
ただ、強い逆光(夕陽を真正面から受ける)や、酷い雨の時にレーダーが前車を捉えていないことが数回あり、ヒヤッとした経験がある。
それではここからが「最も言いたいところ」になります。
【エンジンとモーターについて】
モーター走行時の滑らかさは素晴らしい!
高級車だから元々車内が静かなのは言うまでもないが、それをモーターで走らせるのだから驚くべき静かさになる。
過去にゼロクラウンアスリート3.5にも乗ったが、ちょっと次元が違う。
プリウスのモーター走行時ももちろん静かだが、ボディの遮音設計にかかっているコストが違う分、静かさのランクが違う。
リーフにもレンタルで10日間ほど乗ったが、やはりフーガハイブリッドとはボディの作りが違うので静かさの質が根本的に異なる。
とにかくモーター走行時は最高なのだ。
さて、ハイブリッドなのでやがてエンジンがかかる。
(しかも早い段階ですぐかかる!)
問題はここからだ。
先ほどまでのあの“超高級な静けさとスムーズ感”は一体どこへ?
あまりにも落差がある。有り過ぎる。
エンジン音そのものも良くないが、モーター走行時とは全く別のクルマに変身してしまう。
低回転域のトルクが非常に薄いエンジンであることから特に低速域は耐え難い。
(うるさいばかりで、ちっとも前に進んで行かない!)
おそらくこのクルマで最もストレスが溜まるのは、エンジンで低速走行する時だろう。
信号でSTOP&GOのたびに「さっきまでのあのスムーズ感を返せ!」と叫びたくなる!(日本は信号だらけだからなおさら・・・)
それくらいエンジンへ切り替わる瞬間と直後が不快です。
このような理由からとにかく低速時はモーターだけで走らせたいので極力エンジンがかからないように努力するがこれが非常に難しい。
モーターだけで走るのは至難の業。
大型セダンだから車重があるし、前述の通り、すぐエンジンがかかってしまうチューニングだからすぐエンジンがかかってしまう。
それになんとかしてモーターだけで走らせようと努力するとほんの少ししかアクセルを踏めない。踏めないから自転車並の出足になる。ストレスが溜まる。
「ならば踏めばいいじゃないか。」と言われそうだが、他の投稿者の方もおっしゃっている通り、低速域でエンジンがかかるとモーターとの動力の受け渡しがギクシャクするし、前述の通り、低速域のエンジンフィールが誠に不快だからとにかくエンジンがかからないように走りたくなるのです。
(下り坂など、ある程度スピードに乗ってからエンジンがかかればギクシャク感は無いのだが…)
一方で、このクルマ、高速道路では水を得た魚。
極めて速く、滑らか。
独製高級車もなんのその。
街乗りではあれほど扱いにくい3.5?エンジンが豹変。
高速道路だとびっくりするくらいスムーズだし、7ATも生きて来る。
逆位相サイレントシステムもここで本領発揮。
ミシュラン、プライマシー3の出来と相まって車内は静粛そのもの。
このクルマは高速道路を長距離走るためのクルマ、街乗りで使ってはいけないのだと実感する。
【まとめさせていただくと・・・】
とにかく“惜しい”のです。
エンジンが早くかかり過ぎるのです。
もっとモーターだけで走らせるように設計して欲しかったのです。
リチウムイオンバッテリー計が満タンなのに平気でエンジンがかかるとがっかりするのです。
バッテリー残があるうちはもっともっとモーターだけで走らせて欲しいのです。
実車は5万km走行済みの中古でしたが、詳細記述の通り、高速走行や乗り心地は最高だっただけに手放すかどうか迷いました。が、毎日高速を走るわけはないし、街乗りの扱いにくさと天秤にかけて8,000km走行後やはり手放すこととしました。
以上、ご参考になりましたでしょうか?
長文、失礼いたしました。
参考になった79人(再レビュー後:76人)
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自動車(本体) > 日産 > フーガ 2009年モデル > ハイブリッド
プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2010年12月11日 15:03 [365596-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
ドアのHYBRIDデカールはオプション |
HYBRIDバッジはサイドとリアに付く |
インテリアはガソリン仕様と基本的に同じ |
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トランクは奥行がやや狭くなる |
モニターに表示される燃費データ |
専用カバーが付くエンジン |
フーガ・ハイブリッドに乗ってきました。トヨタともホンダとも違う、日産らしいハイブリッドカーに仕上がっていました。
そもそもハイブリッドシステムが、いままでの国産車とは違います。エンジンとモーターの間にクラッチを入れてEV走行やアイドリングストップを実現するとともに、トランスミッションは7速ATをベースにトルコンを多板クラッチに置き換えて効率アップを目指したという内容なのです。バッテリーにリチウムイオン電池を採用した点も特徴です。
エクステリアはサイドとリアにHYBRIDエンブレムが追加される以外はガソリン車と共通。インテリアは水温計がパワーメーターに置き換わり、ナビのディスプレイにエネルギーモニターや平均・瞬間燃費、2分ごとの燃費・充電履歴などを表示できることが違いで、デザインは同じです。ただしトランクはバッテリーを積むために、奥行きが狭くなっています。
加速はデュアルクラッチトランスミッションを備えたガソリン車に近いフィーリングです。アクセル操作に対する反応はダイレクトで、回転が上がり、ギアをつなぎ、と変速を繰り返しながら速度を上げていく点も同様。自動車らしい加速の気持ち良さが味わえると表現してもいいでしょう。
トルコンを使わないのに変速がなめらかであることにも感心します。エンジニアに聞いたところ、変速時に瞬間的にモーターを回してショックを吸収するというきめ細かい制御を行っているそうです。ダイレクト感とスムーズ感をここまで高度に両立するには、かなりの苦労があったはずです。
それでいてアクセルを離せばすぐにEV走行に移行し、そのままじわっと速度を上げていくと、100?/hまでモーターだけで走れるのです。走行中のEV率はハイブリッドカーでトップでしょう。メーター内にはモーターでの走行距離を表示するモードもあり、横浜市内を1時間ほど走った結果では、約1/3をEVとして走っていました。
ただし気になった部分もあります。乗り心地です。ハイブリッド仕様はフーガの最上級車種ということで、ラグジュアリーな走りを目指したそうですが、重くなったボディに対してスプリングやダンパーがソフト気味で、段差を通過したあとにブルブル振動が残ることがあります。この点に関しては、ガソリン仕様のほうが上という感想を持ちました。
でもフーガ・ハイブリッドにはそれ以上の魅力があると思いました。ハイブリッドカーは運転がつまらないというイメージを、独創のメカニズムを使うことで、みごとに変えてくれたからです。エコとファンを両立した画期的なビッグセダンといっていいでしょう。
参考になった27人
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フーガの中古車 (全2モデル/587物件)
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- 支払総額
- 183.9万円
- 車両価格
- 174.8万円
- 諸費用
- 9.1万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
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-
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- 走行距離
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- 支払総額
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- 車両価格
- 37.9万円
- 諸費用
- 5.1万円
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- 走行距離
- 4.4万km
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- 支払総額
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- 諸費用
- 16.5万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 5.4万km
-
- 支払総額
- 105.8万円
- 車両価格
- 96.8万円
- 諸費用
- 9.0万円
- 年式
- 2011年
- 走行距離
- 9.1万km
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