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『SUVではなく、やはりクロカン車』 トヨタ ランドクルーザー プラド 2009年モデル yud913さんのレビュー・評価
ランドクルーザー プラドの新車
新車価格: 315〜554 万円 2009年9月1日発売〜2024年4月販売終了
自動車(本体) > トヨタ > ランドクルーザー プラド 2009年モデル > 2.8 TX (5人乗り)
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2021年9月11日 18:08 [1491709-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
TX5人乗り、2.8ディーゼル改良後です。
【エクステリア】
150系後期のエクステリアは大変優秀だと思います。フロントデザインは200系のオラオラとは違い、インテリジェンスを感じます。テール周りは大元のデザインは中期以前と変わらない縦を基調とした物ですが、テールランプの張り出しが抑えられ、黒を多く使うことでまとまりがあります。
【インテリア】
中期以前よりはマシになりましたが、基本設計が古い。車のキャラクターに合わせているのでしょうけど、昭和の香りすら漂うインテリアデザイン。ブラック内装かベージュ内装かで印象が全く違うので、可能であれば両方見比べて買いたい。私はベージュ内装にしました。
また、クロカン車なので仕方ないですが、車体の大きさの割に車内はかなり狭いです。特に感じたのは室内高です。1900mmに近い全高ながらフロアも高いので、室内高は低く、身長180cmの私には天井が近く、圧迫感があります。他にも全長全幅の割には室内は小さく、5ナンバーミニバンの方がよっぽど室内は広々としています。狭いだけではなく、フロアが高いので小さな子供は1人では乗り込めず、リアドアの開口部が狭い割にはドアはデカいので、子供が中から開けると隣の車に当たりかねないなど、ファミリーユースには不向きです。
【エンジン性能】
ガソリンとディーゼル(改良前)を両方じっくりと試乗してガソリンエンジンは無いなという結論になりました。この車にはディーゼル一択です。60万円ぐらい価格が変わりますが、ガソリン車のオーナーさんは後悔している人も多いです。
ディーゼルはそもそもV6の4lエンジンの置き換えなので走行性能はもちろん、走行時の音や振動も抑えられています。よくガソリン車の方が静かでは?と言われますが、パワーが足りなさすぎるので走行中は回転が高くなり振動と音の大きさが気になりますし、頻繁にキックダウンするので安っぽい走りになります。また、エンジン本体の重量やマウントの違いからか分かりませんが、アイドリング中にガソリン車の方がぶるぶるとした振動がキャビンに入ってきます、ディーゼルは車内にいれば音も振動も気になりません。流石に車外ではディーゼル特有の音がしますが、それって重要ですかね?
試乗は改良前ディーゼルでしたが、買ったのは改良後ディーゼル。約30馬力の違いは大きく、さらに低回転からトルクが出るようにも改良されていますので走りが滑らかになっていました。新車でも中古でも選べるならプラドはディーゼル一択(できれば改良後)です。
【走行性能】
クロカン車なので、走り始めの低速域では敢えてアクセルレスポンスを鈍くしてある感じがあり、普通の乗用車の感覚からすると出だしが鈍いですが、改良後ディーゼルでは多少改善されています。ある程度速度が乗ればアクセルのつきも良くなり、2t越えの車体ですがグイッと加速していきます。
足回りは、サスストロークが長いのとセッティングが柔らかめなので、ロールとピッチは大きめ。ブレーキを強く踏んだ時のノーズダイブも他の車に比べればかなりあります。車重もあるし重心も高いので、ワインディングでは大人しく走らざるを得ないです。とはいえこの辺りは本格クロカン車である事のメリットとのトレードオフなので、オンロードの走りを求めるなら素直に他の乗用車ベースのSUVを買うのが吉でしょう。
【乗り心地】
走行性能の項目とも被りますが、サスはストロークが長くて柔らかめ。さらにラダーフレーム車のためフレームとボディとのマウント部で振動が吸収されるので飛ばさなければ思ったより乗り心地は上質。ボディとフレームが別体が故の大きな段差を超えた時のユラユラ感は若干ありますが、昔のクロカン車を思えば全く気にならないレベル。
【燃費】
ディーゼル+重い車体なので走行距離が短かったり、ストップ&ゴーが多いと悪化します。自分の場合は市街地だと9km/Lで、長距離をクルージングすると12km/L前後です。
【価格】
他と共用できないフレームと車体、一般の車よりはるかに長い製品寿命を考えば、安いぐらいかと思います。
【総評】
乗用車ベースのSUVではなく、あくまでトラックと同じ作りをベースにしたクロカン車です。乗用車の車高を上げただけのSUVでは走れない場所を走れ、タフで万一の災害の時なんかにも頼れます。他にも耐久性が普通乗用車の数倍あるなど数々のメリットがある反面、デメリットも多くあります。購入の際にはそのあたり自分が何を重視するのか考えて買わないと後悔しかねません。
プラドはランドクルーザー70から派生したライトデューティ系の末裔で、ステーションワゴン系の末裔である200系と比べると豪華さが無い代わりにオンロードでの操縦安定性は上。オフロードの基本的な走行性能は遜色がなく、サイズがちょうど良くて街乗りがしやすいなど売れる理由がよく分かる車です。
予算が許せばTZ-Gグレードを買うべきですが、そうでないならせめてディーゼルを選ぶべき車です。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2020年8月
- 購入地域
- 長野県
- 新車価格
- 428万円
- 本体値引き額
- 15万円
- オプション値引き額
- 15万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった36人(再レビュー後:17人)
2021年9月4日 18:00 [1491709-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
TX5人乗り、2.8ディーゼル改良後です。
【エクステリア】
150系後期のエクステリアは大変優秀だと思います。フロントデザインは200系のオラオラとは違い、インテリジェンスを感じます。テール周りは大元のデザインは中期以前と変わらない縦を基調とした物ですが、テールランプの張り出しが抑えられ、黒を多く使うことでまとまりがあります。
【インテリア】
中期以前よりはマシになりましたが、基本設計が古い。車のキャラクターに合わせているのでしょうけど、昭和の香りすら漂うインテリアデザイン。ブラック内装かベージュ内装かで印象が全く違うので、可能であれば両方見比べて買いたい。私はベージュ内装にしました。
また、クロカン車なので仕方ないですが、車体の大きさの割に車内はかなり狭いです。特に感じたのは室内高です。1900mmに近い全高ながらフロアも高いので、室内高は低く、身長180cmの私には天井が近く、圧迫感があります。他にも全長全幅の割には室内は小さく、5ナンバーミニバンの方がよっぽど室内は広々としています。ファミリーユースには不向きです。
【エンジン性能】
ガソリンとディーゼル(改良前)を両方じっくりと試乗してガソリンエンジンは無いなという結論になりました。この車にはディーゼル一択です。60万円ぐらい価格が変わりますが、ガソリン車のオーナーさんは後悔している人も多いです。
ディーゼルはそもそもV6の4lエンジンの置き換えなので走行性能はもちろん、走行時の音や振動も抑えられています。よくガソリン車の方が静かでは?と言われますが、パワーが足りなさすぎるので走行中は回転が高くなり振動と音の大きさが気になりますし、頻繁にキックダウンするので安っぽい走りになります。また、エンジン本体の重量やマウントの違いからか分かりませんが、アイドリング中にガソリン車の方がぶるぶるとした振動がキャビンに入ってきます、ディーゼルは車内にいれば音も振動も気になりません。流石に車外ではディーゼル特有の音がしますが、それって重要ですかね?
試乗は改良前ディーゼルでしたが、買ったのは改良後ディーゼル。約30馬力の違いは大きく、さらに低回転からトルクが出るようにも改良されていますので走りが滑らかになっていました。もし中古で選べるならプラドは改良後ディーゼル一択です。
【走行性能】
クロカン車なので、走り始めの低速域では敢えてアクセルレスポンスを鈍くしてある感じがあり、普通の乗用車の感覚からすると出だしが鈍いですが、改良後ディーゼルでは多少改善されています。ある程度速度が乗ればアクセルのつきも良くなり、2t越えの車体ですがグイッと加速していきます。
足回りは、サスストロークが長いのとセッティングが柔らかめなので、ロールとピッチは大きめ。ブレーキを強く踏んだ時のノーズダイブも他の車に比べればかなりあります。車重もあるし重心も高いので、ワインディングでは大人しく走らざるを得ないです。とはいえこの辺りは本格クロカン車である事のメリットとのトレードオフなので、オンロードの走りを求めるなら素直に他の乗用車ベースのSUVを買うのが吉でしょう。
【乗り心地】
走行性能の項目とも被りますが、サスはストロークが長くて柔らかめ。さらにラダーフレーム車のためフレームとボディとのマウント部で振動が吸収されるので飛ばさなければ思ったより乗り心地は上質。ボディとフレームが別体が故の大きな段差を超えた時のユラユラ感は若干ありますが、昔のクロカン車を思えば全く気にならないレベル。
【燃費】
ディーゼル+重い車体なので走行距離が短かったり、ストップ&ゴーが多いと悪化します。自分の場合は市街地だと9km/Lで、長距離をクルージングすると12km/L前後です。
【価格】
他と共用できないフレームと車体、一般の車よりはるかに長い製品寿命を考えば、安いぐらいかと思います。
【総評】
乗用車ベースのSUVではなく、あくまでトラックと同じ作りをベースにしたクロカン車です。乗用車の車高を上げただけのSUVでは走れない場所を走れ、タフで万一の災害の時なんかにも頼れます。他にも耐久性が普通乗用車の数倍あるなど数々のメリットがある反面、デメリットも多くあります。購入の際にはそのあたり自分が何を重視するのか考えて買わないと後悔しかねません。
プラドはランドクルーザー70から派生したライトデューティ系の末裔で、ステーションワゴン系の末裔である200系と比べると豪華さが無い代わりにオンロードでの操縦安定性は上。オフロードの基本的な走行性能は遜色がなく、サイズがちょうど良くて街乗りがしやすいなど売れる理由がよく分かる車です。
予算が許せばTZ-Gグレードを買うべきですが、そうでないならせめてディーゼルを選ぶべき車です。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2020年8月
- 購入地域
- 長野県
- 新車価格
- 428万円
- 本体値引き額
- 15万円
- オプション値引き額
- 15万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった19人
「ランドクルーザー プラド 2009年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2024年10月14日 09:48 | ||
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| 2023年9月30日 10:39 | ||
| 2023年7月17日 20:53 | ||
| 2023年6月8日 08:59 | ||
| 2023年6月6日 06:18 |
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- 支払総額
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- 諸費用
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- 支払総額
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- 10.4万円
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