『旧型ヴィッツより足腰がしっかり』 トヨタ ヴィッツ 2005年モデル マジメそうな公務員さんのレビュー・評価

【エクステリア】顔の部分がプリウス似になり嫌い。旧型の方がデザイン的に洗練されてよかった。

【インテリア】全面ダッシュボードが前にせり上がった感じが、旧型と大きく違い違和感を覚える。また、センターメーターが人間工学的にダメ。デジタル表示の方が先進的でよかったのに指針に変わり残念、オレンジ色表示も安もん印象で、目に優しい緑か白色になぜしないのか疑問を感じる。それから、一体型アームレストのプラスチック素材は最低。なんぼ安い車であっても、もうちょっとましな素材を使わないとダメ。

【エンジン性能】この１ℓエンジンで唯一気になるのは、アクセルを踏んだ時の音で、ゴロゴロゴロと回転が上がっていく時の、CVT故か何とも安っぽい音で、これがこの車の評価を下げる一番の理由である。

【走行性能】旧型は155/80/13の貧弱なタイヤだったせいか、走行感は安定性に欠けていたが、コーナーでもフラットで安心してアクセルが踏め、見違えるように良くなった。

【乗り心地】旧型に比べ、引き締まった印象で格段によくなった。

【燃費】

【価格】

【総評】大トヨタのヒエラルキーの最下層級の車のためか、コストダウンのため、１車種の車として見た場合、せっかくの魅力が上記で挙げた欠点のためスポイルされている。この車に求めるのは、エンジンと内装の質感、車の本質である人間工学の徹底と安全の追求だけである。