トヨタ SAIレビュー・評価

【エクステリア】
昼:まぁ普通にかっこいいセダン。
夜:現行車を含めてもトップクラスにかっこいい。陰影のある横一文字のヘッドライトとテールランプが美しい。

【インテリア】
良質。高級感と言うよりは上質感。
エンジン始動とあわせて動く電動シートや、リバース連動のサイドミラーなどおもてなしがたっぷり。
ドアなど、手が触れる箇所はソフトパッド満載で幸せになれる。
ファブリックシートはモチモチで肌触り良好。
着座位置がミニバンと変わらないほど高く、頭上も広いため、ゆったり座れる。

なぜかダッシュボードはほぼプラ素材。コンパクトカークラスの質感だが、そこが気取らない感じがあってよいのかも。

【エンジン性能】
パワーたっぷりで走りやすい。
エンジン始動時に前後に揺れる感じがある。
ev走行は発進後数秒と下り坂の巡航船に使われる。

【走行性能】
良い。直進安定性に優れる。
最小回転半径が5.6で小回りが効かない。
Uターンはできるが、急な右左折や細い道に入るのに苦労する。

【乗り心地】
ややサスが硬めで衝撃が伝わる。
シートの座り心地が良い。

【燃費】
街中はリッター15ほど、郊外や高速で19ほど。良くも悪くもない。

【価格】
とても安い。
2014年式、Gグレード、7.5万キロ、認定中古車を中古で８６万円で買った。あまりにも安い。

【総評】
めっちゃお買い得。１００万円以下でこの質感の認定中古車が手に入る。ありがたい時代になった。

人生初の乗用車となります。
それまでは商用車位しか運転したことがありませんので、評価的には甘いと思います。

【エクステリア】
最近の鋭角を多用した厳ついイメージのクラウンやカムリと異なり、落ち着いたフロントマスクのデザインは好印象。
テールのデザインもセダンらしいデザインで、スマートな印象を受けます。

【インテリア】
内装のデザインに関しても、落ち着いた印象ながらも10年落ちの乗用車と感じさせないデザインで非常に気に入っています。
燃料などの計器類はデジタル化している関係で、朝夕の車内に斜陽が入ってくるシーンでは白飛びして見にくい場面もありますが、夜間走行時などは視認性に優れていますので言うほどのマイナスではありませんね。
各所にプラスチック素材が多用されていますが、車内清掃時に拭きやすかったりするので、ありがたいです。
他のレビューで、チープな印象を受ける人が大半のようですが、私はこんなもんかな？という感じでした。
このクラスの乗用車を所有するのが初めてですので、比較対象が自身の中に無いのが大きいと思いますが。。。

【エンジン性能】
2.5Lとモーターがあるので、加速性や登坂力に不満はありません。
墓参りの関係で年に2回ほど暗峠の大阪側を登りますが、しっかりと力強く登ってくれます。
停車状態からの加速に関しては、非常に緩やかに感じます。
深めに踏み込めば改善しますが、それでもガソリン車より緩やかな感じはあります。
それでも軽自動車よりは立ち上がりが遅く、大型のディーゼルより早いので、極端に加速が悪いわけではないと思います。
EVモード時の立ち上がりも同様で、ON/OFF時で目立つほどの差もありませんので、市街地での燃費を気にするならEVモードで発進するのもアリだと思います。

【走行性能】
コンパクトな車格も相まって多少の狭隘路であれば苦もなく走れます。
静粛性も良好で、プレミアムコンフォートタイヤと組み合わせればロードノイズもほぼありません。
私の場合、静かすぎたのでタイヤのランクを落としてわざとロードノイズが聞き取れるようにしました。
走っていて静かなのは良いですが、静かすぎても違和感がありますね。

【乗り心地】
良好だと思います。
道の凹凸や段差の突き上げは確かに有るように思いますが、不快感を感じるような突き上げはありません。
しっかりと吸収して和らげてくれています。
まあ、板バネ上等な商用車ばかり乗っていた人間からすると楽園です。

【燃費】
下道で郊外中心の走行ですが、1万4000kmでの平均は16.5〜17km/L辺りです。
郊外中心なら18〜19km/L、都市部でも16〜17km辺りはモニター表示で出ています。
実燃費は上記から0.5〜0.8kmほど悪化した値になると思いますが、同排気量のガソリン車から比べればかなり良好な数字だと感じます。
追記:
燃費ですが、週に1〜2回ほどの場合、１日の走行距離が50kmを下回ると燃費が大きく悪化します。
バッテリーの充電が追い付かず、エンジンが常に稼働状態になるためですが、その場合は7km/Lかそれより悪化します。(母親の買い出しに付き合い、10kmちょっとを走行しただけの時は5.2km/Lでした。)
ハイブリッドの恩恵である低燃費を実感しようと思うと、一回の乗車で往復50km程度は平均して走行しているかどうかが１つの基準になると思います。

【価格】
中古車の為、評価対象外です。
【総評】
初の乗用車、初のセダンでしたが満足できるクルマです。
特に中古車で、かなり良好な状態のものを総額100万以下で購入できたので大当たりでした。
3〜5年ほどすれば乗り換えの検討もするかもしれませんが、現時点でも車幅が1800mmに収まる小型セダンが殆ど消えている事を考えると、長い付き合いになるような気がします。

駐車場での１コマです

【エクステリア】
マイナーチェンジでカッコ良くなったと思います。前のデザインなら買わなかったと思います。毎日駐車場の横を歩きながら駅まで行くのですが、毎日「正解だったな・・・」と思いながら見つめています。
【インテリア】
高級感はあります。ただ純正ナビの音声認識の酷さだけが減点要素です。
【エンジン性能】
全く不満はありません。元々余裕ある排気量の車で、少ないアクセルワークで走る事に歓びを感じる方なので。踏めばその分パワフルな加速をしてくれますし、街中ではジワジワのアクセルで快適に走ってくれます。
【走行性能】
パフォーマンスダンパーは付けていませんが、それでもロール方向への変化は少ないと思います。最小回転半径5.2mという小回りの良さも選ぶ際の重要な要素でした。
【乗り心地】
16インチタイヤを履いていますが、さすがにクラウンと比べると凹凸を拾った時のいなし方に劣るものの、プレミオ／アリオンとは比較にならないくらい、突き上げ感はありません。概ね満足しています。
【燃費】
街中走行がメインな事もあり、12km/l辺りをウロウロしている有様です。17〜18km/l辺りは期待していただけにそこはガッカリ感が否めないですね。
【価格】
最上位グレードにしては安全装備も中途半端で、価格には満足はしてません。
【総評】
とは言え、トータルで考えた場合、とても満足しています。セダンが好きで、なるべく街で見かけない「皆が知らない実は良い車」に乗りたい人にとっては最適ではないでしょうか。

◆気に入っている点
　　・乗り心地が向上していて道路からの突き上げ感が減少していて良い。道路の細かなデコボコを拾わない。
　　・風切り音が少なくなって静粛性が増している。
　　・加速が良くエンジンがきびきびと反応する。
　　・ブレーキの効きが非常に良い、安全性につながる。
　　・ナビの画面が高解像度で明るく綺麗になった。
　　・オーディオの性能が高く、重低音などはドシーンと感じる。今までのトヨタには無い高性能オーディオ
　　　だと思う。まるでオーディオルームにいるようです。
　　・バック時にサイドミラーが若干下を向くのでバックがやりやすい。（弟のクラウンには装備されて
　　　いない)
　　・メーターが明るくて非常に見やすく視認度が高い。
　　・ナビの位置が高いので視線をあまり動かさずに確認できて安全性が高い。
　　・ナビやエアコン、オーディーの操作がポイントデバイスでできるので体をいちいち前に倒さなくて良い。
　　・ポイントデバイスの使用に不安があったが使い始めたらすぐに慣れました。逆にタッチパネル方式より
　　　も使いやすい。ナビ画面も高い位置にあるので運転中の操作もやりやすく安全性の向上になる。
　　・トランクの内部の高さがあるので物が入れやすい。
　　・停車時は全く音がしないのでREADYランプを見ないと動いているかどうか分からないくらい静か。
　　・スペシャリティカーのセダンタイプという感じがする。全体の作りが大昔セリカが登場したときの
　　　ようなわくわく感を感じさせてくれる。
　　・ドアを開けてシートに座ってSTARTボタンを押すとシートが自動的に移動し、ナビが効果音とともに
　　　起き上がる様子は小さなクラウンを感じる高級さだ。
　　・昼間でも目立つフロントとリアだが、この車は夜に走ることに喜びがあるように思える。ヘッドライト、
　　　バックライト、計器類のイルミネーションなど贅沢すぎる。
　　・加速力がすごく、クルーズコントロールで増速すると背中を座席に押しつけられるくらいの感覚がある。
　　・アクセルとハンドルの反応がきびきびしていてV6の時より反応が良い。
　　・運転席から見る視界はものすごく広く、運転しやすい。
　　・LEDヘッドランプはディスチャージよりも明るい。
　　・後部座席のシートベルトがきつくなく使いやすいと家内が言っている。
以上

納車6ヵ月後のレビューです。
現在、6年前に購入したプリウス（10th Anniversary）、営業でインサイトに乗っています。
少し大きめのハイブリッドのセダンが欲しく、カムリと比較しましたが、カムリは少し大きいので諦めました。
【エクステリア】
デザインはMC前とは異なり、個性的です。特に、夕暮れから夜にかけてのフロンとビューは、人目でSAIと分かるデザインです。
カラーは「ホワイトパールクリスタルシャイン」と「ブラック」と、ちらかにしようか迷いましたが、ホワイトパールを選らびました。太陽の日にあたるホワイトパールは綺麗です。

【インテリア】
Gradeで大きく違います。
できれば「G」以上だと思いますが、予算やこのクラスの車からするとGは高すぎるような気がします。
＜気に入った点＞
・運転席と助手席でエアコンの温度設定ができること。
（風量設定も別々で分けることができると、さらに良いと思います）
・S Cパッケージは運転席、助手席ともパワーシートであること。
（パワーシートのメモリーがG以上でないと設定がないのが残念です）
・プラズマクラスターが付いたエアコン。

一方、洗車の際、スマートエントリーキーの誤作動が多く、数m離れた所に鍵を置いても、車に触ると反応してしまう。

【エンジン性能】
モードがEV、ECO、標準、SPORTSの4つに分かれており、通常の「標準」で運転すると街中で若干のストレスは感じるものの、土日にのんびりとなる私には十分です。
（ECOモードでは、他車の流れについていけないかな？）
しかし、力が欲しい時は「SPORTSモード」へ切り替えると豹変します。

【走行性能】
取り回しは良好。
（カムリに比べ全長で約15cm、幅が約5cm小さく、狭い我が家の駐車場には良いサイズです。）
直列4気筒DOHCの音は、若干チープ感は否めない、、、。

【乗り心地】
皆さんのご評価同様に「静寂さ」は、強く感じます。
シートは若干固めでロングドライブでも疲れを感じさせません。
タイヤは標準装備の205/60ですが、若干重めでしょうか？

【燃費】
JC08モードで22.4 km/Lとありますが、私は殆ど街乗りしかしておらず、実質燃費は14〜15 km/L程度です。
しかし、この車の燃費を上げる乗り方があるように感じます。燃費向上の運転を早くマスターしたいと思います。

【総評】
とにかく静かな車です。
洗車をしてみると、細部に「静けさ」を保持するための工夫が数多く施されています。価格は安いと思いませんが、それなりの価値ある車だと感じます。
しかし、このハイブリッドでこの価格を考えると、もう少し燃費が向上しても良いのでは？と、感じます。
また、このクラスとしては、トランクルームが狭く、カローラハイブリッドの方が広いと感じました。

居住性および空力を優先したため、ややズングリムックリとしたフォルムだし、フロントグリル付近に意匠の不連続部分がありますが、逆に言えば今様な仕上がりになっています。元々、80年代の秋刀魚のようなスタイリングが好きなこともあり、好みの問題でしょう。ただ、車両感覚が鈍く、駐車時には何時も取り回しに苦労する私にとっては、このコンパクトさが選択の最も大きな動機となっています。
インテリアは茜をチョイスしたので、シートがやや汚れ易いかなと思いますが、加飾類は価格相応でしょう。昔のイギリス車のウォールナットムク材は深みがあって好きだったのですが、メンテナンスが大変でした。耐久性と軽量化を考えると、このあたりが落とし所なんでしょうね。
走行性については、期待以上でした。トヨタ車って、必要以上にサスが柔らかくってフワフワしていると言う先入観を持っていたのですが、柔らか目のスプリングに硬めのダンパーを組み合わせて、最初の当たりはソフトに、負荷が高まるに連れてしっかりと支えてくれると言う私好みのチューニングでした。mopのボディダンパーのお陰で、荒れた路面を通過する際のボディハーシュネスもしっかりと抑えられているようです。
エンジン性能および燃費については、若干不満があります。車重のせいかエンジン走行に切り替わるタイミングが前車プリウスと較べてより頻度が高く、さらに起動時の振動も大きいようです。燃費も、プリウスが24km/l程度は普通に出せていたのに対し、18km/l程度です。これから暖かくになるにつれて、20km/l程度まで改善していくことを期待しています。
総論としては、輸入車嫌いで且つコンパクトカーしか乗り切れず、またフォーマルなシーンにも使いたいという私にとっては、現時点ではベストチョイスと考えています。

純正のナビが高機能で、流石高級車だなと思いました。

プリウスからの乗り換えだったので、燃費はかなり落ちますが、
それは仕方ないですね。
だいたい18kmくらいでした

H22年式 22000キロ （オプションはフォグ、コーナーポール、リアフォグ）をトヨペットにて購入しました。
価格は車体塗装のコーティング、3年保証込で乗り出し価格が220万でした。

ここ1年程度価格の推移を見ていましたが
カムリやプリウスαの発売もあって（？）かお買い得な価格になっていると思います。

エクステリアは好みの問題かと思いますが、、、
離れて見るとアリオンやカローラと見間違いそうですが、
近くでみるととても高級感を感じます。
ちなみに私は純正16インチがどうしても許せなかったので18系マジェスタの純正17インチを流用しました。
※取り付け可能ですがフロントのセンターハブがセンターキャップに干渉するため、キャップは他の純正品を取り付けました。

インテリアは非常にシンプルです。
高級感はそこそこで現行のマークＸに劣ると思いますがリモートタッチをはじめとして
非常に近未来的でなデザインでこれまでの車が1世代前のデザインのように思えるので、
全体的には非常に満足しています。

エンジン性能はハイブリットなので比較が難しいですが3000ccの車と同等と言った感じです。
低速は苦手で2500ccくらいかと思いますが中高速はモーターでグイグイ加速して
3000cc以上の力強さがあります。

走行性能は、、、限界近い運転はしないので細かくは割愛しますが不満はないです。

乗り心地は非常に良くロードノイズ、段差通過時のレスポンスともに小さいです。
また駐車場の中など徐行運転時はモーター音がわずかに聞こえる程度で
ほぼ無音になるのでそういった部分も◎です。

燃費については都心近郊運転と高速を半分づつ400キロ走りました。
ECOは全く気にせず運転していて表示は13となっています。
もうちょっと高い値を期待していましたが、、、、、

価格の評価はあくまで中古で購入する場合のものです。
プリウスも考えましたが同様の条件（H22,25000キロ,ナビ,ディーラー）
で探すと乗りだし190万、、、元の価格で比較すると非常にコストパフォーマンスは高いと思います。
※ちなみにマークＸやスカイライン、ティアナはSAIと同じくらいの価格であります。


全体的には大満足です。長く大切に乗り続けたいと思っています。

　
　納車2ヶ月ですが、少しレポートを書いてみたいと思います。

　私の場合、ディーラーに在庫としてあったLEDエディーションを購入したため即納
　でした。当初プリウスαを考えていたのですが、ご承知のように納車1年待ち
　実は他の車種でも5月の時点では4ヶ月待ちとのことでした。
　SAIは価格的にかなり厳しかったのですが、元々気になっていた車だったし、プリウス
　も以外と高いし、即納と言うことで後先考えずに決めてしまいました。

　さて、本題ですがまずスタイル
　在庫車なのに何故か18インチ、スポイラーも付いていて結構精悍なスタイルです。
　18インチで印象は大きく変わるようです。

　インテリアに関しては、もう少し頑張って欲しいですね、特に質感に関して仕上げの
　詰めが甘いです。360万の車にしては・・・

　走行性能に関しては、概ね満足しています。ハイブリット独特の加速感は中々面白い
　ですね。中速からの伸びが良いのには驚きました。
　直進性、コーナーリング共申し分ないです。またボディー剛性も高く高速でも疲労は
　少ないでしょう。
　ただ、乗り心地も含めて18インチを履きこなしているとは思えませんね、どうしてHS
　には設定されてる17インチがないのでしょう？
　室内の静粛性が高いだけにゴツゴツ感が残念です。

　燃費は17km/Lてとこです。これ以上伸ばすのは難しい感じです。まあ安全はもとより
　後続車に迷惑を掛けない走りでこんなもんでしょう。

　結果的に買って後悔するような車ではないです。ドアを閉める時の音とか、静粛性、
　スムースな加速、その気になれば2.5L車以上のパフォーマンス、ハイテク満載の
　室内とか、360万円は高すぎると思いますが、ナビ、VSC、クルーズコントロールも
　標準を考えると仕方ないのかも知れません、プリウスαの上級グレードがナビを
　付けるとSAIの価格を超えるんですから・・・