シボレー カマロ むすたんさんのレビュー・評価

1987年型I-ROC Zに乗っていました。

エンジンは5.7LのV8で、GMらしい荒々しいフィールが気持ちよかったです。
ATをDレンジに入れ、ガバッとアクセルを踏めば245幅のタイヤも軽々ホイールスピンしました。
当時のアメ車としてはステアリングも割とタイトな感じで、ワインディングも軽く流す程度なら充分楽しめましたね〜。
ただ、結構乗り心地が固かったのが意外でもありました。

あと、Tバールーフが付いていたのですが、これはこの年式のFボディの醍醐味のひとつでしょう。
グラストップを開け、エンジンサウンドを楽しみながらドライブするのは何ともいえない快感です。
冬に屋根をあけて、足元にヒーターをガンガンにかけてのドライブも好きでしたね。
またグラストップを外したスタイルも、非常にアメリカっぽくてお気に入りでした！

購入時で48000マイル（76800km）も走った並行輸入車でしたが、130000kmで手放すまでに壊れたのは消耗部品（オルタネーターとデスビ）のみ。
アメ車は壊れると覚悟していただけに、逆にアメ車の頑丈さを思い知りましたねー。
ちなみに燃費は、毎朝通勤渋滞にハマってもリッターあたり7kmは走っていました。
若い頃だったので決して運転は丁寧じゃありませんでしたが、そんな悪条件の中でもこれだけ走るって事にも驚きました。

社会人から学生へ逆戻りすることになり、4年ほど乗って手放してしまいましたが、機会があればまた乗ってみたいと思うクルマです！