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ルノー カングーレビュー・評価

カングー のユーザーレビュー・評価

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モデル(フルモデルチェンジ単位)満足度満足度ランキングレビュー件数 
カングー 2023年モデル 4.60 自動車のランキング 5人 カングー 2023年モデルのレビューを書く
カングー 2009年モデル 4.47 自動車のランキング 22人 カングー 2009年モデルのレビューを書く
カングー 2002年モデル 4.81 自動車のランキング 6人 カングー 2002年モデルのレビューを書く
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カングー 2023年モデルの評価

  1. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
エクステリア 外観などのデザイン及び機能性 4.40 4.32 -位
インテリア 内装のデザイン及び機能性 4.40 3.92 -位
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など 4.40 4.11 -位
走行性能 走りのフィーリング及び操作性 4.80 4.19 -位
乗り心地 乗り心地のフィーリング 4.80 4.02 -位
燃費 燃費の満足度 4.50 3.87 -位
価格 総合的な価格の妥当性 3.80 3.85 -位
  • ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
  • ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております

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10年寝たろうさん 殿堂入り 金メダル

  • レビュー投稿数:2165件
  • 累計支持数:19065人
  • ファン数:43人
満足度3
エクステリア2
インテリア3
エンジン性能3
走行性能4
乗り心地4
燃費無評価
価格2

【エクステリア】
このエクステリアは個人的には微妙です。
フロントのデザイン処理はまだしも、特にリヤ周りのデザイン処理がフランス車としてはまとまりが悪いですね。デザインの詰めが甘い、まるでドイツ車のような感じです。
あとは、Aピラーから屋根にかけてのまとめ方が空力を考えすぎているのか?フロント部分が無駄に長くなった感じを受け、実際の室内空間は旧モデルと大差なく感じました。
カングーの個性である、観音開きのドアは、唯一面白い仕掛けですが、実用面では特に利点はなく、跳ね上げ式の方が使い勝手は良さそうですね。

【インテリア】
全体的に言えることは、意外とゆったりではないと感じたこと。
大柄な私がフロントシートで普通にポジションとると意外に後席の足元が狭い、靴先のおさまりが悪いなどが気になりました。むしろシエンタの方が脚元広く感じるぐらいです。
リヤのスライドドアも国産と違い電動でないのは普通ですが、座ったままで開閉がやりずらいのも気になる点です。
ルノーでは普通の、センターだけの液晶パネルも気になる点です。何故フル液晶にしないのでしょうか?
あと気になる点は、リヤシートがリクライニングしない事、トランクスペースが以外に狭そうなこと、助手席がフルフラットにならない事など。

そのあとにシトロエンベルランゴと比べてみたら、どう考えても室内寸法が小さいのではと考えて、トランクスペースやシートサイズを測ってみました。
フロントに175cm程度のドライバーが乗った場合のベルランゴとカングーのシート後端から前のシートまでの間隔は約70cmと、数センチ程度わずかにベルランゴの方が長いかなという感じですが、ここは実際に座って比べてみたほうが良いでしょう。

次がトランクスペースです。
カタログ値はカングーが775L(天井まで)、ベルランゴが597L(トノボードまで)となります。
カングーはベルランゴはトノボードの上もとのボード面の奥行きが約10cm長いため、この計算に入っていない部分もややベルランゴの方が広そうですが、プジョーシトロエンは伝統的にトノボード下をトランク容量としていますので、実は実測がとても重要です。

ということで、これでは同列に比較できないので、実車を計測した参考値を記載します。
幅118×奥行き100(底部)+奥行き65(上部)×高さ55cmでトノボード下のトランク容量は約535Lでした。ちなみにベルランゴは幅118×奥行き100(底部)+奥行き75(上部)×高さ60cmで約620Lとやはり見た目通り少なくなっていました。
さらに小さいバズのシエンタは幅105×奥行き85(底部)+奥行き65(上部)×高さ60cmで約470Lと実は十分なスペースを取っていることにここでも驚かされました。

全長はおよそカングー4.5m、ベルランゴ4.4m、シエンタ4.3mとなるのですが、見た目通りAピラーが乗用車のように寝ていた、フロントシートの位置がボディ先端から測ると一番後ろよりになっているようです。そこのしわ寄せが旧型よりも20cm長いのに何故狭い?という理由だと推測します。

【エンジン性能】
ディーゼル仕様は、パワーは十分にありましたが、並みでしょうか。
エンジンのフィーリングはベルランゴよりも軽やかで、こちらの方が良い感じがしました。
スペックはベルランゴの方が高いのですが、もしかすると私のいつもの癖でカングーには未装備のパドルシフトで、早めにシフトアップしてしまい低回転で頑張らせていたた、ためかもしれないです。

【走行性能】
山坂でも楽しめそうな感じがしましたが、先代ほどではない感じもしました。
走行性能を求められるなら、山坂をじっくり走ったほうが後悔が無いのではと考えます。

【乗り心地】
とても良好な乗り心地でした。

【価格】
総額で500万円近い見積もりが出ました。
カングーに500万は高いと感じてしまいますね。

【総評】
遅ればせながら試乗してきました。
理由は、次のクルマとして必要があって余裕で5人乗れる車を探してみようかと考えたので。

内装の質感は、シトロエンベルランゴよりは少しマシなものの、総額500万というクルマとしては残念感しかありません。シトロエンベルランゴはフランス車らしいエスプリを感じるのでまだ許容できるのですが、新しいカングーは内装に面白味というのはほぼ感じられないのも残念なところです。

ここからはあくまでも個人的意見になりますが、やはり今回のカングーは20cmくらい長くなったのにもかかわらず、室内空間はほとんど増えていない感じで、足元の靴先の空間の取り方とか、限られた空間を有効に使おうといった視点でも設計の甘さを感じました。

一番の驚きは、前後方向はほぼ同等だったのですが、幅方向が明らかにカングーが狭く感じました。
幅45cmのシートが3つのベルランゴは大柄な男性の私が真ん中に座り、左右に大柄の女性が乗っても余裕を感じたのに対して、カングーに同じように座ると明らかに横方向に窮屈でした。
少数と考えますが、長時間5名乗車を想定する方は注意した方がいいです。

あとは、ある程度想定されていたことですが、カングーとベルランゴともに後席座面長は約42〜43cmと短いこと。 これ、実はシエンタの後席座面長の約47cmに余裕で両車とも負けています。
これはトヨタが一番姑息なことしてそうなんですが、正直びっくりでした。

ひとクラス下のシエンタの健闘には驚くほかなく、欧州車乗りでもCVTさえ妥協すれば、走りもカングーのように楽しめるクルマで、あらためてシエンタが売れるのは正しい現象だと感じました。

今回のカングーは先代と違って競合も色々とあり、それらとよく比べてみて、納得の上で手にするなら後悔はないとは考えますが、旧型と異なり個性も薄くなって、トランクなどもライバルと比較したら狭く、格下のシエンタにもトランク容量でも迫られと、凡庸で個人的には到底おススメは出来ない車になってしまいました。

カングーはデータに惑わされずに体感して、ベルランゴやシエンタと比べて、それでもカングーとなれば後悔の無い買い物になるでしょう。

レビュー対象車
試乗

参考になった19人(再レビュー後:18人)

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カングー
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カングー

新車価格:395〜419万円

中古車価格:26〜429万円

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