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アウディ A4 アバントレビュー・評価
A4 アバントの新車
新車価格: 476〜772 万円 2016年4月21日発売〜2025年2月販売終了
中古車価格: 23〜604 万円 (413物件) A4 アバントの中古車を見る
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| モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| A4 アバント 2016年モデル |
|
|
19人 |
|
| A4 アバント 2008年モデル |
|
|
16人 |
|
| A4 アバント 2005年モデル |
|
|
1人 |
|
| A4 アバント 2002年モデル |
|
|
1人 |
|
| モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 19人 | - |
A4 アバント 2016年モデルの評価
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.19 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
3.83 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.30 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.19 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.12 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
3.87 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
2.47 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
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自動車(本体) > アウディ > A4 アバント 2008年モデル > 1.8 TFSI
よく投稿するカテゴリ
2021年3月1日 07:16 [1427308-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
2009年式A4アバントに乗っていますが気になる点は天井の浮きや垂れが発生します。
MMIの問題かフロントスピーカーから音が出なくなりました。
CVTは若干のショックはあるもののDSGと比べたら問題ない。
このモデルに多いオイル食いはそれほど出ていないです。
参考になった10人
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自動車(本体) > アウディ > A4 アバント 2016年モデル > 35 TFSI advanced
2020年11月2日 00:20 [1383483-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 無評価 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 2 |
FFの試乗でした。主にフォルクスワーゲンパサートとの比較です。
【インテリア】
普通かなと。ベンツみたくメッキ多用されてなくて、あちらよりは好印象。
【エンジン性能】
普通です。決して非力ではありませんでした。
【走行性能】
普通です。
【乗り心地】
普通。
【価格】
高すぎると感じました。
【総評】
正直、目をつぶって乗り比べたらパサートとの違いがわかる人っているのかなと思いました。アウディのバッジとデザインが気に入った人だけ異常に高いエクストラコスト払って買えばいいと思います。他のグレードだとまた印象変わるかもしれませんが、少なくともFFではそう思いました。定価が100万くらい下がらないとベンツやBMWと戦えないと思います。スマホと連動するとか、360°カメラだのヘッドライトや室内LEDの光り方だの、、家電みたいなことがセールスポイントっていうのも、、、
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > アウディ > A4 アバント 2016年モデル > 1.4 TFSI
2019年10月20日 18:18 [1269230-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 2 |
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|---|---|---|
所有している初代a1のリコールの代車として、a4をお借りしました。人生初?の600万を超える価格帯の車に乗れるということで、かなり期待しておりましたが…
【エクステリア】
車体の長さと、サイドウィンドウをグルリと囲む金属パーツが特徴的です。
【インテリア】
目を引くバーチャルコックピット、触れて驚く内装の金属パネル、骨太のセンターコンソールは高額車を感じさせます。電飾のLEDカラーは白にまとめられていて、新鮮な気分にさせてくれました。
デザインは直線かつ平面的で、曲線を用いたメルセデスCクラスなどと比べ、こちらは古典的なデザインだと思います。
唯一、バーチャルコックピットは先進的ですが、走行中にパッと見たときの視認性が悪いです。また中央コンソールのスイッチ類は配置と操作性が悪く、これもアウディが設計したのか?って思ったほどです。
アルミパネルや電子式パーキング等がないa1のほうが、高級感が凝縮されており、直感的に操作できると思います。
また、タイヤ4本を荷室に積もうとしましたが、左右に架かる立派なトノカバーの橋が干渉し、うまく載せることができませんでした。これでは大きな荷室があっても無駄です。
(恐らく取り外しができるとは思いますが、限られた時間では出来ませんでした)
【エンジン性能】
一般道やバイパス等であれば、不満のない加速性能です。いい具合にエンジン音を聞かせてくれます。しかし、車体が大きさや排気量のせいか、瞬発力はあまり感じられませんでした。高速で常に右車線を走る方でしたら、上のグレードを選ばれたほうがいいと思います。
【走行性能】
市街地の道路の少し大きめの段差でも、車体がブレることなく安定した走行をします。車体剛性とパワステのおかげで、優れた直進安定性を感じられましたし、ロードインフォメーションもしっかり伝えてくれます。雨の日に走行しましたが、ロードノイズはほとんど感じられませんでした。(余談ですが、このクラスでも天井の雨音が車内に響きました)
【乗り心地】
車重のおかげで、a1よりマイルドな乗り味です。マイルドとはいえ、宙を浮くような乗り心地ではなく、ドイツ車らしい感じです。同価格の国産セダンのような安楽な乗り心地ではありません。また、すべての座席で包み込むような柔らかさと沈み込みすぎない適度なコシがあり好印象でした。
【燃費】
市街地では10km/h程度だと思います。運転が楽しいと、アクセルを踏んでしまうので、余計燃費がよくありませんでした。
【価格】
乗り出し600万を払って乗りたい!と思うほどの魅力がありませんでした。
【総評】
借りた代車のほうが、所有している車より良かったということかよくありますが、この車ではそれを感じませんでした。
自分は、多少の振動はありつつも元気よく走り、扱いやすいサイズのa1のような車が好みなので、このa4には不満が残りました。
素人目にみて、先進安全機能や高級感のある内装のCクラスワゴンや、走行性能の優れたBMW3シリーズワゴンと比べると、a4はやや厳しい立場にあるかもしれません。
ただ、ダウンサイジングされる方や、安定した走行性能を求められる方には、この色々な意味で落ち着いたa4がしっくりハマるのではないかと思います。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > アウディ > A4 アバント 2008年モデル > 2.0 TFSI
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 7件
- 0件
2017年9月14日 08:03 [1002889-2]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 2 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
B8型の後期モデルを中古で購入しました。
新車時の価格からするとかなり落ちついている価格です。
サイジングや佇まいは輸入車のエントリーモデルにふさわしいと思います。
今後中古での購入を考えている方々の一助となれば幸いです。
【エクステリア】
シングルフレームグリルがかなりこなれてきた感じで、ほど良く上品でスポーティ。
ザ・audiな外観で、幸いB9型もさほど大きな変化がないようなのでちょっとうれしい。
サイズも日本で乗るにベストな大きさではないでしょうか。
【インテリア】
運転席周りはとても上品。シックな黒+スポーティなシルバークロムを上手に使い合わせています。
今時の車と比べればややアナログな気もしますが、それでもこのインテリアはいつも満足させてくれます。
遮音性も安物タイヤでなければ◎。 オーディオも素晴らしい。
MMIは日本のナビと比べると使いにくいです。
タッチパネルではなくダイヤルorボタンでしか操作を受け付けないので、運転中に触るのはちょっと怖いです。
ビジュアル的にはカッコいいのですが、使用感には個人差があると思います。
後部座席も同クラスの国産車と比べるとややタイトな印象。お尻が沈み込むので乗り降りも楽ではないです。
ミドルクラスのワゴンならこんなところか…といったところ。
成人5人乗りはしんどいです。
【エンジン性能】
過給機付き2.0Lは動力的には十分。日本で乗るにちょうど良い。
が、CVTにはちょっと難あり。
0スタートからのぎくしゃく感は特に絶望的。アクセルワークが…とかの話ではなく踏んだ量と加速感が一致しない。
初っ端から減速比が低すぎる? よく分かりませんが、この感覚未だに慣れません。
速度に乗ってしまえば何てことないのですが…。
アイドリングストップからの復帰も振動が大きく、さらに出だしが鈍くなるので私は常時オフです。
現行型から全グレードDCTに変更したことに納得。
高速走行では無双です。
100km/hで回転数が1500を切っていたような気がします。
エコランに徹すれば15km/lも狙えます。
【走行性能】
低速時のステリングはとても軽くて、街乗りなら女性でも運転しやすそう。
ベースグレードはまろやかな乗り心地です。
高速走行も揺れが少なく、とても快適。
【燃費】
予想より悪くないです。
カタログ値13.8に対して市街地なら10あたりをウロウロ、流れの良いバイパスや高速なら15以上も狙えそうです。
ダウンサイジングターボ良いです。
【価格】
新車価格は高いと思います。今のモデルの2.0Lはオプション等含めれば乗り出し600万でしょうか。
同セグメントの他メーカーの車種と比べれば一線を画しているイメージです。
割安感のある1.4Lモデルが400万台というのも…。
中古で400言うたら、かなり選択肢ありますからね。
【総評】
Audi然りドイツ勢の中古相場は価格がこなれていますね。
中古車しか乗り継がない私にしてみれば願ったり叶ったり。ありがたや。
輸入車は中古でエントリーモデルを買う。
私は有りだと思います。
<再レビュー 170629 ECUアップデート後追記>
リコール通知がきたので、ディーラーに行きECUのアップデートをしてもらいました。
ネックだったCVTのぎくしゃく感が改善されたように感じます。
だいぶ乗りやすくなりました。
燃費重視のセッティング?なのかだいたい2000回転前後を保ちたがるのですが、
街中のストップ&ゴーでも、流れの速いバイパスを走ってもリニアな加速を味わえます。
リコールから帰ってきただけなのに、パワーアップしたような感じで嬉しいです。
またしばらく乗っていたいと思います。
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自動車(本体) > アウディ > A4 アバント 2016年モデル > 2.0 TFSI
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2016年8月24日 00:33 [954808-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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2016年2月に発売されたA4セダンに続き、わずか2カ月遅れの2016年4月にワゴンボディのA4アバントが発売された。A4アバントには、アウディ・ジャパンが横浜市のベイサイド・マリーナ・ホテル横浜の駐車場をベースに開催したメディア関係者向け試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。試乗グレードは2.0TFSI(FF)車だった。
新型A4アバントは洗練度を高めた内外装のデザインや最新の安全装備であるアウディ・プレセンスの採用し、動力性能と燃費を同時に向上させた新開発の直列4気筒2.0Lの直噴ターボ仕様エンジンを搭載する。9年振りのフルモデルチェンジらしく、全面的に新しくなったモデルだ。
ボディサイズはひと回り大きくなり、モデルチェンジのたびにクルマを大きくするという既成概念から脱却できていない。日本では全幅が1800mmを超えると駐車場インフラなどで大きなマイナスになるのだが、新型A4の全幅は1840mmに達している。そもそもモデルチェンジのたびにクルマを大きくするのは良くない。
アバントはセダンをベースにしており、一見したときの見た目が旧型モデルと変わらない印象であるのも変わらない。良く見れば、シングルフレームグリルの形状が少し変わって六角形が明確になったほか、LEDヘッドライト(オプション)も新鮮な印象を与えていて、新型A4であることが分かる。とはいえ、全体的なイメージはキープコンセプトであり、すっきりしてシャープさを感じさせるデザインになったのが目新しいところだ。
ボディサイズが大きくなったことで室内空間が拡大され、同時にインテリアデザインも水平基調を強めて広がり感が強調されているので、より広く感じられる。これまで採用していたドライバー・オリエンテッドのデザインは傾斜がやや弱められながらも継承されている。アウディの特徴であるインテリア回りの質感の高さは相変わらずだ。入念な作り込みによって仕立ての良さを感じさせるデザインである。
ラゲッジスペースも拡大されている。標準状態で505L、分割可倒式のリヤシートを倒すと最大で1510Lの容量がある。これはクラスでも最大級といえるものだ。ラゲッジスペースの床面が開口部の下端に対してやや低くなっているのが気になるものの、容量は十分でステーションワゴンらしい使い勝手の良さを発揮する。リヤゲートの開閉に合わせて自動的に開閉するトノカバーも便利なものだ。
セダンにはないアバント専用の装備として、オートマチックテールゲートがある。キーをポケットに入れているなら、両手がふさがった状態でもバンパー下に軽く足をかざすだけでテールゲートを開閉できるもの。日本車ではまだ採用例が少ないが、欧米のクルマではステーションワゴンやSUV系の車種に採用が広がっている。A4アバントでは全車に標準装備だ。
試乗した2.0TSFIクワトロ搭載される新開発エンジンは、直噴ターボ仕様によって140kW/320N・mのパワー&トルクを発生する。従来のエンジンに比ると、パワーがわずかに向上し、燃費は30%以上の大幅な向上が図られている。アウディでは今回のエンジンに対し、従来のダウンサイジングではなくライトサイジングという言い方をしている。
エンジンの効率の良さは際立つ感じで、アバントでもセダンと同じ18.4km/Lの低燃費を達成している。FF車で軽量化も進められた(ホワイトボディベースで50kgの軽量化)とはいえ、アバントのボディはセダンに対して40kg増の1580kgある。燃費を測定するときの重量区分が同じなのでカタログ表記のJC08モード燃費は同じ数値になっている。
セダンに対して少し重くなったとはいえ、エンジンの動力性能には余裕が感じられ、走りそのものは相当に軽快な印象だ。燃費志向のチューニングが施されたエンジンとは思えない走行フィールである。
トランスミッションが従来のマルチトロニックCVTからデュアルクラッチの7速Sトロニックに変わり、よりダイレクト感のある走りを実現していることも、走りの軽快感につながっているように思う。CVTには滑らかさなどのメリットがあるが、デュアルクラッチでもこれだけの燃費が出せるなら、走りにダイレクト感のあるほうが良い。
走行モードを切り換えるアウディドライブセレクトはインパネに設けられたボタンを操作するだけで簡単に切り替えが可能とされている。コンフォートやダイナミックなど、5種類のモードから好みに合わせた選択が可能だ。
今回のモデルでは先進緊急ブレーキのアウディプレセンスや渋滞アシスト付きのアダプティブ・クルーズコントロールなどが標準で、オプションでさらに充実した安全装備を手に入れることができるようになった。これはメルセデス・ベンツやBMWに対してやや遅れた状態になっていたものを、フルモデルチェンジを機に一気に追いついてきたものだ。このほか、スマホ連携を可能にした最新のコネクティビティなども注目される新装備である。
このようにいろいろな面で進化したアウディA4アバントだが、これといった強いインパクトを与える部分がないように思う。デザインが新しくなり、走りと燃費が良くなり、安全装備が採用されたといっても、フルモデルチェンジであれば当然である。さらに+αの訴求ができるような魅力が欲しいと思う。
試乗車はベースグレードの2.0TSFIだが、価格は547万円の設定である。セダンに対して39万円も高い。これには前述のオートマチックテールゲートなどが含まれているために価格差が大きくなっているのだが、その価格差だけでなくベースのセダンもけっこう高い。
試乗車にはボディカラー8万5000円やLEDライティングパッケージの20万円、17インチアルミホイール9万円のオプションが装着され、584万5000円の仕様になっていた。諸費用を含めて600万円コースだから、完全に高級車の予算である。
- レビュー対象車
- 試乗
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2011年7月12日 13:20 [424149-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 無評価 |
欧州へ出張した際に、ドイツでレンタカーで乗りました。
日本には導入されていない、1.8Tクワトロの6MTでした。時間があったので、ニュルブルクリンクにも行きました。
【エクステリア】
カッコいいと思います。Audiには日本人デザイナーが居ると何かで読んだ記憶があります。日本車のデザインがつまらないのは、日本人のデザインセンスの問題ではなくて、自動車メーカーのマネジメントの問題でしょう。日本車の場合、いいデザインだなと思っても、細部を見るとどうもチグハグに感じる部分があったりして、俗に言う折衷案というヤツなのかな?と感じることがあります。そういうことが、欧州車にはないですね。誰かが責任を持ってまとめている、そういう感じのするデザインになっていると思います。
日本車見習え!という意味も込めて、5点。
【インテリア】
エクステリアに同じ印象。個人的には、もうちょっと日本車的派手さがあった方が好みですが。
スペースユーティリティは、やはり日本車という気はします。車格からすると、リヤシートは充分とは言え、ちょっと狭い気がします(減点1)。
それと、乗ったクルマが日本では売っていないような低グレードの内装だったので、さらに減点1。
ということで、3点。日本仕様なら4点かな?
【エンジン性能】
今は日本では設定がなくなり、以前は日本仕様のFFにしか設定されていなかった1.8ターボということでの評価です。
アウトバーンでは、フラットであれば180km/h程度迄はそれなりにストレスなく加速しますが、決して速いという気はしません。2リッターNAのFFセダン程度という感じ。180km/lから先は鈍くなります。やや下りで踏み切ってメーター読み220km/hが最高速でした。平均時速160km/h程度で200kmを走っての燃費が8.5km/l程度。アウトバーンでの加速は、2.0ターボ・ディーゼルのパサートに完敗。
いくらなんでも、1.8Tでは役不足でした。なので、3点。
【走行性能】
アウトバーン、市街地、ニュル(5周)を走って、高速安定性・操縦安定性・乗り心地のバランスは素晴らしいと思いました。
残念なのは、1.8Tによるパワー不足。パワーが足りない分、極めて安定志向の操安性に終始。2.0ターボならもっと楽しめたと思いますし、コメントもあったと思うのですが、安定していますとしか書くことが無い位にパワー不足でした。
ただ思ったのは、フロントデフを前に出してエンジンを後退させて旋回性を優先した設計になっていますが、直4を積む前提では、そこまでやる必要があるのかな?と言うこと。普段の足として高速道路を中心に使う前提で考えれば、鼻先の動きが軽過ぎないか?という印象。
この辺りは、ベンツもBMWを意識してアジリティをキーワードにして鼻先を軽くしていますので、流行と言えば流行なのでしょうが、その結果、エンジンを後退させ、人間の乗るスペースが削れているのは何か違う気がしました。
5点でもいいのだけど、この引っかかりがあって4.5点。
【乗り心地】
文句ありません、5点。この乗り心地の良さと鼻先の軽さは、やはりミスマッチな気がしますが。
【燃費】
1.8Tではボディに対してアンダーパワーという印象が強く、その結果、燃費もいまひとつという感じでしょうか。
【価格】
別に今の為替レートを適用すべきとは言いませんが、それでも今の日本での値段は、値引きを考えても高すぎると思います。欧米で売っているような値段であれば、他より高くても買ってもいいかなとは思いますが。
日本でのAudiのバッチ代はこの数年急激に上がりましたね。以前は、VWと並んで良心的な価格設定の輸入車だったのに。。。
1.8Tクワトロは日本で売ってないので無評価としますが、欧米ではドイツ御三家のバッチ代は、車両本体価格の10%もないということを考えると、日本でのバッチ代はちょっと異常な気がしています。
【総評】
良いクルマです。日本車が見習うべきことは、まだまだあると実感させられます。
Audiお前もか?というような鼻先の軽さは、(個人的には好きではないが)4WD臭さなくBMW並み。しかし、日本での商売の仕方までBMWを見習って欲しくなかったですね。
なお想像でしかありませんが、2.0ターボであれば、満足度は少なくとも4にはなっていたと思います。
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A4アバントの中古車 (全4モデル/413物件)
-
- 支払総額
- 289.6万円
- 車両価格
- 277.0万円
- 諸費用
- 12.6万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 3.6万km
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- 車両価格
- 550.0万円
- 諸費用
- 21.7万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
- 0.1万km
-
A4アバント 2.0TFSI 禁煙車・スマートキー・F&Rソナー・シートヒーター付きパワーシート・ナビ&TV&BT&Bカメラ・HID・ETC
- 支払総額
- 84.9万円
- 車両価格
- 69.8万円
- 諸費用
- 15.1万円
- 年式
- 2014年
- 走行距離
- 6.4万km
-
- 支払総額
- 472.8万円
- 車両価格
- 453.0万円
- 諸費用
- 19.8万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 5.2万km
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