スズキ パレットレビュー・評価

【エクステリア】
台形のボディ形状に尖ったツリ目でお世辞にもエクステリアデザインが良いとは言えません。
【インテリア】
ベージュとグレーでインテリアデザインも良いとは言えませんが、ドリンクホルダーや肘掛けなどインテリアのユーティリティは大変優れています。
【エンジン性能】
盆地の一般道では全く不足を感じませんが、坂の多い街や高速道路のちょっとした勾配ですぐに限界を感じます。
【走行性能】
非力な軽NAでも大きな不満がないのは秀逸な４ATのおかげ。４AT最後の世代で変速制御は完成されていると感じます。またオートエアコンのACオンオフがアクセルの踏みこみ具合を考慮してくれており、走行性能を犠牲にしないのも感心します。
カーブではそれなりにロールはしますが、ドライバーに強い不安感を与えません。
【乗り心地】
165/55R14は低扁平で乗り心地が悪いです。155/65R14に変えたところ乗り心地がソフトになり、タイヤ代は安く済み、車検も問題なく通りました。
【燃費】
20分間信号のないような郊外で使用しているため、18km/L前後です。ただ、アイドリングストップ機能がないので街中で信号待ちするとみるみる数値が悪化していきます。
【総評】
仕事用に購入したセカンドカーです。初めての軽なのでノイズや、揺さぶられ、シートの安っぽさなどネガティブ面をあげれば切りがないですが、室内の広さと視界の良さ、幅が狭いことによる走りやすさなど、ハイト系軽自動車のメリットも多く感じます。
中古のハイト系軽自動車を安く手に入れようと思うと、パレットは故障の少なさやコストパフォーマンスの高さで最右翼だと思います。

ターボ車は、普通車からの乗り換えしても違和感ありませんでした。天井高さはシエンタより２０数センチ高いです。ただエアコンは効きが悪いような気がします。