トヨタ MR-Sレビュー・評価

【エクステリア】
でっかいライトが印象的。
単調なラインで艶かしい魅力はない。
サイドインテークはメンテのために外れるようになってるが後付け感消す努力全く無し。
ガキっぽい。海外の似たような車はなぜかそうは思わない。
これがセンスの差。

【インテリア】
エクステリアは角度により悪くない時もあるが
インテリアは褒める所がない。
メーターホワイトは夕暮れから夜間はすごく見にくい。メーターフードも玩具っぽい。
インパネは精度が悪く隙間が大きく変な線が多い。
エアコンスイッチからオーディオ・シガーまでの真っ平らのくせにごちゃついててかっこ悪い。
センターコンソールは無駄に前が開いてる。後は肘掛けなのか盛り上がってる。サイド引く時邪魔。
直線基調で行くなら突き抜ければいいのに。
ドアは取ってつけた布生地。握りやすいけど浮いてるパイプハンドル。
このパイプのセンスを全面に出せばもっとポップでいい意味でシンプルなインテリアにもなれたが
中途半端に普通の車であろうとブレーキかけて見苦しい。
ただただ安っぽくて古臭い。同時期の初代ヴィッツやZZTセリカが次世代のデザインなのに何故手を抜いた。
90年前後のセンスで時代遅れ。

【エンジン性能】
軽さでカバーしてるからサーキットで更に上が欲しい人以外十分。
普通に走っても油温がやばいのでオイルクーラーは純正で付けてほしかった。

【走行性能】
すっとフロントが入る独特な感じが病みつき。
郊外のカーブはノーブレーキで流せる。

【乗り心地】
純正はよくない。ゴツゴツのくせに腰砕けにロールする。
ＴＲＤフルセットでだいぶ良くなった。

【燃費】
郊外なら15は出る。平坦路60ｋｍ/ｈだけなら20前後までいく。

【価格】
今出せば+50万するだろう。中古はプレミアも無く安いので手が出しやすい。
当時は適価。

【総評】
見た目で損している。特に内装。
走りはいい。耐久性はトヨタだからと言って過信してるとオイルで足をすくわれる。
熱がこもるのでシビアな管理が必要。まずは温度計付けてから。
弄るなら軽量化を勧める。パワーはターボか2ZZしか大幅アップは不可能なので
そこまでしないなら排気系・ホイール・前後フードの交換がいい。
電線代ケチったのかバッテリー後ろはバランス悪いし空気の抜けも悪い。前に持っていくと丁度いい。

ノーマルは足りない点が多い。ちょっとお金かけて仕立て直すと良くなる。
逆に言えば未完成車。素材と思えばいいがメーカーはもう少し仕上げてから売って欲しい。
ローコストで妥協の塊のやっつけで作ったみたいだが芯はいいから弄るならお買い得。

知人の車に乗せてもらった時のレビューになります。

【エクステリア】
カッコいいと思います。
女性向けのデザインではあると思いますが・・・

【インテリア】
昔の軽自動車のように、センタートンネルが切れていて、コンソールが低く、軽自動車のような安っぽいコックピットです。
プラスチック的な表面の質感とか以前に、まずシートのフィッティングが最悪です。
ステアの位置も合わず、脚に当たるし、とにかく運転しづらい車だと思います。
シートの座面もまるで体に合わず、しかも純正バケットでもないためにサイドの包み込みが全くありません。シート表面のメッシュ的な質感も駄目です。
ハンドルなどの操作系統各所を人間工学的に操作しやすいかなどをよく吟味せず、熟成せず、急造した車ということが良くわかります。
ＭＲ２の方がまだ良かったと言っていました。

【エンジン性能】
ノイズあります。振動あります。
パワーは普通です。
拭けあがりの音は結構良いと思います。
が、シャシーの性能がかなり悪く、全体的に剛性不足で
距離数を乗っていると、「エンジンの搭載位置」がズレてしまうことがあり、そのせいでミッション（リバース）が入りにくくなるどのことです。

また、ミッション操作がワイヤー式の遠隔操作で、全然ダイレクト感がありません。自転車のギアの方がまだスムーズに入ります。ＭＴ車購入の方はご注意ください。

【走行性能】
フロントが軽いとか言いますが、確かに重量的には軽いですが、走行時には全く生かされません。
フロントが軽いせいで、走行中は常にフロントが「ポンポン」跳ねます。
とても乗り心地が悪いです。
全く走行安定感がありません。
また、シャシ剛性が不足で、ボディがすぐヤレてしまうそうです。

スカイライン等の足回りからコクピットまで、完成熟成されたスポーツカーと比較すると、それはそれはもう雲泥の差です。
「ミッドシップ」のメリットなど何一つないと思ってください。
きっとロードスターの方が遥かに快適に普通に、速く走れると思います。

そして、ハンドルが軽いという話と、重いという話がありますが、重い印象があります。電動油圧パワステという方式も弱点らしく、トルクセンサーなど、パワステに関する煩わしい多くの部品が故障する可能性が高く、そのせいで故障が良く起きるという話もあります。
やはりハンドルは軽いに限ると思います。
ミッドでフロントが軽いのにハンドリングもシャープではなく、重くネトネトした印象で、ハッキリ言って、軽とかコンパクトの方がキビキビハンドルを回して快適に走れます。

【乗り心地】
このように非常に未熟で急きょ急造した車であり、色々と凝ってはいますが、車の「基本」がまるでなっていません。

【燃費】
レギュラーで１３キロ位走ると言っていました。

【価格】
安くてもあまりお勧めできません。
「ミッドシップ」というレイアウト方式そのもの自体は魅力的ですが、この車はミッドシップスポーツカーとしては失格です。
ミッドなのにカーブも全然速くありません。
他のＦＲスポーツカーの方が全然速いと思いました。

【総評】
見た目のデザインの奇抜さだけは秀でていますが、車としての完成度は最低レベルです。
ポルシェボクスターと比較して、などというレベルの問題ではありません。
軽自動車よりも乗り心地が悪いです。
足回りの硬いスポーツカーとも違う、車の作りそのものが悪いゆえんの乗り心地の悪さです。

とにかくシートフィッティング、運転席のポジショニングが悪いです。
それも乗り心地を悪くしている一因でもあります。

実家に帰省した時に友人のクルマに試乗しました。

０２年モデルの６ＭＴです。それなりに固い足回りでしたので、足回りはAftermarket品に変更されていると思います。

市街地程度の試乗なので、それを踏まえてレビューしたいと思います。

【エクステリア】

まず一目見て「バッタみたい」と思いました。なかなかに個性的で僕は好きです。
誰が見てもメチャメチャかっこ良いという訳ではありませんが、なかなかどうして（笑）
個性は間違いなくアリです。

【インテリア】

設計自体が一昔前なので、今のクルマと比べるとチープ感が否めないですが、これはこれで良いと思います。丸型の大きなメーター類は間違いなくスポーツカーのそれですし、インテリアのデザインはエクステリア同様個性的で好きです。
特にシフトまわりの造形はまるで少し前のレーシングカーのよう。

【エンジン性能】

エンジンはいたって普通の感触。ですが車体が軽量なので必要十分にして気持ちよく走れます。これで十分。

【走行性能】

ＭＲならではの素晴らしくクイックなステア特性で、切った瞬間に頭が反応する感じです。
これこそＭＲの醍醐味ではないでしょうか。ホイールベースが割りと短いので、安定性にはちょっと欠けますが、ヒラリヒラリと姿勢を変えながらの走りはまさに「爽快！」の一言に尽きます。

【乗り心地】

Aftermarket品のDampersに変わっていたので（ＺＥＡＬ？）とっても跳ねました（笑）
純正の足回りではないのですが、他の方もおっしゃっていたように詰めが甘いのかな？と思わせる振動＆音を感じます。が、それも含めての「味」なのでしょう。

【燃費】

計測はしていないですが、コンスタントに１３ｋｍ/Ｌは走るそうです。レギュラー仕様ですしこれは嬉しいですね。

【価格】

現在の中古車はタマ数が少ないですが、低いものはとんでもなく低いですね（笑）
チューニングベースとしてはいいものを持っているみたいなので（ＧＴでも見たし）お買い得くモデルではないかと思います。

【総評】

ＭＲオープンスポーツとしてしっかりしたクルマだと思いました。
それでいて、相当の遊び心がある。希有の存在だと思います。
ただ、間違っても誰にでも楽しめるクルマではありませんし、荷物も載りませんからファーストカーとしては使えません。そういうクルマではないんですよね。

好きな人がＭＲオープンを楽しむために乗る。そういう用途なら限りなく１００点に近いのではないでしょうか？？

1999/12登録車　中古購入
＞全体的な感想
　軽くて爽快！！
＞良い点悪い点
　良い点　コンパクト
　悪い点　エンジンが非力
＞メーカーへの意見
　同じコンセプトの新車を発売してください。
＞次期モデルの要望
　当然、ＭＲオープンでしょ、、