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『全てにおいて高次元に「ちょうどよい」優等生』 メルセデス・ベンツ Cクラス セダン 2021年モデル エスティ40さんのレビュー・評価
Cクラス セダンの新車
新車価格: 720〜914 万円 2021年6月29日発売
中古車価格: 339〜854 万円 (330物件) Cクラス セダン 2021年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > メルセデス・ベンツ > Cクラス セダン 2021年モデル > C200 AVANTGARDE (MP202501)
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2025年5月17日 01:52 [1961571-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
C200セダン(W206/MP202501)をフルオプションで購入。国内で新車で買えるセダン(ただしスポーツタイプは除く)は、予算1200万円以下の範囲で約2年かけていろいろと比較し、最終的にこれに決めました。
【エクステリア】
見た目の良し悪しは人によって軸が違うと思うので割愛します。私は好きですが・・・。
そのうえで、この車の魅力は生活のための車としては「ちょうどよい」サイズです。過去にはこれよりも大きな車に乗っていましたし、自宅駐車場の余力もあったのでEクラスやレクサスESも本気で検討しましたが、私にはCクラスのサイズが最適でした。クラウンですら巨大化していくこの時代に、生活道路や外出先の駐車場など、日本の都市生活者にはこれくらいがベストサイズです。車高が低くて底を擦ると言われていますが、それは前輪前の風除けを擦っているのかな?と思います。たしかにアレはたまに擦りますが、ゴム製ですし、擦る前提のものだと諦めています。一方、車体そのものを擦るようなシーンには遭遇していません。
【インテリア】
よく言われているように、運転中にタッチパネルが使いづらいというのはその通りですが、むしろそれがこのメーカーの安全思想なのだと思うようにしています。というのも、この年式から音声入力が進化したのと、新型Eクラスと同様のルーティーン機能が追加されています。そのため、運転中にタッチパネルを触る必要性が存在しません。
ではなぜ★4なのかというと、他国で選択可能なインテリアオプションが選択できないからです。ウッド調の内装パネルや一部のシートカラー、後席独立エアコンや後席USB端子などが選べないのが残念でした。お金を払ってでも追加できる選択肢が欲しかったです。(MP202502で木目の内装パネルが追加されていました。もっと早くやって欲しかった・・・。)
【エンジン性能】
ガソリン車ではありますがトルクに一切不満はありません。日常の運転でトルク不足を感じるシーンもありません。欲しいときに欲しいだけ出てくる「ちょうどよい」パワーです。
★4である理由は、極低速域での減速中にこちらが意図しないシフトダウンが発生し、強めのエンジンブレーキがかかることで、不意にカックンブレーキのような現象が発生するからです。ここはもう少しコースティング風の制御が欲しかったです。また、アイドリングストップの発動条件が緩いので、不要な時に相当気を付けてブレーキ操作をしても発動してしまいます。例えば、一時停止標識で1秒だけ停車するようなときは、ブレーキの加減であえて発動しないように調整すると思いますが、この車では発動してしまいます。説明書には、車載カメラで一時停止標識を認識した場合は発動しないと書いてありますが、日本では封印されているのでしょうか?せっかくエンジンは良いのに、どちらも”しつけ”があと一歩だと思いました。
【走行性能】
買ったのはリアステアと電子サスペンションの装着車で、純正タイヤは18インチのトランザです。この組み合わせは、非常に高次元の走りを実現しています。3シリーズが「楽しい」運転なのだとすれば、こちらは「気持ちいい」運転、さらに付け加えるなら新型Eクラスは「心地よい」運転です。ステアリングの滑らかさ、普段は直進安定性が高いのに欲しい時にだけ驚くほどの旋回性能、加速時のモーターアシストなど、本当に気持ちが良いです。理由がなくても運転したい車とはこういうことなのだと思いました。ここだけは「ちょうどよい」を超えています。
【乗り心地】
基本は高級車なのですが、唯一、他と比べても弱く思えたのはある特定環境下での「静粛性」です。具体的には、目が粗い舗装路でのみロードノイズが大きめです。この弱点には改善ニーズが多いのか「調音施工」などの選択肢もよく聞きますが、私はやっていません。タイヤをVEUROかREGNOあたりに変えれば改善すると思うので、将来のタイヤ交換までの楽しみに取っておきます。ちなみに、普通の道なら静かですし、風切り音も静かですが、エンジン音はちゃんと聞こえてきます。
また、18インチですが脚の硬さは感じません。オプションの電子サスペンションが相当よい仕事をしているのだと思います。これは体感としては、新型Eクラスの標準サスとは同レベルで、エアサスには勝てないくらいのレベル感です。
【燃費】
燃費を優先して買う車ではありません。カタログ通りなので評価も普通です。
【価格】
コスパを意識して買う車ではありません。今の時代にあえてのセダンですし、自分の価値観に合った人だけが買う車だと考えています。また、お金が足りないからと妥協して買うような車でもないですし、逆に無理をして背伸びをして買うような車でもありません。私としては、もっと高いEクラスや逆に少し安く買える他のDセグメントセダンと比較したうえで、今のCクラスの価格が「ちょうどよい」と判断しました。
【総評】
「ちょうどよい」とは表現していますが、それは乗り出し価格1000万円に迫る車としての高次元での「ちょうどよさ」です。少なくとも数百万円台の車とは別次元の気持ちよさを体感できると思います。
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2025年5月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 720万円
- 本体値引き額
- 30万円
- オプション値引き額
- 35万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった8人(再レビュー後:7人)
2025年5月17日 00:53 [1961571-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
C200セダン(W206/MP202501)をフルオプションで購入。国内で新車で買えるセダン(ただしスポーツタイプは除く)は、予算1200万円以下の範囲で約2年かけていろいろと比較し、最終的にこれに決めました。
【エクステリア】
見た目の良し悪しは人によって軸が違うと思うので割愛します。私は好きですが・・・。
そのうえで、この車の魅力は生活のための車としては「ちょうどよい」サイズです。過去にはこれよりも大きな車を乗り回していましたし、予算と自宅駐車場の余力もあったのでEクラスやレクサスESも本気で検討しましたが、私にはCクラスのサイズが最適でした。クラウンですら巨大化していくこの時代に、生活道路や買い物先の駐車場など、日本の都市生活者にはこれくらいがベストサイズです。
【インテリア】
よく言われている運転中にタッチパネルが使いづらいというのはその通りですが、むしろそれがこのメーカーの安全思想なのだと思うようにしています。というのも、この年式から音声入力が進化したのと、新型Eクラスと同様のルーティーン機能が追加されています。そのため、運転中にタッチパネルを触る必要性が存在しません。
ではなぜ★4なのかというと、他国で選択可能なインテリアオプションが選択できないからです。ウッド調の内装パネルや一部のシートカラー、後席独立エアコンや後席USB端子などが選べないのが残念でした。お金を払ってでも追加できる選択肢が欲しかったです。(MP202502で木目の内装パネルが追加されていました。もっと早くやって欲しかった・・・。)
【エンジン性能】
ガソリン車ではありますがトルクに一切不満はありません。日常の運転でトルク不足を感じるシーンもありません。日常の運転であれば欲しいときに欲しいだけ出てくる「ちょうどよい」パワーです。
★4である理由は、極低速域での減速中にこちらが意図しないシフトダウンが発生し強めのエンジンブレーキがかかることで、不意にカックンブレーキのような現象が発生するからです。ここはもう少しコースティング風の制御が欲しかったです。また、アイドリングストップの発動条件が緩いので、不要な時に相当気を付けてブレーキ操作をしても発動してしまいます。例えば、一時停止標識で1秒だけ停車するようなときはブレーキの加減であえて発動しないように調整すると思いますが、この車では発動してしまいます。説明書には車載カメラで一時停止標識を認識した場合は発動しないと書いてありますが、日本では封印されているのでしょうか?せっかくエンジンは良いのに、どちらも”しつけ”があと一歩だと思いました。
【走行性能】
買ったのはリアステアと電子サスペンションの装着車で、純正タイヤは18インチのトランザです。この組み合わせは、非常に高次元の走りを実現しています。3シリーズが「楽しい」運転なのだとすれば、こちらは「気持ちいい」運転。さらに付け加えるなら新型Eクラスは「心地よい」運転です。ステアリングの滑らかさ、普段は直進安定性が高いのに欲しい時にだけ驚くほどの旋回性能、加速時のモーターアシストなど、本当に気持ちが良いです。理由がなくても運転したい車とはこういうことなのだと思いました。ここだけは「ちょうどよい」を超えています。
【乗り心地】
基本は高級車なのですが、唯一、他と比べても弱く思えたのはある特定環境下での「静粛性」です。具体的には、目が粗い舗装路でのみロードノイズが大きめです。普通の道なら静かですし、風切り音やエンジン音も非常に静かです。ここはニーズが多いのか「調音施工」などの選択肢もありますが、私はやっていません。タイヤをVEUROかREGNOあたりに変えれば改善すると思うので、将来のタイヤ交換までの楽しみに取っておきます。
【燃費】
燃費を優先して買う車ではありません。カタログ通りなので評価も普通です。
【価格】
コスパを意識して買う車ではありません。自分の価値観に合った人だけ買えばよいので万人向けでもありません。お金が足りないからと妥協して買うような車でもないですし、逆に無理をして背伸びをして買うような車でもありません。私としては、もっと高いEクラスや逆に少し安く買える他のDセグメントセダンと比較したうえで、今のCクラスの価格が「ちょうどよい」と判断しました。
【総評】
「ちょうどよい」とは表現していますが、それは乗り出し価格1000万円に迫る車としての高次元での「ちょうどよさ」です。少なくとも数百万円台の車とは別次元の気持ちよさを体感できると思います。
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2025年5月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 720万円
- 本体値引き額
- 30万円
- オプション値引き額
- 35万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった1人
「Cクラス セダン 2021年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年10月5日 19:28 | ||
| 2025年8月27日 21:12 | ||
| 2025年5月17日 01:52 | ||
| 2025年4月12日 23:24 | ||
| 2025年3月7日 20:57 | ||
| 2025年2月23日 17:15 | ||
| 2025年1月7日 15:58 | ||
| 2024年12月28日 22:58 | ||
| 2024年11月22日 11:42 | ||
| 2024年9月4日 07:25 |
Cクラスの中古車 (全4モデル/904物件)
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- 支払総額
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- 支払総額
- 501.9万円
- 車両価格
- 488.4万円
- 諸費用
- 13.5万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 0.7万km
この車種とよく比較される車種の中古車
-
23〜800万円
-
25〜1003万円
-
29〜581万円
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53〜4485万円
-
57〜1830万円
-
40〜961万円
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74〜440万円
-
89〜777万円
-
168〜1067万円









