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『セダンで若干評価が上がりましたが、複雑な思いは変わりません。』 メルセデス・ベンツ Cクラス セダン 2021年モデル HISASHI-880さんのレビュー・評価
Cクラス セダンの新車
新車価格: 720〜929 万円 2021年6月29日発売
中古車価格: 339〜854 万円 (305物件) Cクラス セダン 2021年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > メルセデス・ベンツ > Cクラス セダン 2021年モデル > C200 AVANTGARDE (MP202401)
2025年2月23日 17:15 [1938823-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 1 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 2 |
C220d(W205)セダンの法定点検(6年)でブローバイ・バルブのオイル漏れが見つかり併せてバッテリーの交換もしてもらうため後日再びディーラーに預けました。
前回は、C200(W206)ステーションワゴンでしたが、今回はC200(W206)セダン代車で2日間乗りました。
ステーションワゴンに乗った最初の印象が悪くレビューの総評を3点としていましたが、改めセダンに乗って表題のとおり若干上がって4点とさせていただきました。
ステーションワゴンの時に感じたW206への複雑な思いは、変わらず3点に近い4点であります。
これまで6年乗ったW205で持っていたACCの不満点はW206では解消されていましたが、室内の質感や操作性等の悪印象は払拭されていません。
ステーションワゴンと比べてセダンの良さを感じた部分も有りましたが、印象が悪かった操作性において更に悪いと感じた部分も有りました。
以下は、前回レビューのステーションワゴンやW205や妻の新型N-BOXとの比較レビューになります。
ステーションワゴンと重複する部分は簡略に書きますが「良かった点」「悪かった点」を中心に書かせていただきます。
以下は、項目別レビューです。
<項目別評価に無い装備について>
【先進安全性装備】・・・5点
C200(W206)ステーションワゴンのレビューと変わりません。
W205と比べてアラウンドモニターが装備された点や自動ブレーキが進化して年齢的にこれから益々必要と感じる機能のためこの点は素晴らしいと思います。
【ACC(アダプティブクルーズコントロール)+レーンキープ】・・・5点
W205で当初から不満であったACC使用時のステアリング保持を促す警告音が頻繁に鳴る現象(6年も乗っていると平常運転と慣れましたが・・・)が改善された点は、大きいと思います。
GPSのマップマッチング機能によって道路のカーブ等に併せてステアリング操作だけでなくブレーキまで作動したことは、「有難迷惑な機能」だと思ってしまいましたが、体感してしまえば不満点の解消を含め進化しているので5点です。
以下は、通常の項目別の評価です。
【エクステリア】・・・4点
基本的には、セダン好きなのですが、W205と比べて前後とも重厚感が不足していると感じたため4点です。
【インテリア】・・・1点
W206ステーションワゴンとセダンと同じなのですが、改めて乗って更に印象が悪くなり評価が下がり1点としました。
更に評価が下がった点は、前回では気が付きませんでしたが、ステアリングの物理ボタンの見た目の数は変わりませんがオーディオ系の操作で出来る機能がW205よりも減った事に気が付いたからです。
W205より良くなった点。
画像にも貼ったナビ等のモニターが巨大化して見やすくなった(諸刃の件です)のとメモリーシートがボタン「長押しからワンタッチ」になったことぐらいです。
W205より退化(品質低下)した点
物理ボタンが大幅に減ったことにより液晶画面のタッチ操作に切り替わった事により走行中の操作性が大幅に悪くなり液晶画面のタッチ操作の手応えもN-BOXよりも悪く走行中のエアコン操作は難しいです。
タッチパネルや音声操作は、時代の流れかもしれませんが、昭和(免許取得)世代のため音声操作をする気はございません。
W205のオーナーの皆様なら誰もが共感いただけると思いますが、残った物理ボタンの質感やその操作の確実性すらW205より悪く材質もメタルからプラスティックになって質感も安っぽくなりました。
独立していたシートメモリーとシートヒーターのスイッチが一体化したせいで走行中にヒーターを入れたつもりでシートが動き出してしまい操作の確実性が担保されていません。
W206への乗換を躊躇うくらい減滅したため1点です。
【エンジン性能】・・・5点
W205のガソリンと比べてマイルドハイブリッドの進化だと思いますが、出足が大幅に良くなったので5点です。
【走行性能】・・・5点
4WSが付いていましたが、2日程度では評価しがたいですが大昔乗ったプレリュードの4WSよりはナチュラルな曲がり具合でした。
小回りや高速でのレーンチェンジで本領発揮の欲しい機能なため5点です。
【乗り心地】・・・5点
W206のステーションワゴンと比べてセダンの方が剛性感も乗り心地や静粛性も若干優れていると感じました。
W205と比べても不満に感じなかったため5点です。
【燃費】・・・4点
満タン法による実燃費は、ステーションワゴンと変わらず概ね12km/Lでした。
何度か乗ったW205のガソリンより燃費が良くなったと感じたため4点としました。
W205のディーゼルの6年の累計実燃費(実測18km/L・メーター表示19.2km/L)と比べるとガソリン車を購入しようとは思えません。
【価格】・・・2点
昨今の円安の影響によりW205と比べて車体価格が概ね200万円ほど高くなり、私のW205と同じくサンルーフを除くフル装備(4WS含む)でW206ディーゼルは、軽く900万円を超えてしまいます。
ボディや足回りやエンジン等の車としての基本や私が重要視する『静粛性』『先進安全技術』には不満は無いです。
インテリアで書いた操作系の不安や見える部分のコストダウンの品質低下は、無視できない劣化のため2点です。
【総評】・・・4点
退職後もう1台最後にプレミアム・セダンをと考えていいますが、円安による価格上昇も含め「インテリ」や「価格」で書いたことが全てでW205を購入した6年前のような「これが欲しい」とステーションワゴンのレビュー同様思えませんでした。
物理ボタンの減少や更なる操作性の悪化もありますが、『静粛性』『先進安全技術』や『4WS』の技術は、次に購入する車に欲しいと思えるため4点とステーションワゴンの評価より上がりました。
身銭を切って買いたいと思える車でないため複雑な心境が深まりました。
このまま大きな故障が無い限り所有のW205に乗り続けるか、今の思いは、プレミアム・セダンのディーゼル4WDが欲しいためやはりBMWやアウディも視野に入れようと思います。
- 比較製品
- メルセデス・ベンツ > Cクラス ステーションワゴン
- メルセデス・ベンツ > Cクラス セダン 2014年モデル
- ホンダ > N-BOX カスタム 2023年モデル
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった37人
「Cクラス セダン 2021年モデル」の新着レビュー
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