『追記：購入2年2カ月・30,000kmまでにいくらお金を使ったか(^O^)』 トヨタ GR 86 2021年モデル 原　宗一郎さんのレビュー・評価

【2022年4月の購入から2年2カ月が経過し、走行距離は30,000kmとなりました。これまでかかった費用のまとめを追記しました。】

車両（RZ）購入時、その後の税金・保険・アフターパーツなどの総計です。

現在までの総費用：約 520万円

・新車購入時：4,055,000円（2022年4月・下取りなし）
内訳：RZ車両本体・GRフロアマット・GRエアロパッケージ（標準マフラー付車）・ドアエッジプロテクター・バックモニター・レーダー・ケンウッド7インチナビ・前後ドラレコ・ETC・GZOXコーティング・メンテナンスパック（オイル交換6回無料）・法定費用・手続き代行費用

・駐車場代　計：234,000円（マンション立体9,000円／月×26ヶ月）
・自動車税　計：87,000円（43,500円／月×２年）
・任意保険　計：71,500円（２年分）
・ガソリン代　計：457,579円（ハイオク2,702リットル、平均価格169円／L、平均燃費11.1km/L）

主なアフターパーツで約30万円（工賃込）です。以下、取り付けた順に並んでいます。
・ヘッドライトLEDデイライト化ハーネス（レッドマティックス）：20,500円
・ブレーキキャリパーカバー（リザルトジャパン）：37,500円
・GRスポーツマフラー（トヨタ）：132,000円
・スピーカー（ケンウッドKFC-XS174S）＋組付部品：34,347円
・ドアミラーオートシステム（トヨタ）：11,000円
・タイヤ交換（TOYO PROXES SPORT）：65,520円

他に小物としてハンドルロック、ワイドルームミラー、サンシェード、洗車道具など買っており、洗車場使用料などもあります。

アフターパーツについては、どうしても欲しいものを少しずつ買い足しています。結構お金を使っていますが、これくらいならまだカワイイもんだと思っています…。

【以下は2023年4月29日のレビュー：完成度が高く、コスパ最強ですよ！】

8年間・約100,000km乗ったトヨタ86（ZN6）からGR86（ZN8）に乗り換えてちょうど1年間・約15,000 km走った時点でのレビューです。

86（ZN6）のグレードはGT、GR86はRZ、ミッションは両方ともATです。
主な使用は、買い物などの普段使い、ワインディング走行、1〜3週間程度の旅行です。
主に86（ZN6）と比較したGR86の感想です。

【エクステリア】
●見るたびにカッコイイと思う。特に真横からみるといかにもスポーツカーという感じでとても満足している。ただ、全体のデザインとしては、より低く、よりワイドに見えるZN6の方が自分好み。
●ドアミラーに映りこむリアフェンダーの盛り上がりは相変わらず良い。
●オプションで交換したGRスポーツマフラーは４本出しで見た目もよく、全回転域でとてもいい音を出してくれる。スポーツモードでマフラー音を聞きながら走るのが楽しい。

【インテリア】
良い点
●ハンドル周りがパドルシフトレバーを含めて黒で統一されており落ち着きがあって良い。
●シートはZN６より高級感があり、ホールド感も高く長時間の運転でも疲れにくい。冬のシートヒーターもいい感じ。
●観音開きのドリンクホルダーは左手のひじ置きにちょうど良い。ZN6は左手を置く良い場所がなかった。
●アイサイト搭載で安心感がある。

良くない点
●個人的にはメーター周りは圧倒的にZN6がいいと思う。GR86はおもちゃみたい。
●スピーカーの音がもう少しクリアであってほしい。→　再レビュー時スピーカー交換で解決済
●夏場にシートが蒸れて背中に汗をかく。
●ドアミラースイッチが小さくて押しにくい。→　再レビュー時ドアミラー格納システム導入で解決済
●スマホの置き場所がない。現在は運転席ドアのドリンクホルダーにホコリ取りと一緒に突っ込んでいる。

【エンジン性能】
●ZN６よりトルクが太いのでどんな車速からでも加速がスムーズ。とても運転しやすくなった。

【走行性能】
●コーナーリングの安定性がびっくりするくらい高くなった。ZN6も安定性は高かったが、ZN6の“フロントが入った後、リアタイヤが踏ん張って車体を回していく感じ”ではなく、GR86はコーナーをするっと抜けてしまう感じ。ZN6ではほぼ確実にVSC（横滑り制御機能）が効いてしまう道で同じ走りをしてもGR86はVSCが効かない（必要ない）ことが多い。
●前を走る車との車間距離が狭くなるのであまり使わないが、全車速追従機能付クルーズコントロールは高速道路でも一般道でも使用でき運転がラク。

【乗り心地】
●路面が荒れているときの突き上げ感がZN6より強いが、スムーズであれば滑るように走って気持ちいい。

【燃費】
●街中の普段使いで8〜10 km/L。想定内なので問題なし。ちなみにZN6は10〜13 km/Lだった。
●長距離（一般道）で11〜13 km/L。ZN6は13〜16 km/Lだった。

【価格】
2014年に購入したZN6のGTグレード（AT）の車体価格が296万円で、2022年に購入したGR86のRZグレード（AT）が351万円。エンジン出力アップや走行性能の向上に加えてアイサイトなど安全装備の充実も考えると、とてもリーズナブルな価格だと思う。がんばってくれたトヨタとスバルに感謝。

【その他】
良い点
●ノーマルマフラーだとアイドリング時の車内が静か。
●寝るだけなら車中泊も可能。後部シートを前に倒してトランクスルーにすると足をのばして寝ることができる。狭い車内だが予想していたよりよく眠れる。

良くない点
●サイドミラーが無駄にでかい。交差点での右折時に歩行者が見づらい。
●洗ってもすぐにフロントホイールがブレーキダストで赤く汚れる。

【総評】
●自分が思ったように走る・曲がる。とにかく運転が楽しい車。
●スタイル・走行性能・安全性のすべてにおいて非常に完成度が高いと思う。
●いろいろ細かい点を書いたが、トータルで見るとライトウエイトスポーツカーで運転を楽しみたい人にはこれ以上の車はないと思う。迷ったら買って欲しい超おすすめの一台。