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『クルマとしてのハードは良いけど、やはり非力な感じは否めない…』 日産 ルークス 2020年モデル v35skyline777さんのレビュー・評価
ルークス 2020年モデル
260
ルークスの新車
新車価格: 141〜239 万円 2020年3月19日発売
中古車価格: 47〜251 万円 (5,907物件) ルークス 2020年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > 日産 > ルークス 2020年モデル
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2025年9月16日 17:01 [1985686-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
昨年の秋、娘用のダイハツタントカスタムRS(LA600)も丸10年で8万キロ走行となったため、その値打ちがあるうちに下取りに出して同じようなスーパーハイトワゴンの中古車を購入すべく探した。希望はホンダのN-BOXあるいはタントだったけど、2〜3年落ちでターボ車となると最低でも175万以上の価格となり、低走行距離車なら200万を超すようなものもザラで、正直なところ手が出なかった。以前良く出入りしていたディーラーがフランチャイズで営業している中古車店にこのルークスがあり、ボディにはかなり埃をかぶっていたものの総じて綺麗なクルマだったため購入に至ったもの。
自宅にはいずれも旧型だけどターボ付きのホンダN-ONE、N−WGNがあり、エンジンや走りの評価ではどうしても辛口となってしまうんで、その点ご了承願いたい。
【エクステリア】
■日産車のアイデンティティであるVモーションのグリルで、現行のマイナーチェンジ後のよりも個人的には好みである。
ライバル車よりもフロントガラスは寝ているけど、元々アイポイントが高くて見切りも悪くない、バックする際も目視できるし運転はしやすいと思う。
【インテリア】
■この型のメーター類はデジタル表示でもなく全く近未来的ではないけど、アナログでステアリングホイールの中に納まるのは非常に見やすくて二重丸。でもそこには青色のデザインが施してあり、まるでバカボンの着物の柄のようなイメージ。デザイナーは何を訴えたいのか、そんなものは要らんだろうと思うが…。
■助手席のシートの下にくぼみがあるが、後部座席の者が足を伸ばせるわけでもなくゴミが溜まるだけ。デザイナーの意図が全く解せん。
■リヤシートは同じメーカーのハイトワゴンであるデイズに比べたら着座位置も高くなっておりいいと思う。ただ、ドアアームレストがないので、やはり小さくても是非ともセンターアームレストが欲しい。加えてピロー(枕)ももう少し高くなるような設定の方がいいと思う。
■純正の7インチナビはエントリーモデルでCDの録音ができない。またバックするときのパノラマビューもできない(パノラマビューはカプラー取り付けでこの問題は解消したがそれだけ余分にお金がかかった。)
■エアコンの操作部分は前型から踏襲したデザインだけど、ブラインドタッチもしにくく、デザイン重視よりももっと大事なことがあろうと思うが…。
■エンジンスイッチは絶妙な場所にありいいと思う。ただ、私見ではステアリングの右側にあればいいと思う。
【エンジン性能】
■元々はルノーが第三国向けのクルマに搭載していた800ccのエンジンのボアを縮小して作ったエンジンらしく、軽四専用の軽量エンジンではないようだ。ターボ付きでありながら、パワーがあるとは全く感じられない。ホンダ車と比較するとパワーとかフィーリングは後者の方に軍配が上がる。(高速道路、100km/hが約2900 rpmとなる。)
■シンプルハイブリッドを謳(うた)っているけど、運転していて全くその恩恵を受けていないように感じる。私見だけど、そんな役に立たないものは取っ払った方が車両重量は軽くなるし、価格も下がるように思うが…。新型ではハイブリッドの装置はなくなったそうな。役にたたなくて、金額が上がり重量もかさむものは取っ払って正解と思う。
【走行性能】
■厳冬期の走り始めは全くスピードが出せないので要注意。
■例えば発進やちょっとした坂でもホンダ車なら2000〜2500回転くらいでスピードを上げながらトコトコ走るのに対して、このクルマだと同条件で3500回転くらい回すようになるため、余計に非力な感じがする。そこらあたり、エンジンとCVTのセッティングが下手くそであり、筆者としては一番気に入らないところ。同じ坂でもホンダ車なら3000回転で上るところ、このルークスでは3500〜4000回転とかになってしまう。そのため高速道路だと、その回転数域はちょうどターボも効いており、意外に元気な走りを見せる。タコメーターを見ない人には、結構走るじゃん!と感じられると思うけど、ホンダのターボ車よりも確実にエンジン回転数は上がっているのが現実…。
設計者はエンジンレスポンスをリニアに反応させたいと思ったのか、ちょっとした坂ではキックダウンを余儀なくされて、アクセルを踏まざるを得ないシーンが度々。また、バックする際でもアクセルレスポンス良くクルマが動くので、安全面から考えるとバックは鈍重な発進になるような設定の方がよかったのではないかと感じる。
■乗り心地は前車のタントに比べたらずっといいと思う。
■車内の静粛性も軽四としてはいい方ではないか。
【燃費】
■自分が住んでいるところは田舎で渋滞とかはなくチョイ乗りでなければ、メーター読みで一般道ならリッター18〜21、高速道なら16〜18くらいだろうか、ただエアコン付けて高速道だともう少し悪くなると思う(ちょっとした坂になるとエンジン回転数が上がるため。)。実燃費は前に乗っていたタントとあまり変わらないというのが現実。
【価格】
■ターボ車で走行距離39,000キロ3年落ち車検付きで乗り出しが139万円なら多分安い方かと思う。ただ、このクルマには日産の売りのプロパイロットがついていなかったことや、右側が電動スライドドアではないこと(オートクロージャ―はあるが)、ボディカラーが赤というのもあったかもしれないが店頭で半年以上売れ残っていたクルマだった。
【総評】
このクルマ、外板に樹脂は使っておらず、内装の質感・乗り心地もそこそこいいし、まじめに作ってあるから、ファーストカーとしても確かにアリかなと思う。でもクルマとしてのハードはいいけど、やはりやや非力なイメージが先行してしまう。
先日新型ルークスが発表されたため、新型を待たれるのが賢明だろうが、今後、中古では値がこなれてくるものと思われ、ライバル車に比べて安ければこれもアリじゃないかなと思う。そしてできればターボ付きをおススメしたい。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- レビュー対象車
- 中古車
参考になった4人
「ルークス 2020年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年9月16日 17:01 | ||
| 2025年3月30日 19:03 | ||
| 2024年8月9日 23:52 | ||
| 2024年8月6日 07:52 | ||
| 2024年7月20日 15:25 | ||
| 2024年7月7日 07:39 | ||
| 2024年5月22日 17:05 | ||
| 2024年4月19日 16:41 | ||
| 2024年4月10日 11:05 | ||
| 2024年3月23日 18:05 |
ルークスの中古車 (全3モデル/6,914物件)
-
- 支払総額
- 148.0万円
- 車両価格
- 138.6万円
- 諸費用
- 9.4万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 3.9万km
-
- 支払総額
- 153.7万円
- 車両価格
- 145.9万円
- 諸費用
- 7.8万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 2.8万km
-
- 支払総額
- 24.8万円
- 車両価格
- 19.8万円
- 諸費用
- 5.0万円
- 年式
- 2011年
- 走行距離
- 13.0万km
-
- 支払総額
- 159.8万円
- 車両価格
- 149.6万円
- 諸費用
- 10.2万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 5.7万km
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