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『このクルマ、全く侮れません。むしろ最高に近い。』 ホンダ フィット 2020年モデル あんべーさんのレビュー・評価
フィットの新車
新車価格: 177〜292 万円 2020年2月14日発売
中古車価格: 82〜305 万円 (2,829物件) フィット 2020年モデルの中古車を見る
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2025年8月29日 23:45 [1982615-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 無評価 |
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|---|---|---|
雨の中で。もっと良い写真はなかったのか・・・ |
【エクステリア】
巷では賛否が分かれているようだが、私にとっては素晴らしいデザイン。シンプルで機能的、かつフロントはフルLED化されており、未来感もあり。プレスラインもシンプルなため、洗車も非常にしやすいのは好印象。
【インテリア】
無駄を廃した、開放的で運転しやすい環境が整えられている。特に前方視界の良さは圧巻。また、シンプルなだけでなくシート表面にはとても手触りがよく質感が高い生地が使われており、安っぽい印象はない。居心地の良さを重視したという開発陣のこだわりが伝わってくる。ただ、ハンドル周りやカップホルダー、シフト周りの白いパーツは黒シートの内装と合っていない。白シートとはマッチすると思うが、私が乗っていた黒シートでは白パーツが浮いてしまう。
室内の広さはコンパクトカーでトップクラス。後席は180センチ超えの大柄な男が乗っても余裕があるし、チャイルドシートを新生児用にフルリクライニングしても余裕。荷室もかなり広く、除雪道具や買い物カゴを置いても余力がある。
【エンジン性能】
どの速度でもドライバーの意図に沿った加速をしてくれ、とても運転がしやすいと感じる。YouTube動画では、低速域のアクセルレスポンスが悪いと言う人がいるが、全くそんなことはない。踏み込んだ量に応じて加速するだけであり、私からしたら少ししかアクセルを踏んでいないのにググッと前に出る車の方が運転しづらい。
以前は毎日高速で往復120キロを通勤していたが、このクルマはアクセルを踏み込むととんでもなく速い。スバルのeボクサーなどと比較にならないし、トヨタの最新世代THSよりもはるかに速い。合流も追い越しも楽で、本当に爽快。直列4気筒エンジンの気持ち良い排気音もたまらない。
また、街中では落ち着いた静かで穏やかな走りも出来る。このパワーユニットは本当に素晴らしい。パワフルかつ滑らかで、いつまでも運転していたくなる印象。
【走行性能】
足回りは柔らかめ。そのためカーブでは相応にロールするものの、決して柔らかすぎず運転していて不安感はない。VGRがついていないグレードであったからか、ハンドルを切った分だけ曲がってくれるようなニュートラルなハンドリングだった。ただ、ハンドル支援オフ時の高速道路における直進安定性は良いとは言えず普通レベル。ほぼハンドルの修正が必要ないマツダの車に比べたら、直進時に少し微修正が必要。
逆に言うと、運転支援のレベルはかなり高い。前車追従や車線維持(ハンドル支援)も自然で賢い。支援が入ればバチっと真っ直ぐ走る。この運転支援はスバルを除く他社よりも優れている。
一点悪い点は、ロードノイズはそこそこ入ってくること。とはいえコンパクトカーの中では良い方と感じる。
【乗り心地】
当たりが柔らかく、スッキリとしたとても良い乗り心地。縦方向の揺れは船のようにゆったり動き、ただ揺れはすぐに収束するので車酔いはしないと思う。妻が当時乗っていたヤリスハイブリッドよりはるかに良い乗り心地で、正直言って雲泥の差だった。ヤリスはとてもじゃないが長距離運転をする気になれなかったが、フィットならぜひ遠くに行きたいと思った。
ちなみに筆者は腰痛発症のため、純正シートからレカロのSRー7にシートを交換していた。これが最高の組み合わせで、いくら長距離を乗っても疲れが少なく、毎日の長距離通勤において大活躍した。
(純正シートは決して悪くないが、体重85キロの筆者が毎日120キロ乗るには少々物足りなかった)
【燃費】
高速7割、一般道3割で夏場は23から25km/L、冬場は17から20km/L程度。ヤリスハイブリッドより燃費は劣る。その分燃料タンク容量が40L(ヤリスは36L)のため、満タンで800キロ程度走れる計算であり十分な燃費性能と感じる。長距離通勤カーとして頼もしい航続距離であった。
【価格】
中古(ディーラー試乗車)のため未評価。
【総評】
このクルマ、全く侮れません、むしろ最高に近い。
シンプルかつ機能的な外観、運転視界が良く、室内の質感も高く、後席の広さやシートアレンジなどのユーティリティ性も高い。パワーユニットも、パワフルかつ滑らかで街中から高速まで何一つ不満がなく、燃費も十分良いし、乗り心地も良い。運転支援機能のレベルもとても高い。私には欠点がほぼ見つけられず、総合的にナンバーワンのコンパクトカーだと思う。人気が爆発しても全くおかしくないと思うし、普通車で迷ったらフィットを買っておけば間違いないと言えるクルマだと思う。
どこのディーラーも、売上のために金額の高いSUVを勧めてくると思うが、クルマが持つ本当の魅力(価格、性能、機能性など)に注目し、無駄な見栄を捨て去って深く考えると、フィットは第一候補になり得るとても魅力的なクルマだと思う。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 仕事用
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- 価格
- レビュー対象車
- 中古車
参考になった45人
「フィット 2020年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年10月27日 11:49 | ||
| 2025年10月4日 17:28 | ||
| 2025年9月29日 09:12 | ||
| 2025年9月7日 15:19 | ||
| 2025年8月31日 21:02 | ||
| 2025年8月29日 23:45 | ||
| 2025年8月19日 08:41 | ||
| 2025年8月6日 17:30 | ||
| 2025年8月5日 12:25 | ||
| 2025年7月1日 22:07 |
フィットの中古車 (全4モデル/6,496物件)
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- 支払総額
- 83.2万円
- 車両価格
- 75.0万円
- 諸費用
- 8.2万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 5.2万km
-
- 支払総額
- 122.1万円
- 車両価格
- 109.8万円
- 諸費用
- 12.3万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 5.8万km
-
- 支払総額
- 114.2万円
- 車両価格
- 103.8万円
- 諸費用
- 10.4万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 3.3万km
-
- 支払総額
- 86.8万円
- 車両価格
- 82.0万円
- 諸費用
- 4.8万円
- 年式
- 2011年
- 走行距離
- 6.5万km
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