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BMW 1シリーズ 2019年モデルレビュー・評価
1シリーズ 2019年モデル
241
1シリーズの新車
新車価格: 334〜698 万円 2019年8月29日発売〜2024年10月販売終了
中古車価格: 139〜674 万円 (537物件) 1シリーズ 2019年モデルの中古車を見る

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グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
118d M Sport | 2022年9月8日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
118d M Sport | 2021年1月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
118d M Sport Edition Joy+ | 2020年5月2日 | マイナーチェンジ | 3人 | |
118d M Sport Edition Joy+ | 2020年4月2日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
118d Play | 2022年9月8日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
118d Play | 2022年1月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
118d Play | 2020年4月2日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
118d Play Edition Joy+ | 2020年4月2日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
118i | 2019年8月29日 | フルモデルチェンジ | 1人 | |
118i M Sport | 2020年5月2日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
118i M Sport | 2019年12月20日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
118i M Sport | 2019年8月29日 | フルモデルチェンジ | 6人 | |
118i Play | 2022年7月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
118i Play | 2019年12月20日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
118i Play | 2019年8月29日 | フルモデルチェンジ | 1人 | |
M135i xDrive | 2022年5月10日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
M135i xDrive | 2020年5月2日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
M135i xDrive | 2019年11月1日 | マイナーチェンジ | 3人 | |
M135i xDrive | 2019年8月29日 | フルモデルチェンジ | 1人 |
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア![]() ![]() |
3.71 | 4.32 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
4.04 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
4.07 | 4.11 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
3.91 | 4.19 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
3.40 | 4.02 | -位 |
燃費![]() ![]() |
3.81 | 3.87 | -位 |
価格![]() ![]() |
3.23 | 3.85 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
自動車(本体) > BMW > 1シリーズ 2019年モデル > 118d Play Edition Joy+
よく投稿するカテゴリ
2021年10月11日 22:42 [1505573-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 5 |
価格 | 4 |
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---|---|---|
【エクステリア】
グリルの大きさは気になりますが、他は最近の他社FF車とあまり変わらない王道のデザインかと。ただ後方につれてキックアップしているためか後方視界が良くないのは考えもの。
【インテリア】
最近のBMWと同じようなデザインでかつ分かりやすいレイアウトをしています。質感もこのクラスとしては良い方で、触れるところはソフトパッドになっていますし、ピアノブラック素材も上手く使われていて飽きの来ないデザインかと思います。
【エンジン性能】
今回ディーゼルを選びましたが、下からトルクがモリモリと出てくるディーゼルっぽさがありつつ上も回ると言う不思議な感覚。やはりBMWはエンジン屋だなぁと思いました。
【走行性能】
FFになってしまったから!というのは感覚的なものではないかな、といった印象です。よく曲がるし、自然で飽きのこないフィーリング。自分はFFメインで乗ってきましたが、それとも違う不思議な感覚があるのも事実です。
【乗り心地】
流石にランフラットは固い!当たりがキツいものの、収束は早いのでそこまで不快ではないですが硬さはしっかりと感じます。
【燃費】
約3000キロ走った時点で平均で15km/リットル。まあ悪くはないかなといったところでしょうか。
【価格】
試乗車を購入しましたのでとってもとってもとってもお安く購入できました。でなければ手が出ないお車でしたので( ^ω^ )
【総評】
購入価格から考えると素晴らしく良い車です。定価だと色々文句をつけたい所はありますが(安全装備関連が3シリーズ と比べるとかなり貧弱かなぁ、と)。
FFになっても走りはしっかりしています。食わず嫌いをせずに、是非試乗してみてください。きっと好きになるた思います。
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自動車(本体) > BMW > 1シリーズ 2019年モデル > M135i xDrive
よく投稿するカテゴリ
2021年1月11日 20:43 [1408869-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
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---|---|---|
納車日の写真。やけに寂しそうに見えるX1と共に。 |
我が家は今、この2台体制です! |
グリルは大きいです。でもいつの間にか慣れます。 |
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後ろは文句なしにカッコいい! |
真冬の納車につき、スタッドレスおよび車外ホイールでの納車でした。 |
先進的な機構が山ほど。でも、なかなか癖が強く、慣れるのに少々時間がかかります。 |
父の5台目のBMWです。BMW歴は以下のとおり。
E46 330i M Sport('01.03〜'05.06)
E53 X5 3.0i Sport Package('05.06〜'11.09)
E70 X5 xDrive35i M Sport('11.09〜'16.06)
F48 X1 xDrive25i M Sport('16.06〜'20.12)
F40 M135i xDrive('20.12〜)
私も以下のとおりBMW一筋です。
E46 330i M Sport('16.01〜'18.09)
E70 X5 xDrive35i M Sport('18.09〜)
もともとX1から乗り換える気はなかったみたいなのですが、X1に乗り続けるよりもいわばお得になる値引き額をご提示いただいたこと、X1の査定が予想よりも高かったことから購入に至りました。まさにジャストタイミングでした。
デビューパッケージ付の在庫が破格の値段で売られていたのですが、我が家が購入する前に何人もの社員さんが購入したほか、決めた後も次々と売れ、2020年中に全てなくなったようです笑
※担当氏様との付き合いもありますので、下記「値引き額」の項目は敢えて"0円"にさせてもらってます。
オプションは、前述のとおりデビューパッケージのみです。本パッケージには、以下が含まれています。
・アダプティブサスペンション(可変ダンパー)
・Mスポーツシート(バケット型のシート)
・Mスポーツシートベルト(Mカラーをまとっています)
まずは走りに触れていきますが、その前にまずX1で感じていた主にFF化によるものと思われるネガに触れさせてください。
X1とX5を比べてみるとX1には色々とネガがありました。
(1)高速域で、ステアリングを切ったときの反応がワンテンポ遅いような気がしました
⇒X5の方が車高が高く、物理的に不利なのに、です。
(2)ロードノイズがうるさい(ゴォーッ! って感じ)
⇒こちらもホイールベースが短いという物理的な弱点があるので仕方ない部分はあります。
(3)エンジン音がノイズ含めてガッツリ入り込んでくる
⇒こちらも縦置きエンジンから横置きエンジンになったので仕方ない部分ではあります。
(4)段差を乗り越えたときのいなし方が少々雑
⇒乗り心地が固いのは問題なくとも、高速の継ぎ目などで結構跳ねました。
2020年12月、M135iに乗り換えました。以上4点のネガはどうなったでしょうか?
(1)車としての方向性の違いはあるとはいえ、明らかに反応が良くなりました。F40 1シリーズの肝入り機構であるARBのおかげでしょうか。
とはいえ、電子的にキュッと曲がっている感覚を感じるので、ピュアFRのE46のようにとはいきませんが、かなり高レベルなコーナリングだと思います。
(2)こちらもSUVとハッチバックの違いはあると思いますが、不快な音が低減したように感じます。
(3)ベース的には同じエンジンであり、むしろよりスパルタンになったのですが、静かになりました。
(4)こちらはアダプティブサスペンションのおかげかもしれません。高速の繋ぎ目等、上品に乗り越えるようになりました。
現行のアクティブツアラーやX1より新しいプラットフォームなこともあり、色々進化したんでしょうね。
先代F20とどうしても比べてしまいがちですが、正直方向性が全く異なる車なので直接比べてもしょうがないかなと。ピュアFR系コンパクトは今後2シリーズクーペに任せるということなのでしょう。逆に少し悪い言い方をすれば、これまでいわば唯一無二の存在だったのが、Aクラスやゴルフと全く同じ土俵になった、というところでしょう。ただし、走り面については他のプレミアムブランドより良いところを目指しているように感じます。
それでは、F40単体で触れていきます。
■エクステリア
デカい鼻は、家にずっといれば正直慣れてきます笑
エクステリアは、F20に比べて明らかにスッキリしていてカッコいいです。
■エンジン
アクティブサウンドデザイン付とはいえ、それなりにデカく良い音を出します。マフラーも、かなりパンパン弾けます笑
ここまで、走り面メインで触れましたが、正直ここまではほぼ不満ないです。問題はここからですね。
■運転支援系
レーダーが付いてX1よりは性能アップしましたが、現行最新の三眼カメラではないため、ステアリングアシストが出来ません。コストダウンのためとはいいつつ、こうやって出し惜しみするのはあんまり好きじゃないですね。
■インテリア
F20も後期はだいぶ質感が上がっていましたが、それを更に超えてきましたね。とはいえ、上位の3シリーズやX5とほぼ同じなので、悪い言い方をすれば代わり映えしない、良い言い方をすれば上位と同じなので少し得した気分、ですかね。
一番気になるのは、スイッチ類の操作系(これはF40に限らず、G20やG05なども同じ)。
まず、エンジンスタートがシフトギアの隣にあるのは危ないんじゃないかなと。
モード切替スイッチが隣接しているためです。運転中に押すことはまずないので、これまでの位置で良かったと思います。
そして、このモード切替スイッチも何とも押しにくい。F系やG系初期のようなシーソー型のスイッチの方がブラインドタッチできて押しやすかったです。
シフトレバーのPスイッチの位置もイマイチだし、、、エアコンのON/OFFはiDriveに隠れてるし、、、スイッチ類だけで2500字達しそうなのでこの辺にしておきます笑
■iDrive 7.0
まず、ODOメーターが隠れてしまうのが何ともいただけない。B/Cボタンを押すことでタコメーター内側に表示できるのですが、ここには他に表示したい情報があるのです笑
iDriveのスイッチも、押しどころが悪いと反応しないです。これまでのように独立したコントローラが良かったですね。
それから、メインのモニター側も、メニュー画面がごちゃごちゃしてて使いにくくなりました。G30前期やF20最終モデルにあるiDrive 6.0が私の思う最高傑作ですね。7.0からベンダーが変わったのでしょうか?iDrive2.0から使っていますが、慣れるのに時間かかりました。
地図の地点インポートが出来なくなったのは結構痛かった、、、
ということで、とにかく車自体はよく出来ていますが、ソフト面がイマイチですね。
参考になった11人
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自動車(本体) > BMW > 1シリーズ 2019年モデル > 118d M Sport Edition Joy+
よく投稿するカテゴリ
2021年1月7日 00:31 [1407108-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 3 |
価格 | 3 |
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---|---|---|
次期車はMB A180W177にほぼ内定していたものの、ドライビングプレジャーに若干欠けていたことから急遽、BMのディーラーに行き、新しく出た1シリーズ(F40)に試乗させてもらいました。特にFFにおいてもBMらしい運転の楽しさが実感できたことから購入に至りました。
【エクステリア】
FF化となり、全体のプロポーションは他社と同様になってしまった。外観上の差別化をどこで図るか?キドニーグリルは一体となり大きくすることで獅子舞っぽくアグレッシブになった。好き嫌いの別れるところではあるが他社には無いフロントフェイスは個性的で良いと思う。サイドビューはホフマイスター・キンクでCピラーを細く見えるように纏めている。他社はやや重く見えるCピラー〜バックサイドをスポーティに処理した。BMらしくて良いと思う。
【インテリア】
従来よりコストダウンが垣間見えた内装がここにきて漸く他社メーカーと比較できるレベルに至った。エンジン・足回り以外は脱力したものづくりであったが、昨今の他社の内装に刺激されたのか少し真面目に取組んだ感じを受ける。上品には纏まっているものの、流行りのイルミネーションが益々派手になり『場末のラブホ』のようになってきた。車に乗ってウットリすることも無いのでww他車よりはまだましかww
【エンジン性能】
8速ATとの相性も良く低速からトルクがあり、高速では楽に流すことができるため疲れが少ない。アイドリング時の音は随分と静かになり、窓を閉めていれば気が付かないレベルになっている。エンジン性能というよりエンジンマウントを含めた静粛性が〇
【走行性能】
今回のモデルチェンジにおいて最も力を割いたと思われる部分。FFの構造上消すことのできないアンダーステアをARBがどこまで覚られること無く効果を出せるか?旧型(F20)ユーザーの顔色を窺いながらセッティングに苦労した跡が推し量れる。FFでありながらうまくアンダーを消し、BMらしいハンドリングになっていると思う。
【乗り心地】
Mスポーツによるタイヤサイズ225/40R18の影響も若干含まれるであろうが全体に固め。NVHはそこそこ上手く抑えていると思える。
【燃費】
未だ慣らし中ですが15km/l程度
【価格】
Mスポ仕様はそこそこの価格UPであったが、メタリックカラー・ナビゲーションパッケージ・コンフォートパッケージ・ストレージパッケージと付属品でプラス\670程更にUP。せめてナビゲーションとコンフォートは標準にしてもらいたい。割高に感じてしまう。税金関係は、現在ガソリン車に比べディーゼル車の減税幅が大きく、Edition Joy+による値下げも含めると買い得感が増す。
【総評】
FFにおいてもメーカー色をはっきりと出してきていることが今回よく判った。今回のウリは勿論ARBであり、BMとしてのアイデンティティを具現化する制御技術そのもの。他機能は特筆すべきものは無く他社と同程度のレベル。レーンキープ機能はOPでも付けて欲しかった。
参考になった13人
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自動車(本体) > BMW > 1シリーズ 2019年モデル > 118i Play
2020年5月8日 22:45 [1326612-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 3 |
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---|---|---|
ナビ画面も大きく各種コントローラーもコンパクトにうまく集中配置されている |
オプションでしょうがワイヤレス充電もついていました |
iDriveコントローラ Hold機能付き電動パーキング |
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|
ソフトパットにカーボン風パネル |
ウインドウコントローラー付近 質感高いです。 |
自車のM2の1年点検の代車で乗りました。
【エクステリア】
悪くは無いが、キドニーグリルが大きすぎます。
【インテリア】
これはいいです。 内装にプラスチッキーなところが無くソフトパットをうまく
使っており全くエントリーモデルという感じがしません。
またモニターも10.3インチ、メーターも各種コントローラーも最新のBMWの
トレンド通りで素晴らしいです。
但し、iDriveのコントロールパネルを操作した際、トタン板を押したようなベコッ
という感覚があったのは頂けません。
【エンジン性能】
必要にして充分。
M2と比較すると酷ですが、実用域では不足ありません。
【走行性能】
タイトル通りFFでもBMWしています。
直進安定性高く、ややトルクステア感じますが大きな問題ではありません。
切っただけ曲がっていく感覚は良好で、ステアリングやアクセル・ブレーキが
全般的に軽すぎると思いますが、女性をターゲットとした意匠であるなら
納得です。
【乗り心地】
悪くはありません。 ただ重厚感は希薄、ランフラットの為か人によると固く
感じると思います。 ロードノイズは煩いです。
【燃費】
試乗の為に不明ですが、瞬間燃費系を見るとかなり良さそうです。
【価格】
国産と比較すると割高ですが、装備を考えるとマズマズかな
【総評】
全般的にバランスが取れていて良いクルマです。
特に内装の品質が高く、一定量満足できるでしょう。
ACCを確認したくて乗りましたが、慣れないと速度が変化すると追従にやや
反応が遅れるので他車にピタリと後ろに付かれてしまいました。
ゆっくり一番左側を走ってさらにACCに慣れれば便利で問題ないと思います。
人間が普段行っている信号の変化や数台前の車を見て予想して運転する
技術は素晴らしい(逆に言うと現段階では適正自動化困難)のだと
実感しました。
車に何を求めるか人夫々ですが、自身にとって爆発的な動力性能を求めない
のであればこの車で十分満足できるのではないかと思います。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > BMW > 1シリーズ 2019年モデル > 118i M Sport
プロフィールこの度プロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。1959年生まれで自動車専門誌で20年以上に新車とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテインメント業界でゲーム関連のビジネスにも関…続きを読む
2020年2月29日 23:27 [1305523-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
2019年8月に発表・発売を開始したBMWのエントリーモデルである1シリーズ。今回販売の中心になるであろう「118i Play」に試乗しました。
3世代目となる新型ですが、最大のニュースはこれまで頑なに守ってきた駆動方式をFRからFFに切り替えたことにあります。
「駆け抜ける歓び」を標榜するBMWにおいて、旧型までの1シリーズのハンドリングの素直さはファンだけでなく多くの人からも評価されてきました。実際、新型が出る前に旧型のラストとなる在庫を狙って購入する人も見かけたほどです。
FFに変更した理由はこのクラスに求められる居住性や快適性を重視するとFF化は最も速効性があるからでしょう。またFFに関してはMINIからのパワートレーン他をキャリーオーバーできるので、その点でも圧倒的に生産効率を上げることができます。
それでもFFのネガが気になる人も多いはず。筆者も事前に最後のFR(F20型)となる118dに試乗し、改めてその素直なハンドリングに惚れ惚れしてしまったほどです。
その前にFF化によって得られたメリットをおさらいしてきましょう。
基本的なサイズに大きな差はありません。個人的には日本の道路事情を鑑(かんが)みると全幅はなるべく短い方が良いと考えています。
旧型の1765mmに対し、新型は1800mmまで拡大してしまいましたが自分の中ではギリギリ許容できるサイズです。最小回転半径も旧型より数値的には増えましたが実際の取り回しではそれほど目くじらを立てるレベルではなく及第点というところです。
その分というわけではありませんが、後席の乗降性や足元の余裕、さらにラゲージの容量増大やサブトランクの設定など使い勝手は向上しています。本来ホイールベースが20mm短くなったので居住性の点ではどうかと思いましたが、その点ではパワートレーンの配置位置やドライブシャフトを持たないFF化のメリットも出ています。
試乗グレードの118iには旧型にも設定していた1.5L直3DOHCターボをリファインして搭載します。旧型とは駆動方式が異なりますし、8速ATから7速DCTに切り替えたことはそれほど気にしなくて良いと思います。
全体的な乗り心地はマイルドで誰もが快適に走れるセッテイングとなっています。もちろんよりスポーティな仕様を求めるのであれば同じ118iでも「M Sport(413万円)」も設定されています。
ただ今後BMWがこのクラスを拡販していくのであれば、従来のハンドリングに強いこだわりがある層だけでなく、女性層やファミリー層も取り込んでいかなければなりません。その点ではこの「Play」の足回りは誰もが満足できる万能とも言るセッティングです。
パワー的にも決して速いというよりは必要十分+αと言った感触です。この辺のスムーズな加減速フィールはDCTによる部分も大きいでしょう。
そして何より気になる駆動方式の違いによるハンドリングですが、ことアンダーステアに関しては新搭載の「ARB」が効果的に利いているようです。ARB自体は日本のBMWとしては初の搭載になりますが、従来のDSCに頼らずエンジンコントロールユニット側でスリップ状況を検知する機能です。要はドライバーが電子デバイスの恩恵にあずかっていることすら気がつかないほどにスムーズにコーナーを走ることができます。
純粋なFRと電子制御化されたFF、前述したようにこだわりの強い人であればそれでも気になるかもしれません。ただ基本的にクルマを動かすという考えに関してBMW側のブレはないと思います。多くの人がより楽しく走ることができる環境を手に入れられた点は評価していいと思います。
またBMWと言えばオプションが豊富で何でも付けてしまうと車両価格もそれなりに上がってしまいますのでその点では注意が必要です。
それでもカーナビを含めた最先端のテレマティクスサービスである「iDriveナビゲーションパッケージ」はまず必ずチョイスすることをオススメします。この中には10.25インチのディスプレイを2つ備えた「BMWライブコックピット」やテレマティクス機能である「BMWコネクテッドドライブプロフェッショナル」などが満載です。内容から考えてもこれを選ばないというのはあり得ないでしょう。
ただ昨今話題になっている音声認識によるコントロールですが、過大な期待は禁物です。1シリーズの場合も「OK、BMW」が発話トリガーになっていますが、何でもできるわけがなく、また個人差によって反応は異なりますのでこれはディーラーで実車で試してみることをオススメします。
最後にこの原稿を書いている間に欧州ではディーゼルモデルの最上位である「120d」が3月に発売されることが発表されています。もし日本にディーゼルモデルが導入されればそれなりの売り上げも見込めますし、旧型のディーゼルオーナーからの乗り換えやダウンサイザーへの取り込みにも有利になります。
日本は全くの未定ですし、もし導入するとしても1年はかかるはずですので、ただ「待ち」というのも無責任ですが興味のある人は追いかけてみる価値はあると思います。
メルセデス・ベンツAクラスやVWゴルフなども含めこのセグメントのハッチバックモデルはまた活気づいてきました。その点でも最新先進装備も含む1シリーズのベストグレードはこの「Play」です。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった22人
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1シリーズの中古車 (全4モデル/1,100物件)
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- 支払総額
- 205.0万円
- 車両価格
- 189.0万円
- 諸費用
- 16.0万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 2.4万km
-
- 支払総額
- 352.7万円
- 車両価格
- 328.0万円
- 諸費用
- 24.7万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
- 0.6万km
-
- 支払総額
- 144.9万円
- 車両価格
- 131.7万円
- 諸費用
- 13.2万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 4.5万km
-
1シリーズ 118i Mスポーツ 弊社レンタカー ドライビングアシスト アップルカープレイ リバースアシスト パワーバックドア 純正HDDナビ バックカメラ ライブコックピット
- 支払総額
- 314.7万円
- 車両価格
- 298.0万円
- 諸費用
- 16.7万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
- 1.1万km
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