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『スタイリッシュで少しアバンギャルドな都会的ワゴン』 プジョー 508SW 2019年モデル quiet.earthさんのレビュー・評価
508SWの新車
新車価格: 450〜773 万円 2019年6月27日発売〜2024年4月販売終了
中古車価格: 214〜443 万円 (19物件) 508SW 2019年モデルの中古車を見る

自動車(本体) > プジョー > 508SW 2019年モデル > GT Line
よく投稿するカテゴリ
2020年6月11日 19:06 [1336704-5]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
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---|---|---|
GT Line(フルパッケージ)のレビューです。
【エクステリア】
これはこの車の最大のセールスポイントでしょう。誰から見ても目を引く存在なのでは。
後ろから見たときのDピラーからリアフェンダーにかけてのラインが個人的には特に好き。
色も国産にはない色で、天気や空の色によって見え方が違ってくるので、それも楽しめる。
滅多に見かけないので、希少であることの特別感もいい。
見た目が好きになれるかどうかは結構大事だと思うが、エクステリアだけで選ぶ価値は十分あり。
【インテリア】
静粛で非日常感を演出するインテリア。外界から隔絶された感覚があり、外の景色がスクリーンに映る映像のように感じる時さえある。逆にいうと、見切れが悪く、狭い場所での取り回しには苦労するかも。ラゲッジスペースは530Lと十分な容量があり実用性も兼ね備えている。
タッチ式の操作パネルは、エアコンの温度設定などそれほど頻繁に触るわけではないので、慣れればそれほど気にならない。車を選ぶときの評価ポイントにまではならないのかな、と思う。
また、ハンドル周りの操作系スイッチの配置は不満で、特にACC系は見えないので、女性などはどうしても慣れないようだ。
欧州仕様から車内前方のアンビエントライトがカットされている。
【エンジン性能】
パワー、トルク、静かさ、この車の性格を考えると申し分なし。
ガソリンエンジンは心地よい音で軽快に回る。
シートが背中に押し付けられるような強烈な加速が得られるわけではないが、全開にすればあっという間に危険な速度域に達するので、実用には十分なレベルだ。
ただし、今後プジョーが508をプレミアカーとして位置付けたいなら180PSでは物足りない。欧州仕様のガソリン225PS GTグレード設定は必要と思う。
【走行性能】
何しろスムーズなので、スポーティというよりは品のいい、シャレオツな走りといった方が合っている。
表示パネルがハンドル上方に移動したことにより、ハンドルを下げられるので逆に腕の位置が下げられて楽。小径ハンドルは女性にも扱いやすいらしく、妻が運転が楽しいと言ったことには驚かされた。
高速道路の安定性は非常に高く、かなりヤバイ速度でもゆるーく走ってるようにしか感じない。
この辺りは長距離ドライブの疲労軽減という点での意味は大きい。
スポーツモードに入れると性格が豹変し、非常にアグレッシブな味付けとなり、エンジン音がさらに高揚感を高める。残念ながらそれを満たせるシチュエーションがほとんどないが。
エコモードに入れると、加速がノーマルに比べてもたつく感じ。
またパドルシフトはパンパンと小気味よいシフトダウンができず、1秒程度間をあけないといけない。これはスポーティーな走りをする上での阻害要因となっていて、非常に大きなマイナスポイントだ。
LKA, ACCは同一車線内をクルーズする能力は優れているが、速度差のある先行車や車線変更して出入りする車との速度制御の洗練度がいま一つ。
【乗り心地】
エンジン、トランスミッション、アクティブサス、ブレーキ全てがスムーズ。
基本固めで細かい振動も伝わるが、足首でショックをいなしているような感じで、車が平行移動しているような感覚。
今回目玉のアクティブサスは基本的にノーマルとコンフォートは街乗りではあまり差は感じられないが、コンフォートモードで大きなギャップを超えて着地した時の、「シュタッ」という感じはまさに猫が地面に着地したときのような動きを連想させる。
標準装備のランバーサポートは長距離ドライブでとても重宝します。
【燃費】
カタログ数値はエコモードのもので、ノーマルだとそれより低い数値となる。ここまで5,000kmほぼノーマルモードで走行して、高速割合約3割、チョイ乗りは結構多めでメーター読み13.4km/Lで満タン法だとマイナス約1km。
GT Lineはガソリンなので、ディーゼル、特に他社カタログスペックと比べると燃費的にはやはりそこは割り切りが必要。
【価格】
フルパッケージが高すぎる。ナパレザーにしたかっただけなのに、いらない機能がついてきて、欲しいものが入っていない。
・フルパークアシスト
まず駐車位置を認識しない。隣に車がいないと認識しない。トナラーか?
駐車位置を認識しても初心者レベル。一度外の駐車場で駐めようとしたときに、ドカンといって停止したことがある。「ウソだろ?」といって泣きそうになったが、特にぶつかった形跡はなかった。同じことがもう1回あったので、それ以降は怖くて使う気に全くなれない。
・ナイトビジョン
LEDライトがかなり明るいので、フロントガラスを通して見た方がはるかに多くの情報を得ることができる。モニターを見ながら運転するのは危ないだけだし、どういう時に使うのだろう?
こちらの存在を悟られずにターゲットとの距離を詰めたい場合かと思い、ライトを消してみたら何も映らなかった。豪雨の時など視界が効かない場合かと思って、試した時はやはりノイズだらけで何も見えなかった。
上記2つをつけるくらいなら、ベンチレーションをつけるべきだろう(DS7はついてるぞ)。夏が暑い日本ではその方がよっぽどウレシイし、奥さんを試乗に連れて行ったときにベンチレーションとランバーサポートのモミモミでオモテナシすれば、承認のハードルが下がること請け合いなのに。
・フロントカメラ
この車は見切れが悪いので、狭い場所での切り返しには役立つかも。
・標準ナビ
パイオニア製の世代落ち感の拭えないナビが標準になっていて価格的にディスアドバンテージ。
こんなの日本で荷揚げしてから組み込んでるんだろうし、オプションでいいのでは?
トヨタなんて、まだ専用ナビ使ってんの?的な広告出してるし、もういらないでしょ。その分値段を下げるべき。
【総評】
いろいろ気になる点はありますが、それを埋め合わせるだけの魅力がある車だと思います。
フルパッケージが高いので、それならDS7もありかな。ガソリンかディーゼルかで悩んでいるなら、ディーゼル/オプションなしはいい選択かも。
- 乗車人数
- 5人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年9月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 493万円
- 本体値引き額
- 65万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった14人(再レビュー後:14人)
2020年6月11日 18:53 [1336704-4]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
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---|---|---|
GT Line(フルパッケージ)のレビューです。
【エクステリア】
これはこの車の最大のセールスポイントでしょう。誰から見ても目を引く存在なのでは。
後ろから見たときのDピラーからリアフェンダーにかけてのラインが個人的には特に好き。
色も国産にはない色で、天気や空の色によって見え方が違ってくるので、それも楽しめる。
滅多に見かけないので、希少であることの特別感もいい。
見た目が好きになれるかどうかは結構大事だと思うが、エクステリアだけで選ぶ価値は十分あり。
【インテリア】
静粛で非日常感を演出するインテリア。外界から隔絶された感覚があり、外の景色がスクリーンに映る映像のように感じる時さえある。逆にいうと、見切れが悪く、狭い場所での取り回しには苦労するかも。ラゲッジスペースは530Lと十分な容量があり実用性も兼ね備えている。
タッチ式の操作パネルは、エアコンの温度設定などそれほど頻繁に触るわけではないので、慣れればそれほど気にならない。車を選ぶときの評価ポイントにまではならないのかな、と思う。
また、ハンドル周りの操作系スイッチの配置は不満で、特にACC系は見えないので、女性などはどうしても慣れないようだ。
欧州仕様から車内前方のアンビエントライトがカットされている。
【エンジン性能】
パワー、トルク、静かさ、この車の性格を考えると申し分なし。
ガソリンエンジンは心地よい音で軽快に回る。
シートが背中に押し付けられるような強烈な加速が得られるわけではないが、全開にすればあっという間に危険な速度域に達するので、実用には十分なレベルだ。
ただし、今後プジョーが508をプレミアカーとして位置付けたいなら180PSでは物足りない。欧州仕様のガソリン225PS GTグレード設定は必要と思う。
【走行性能】
何しろスムーズなので、スポーティというよりは品のいい、シャレオツな走りといった方が合っている。
表示パネルがハンドル上方に移動したことにより、ハンドルを下げられるので逆に腕の位置が下げられて楽。小径ハンドルは女性にも扱いやすいらしく、妻が運転が楽しいと言ったことには驚かされた。
高速道路の安定性は非常に高く、かなりヤバイ速度でもゆるーく走ってるようにしか感じない。
この辺りは長距離ドライブの疲労軽減という点での意味は大きい。
スポーツモードに入れると性格が豹変し、非常にアグレッシブな味付けとなり、エンジン音がさらに高揚感を高める。残念ながらそれを満たせるシチュエーションがほとんどないが。
エコモードに入れると、加速がノーマルに比べてもたつく感じ。
またパドルシフトはパンパンと小気味よいシフトダウンができず、1秒程度間をあけないといけない。これはスポーティーな走りをする上での阻害要因となっていて、非常に大きなマイナスポイントだ。
LKA, ACCは同一車線内をクルーズする能力は優れているが、速度差のある先行車や車線変更して出入りする車との速度制御の洗練度がいま一つ。
【乗り心地】
エンジン、トランスミッション、アクティブサス、ブレーキ全てがスムーズ。
基本固めで細かい振動も伝わるが、足首でショックをいなしているような感じで、車が平行移動しているような感覚。
今回目玉のアクティブサスは基本的にノーマルとコンフォートは街乗りではあまり差は感じられないが、コンフォートモードで大きなギャップを超えて着地した時の、「シュタッ」という感じはまさに猫が地面に着地したときのような動きを連想させる。
標準装備のランバーサポートは長距離ドライブでとても重宝します。
【燃費】
カタログ数値はエコモードのもので、ノーマルだとそれより低い数値となる。ここまで5,000kmほぼノーマルモードで走行して、高速割合約2割、チョイ乗りは結構多めでメーター読み13.4km/Lで満タン法だとマイナス約1km。
GT Lineはガソリンなので、ディーゼル、特に他社カタログスペックと比べると燃費的にはやはりそこは割り切りが必要。
【価格】
フルパッケージが高すぎる。ナパレザーにしたかっただけなのに、いらない機能がついてきて、欲しいものが入っていない。
・フルパークアシスト
まず駐車位置を認識しない。隣に車がいないと認識しない。トナラーか?
駐車位置を認識しても初心者レベル。一度外の駐車場で駐めようとしたときに、ドカンといって停止したことがある。「ウソだろ?」といって泣きそうになったが、特にぶつかった形跡はなかった。同じことがもう1回あったので、それ以降は怖くて使う気に全くなれない。
・ナイトビジョン
LEDライトがかなり明るいので、フロントガラスを通して見た方がはるかに多くの情報を得ることができる。モニターを見ながら運転するのは危ないだけだし、どういう時に使うのだろう?
こちらの存在を悟られずにターゲットとの距離を詰めたい場合かと思い、ライトを消してみたら何も映らなかった。豪雨の時など視界が効かない場合かと思って、試した時はやはりノイズだらけで何も見えなかった。
上記2つをつけるくらいなら、ベンチレーションをつけるべきだろう(DS7はついてるぞ)。夏が暑い日本ではその方がよっぽどウレシイし、奥さんを試乗に連れて行ったときにベンチレーションとランバーサポートのモミモミでオモテナシすれば、承認のハードルが下がること請け合いなのに。
・フロントカメラ
この車は見切れが悪いので、狭い場所での切り返しには役立つかも。
・標準ナビ
パイオニア製の世代落ち感の拭えないナビが標準になっていて価格的にディスアドバンテージ。
こんなの日本で荷揚げしてから組み込んでるんだろうし、オプションでいいのでは?
トヨタなんて、まだ専用ナビ使ってんの?的な広告出してるし、もういらないでしょ。その分値段を下げるべき。
【総評】
いろいろ気になる点はありますが、それを埋め合わせるだけの魅力がある車だと思います。
フルパッケージが高いので、それならDS7もありかな。ガソリンかディーゼルかで悩んでいるなら、ディーゼル/オプションなしはいい選択かも。
- 乗車人数
- 5人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年9月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 493万円
- 本体値引き額
- 65万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった0人
2020年6月11日 18:29 [1336704-3]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
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インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
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---|---|---|
GT Line(フルパッケージ)のレビューです。
【エクステリア】
これはこの車の最大のセールスポイントでしょう。誰から見ても目を引く存在なのでは。
後ろから見たときのDピラーからリアフェンダーにかけてのラインが個人的には特に好き。
色も国産にはない色で、天気や空の色によって見え方が違ってくるので、それも楽しめる。
滅多に見かけないので、希少であることの特別感もいい。
見た目が好きになれるかどうかは結構大事だと思うが、エクステリアだけで選ぶ価値は十分あり。
【インテリア】
静粛で非日常感を演出するインテリア。外界から隔絶された感覚があり、外の景色がスクリーンに映る映像のように感じる時さえある。逆にいうと、見切れが悪く、狭い場所での取り回しには苦労するかも。ラゲッジスペースは530Lと十分な容量があり実用性も兼ね備えている。
タッチ式の操作パネルは、エアコンの温度設定などそれほど頻繁に触るわけではないので、慣れればそれほど気にならない。車を選ぶときの評価ポイントにまではならないのかな、と思う。
また、ハンドル周りの操作系スイッチの配置は不満で、特にACC系は見えないので、女性などはどうしても慣れないようだ。
欧州仕様から車内前方のアンビエントライトがカットされている。
【エンジン性能】
パワー、トルク、静かさ、この車の性格を考えると申し分なし。
ガソリンエンジンは心地よい音で軽快に回る。
シートが背中に押し付けられるような強烈な加速が得られるわけではないが、全開にすればあっという間に危険な速度域に達するので、実用には十分なレベルだ。
ただし、今後プジョーが508をプレミアカーとして位置付けたいなら180PSでは物足りない。欧州仕様のガソリン225PS GTグレード設定は必要と思う。
【走行性能】
何しろスムーズなので、スポーティというよりは品のいい、シャレオツな走りといった方が合っている。
表示パネルがハンドル上方に移動したことにより、ハンドルを下げられるので逆に腕の位置が下げられて楽。小径ハンドルは女性にも扱いやすいらしく、妻が運転が楽しいと言ったことには驚かされた。
高速道路の安定性は非常に高く、かなりヤバイ速度でもゆるーく走ってるようにしか感じない。
この辺りは長距離ドライブの疲労軽減という点での意味は大きい。
スポーツモードに入れると性格が豹変し、非常にアグレッシブな味付けとなり、エンジン音がさらに高揚感を高める。残念ながらそれを満たせるシチュエーションがほとんどないが。
エコモードに入れると、加速がノーマルに比べてもたつく感じ。
またパドルシフトはパンパンと小気味よいシフトダウンができず、1秒程度間をあけないといけない。これはスポーティーな走りをする上での阻害要因となっていて、非常に大きなマイナスポイントだ。
LKS, ACCは同一車線内をクルーズする能力は優れているが、速度差のある先行車や車線変更して出入りする車との速度制御の洗練度がいま一つ。
【乗り心地】
エンジン、トランスミッション、アクティブサス、ブレーキ全てがスムーズ。
基本固めで細かい振動も伝わるが、足首でショックをいなしているような感じで、車が平行移動しているような感覚。
今回目玉のアクティブサスは基本的にノーマルとコンフォートは街乗りではあまり差は感じられないが、コンフォートモードで大きなギャップを超えて着地した時の、「シュタッ」という感じはまさに猫が地面に着地したときのような動きを連想させる。
標準装備のランバーサポートは長距離ドライブでとても重宝します。
【燃費】
カタログ数値はエコモードのもので、ノーマルだとそれより低い数値となる。ここまで5,000kmほぼノーマルモードで走行して、高速割合約20%、チョイ乗りは結構多めでメーター読み13.4km/Lで満タン法だとマイナス約1km。
GT Lineはガソリンなので、ディーゼル、特に他社カタログスペックと比べると燃費的にはやはりそこは割り切りが必要。
【価格】
フルパッケージが高すぎる。ナパレザーにしたかっただけなのに、いらない機能がついてきて、欲しいものが入っていない。
・フルパークアシスト
まず駐車位置を認識しない。隣に車がいないと認識しない。トナラーか?
駐車位置を認識しても初心者レベル。一度外の駐車場で駐めようとしたときに、ドカンといって停止したことがある。「ウソだろ?」といって泣きそうになったが、特にぶつかった形跡はなかった。同じことがもう1回あったので、それ以降は怖くて使う気に全くなれない。
・ナイトビジョン
LEDライトがかなり明るいので、フロントガラスを通して見た方がはるかに多くの情報を得ることができる。モニターを見ながら運転するのは危ないだけだし、どういう時に使うのだろう?
こちらの存在を悟られずにターゲットとの距離を詰めたい場合かと思い、ライトを消してみたら何も映らなかった。豪雨の時など視界が効かない場合かと思って、試した時はやはりノイズだらけで何も見えなかった。
上記2つをつけるくらいなら、ベンチレーションをつけるべきだろう(DS7はついてるぞ)。夏が暑い日本ではその方がよっぽどウレシイし、奥さんを試乗に連れて行ったときにベンチレーションとランバーサポートのモミモミでオモテナシすれば、承認のハードルが下がること請け合いなのに。
・フロントカメラ
この車は見切れが悪いので、狭い場所での切り返しには役立つかも。
・標準ナビ
パイオニア製の世代落ち感の拭えないナビが標準になっていて価格的にディスアドバンテージ。
こんなの日本で荷揚げしてから組み込んでるんだろうし、オプションでいいのでは?
トヨタなんて、まだ専用ナビ使ってんの?的な広告出してるし、もういらないでしょ。その分値段を下げるべき。
【総評】
乗り始めるといろいろ気になる点が出てくるので、エクステリアが気にいるかどうかが重要だと思います。
また、フルパッケージが高いので、ガソリンかディーゼルかで悩んでいるなら、ディーゼル、オプションなしはいい選択かも。
- 乗車人数
- 5人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年9月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 493万円
- 本体値引き額
- 65万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった0人
2020年6月11日 18:12 [1336704-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
GT Line(フルパッケージ)のレビューです。
【エクステリア】
これはこの車の最大のセールスポイントでしょう。誰から見ても目を引く存在なのでは。
後ろから見たときのDピラーからリアフェンダーにかけてのラインが個人的には特に好き。
色も国産にはない色で、天気や空の色によって見え方が違ってくるので、それも楽しめる。
滅多に見かけないので、希少であることの特別感もいい。
見た目が好きになれるかどうかは結構大事だと思うが、エクステリアだけで選ぶ価値は十分あり。
【インテリア】
静粛で非日常感を演出するインテリア。外界から隔絶された感覚があり、外の景色がスクリーンに映る映像のように感じる時さえある。逆にいうと、見切れが悪く、狭い場所での取り回しには苦労するかも。ラゲッジスペースは530Lと十分な容量があり実用性も兼ね備えている。
タッチ式の操作パネルは、エアコンの温度設定などそれほど頻繁に触るわけではないので、慣れればそれほど気にならない。車を選ぶときの評価ポイントにまではならないのかな、と思う。
また、ハンドル周りの操作系スイッチの配置は不満で、特にACC系は見えないので、女性などはどうしても慣れないようだ。
欧州仕様から車内前方のアンビエントライトがカットされている。
【エンジン性能】
パワー、トルク、静かさ、この車の性格を考えると申し分なし。
ガソリンエンジンは心地よい音で軽快に回る。
シートが背中に押し付けられるような強烈な加速が得られるわけではないが、全開にすればあっという間に危険な速度域に達するので、実用には十分なレベルだ。
ただし、今後プジョーが508をプレミアカーとして位置付けたいなら180PSでは物足りない。欧州仕様のガソリン225PS GTグレード設定は必要と思う。
【走行性能】
何しろスムーズなので、スポーティというよりは品のいい、シャレオツな走りといった方が合っている。
表示パネルがハンドル上方に移動したことにより、ハンドルを下げられるので逆に腕の位置が下げられて楽。小径ハンドルは女性にも扱いやすいらしく、妻が運転が楽しいと言ったことには驚かされた。
高速道路の安定性は非常に高く、かなりヤバイ速度でもゆるーく走ってるようにしか感じない。
この辺りは長距離ドライブの疲労軽減という点での意味は大きい。
スポーツモードに入れると性格が豹変し、非常にアグレッシブな味付けとなり、エンジン音がさらに高揚感を高める。残念ながらそれを満たせるシチュエーションがほとんどないが。
エコモードに入れると、加速がノーマルに比べてもたつく感じ。
またパドルシフトはパンパンと小気味よいシフトダウンができず、1秒程度間をあけないといけない。これはスポーティーな走りをする上での阻害要因となっていて、非常に大きなマイナスポイントだ。
LKS, ACCは同一車線内をクルーズする能力は優れているが、速度差のある先行車や車線変更して出入りする車との速度制御の洗練度がいま一つ。
【乗り心地】
エンジン、トランスミッション、アクティブサス、ブレーキ全てがスムーズ。
基本固めで細かい振動も伝わるが、足首でショックをいなしているような感じで、車が平行移動しているような感覚。
今回目玉のアクティブサスは基本的にノーマルとコンフォートは街乗りではあまり差は感じられないが、コンフォートモードで大きなギャップを超えて着地した時の、「シュタッ」という感じはまさに猫が地面に着地したときのような動きを連想させる。
標準装備のランバーサポートは長距離ドライブでとても重宝します。
【燃費】
カタログ数値はエコモードのもので、ノーマルだとそれより低い数値となる。ここまで5,000kmほぼノーマルモードで走行して、高速割合約20%、チョイ乗りは結構多めでメーター読み13.4km/Lで満タン法だとマイナス約1km。
GT Lineはガソリンなので、ディーゼル、特に他社カタログスペックと比べると燃費的にはやはりそこは割り切りが必要。
【価格】
フルパッケージが高すぎる。ナパレザーにしたかっただけなのに、いらない機能がついてきて、欲しいものが入っていない。
・フルパークアシスト
まず駐車位置を認識しない。隣に車がいないと認識しない。トナラーか?
駐車位置を認識しても初心者レベル。一度外の駐車場で駐めようとしたときに、ドカンといって停止したことがある。「ウソだろ?」といって泣きそうになったが、特にぶつかった形跡はなかった。同じことがもう1回あったので、それ以降は怖くて使う気に全くなれない。
・ナイトビジョン
LEDライトがかなり明るいので、フロントガラスを通して見た方がはるかに多くの情報を得ることができる。モニターを見ながら運転するのは危ないだけだし、どういう時に使うのだろう?
こちらの存在を悟られずにターゲットとの距離を詰めたい場合かと思い、ライトを消してみたら何も映らなかった。豪雨の時など視界が効かない場合かと思って、試した時はやはりノイズだらけで何も見えなかった。
上記2つをつけるくらいなら、ベンチレーションをつけるべきだろう(DS7はついてるぞ)。夏が暑い日本ではその方がよっぽどウレシイし、奥さんを試乗に連れて行ったときにベンチレーションとランバーサポートのモミモミでオモテナシすれば、承認のハードルが下がること請け合いなのに。
・フロントカメラ
この車は見切れが悪いので、狭い場所での切り返しには役立つかも。
・標準ナビ
パイオニア製の世代落ち感の拭えないナビが標準になっていて価格的にディスアドバンテージ。
こんなの日本で荷揚げしてから組み込んでるんだろうし、オプションでいいのでは?
トヨタなんて、まだ専用ナビ使ってんの?的な広告出してるし、もういらないでしょ。その分値段を下げるべき。
【総評】
乗り始めるといろいろ気になる点が出てくるので、エクステリアが気にいるかどうかが重要だと思います。
また、フルパッケージが高いので、ガソリンかディーゼルかで悩んでいるなら、ディーゼル、オプションなしはいい選択かも。
- 乗車人数
- 5人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年9月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 493万円
- 本体値引き額
- 65万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった0人
2020年6月11日 18:07 [1336704-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
![]() |
||
---|---|---|
GT Line(フルパッケージ)のレビューです。
【エクステリア】
これはこの車の最大のセールスポイントでしょう。誰から見ても目を引く存在なのでは。
後ろから見たときのDピラーからリアフェンダーにかけてのラインが個人的には特に好き。
色も国産にはない色で、天気や空の色によって見え方が違ってくるので、それも楽しめる。
滅多に見かけないので、希少であることの特別感もいい。
見た目が好きになれるかどうかは結構大事だと思うが、エクステリアだけで選ぶ価値は十分あり。
【インテリア】
静粛で非日常感を演出するインテリア。外界から隔絶された感覚があり、外の景色がスクリーンに映る映像のように感じる時さえある。逆にいうと、見切れが悪く、狭い場所での取り回しには苦労するかも。ラゲッジスペースは530Lと十分な容量があり実用性も兼ね備えている。
タッチ式の操作パネルは、エアコンの温度設定などそれほど頻繁に触るわけではないので、慣れればそれほど気にならない。車を選ぶときの評価ポイントにまではならないのかな、と思う。
また、ハンドル周りの操作系スイッチの配置は不満で、特にACC系は見えないので、女性などはどうしても慣れないようだ。
欧州仕様から車内前方のアンビエントライトがカットされている。
【エンジン性能】
パワー、トルク、静かさ、この車の性格を考えると申し分なし。
ガソリンエンジンは心地よい音で軽快に回る。
シートが背中に押し付けられるような強烈な加速が得られるわけではないが、全開にすればあっという間に危険な速度域に達するので、実用には十分なレベルだ。
ただし、今後プジョーが508をプレミアカーとして位置付けたいなら180PSでは物足りない。欧州仕様のガソリン225PS GTグレード設定は必要と思う。
【走行性能】
何しろスムーズなので、スポーティというよりは品のいい、シャレオツな走りといった方が合っている。
表示パネルがハンドル上方に移動したことにより、ハンドルを下げられるので逆に腕の位置が下げられて楽。小径ハンドルは女性にも扱いやすいらしく、何より驚いたのは、妻が運転が楽しいと言ったこと。
高速道路の安定性は非常に高く、かなりヤバイ速度でもゆるーく走ってるようにしか感じない。
この辺りは長距離ドライブの疲労軽減という点での意味は大きい。
スポーツモードに入れると性格が豹変し、非常にアグレッシブな味付けとなり、エンジン音がさらに高揚感を高める。残念ながらそれを満たせるシチュエーションがほとんどないが。
エコモードに入れると、加速がノーマルに比べてもたつく感じ。
またパドルシフトはパンパンと小気味よいシフトダウンができず、1秒程度間をあけないといけない。これはスポーティーな走りをする上での阻害要因となっていて、非常に大きなマイナスポイントだ。
LKS, ACCは同一車線内をクルーズする能力は優れているが、速度差のある先行車や車線変更して出入りする車との速度制御の洗練度がいま一つ。
【乗り心地】
エンジン、トランスミッション、アクティブサス、ブレーキ全てがスムーズ。
基本固めで細かい振動も伝わるが、足首でショックをいなしているような感じで、車が平行移動しているような感覚。
今回目玉のアクティブサスは基本的にノーマルとコンフォートは街乗りではあまり差は感じられないが、コンフォートモードで大きなギャップを超えて着地した時の、「シュタッ」という感じはまさに猫が地面に着地したときのような動きを連想させる。
標準装備のランバーサポートは長距離ドライブでとても重宝します。
【燃費】
カタログ数値はエコモードのもので、ノーマルだとそれより低い数値となる。ここまで5,000kmほぼノーマルモードで走行して、高速割合約20%、チョイ乗りは結構多めでメーター読み13.4km/Lで満タン法だとマイナス約1km。
GT Lineはガソリンなので、ディーゼル、特に他社カタログスペックと比べると燃費的にはやはりそこは割り切りが必要。
【価格】
フルパッケージが高すぎる。ナパレザーにしたかっただけなのに、いらない機能がついてきて、欲しいものが入っていない。
・フルパークアシスト
まず駐車位置を認識しない。隣に車がいないと認識しない。トナラーか?
駐車位置を認識しても初心者レベル。一度外の駐車場で駐めようとしたときに、ドカンといって停止したことがある。「ウソだろ?」といって泣きそうになったが、特にぶつかった形跡はなかった。同じことがもう1回あったので、それ以降は怖くて使う気に全くなれない。
・ナイトビジョン
LEDライトがかなり明るいので、フロントガラスを通して見た方がはるかに多くの情報を得ることができる。モニターを見ながら運転するのは危ないだけだし、どういう時に使うのだろう?
こちらの存在を悟られずにターゲットとの距離を詰めたい場合かと思い、ライトを消してみたら何も映らなかった。豪雨の時など視界が効かない場合かと思って、試した時はやはりノイズだらけで何も見えなかった。
上記2つをつけるくらいなら、ベンチレーションをつけるべきだろう(DS7はついてるぞ)。夏が暑い日本ではその方がよっぽどウレシイし、奥さんを試乗に連れて行ったときにベンチレーションとランバーサポートのモミモミでオモテナシすれば、承認のハードルが下がること請け合いなのに。
・フロントカメラ
この車は見切れが悪いので、狭い場所での切り返しには役立つかも。
・標準ナビ
パイオニア製の世代落ち感の拭えないナビが標準になっていて価格的にディスアドバンテージ。
こんなの日本で荷揚げしてから組み込んでるんだろうし、オプションでいいのでは?
トヨタなんて、まだ専用ナビ使ってんの?的な広告出してるし、もういらないでしょ。その分値段を下げるべき。
【総評】
乗り始めるといろいろ気になる点が出てくるので、エクステリアが気にいるかどうかが重要だと思います。
また、フルパッケージが高いので、ガソリンかディーゼルかで悩んでいるなら、ディーゼル、オプションなしはいい選択かも。
- 乗車人数
- 5人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年9月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 493万円
- 本体値引き額
- 65万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった0人
「508SW 2019年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2024年4月20日 19:17 |
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2023年8月10日 04:06 |
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2022年7月26日 10:55 |
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2022年7月24日 02:18 |
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2022年1月20日 15:00 |
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2021年2月14日 14:26 |
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2020年7月9日 22:18 |
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2020年6月11日 19:06 |
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2020年3月13日 17:01 |
508SWの中古車 (全3モデル/39物件)
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- 支払総額
- 220.0万円
- 車両価格
- 205.8万円
- 諸費用
- 14.2万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 6.6万km
-
- 支払総額
- 119.0万円
- 車両価格
- 99.0万円
- 諸費用
- 20.0万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 3.9万km
-
508 SW アリュール ガラスルーフ シートヒーター ナビ Bluetooth バックカメラ クルーズコントロール シートヒーター タイミングチェーン スマートキー
- 支払総額
- 58.0万円
- 車両価格
- 43.0万円
- 諸費用
- 15.0万円
- 年式
- 2013年
- 走行距離
- 2.9万km
-
- 支払総額
- 262.9万円
- 車両価格
- 241.1万円
- 諸費用
- 21.8万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 6.7万km
-
- 支払総額
- 259.8万円
- 車両価格
- 251.6万円
- 諸費用
- 8.2万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 4.7万km
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