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『理想のクルマ』 BMW X5 2019年モデル 【かっぱくん】さんのレビュー・評価
X5の新車
新車価格: 1356〜1660 万円 2019年2月27日発売
中古車価格: 435〜1119 万円 (142物件) X5 2019年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > BMW > X5 2019年モデル > xDrive40d M Sport
よく投稿するカテゴリ
2022年9月28日 01:06 [1330048-5]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 3 |
前車xDrive35dの初期モデルからxDrive40dに買い替えたので再レビューではないのですが、同一モデル内で2台買うアホを想定していないようで(笑)、別レビューを書けないので再レビューとして投稿します。
前車(35d初期モデル)の評価は過去レビューからご覧ください。
UGP=アップグレードパッケージ(オプション)
【エクステリア】
全体的に締まって見えるデザインは秀逸で、★5です。
40dだけの黒グリルにブラックサファイアボディの組み合わせは最高にかっこよく、毎朝見惚れています。
元々ついていたY字スポークの21インチのホイールは好みではなく、標準の20インチに変更しましたが、こっちの方がデザインは好きです。価格も下げてもらいました。
【インテリア】
内装は7や8とも大差ない華やかさと上質さであり、★5です。
インパネのモニタは大きさだけでなく色域も広く、視認性が非常に高いです。
ピアノプラック基調の操作パネルは見た目は美しいのですが、押すと全体が動いたり、指紋が付きやすかったりするので若干マイナス。
コンフォートシート(UGP)はヴァーネスカレザーがしなやかな肌触りで作りも良く、調整箇所も多岐にわたるため腰にも優しいです。
シートヒーターは後席まで標準で快適です。ステアリングヒーター(個別オプション)も一部ではなく全体が温かくなるタイプで、肘掛けまで温かくなるので冬場はとても重宝します。
シートベンチレーション(UGP)については蒸らさないという本来の目的以上に涼しく暑い日は非常に快適ですが、最大強度では首筋の「コオオオオ」というファン音が結構うるさいです。
シートマッサージ(UGP)は、本格的なものではありませんが、長距離運転の疲労を和らげたり、腰痛時に気を紛らわせたりする程度の役には立ちます。
2列目の足元の広さは十分です。あまり知られていませんが、7人乗り仕様は2列目が電動リクライニング&スライドになるので、2列目をリクライニングさせたい方にも7人乗り仕様をおすすめします。
3列目はあくまでもエマージェンシーですね。でもカップホルダーやエアコン吹き出し口がちゃんと付いているのは良いです。
【エンジン性能】
6気筒ディーゼルの滑らかな回転フィーリングとピックアップの鋭さはガソリンエンジンを含めた中でも素晴らしく、文句なしの★5です。
35d初期モデルからの変化点はマイルドハイブリッドとシーケンシャル2ターボ化の2つですが、前者はコースティング(エンジン停止)を含めた低速域でのフレキシビリティと燃費を改善させ、後者は高速域での伸びを劇的に向上させています。、
こんなに素晴らしく進化した内燃機関を人類は本当に捨て去ってしまうのでしょうか…。
【走行性能】
可変ショックとエアサスの組み合わせは快適性とスポーツ性と実用性を高い次元で満たし、★5です。スポーツモードでは車高が下がってサスが固くなり、別のクルマのような機敏な動きを見せます。ステアリングが重くなり、排気音も太くなって気分を盛り上げます。
なお35d初期モデルはタイヤがコンフォート系のブリジストン・アレンザだったこともあり柔らかめでしたが、40dはピレリ・P-ZEROに変更されソリッドでコントローラブルなBMWらしいハンドリングです。
【乗り心地】
前述の通り、標準タイヤがコンフォート系からスポーツ系に変わったためにコンフォートモードで走行性能と乗り心地のベストバランスが得られており、文句なしの★5です。
ただ柔らかめが好きな嫁さんには「硬い」と若干不評ですが(^^;
また、Mスポーツ・エキゾースト(UGP)はスピーカーからも音が出ているようではありますが、走行モードで音がかなり変わるので演出として楽しいです。
【燃費】
35d初期モデルでも街乗り8〜10km/L、高速13〜16km/L。40dではここから数%向上するはずですが、重量級SUVとしてはこの数字のままでも文句なしの★5です。
個人的に遠目のスキー場に無給油で余裕で往復出来ることが最低要件ですので、燃費はコストよりも航続距離のために重要な数字です。
余談ですが、BEVの冬の実用航続距離が700kmを超えるか、スキー場等の駐車場に充電器が何百台もずらっと並ぶようにならない限り、BEVへの移行は当面ありえません。
【運転支援】
安全機能については、夜間の歩行者検知は出来ないことになっていますが、少なくとも欧州仕様車はユーロNCAPのテストでしっかり止まっています(EURO NCAP G05で検索可)。35d初期モデルでは感度最大の状態で街灯の少ない夜道で飛び出してきた自転車に反応したこともあり、実際にはかなり余裕もあったのでいざという時も動作はしてくれるものと期待しています。
自動運転Lv2については、目玉機能のハンズオフも確かに便利ですが使える場面が意外に少なく、高速道路の車線上であれば普通にACCとレーンコントロールアシストだけでもほぼ完璧な仕事をしてくれます。レーンチェンジも1アクションで自動でしてくれるので非常に楽ちんです。ただし、白線が消える料金所の手前などでは先行車を追尾せずふらつくことがあるので要注意。
【価格】
前回は超絶値引きをゲットできたのですが、今回は普通なので★3です。
高いなりに良い=良いなりに高い、です。
【総評】
9年前にE70で惚れ込んだ「何でもできる万能性」がG05では全面的にパワーアップし、さらに今回の買い替えではエンジンが劇的に強化されただけでなくオプションや車体色も希望通りに出来たので、本当に自分にとっての「理想のクルマ」になりました。
褒めるだけでは何なので欠点もいくつか書いておきますが、些末なことばかりです。
・全幅2,005mmはやはりデカく、駐める場所を選ぶ
・ナビが変なルートを案内しがち※
・音声入力の認識率は高いが固有名詞に弱すぎ※
・3列目乗り込み時の2列目の電動動作が遅すぎ
・ブレーキは低速域でグググと鳴りがち(特に湿気が高い時※)
・サイドシルがむき出しで乗り込むときにズボンが汚れがち
※35d初期モデル。現車では確認中。
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2022年9月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 1142万円
- 本体値引き額
- 100万円以上
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった46人(再レビュー後:16人)
2022年3月8日 12:24 [1330048-4]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
【エクステリア】
全体的に締まって見えるデザインは秀逸で、★5です。
タイヤに関してはついていた21インチのホイールのデザインが好みではなく、標準の20インチに変更しましたが、こっちの方がかっこいいです。(価格も下げてもらいました)
賛否両論あるグリルの大きさは私は気になりませんし、立体的で凝ったデザインも好きなのですが、ちょっとギラギラ過ぎるのでセリウムグレーに換えたい…。
【インテリア】
武骨な前車E70とは比較にならないほど華やかで上質になっており、総合的に★5です。
インパネには大きく色域の広い液晶モニタを使っていて、視認性が非常に高いです。ピアノプラック基調の操作パネルは見た目は美しいのですが、押すと全体が動いたり、ブラインドタッチがしにくいのは若干マイナス。
シートは、ダコタレザーのゴツさに慣れた身にはヴァーネスカレザーのしなやかな肌触りはお気に入りで、作りも良く座り心地は最高です。メリノはもっと良さそうですが、キラキラのシフトノブが嫌だったので…。
シートヒーターは、最弱でも熱すぎて低温火傷しそうだったE70に比べると適度で快適です。ステアリングヒーターも全体が暖かくなるタイプで、冬場はとてもありがたいです。
夏場については、シートベンチレーションが吹き出しではなく吸い込みタイプなので効き目を心配してましたが、「蒸らさない」という本来の目的以上に涼しく、最大強度ではすぐお腹を壊すほど(笑)。ただし、首筋の「コオオオオ」というファン音が結構うるさいです。
2列目の足元の広さは十分です。あまり知られていませんが、7人乗り仕様は2列目が電動リクライニング&スライドになり大変快適です。2列目をリクライニングさせたい方にもサードローシートはおすすめ。
よく分からないのが、仕様表にないレザーフィニッシュダッシュボードがついてきたこと。嬉しい誤算ですが、担当営業もよく分からないそうです。同様のレビューが他にもありますね。
【エンジン性能】
絶対的な回転フィーリングと実用上のトルク感は文句なしで、低速域からのピックアップも非常に鋭く、一般道でこれ以上の性能は不要です。
メルセデスの直6ディーゼルにスペック上は負けてますが(未試乗)、性能で上回る他社機があったとしても、総合的に判断し★5です。
【走行性能】
可変ショックとエアサスの組み合わせは、快適性とスポーツ性と実用性を高い次元で満たしますが、「Mスポーツ」を名乗る割には快適性に振り過ぎな感があり、もっとショックが締まる走行性能最優先のモードが欲しいです。
やはりBMWの「Mスポーツ」ですので、ここは★4とさせてもらいました。
【乗り心地】
純粋な乗り心地としては素晴らしいの一言で、文句なしの★5です。
コンフォートモードでは船的なふわふわ感を感じる場面もありますが、スポーツモードは走行性能と乗り心地のベストバランスでしょう。(だからこそ走行性能最優先のモードが欲しい)
なお標準タイヤでは低速で段差を乗り越えた時に低域の共振音を感じますが、スタッドレスでは感じないので、これはタイヤ起因のようです。
【燃費】
街乗り8〜10km/L、高速13〜16km/L。大型SUVとしてはこれ以上の燃費を望む方は少ないでしょう。文句なしの★5です。
燃費は、個人的にはコストよりも航続距離に効いてくる大事な要素で、遠目のスキー場に無給油で余裕で往復出来ることが最低要件です。その意味では、BEVの冬の実用航続距離が700kmを超えるか、スキー場等の駐車場に当たり前のように充電器が何百台もずらっと並ぶような社会にならない限り、BEVへの移行は当面ありえません。
【安全性能】
自動運転(運転支援)については、目玉機能のハンズオフも確かに便利ですが使える場面が意外に少なく、高速道路の車線上であれば普通にACCとレーンコントロールアシストだけでもほぼ完璧な仕事をしてくれます。レーンチェンジも1アクションで自動でしてくれるので非常に楽ちんです。ただし、白線が消える料金所の手前などでは先行車を追尾せずふらつくことがあるので要注意。
自動ブレーキについては、夜間の歩行者検知は出来ないことになっていますが、少なくとも欧州仕様車はユーロNCAPのテストでしっかり止まっています。(EURO NCAP G05で検索可)
本当に同じ場面に遭遇したことはありませんが、感度最大の状態で街灯の少ない夜道で飛び出してきた自転車に反応していたので(実際にはかなり余裕あり)、広いヘッドライトの照射範囲もあいまって動作はしてくれるものと期待しています。
【価格】
たまたまタイミングがハマって超絶値引きをゲットできたので、個人的な評価として★5にしておきます…。担当との約束で金額はここには書けません…。
【総評】
担当セールスに無理目な購入希望金額を伝えておいたところ、年末も押し迫ったある日、突然劇的条件が提示されたので1日で在庫車の中から決めてしまったという経緯があり、実は細かいオプションや車体色は希望通りではなかったりします。
それでも、E70で惚れ込んだ「何でもできる万能性」がG05では全面的かつ劇的にパワーアップしており、多少のことは全く気になりません。毎日ほれぼれしながら運転しています。
褒めるだけでは何なので、E70(最終)と比較しての欠点もいくつか書いておきますが、些末なことばかりです。
・全幅2,005mmはやはりデカく、駐める場所を選ぶ
・標準オーディオが若干プア
・ナビがアホ過ぎで、意味不明の「高速を一旦降りろ」を頻発
・音声入力の認識率は高いがその後の処理に柔軟性がなく、
固有名詞に弱すぎ
・パノラマルーフはガラス面積は大きいが、開口部は小さい。
チルトも1面。
・窓が開く動作が遅い
・3列目への乗り込み時の2列目の電動動作が遅すぎ
・暑い時期は、停止時にブレーキから若干のグググ音
・寒い時期は、リアサス周り?からコリコリという小さい異音
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- スポーティ
- 快適性
- エコ
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年12月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 1031万円
- 本体値引き額
- 100万円以上
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった7人
2021年1月8日 10:20 [1330048-3]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
【エクステリア】
全体的に締まって見えるデザインは秀逸です。
タイヤに関してはホイールのデザインが好みではなく、メーカー出荷時の21インチから標準の20インチに変更しましたが(価格も下げてもらいました)、十分かっこいいです。
賛否両論あるグリルの大きさも私は気になりませんし、立体的で凝ったデザインは好きなのですが、メッキがギラギラ過ぎるので★4にしておきます。
【インテリア】
武骨な前車E70とは比較にならないほど華やかで上質なものになっており、総合的に★5です。
インパネには大きく色域の広い液晶モニタを使っていて、視認性が非常に高いです。ピアノプラック基調の操作パネルは見た目は美しいのですが、ブラインドタッチがしにくくなったのは若干マイナス。
シートは、分厚いダコタレザーのゴツさに慣れた身にはヴァーネスカレザーのしなやかな肌触りはお気に入りで、作りも良く座り心地は最高です。メリノはもっと良さそうですが、キラキラのシフトノブが嫌だったので…。
シートヒーターは、最弱でも熱すぎて低温火傷しそうだったE70に比べると適度な制御で快適です。ステアリングヒーティングも冬場はとてもありがたいです。
夏場については、シートベンチレーションが吹き出しではなく吸い込みタイプなので効き目を心配してましたが、「蒸らさない」という本来の目的以上に涼しく、最大強度ではすぐお腹を壊すほど(笑)。ただし、首筋の「コオオオオ」というファン音が結構うるさいです。
2列目の足元の広さは十分です。あまり知られていませんが、サードローシート(7人乗り)仕様は2列目が電動リクライニング&スライドになり、大変快適です。2列目をリクライニングさせたい方にもサードローシートはおすすめ。
一点だけよく分からないのが、オプション表には書かれていないレザーフィニッシュダッシュボードがついてきたこと。担当営業もよく分からないそうです。他のレビューでも同様の方がいらっしゃいますね。
【エンジン性能】
絶対的な回転フィーリングと実用上のトルク感は文句なしで、低速域からのピックアップも非常に鋭く、一般道でこれ以上の性能は不要です。
メルセデスの直6ディーゼルにスペック上は負けてますが(未試乗)、性能で上回る他社機があったとしても、総合的に判断し★5です。
【走行性能】
可変ショックとエアサスの組み合わせは、快適性とスポーツ性と実用性を高い次元で満たしますが、「Mスポーツ」を名乗る割には快適性に振り過ぎな感があり、もっとショックが締まる走行性能最優先のモードが欲しいです。
やはりBMWの「Mスポーツ」ですので、ここは★4とさせてもらいました。
【乗り心地】
純粋な乗り心地としては素晴らしいの一言で、文句なしの★5です。
コンフォートモードでは船的なふわふわ感を感じる場面もありますが、スポーツモードは走行性能と乗り心地のベストバランスでしょう。(だからこそ走行性能最優先のモードが欲しい)
ただ、低速で段差を乗り越えた時に低域の共振音を感じる点については改善の余地があるかと思います。
【燃費】
街乗り8〜10km/L、高速13〜15km/L。大型SUVとしてはこれ以上の燃費を望む方は少ないでしょう。文句なしの★5です。
燃費は、個人的にはコストよりも航続距離に効いてくる大事な要素で、遠目のスキー場に無給油で余裕で往復出来ることが最低要件です。その意味では、BEVの仕様上の航続距離が800km(冬の実走行で700km?)を超えるか、スキー場等の駐車場に当たり前のように充電器が何百台もずらっと並ぶような社会にならない限り、BEVへの移行は当面ありえません。
【安全性能】
自動運転(運転支援)については、目玉機能のハンズオフも確かに便利ですが使える場面が意外に少なく、高速道路の車線上であれば普通にACCとレーンコントロールアシストだけでもほぼ完璧な仕事をしてくれます。レーンチェンジも1アクションで自動でしてくれるので非常に楽ちんです。ただし、白線が消える料金所の手前などでは先行車を追尾せずふらつくことがあるので要注意。
自動ブレーキについては、夜間の歩行者検知は出来ないことになっていますが、少なくとも欧州仕様車はユーロNCAPのテストでしっかり止まっています。(EURO NCAP G05で検索可)
本当に同じ場面に遭遇したことはありませんが、動作感度を最大に上げた状態では街灯の少ない夜道で飛び出してきた自転車に反応していたので(実際にはかなり余裕あり)、広いヘッドライトの照射範囲もあいまって動作はしてくれるものと期待しています。
【価格】
たまたまタイミングがハマって超絶値引きをゲットできたので、個人的な評価として★5にさせていただきます…。担当との約束で金額はここには書けません…。
【総評】
担当セールスに無理目な購入希望金額を伝えておいたところ、年末も押し迫ったある日、突然劇的条件が提示されたので1日で在庫車の中から決めてしまったという経緯があり、実は細かいオプションや車体色は希望通りではなかったりします。
それでも、E70で惚れ込んだ「何でもできる万能性」がG05では全面的かつ劇的にパワーアップしており、多少のことは全く気になりません。毎日ほれぼれしながら運転しています。
褒めるだけでは伝わらないでしょうから、最後にいくつか欠点もピックアップしておきますが、取るに足らないことばかりです。
・全幅2,005mmはやはりデカい。駐車場に本当に入らなかったことは
立体駐車場を除いて一度もないが、隣との間隔が狭いと乗降性が著しく
悪化する。
・標準オーディオがE70(最終)に比べると若干プア。
・音声認識率は高いが、認識後の処理がアホ。1文字でも余計な字が後ろに
あると「該当はありません」と1件もリストアップしないなど、
固有名詞に弱すぎ。
・パノラマルーフの面積は大きいが、開口部分は小さい。チルトも1面。
・窓が開くのが遅い。
・3列目への乗り込み動作が遅すぎる。ここは電動ではなく手動がいい。
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- スポーティ
- 快適性
- エコ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年12月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 1031万円
- 本体値引き額
- 100万円以上
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった8人
2020年11月25日 14:49 [1330048-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
![]() |
||
|---|---|---|
【エクステリア】
かっこいいです。全体的に締まって見えるデザインは秀逸です。
タイヤに関してはインチアップをかっこいいとは思わない方でして、メーカー出荷時の21インチからわざわざ標準の20インチに変更してもらいました(価格も下げてくれました)。アロイホイールのデザインも20インチの方が好みなので、満足です。
ただし、唯一キドニーグリルだけはちょっとメッキがギラギラ過ぎるので★4にしておきます。Mパフォーマンスモデルのセリウムグレーのグリルに付け替えたいな…。
賛否両論あるグリルの大きさも私は気になりませんし、立体的で凝ったデザインそのものは好きなので、残念です。
【インテリア】
武骨な前車E70とは天と地の差ほどもある、華やかで上質なものになっています。
インパネには大きく色域の広い液晶モニタを使っていて、視認性が非常に高いです。ピアノプラック基調の操作パネルも見た目は美しいです。ただしブラインドタッチがしにくくなったのは、★を減らすほどではないけれど若干マイナスかな。
シートは、分厚いダコタレザーのゴツさに慣れた身には、ヴァーネスカレザーのしなやかな肌触りは素晴らしいの一言です。メリノはもっと良さそうですが、キラキラのシフトノブが嫌だったので…。
シートの作りも良く座り心地は最高で、特にコンフォートシートの設定の自由度とマッサージ機能の快適さは「残りの人生そう長くはないな…」とちょっとした感慨に耽ってしまうほどです(笑)
シートヒーターは、最弱でも熱すぎて低温火傷しそうだったE70に比べると適度な制御になり、快適です。ステアリングヒーティングも冬場はとてもありがたいです。
夏場については、シートベンチレーションが吹き出すタイプではなく吸い込むタイプなので効き目を心配してましたが、「蒸らさない」という本来の目的以上に涼しく、最大強度ではすぐお腹を壊すほど(笑)。ただし、耳元というか首筋で「コオオオオ」とファンが結構うるさいです。
2列目は足元が広く、サードローシート(7人乗り)仕様なので電動スライド&リクライニングが可能になっており(これあまり知られていませんよね)、非常に快適です。
とりあえず、総合的には★5です。
一点だけよく分からないのが、オプション表には書かれていないレザーフィニッシュダッシュボードがついてきたこと。サードローシート仕様だから?上質な雰囲気で嬉しい装備ですが、試乗車にも中古にもサードローシート仕様がないため比較が出来ず、担当営業もよく分からないそうです。
【エンジン性能】
絶対的な回転フィーリングと実用上のトルク感は文句なしです。実際に低速域からのピックアップは非常に鋭く、一般道でこれ以上の性能は不要です。
メルセデスが復活させた直6のディーゼルにスペック上は負けてますが(未試乗)、性能で上回る他社機があったとしても、総合的に判断して★5でいいと思います。
【走行性能】
可変ショックとエアサスの組み合わせは、快適性とスポーツ性と実用性を全て高い次元で満たしていますが、「Mスポーツ」を名乗る割にはちょっと快適性に振り過ぎな感があり、もっとショックが締まる走行性能最優先のモードがもうひとつあってもいいと思います。
もしBMWの「Mスポーツ」でなければ★5にしていたと思いますが、やはり「Mスポーツ」ですからここでは★4とさせてもらいました。
【乗り心地】
純粋な乗り心地としては素晴らしいの一言で、文句なしの★5です。
コンフォートモードでは船的なふわふわ感を感じる場面もありますが、スポーツモードは走行性能と乗り心地のベストミックスでしょう。(だからこそ走行性能最優先のモードが欲しい)
ただ、車内の音という意味では、エンジン音や風切り音などはうまく遮断されていますが、低速で段差を乗り越えた時に低域の共振音を感じる点については改善の余地があるかと思います。(乗り心地ではないので★は減らしませんが、書く場所がないので…)
【燃費】
街乗り8〜10km/L、高速12〜15km/L。大型SUVとしてはこれ以上の燃費を望む方は少ないでしょう。文句なしの★5です。
燃費は、個人的にはコストよりも航続距離に効いてくる大事な要素で、スキー場への往復が無給油で出来ることが最低要件です。その意味では、BEVが冬の実走行で航続距離800kmを超えてくるか、スキー場等のレジャー施設の駐車場に当たり前のように充電器が何百台もずらっと並ぶような社会にならない限り、BEVへの移行は当面ありえません。
【価格】
通常の値引きなら★4ですが、たまたまタイミングがハマって超絶値引きをゲットできたので、個人的な評価として★5にさせていただきます…。金額はここには書けません…。
【総評】
前車のE70にはない安全性能や先進機能が欲しくなって担当セールスに無理目な購入希望金額を伝えておいたところ、年末も押し迫ったある日、突然劇的条件が提示されたので1日で在庫車の中から決めてしまったという経緯があり、実は細かいオプションや車体色は希望通りではなかったりします。
それでも、E70で惚れ込んだ「何でもできる万能性」がG05では全面的にパワーアップしていて、かつ安全性も上質さも劇的にアップしており、多少のことは全く気になりません。毎日ほれぼれしながら運転しています。
褒めるだけではピンと来ない方のためにいくつか欠点もピックアップしておきますが、長所を思えば取るに足らないことばかりです。
・全幅2,005mmはやはりデカい。
・標準オーディオがE70(最終)に比べると若干プア。
・音声認識率は高いが、それを処理するAIがアホ。1文字でも余計な字を後ろにつけると「該当はありません」と1件もリストアップしないなど、固有名詞に弱すぎ。
・レーンキープはたまに変な動きをするので全面的に信用してはいけない。
・パノラマルーフの面積は大きいが、開口部分は小さい。チルトも1面。
・窓が開くのが遅い。
・3列目への乗り込み操作は電動ではなく手動にして欲しかった(動作が遅すぎる)。
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- スポーティ
- 快適性
- エコ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年12月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 1031万円
- 本体値引き額
- 100万円以上
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった4人
2020年5月21日 13:03 [1330048-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
【エクステリア】
かっこいいです。全体的に締まって見えるデザインは秀逸です。
タイヤに関してはインチアップをかっこいいとは思わない派なので、メーカー出荷時の21インチからわざわざ標準の20インチに変更してもらいました(価格も下げてくれました)。アロイホイールのデザインも20インチの方が好みなので、満足です。
ただし、唯一キドニーグリルだけはちょっとメッキのギラギラ具合が好みではないので★4にしておきます。賛否両論あるグリルの大きさも私は気になりませんし、立体的で凝ったデザインそのものは好きなので、残念です。
【インテリア】
武骨な前車E70とは天と地の差ほどもある、華やかで上質なものになっています。
インパネには大きく色域の広い液晶モニタを使っていて、視認性が非常に高いです。ピアノプラック基調の操作パネルも見た目は美しいです。ただしブラインドタッチがしにくくなったのは、★を減らすほどではないけれど若干マイナスかな。
シートは、分厚いダコタレザーのゴツさに慣れた身には、ヴァーネスカレザーのしなやかな肌触りは素晴らしいの一言です。メリノはもっと良さそうですが、キラキラのシフトノブが嫌だったので…。
シートの作りも良く座り心地は最高で、特にコンフォートシートの設定の自由度とマッサージ機能の快適さは「残りの人生そう長くはないな…」とちょっとした感慨に耽ってしまうほどです(笑)
シートヒーターは、最弱でも熱すぎて低温火傷しそうだったE70に比べると適度な制御になり、快適です。ステアリングヒーティングも冬場はとてもありがたいです。
夏場はまだ未体験ですが、シートベンチレーションとパンチングレザーで、今までよりも涼しく過ごせることを期待しています。
2列目の席も広く、サードローシート(7人乗り)なので電動スライド&リクライニングが可能(これあまり知られていませんよね)になっており、便利です。
とりあえず、総合的には★5です。
一点だけよく分からないのが、オプション表には書かれていないレザーフィニッシュダッシュボードがついてきたこと。サードローシート仕様だから?上質な雰囲気で嬉しい装備ですが、試乗車にも中古にもサードローシート仕様がないため比較が出来ず、担当営業もよく分からないそうです。
【エンジン性能】
絶対的な回転フィーリングと実用上のトルク感は文句なしです。実際に低速域からのピックアップは非常に鋭く、一般道でこれ以上の性能は不要です。
メルセデスが復活させた直6のディーゼルにスペック上は負けてますが(未試乗)、性能で上回る他社機があったとしても、総合的に判断して★5でいいと思います。
【走行性能】
可変ショックとエアサスの組み合わせは、快適性とスポーツ性と実用性を全て高い次元で満たしていますが、「Mスポーツ」を名乗る割にはちょっと快適性に振り過ぎな感があり、もっとショックが締まる走行性能最優先のモードがもうひとつあってもいいと思います。
もしBMWの「Mスポーツ」でなければ★5にしていたと思いますが、やはり「Mスポーツ」ですからここでは★4とさせてもらいました。
【乗り心地】
純粋な乗り心地としては素晴らしいの一言で、文句なしの★5です。
コンフォートモードでは船的なふわふわ感を感じる場面もありますが、スポーツモードは走行性能と乗り心地のベストミックスでしょう。(だからこそ走行性能最優先のモードが欲しい)
ただ、車内の音という意味では、エンジン音や風切り音などはうまく遮断されていますが、低速で段差を乗り越えた時に低域の共振音を感じる点については改善の余地があるかと思います。(乗り心地ではないので★は減らしませんが、書く場所がないので…)
【燃費】
街乗り8〜10km/L、高速12〜15km/L。大型SUVとしてはこれ以上の燃費を望む方は少ないでしょう。文句なしの★5です。
燃費は、個人的にはコストよりも航続距離に効いてくる大事な要素で、スキー場への往復が無給油で出来ることが最低要件です。その意味では、BEVが冬の実走行で航続距離800kmを超えてくるか、スキー場等のレジャー施設の駐車場に当たり前のように充電器が何百台もずらっと並ぶような社会にならない限り、BEVへの移行は当面ありえません。
【価格】
通常の値引きなら★4ですが、たまたまタイミングがハマって超絶値引きをゲットできたので、個人的な評価として★5にさせていただきます…。金額はここには書けません…。
【総評】
前車のE70にはない安全性能や先進機能が欲しくなって担当セールスに無理目な購入希望金額を伝えておいたところ、年末も押し迫ったある日、突然劇的条件が提示されたので1日で在庫車の中から決めてしまったという経緯があり、実は細かいオプションや車体色は希望通りではなかったりします。
それでも、E70で惚れ込んだ「何でもできる万能性」がG05では全面的にパワーアップしていて、かつ安全性も上質さも劇的にアップしており、多少のことは全く気になりません。毎日ほれぼれしながら運転しています。
褒めるだけではピンと来ない方のためにいくつか欠点もピックアップしておきますが、長所を思えば取るに足らないことばかりです。
・全幅2,005mmはやはりデカい。
・標準オーディオがE70(最終)に比べると若干プア。
・音声認識率は高いが、それを処理するAIがアホ。1文字でも余計な字を後ろにつけると「該当はありません」と1件もリストアップしないなど、固有名詞に弱すぎ。
・レーンキープはたまに変な動きをするので全面的に信用してはいけない。
・パノラマルーフの面積は大きいが、開口部分は小さい。チルトも1面。
・窓が開くのが遅い。
・3列目への乗り込み操作は電動ではなく手動にして欲しかった(動作が遅すぎる)。
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- スポーティ
- 快適性
- エコ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年12月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 1031万円
- 本体値引き額
- 100万円以上
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった11人
「X5 2019年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2024年7月8日 16:02 | ||
| 2024年3月15日 09:00 | ||
| 2024年1月9日 16:55 | ||
| 2023年9月2日 15:48 | ||
| 2023年6月3日 12:24 | ||
| 2022年9月28日 01:06 | ||
| 2022年4月18日 01:02 | ||
| 2020年6月25日 13:06 | ||
| 2020年4月9日 22:51 | ||
| 2020年4月4日 00:07 |
X5の中古車 (全4モデル/212物件)
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- 支払総額
- 349.0万円
- 車両価格
- 329.0万円
- 諸費用
- 20.0万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 4.3万km
-
X5 xDrive 35d Mスポーツ パノラマルーフ ブラックレザー 20インチアルミ ドラレコ HDD&全方位カメラ Bluetooth パワーバックドア
- 支払総額
- 261.9万円
- 車両価格
- 248.0万円
- 諸費用
- 13.9万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 7.3万km
-
- 支払総額
- 971.1万円
- 車両価格
- 938.0万円
- 諸費用
- 33.1万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 0.3万km
-
- 支払総額
- 549.8万円
- 車両価格
- 539.8万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 5.4万km
-
- 支払総額
- 723.0万円
- 車両価格
- 698.0万円
- 諸費用
- 25.0万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 2.3万km
この車種とよく比較される車種の中古車
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