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トヨタ クラウン 2018年モデルレビュー・評価
クラウン 2018年モデル
160
クラウンの新車
新車価格: 469〜739 万円 2018年6月26日発売〜2022年7月販売終了
中古車価格: 182〜603 万円 (1,704物件) クラウン 2018年モデルの中古車を見る
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| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| 2.0 RS | 2018年6月26日 | フルモデルチェンジ | 3人 | |
| 2.0 RS Advance | 2018年6月26日 | フルモデルチェンジ | 2人 | |
| 2.0 RS Limited II | 2021年6月30日 | 特別仕様車 | 1人 | |
| 2.0 S | 2018年6月26日 | フルモデルチェンジ | 2人 | |
| ハイブリッド 2.5 G | 2018年6月26日 | フルモデルチェンジ | 2人 | |
| ハイブリッド 2.5 G-Executive Four | 2020年11月2日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド 2.5 G-Executive Four | 2018年6月26日 | フルモデルチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド 2.5 RS | 2020年11月2日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド 2.5 RS | 2018年6月26日 | フルモデルチェンジ | 2人 | |
| ハイブリッド 2.5 RS Advance | 2020年11月2日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド 2.5 RS Advance | 2020年4月27日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド 2.5 RS Advance | 2018年6月26日 | フルモデルチェンジ | 13人 | |
| ハイブリッド 2.5 RS Advance Four | 2018年6月26日 | フルモデルチェンジ | 2人 | |
| ハイブリッド 2.5 RS Four | 2018年6月26日 | フルモデルチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド 2.5 S | 2018年6月26日 | フルモデルチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド 2.5 S C package | 2018年6月26日 | フルモデルチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド 2.5 S Elegance Style III | 2021年6月30日 | 特別仕様車 | 1人 | |
| ハイブリッド 2.5 S Four C package | 2018年6月26日 | フルモデルチェンジ | 2人 | |
| ハイブリッド S Elegance Style | 2019年7月8日 | 特別仕様車 | 1人 | |
| ハイブリッド 3.5 G-Executive | 2020年11月2日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド 3.5 G-Executive | 2020年4月27日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド 3.5 G-Executive | 2018年6月26日 | フルモデルチェンジ | 5人 | |
| ハイブリッド 3.5 RS Advance | 2020年11月2日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ハイブリッド 3.5 RS Advance | 2020年4月27日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| ハイブリッド 3.5 RS Advance | 2018年6月26日 | フルモデルチェンジ | 3人 | |
| ハイブリッド 3.5 S | 2018年6月26日 | フルモデルチェンジ | 1人 |
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.15 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
3.55 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.07 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.21 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.12 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
4.19 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.19 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
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自動車(本体) > トヨタ > クラウン 2018年モデル > ハイブリッド 3.5 G-Executive
よく投稿するカテゴリ
2025年11月22日 19:17 [1996329-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
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|---|---|---|
【エクステリア】
220クラウンの横からのシルエットは、伸びやかでとてもかっこいいです。
批判の多いCピラーも、見慣れてしまえば
気になりません。このCピラーが細いことで
後部座席に座ると、後方、斜め後ろの視界が
広がるので、圧迫感が少ないです。
逆を言うと、後部座席に座ったときの視界の包まれ感は、以前のモデルに比べると少し減ったような気がしますね。
ヘッドライトやテールライトも
近くで見ると、結構凝った造りで
現行のクラウンが出た今見ても、古さはあまり感じません。デイライトがあるのも嬉しいですね。
シルバーに乗っていますが、塗装も結構頑丈に感じます。洗車傷等もあまり目立ちません。
乗って驚いた事は、ワイパーのウォッシャー液が
ワイパー本体から液が出るところと
フロントドア、リアドアともに
開け閉めする時に
かなり重みがあり、重厚感がありました。
【インテリア】
ここも以前のモデルと比べると、コストカットされたとよく言われますが、写真や動画で見ると、
全体的に安っぽく見えますが、
実車で見ると、そこまで安っぽい感じはそこまで気になりません。
Gエグゼクティブに乗っているので、
ドアやインパネ、センターコンソールあたりに
木目調パネルがたくさん使われているところは
高級感を感じます。木目のデザインも
今のクラウンセダンの木目デザインと比べると、
本物感はありませんが、
高級感は感じます。木目パネルの光沢や柄が
以前のマークXやSAI、カムリ(2012)の
木目のデザインに似ていますね。
内装で安っぽさを感じるところとすれば、
ハンドルに木目がないことや、ハンドルのデザインが
他の車種と共通している部分があること、
ウィンドスイッチの質感あたりが気になります。
ドアパネルやインパネなどの
ステッチの加飾が以前の210系クラウンよりも少なくなったことで、比較をすると物足りなさを感じたりします。
本革シートですが、耐久性はなかなか良さそうです。
シートの座り心地も、固すぎず、柔らかすぎずで
ちょうどいいです。シート自体の大きさが
もう少し大きければ、
大柄な人でも運転姿勢が取りやすいと思います。
【エンジン性能】
3.5リッターと、マルチステージハイブリッドは
乗っている感じは、AT車のように、
適度な変速ショックがあり、CVTの感じはあまりありません。
車両重量が重いからなのか、普通に走っていると
加速が遅く感じる時はあります。
ただ、アクセル半分から全開で踏むと、
体がシートに押し付けられるほどの強烈な加速をします。アクセルをベタぶみすると、
ゼロからの加速だけではなく、中間からの加速でも
ホイルスピンするほどです。上り坂の峠道などでも、
スポーツモードにすれば、加速はストレス皆無です。
エンジン音は、V6らしく、通常走行では
変速もあり、心地良いV6音を楽しめます。
ひとつ気になるところは、個体差かもしれませんが、時速40キロ前後で変速がガタつくことがあります。
これは、アクセルの踏み加減で出たりするので
出たり出なかったりしますね。前期型に乗っているので、後期型で改良されているのかどうかですね。
【走行性能】
以前は210系のロイヤルに乗っていましたが、
比較すると、ハンドルのセンターの固定感が増えて、
剛性感があり、まっすぐな道でも運転しやすく
コーナリングでは、ハンドルを切ると
ロールもほとんどなく、気持ちよく曲がります。
スポーツモードにすると、
ハンドルの固定感がさらに増え
全体的に重くなります。
【乗り心地】
これは210系のロイヤルと比較すると、
ホイルサイズが18インチなので、
一言で言うと、硬めですが、
速度が60キロや80キロあたりで、
大きめの段差を通過する時などは、クラウンぽい
ふわふわ感を感じる時もあります。
210系クラウンアスリートの18インチの乗り心地と比べると、乗り心地の硬さは似てますが、
220系クラウンの方が、サスペンションがよく動いている感じがあり、いなし方がうまく感じます。
サスペンションも前後マルチリンクのおかげなのか、
小さい段差や大きい段差での突き上げ感はありますが、不快に感じないように
角が丸く衝撃を吸収してくれ
運転姿勢もフラットさをキープしてくれます。
サスペンションが硬めのおかげで
高速道路では、乗り心地がとても良く
安定感もあり、速度上げても
不安感は全くありません。
後部座席の方が、前席よりも
若干乗り心地が柔らかく感じます。
静粛性は、高めですが、
意外とロードノイズが全体的に大きく気になります。
路面の荒さで、うるささが変わる印象です。
レグノ履いてますが、それでも
路面の荒いところでは、ロードノイズがかなりうるさく感じます。
【燃費】
車両重量が1900キロありますが、
通常の街乗り走行でも、信号停止から、アクセルを踏むと、時速20キロ位までは基本EVで、引っ張ってくれます。
高速域では、120キロ位でも、EV走行することができます。ヘッドアップディスプレイにタコメーターが表示できますが、時速100キロや時速120キロでも
エンジン回転数は1000回転ちょっとなので、
街乗りよりも高速の方が燃費がいいです。
約3ヶ月ほど乗って、街乗りの平均がリッター12キロ前後、郊外や郊外のバイパスや高速道路などでは
リッター17キロ前後まで伸びます。
【価格】
中古車だったので、3,000,000円ほどで購入しました。
新車だと7,300,000円位しますが、
排気量が大きいので、中古相場がかなり安く
高年式でも3,000,000円前後で購入できます。
2.5リッターよりも、3.5リッターの方が
中古価格が安めで、お得です。
燃費も、3.5リッターでも、そこまで
悪くないので、お勧めです。
総評
昔のクラウンのような、ふわふわの乗り心地の車が欲しい人には、あまりお勧めできないと思います。
乗り心地だけで言うなら、200系や210系の方が
良いかと思います。電子式サイドブレーキが
220系には付いているので、大きな差だと思います。
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自動車(本体) > トヨタ > クラウン 2018年モデル > ハイブリッド 3.5 RS Advance
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- 自動車(本体)
- 1件
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2019年10月12日 11:55 [1267262-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 3 |
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||
|---|---|---|
3.5 RS Advance
昨年8月に納車されて1年以上乗ってきました。
【エクステリア】
シックスライトがクラウンらしくないとの意見もありますが、私はこのデザインは好きですしカッコイイと思いました。
風格が漂うフロントマスク、リアはどっしりとした感じのスポーティなデザインでかなり好みです。
スパッタリングの18インチホイールは高級感があるし、なにより掃除がしやすい。(軽く吹くだけでピカピカになります)
TRDのフルエアロを装備していますので、よりいっそうスポーティになり気に入っています。
ただ、フロントは4cm以上低くなるので、段差や輪留めに擦りやすく注意が必要ですが‥。
【インテリア】
コストダウンでチープになったとかプラスチックが増えて高級感がなくなったとの意見も見られますが、私はシックな感じで良いと思います。
カーボン調パネルもスポーティで気に入っています。
「派手な木目パネルがなければ高級じゃない!」という人には解らないかもしれませんが、本革シートに加え、ハンドルやドアの内張り、ダッシュボード周りなどは人工皮革でステッチの演出も効いていて統一感があり、高級感も充分だと思います。
そもそも木目パネルもプラスチックなんですけどね‥、本杢はセンチュリーくらいなんじゃないのかな‥?
西陣織のフロアマットもオプションで選択しましたが、値段のわりにはあまり目立ちはしないのであくまで自己満足ですね。
【エンジン性能】
システム出力359PSのパワーは文句なしですね。
レクサスのLSやLCと同じパワーユニットを積んでいて300kg以上軽いのだから追越などでストレスを感じることは皆無です。
アクセルを踏み込めば、離陸時のジェット機のような暴力的とも言える加速をします。
ちなみに‥個人的に計測した結果では、0-100kmで4.7〜4.8秒という結果になりました。
【走行性能】
TNGAのボディ剛性と低重心化は街乗りレベルでも充分感じられて、ハンドルを切れば思い通りに曲がります。
高速での安定性も抜群!
地面に吸い付くように感じるくらい安定していて、リミッターが効くくらいの速度域ではビクともしません。(TRDフルエアロの成果もあるかもしれません)
ゴルフ場へと向かう山道では、走行モードを「Sport S+」に切り替えると「RS」に標準装備している「AVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション・システム)」という路面状況に応じてダンパーの減衰力を制御する電子制御ダンパーにより、ハンドリングの応答性がかなり向上し、ロールやピッチ、上下動といった動きが抑制されているのが分かります。
タイトコーナーにかなりの速度域からブレーキングして突っ込んでいっても殆ど不安定な挙動をすることがありません。
これまで大型セダンではドイツ車ではベンツSクラス、アメ車ではキャデラック、セルシオ、そしてクラウンも4台乗り継いできましたが、走行性能は間違いなくこれまで乗ってきた車の中でトップです。
【乗り心地】
殆どの段差で強いショックなど不快に感じることはありません。
とはいっても、これまでのクラウンよりは固く感じるかもしれませんので、街乗りなどでは走行モードを「Comfort」に切り替えておくと、ショックはしっかり吸収してくれてコーナーでは適度に踏ん張ってくれます。
【燃費】
まあ、燃費をどうこう言う人はこのクラスの車を購入しないと思いますが、街乗りで燃費を全く意識しない運転でも8km/L以上は伸びています。
3.5アスリートに乗っていたときは5.5〜6km/?程度でしたので、1.5倍くらいは燃費が良いですね。
【価格】
オプションとフルエアロで850万円オーバーだったので安いとは言いませんが、LSやLCと同じパワーユニットを楽しめるし、走行性能はドイツ車にも全くひけをとらないという意味では決して高くない車だと思います。
【総評】
ボディサイズは幅も長さも日本の駐車場では困ることもあまりなく、狭い道路でもボディ側面の単調ともいえる平面なラインが逆に車両感覚が分かりやすく取り回しがしやすいです。
レクサスESと同価格帯なので比較さられる事も多いですが、カムリと同じ2.5LエンジンでFFのレクサスESとはエンジン性能、足回り、ハンドリング、などが全く次元が違う別モノであり、車の3大性能とも言われる「走る」、「止まる」、「曲がる」、という走行性能の部分では比べ物になりません。
レクサスESは低速で街乗りを優雅に走る車向け、クラウン3.5RSは高速道路や山道でストレスなく快適に走る人向け‥、例えば私のような週に1〜2度程度の頻度でゴルフに行くことが多いような人に適していると思います。
逆に街乗りだけでは性能をもて余すと思います。
当然、同じクラウンでも2.5RSとも別モノで全く次元が違います。
クラウンでも2.5HVの口コミばかりが多く、3.5RSの良さを語ってくれる人がなかなか居ないのですよね‥。
よく、試乗レベルでしか運転していないのに多くを語っている人が居ますが、「う〜ん‥解っていないなぁ‥」って感じで眺めていましたので今回、意を決して書き込みさせてもらいました。
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自動車(本体) > トヨタ > クラウン 2018年モデル > ハイブリッド 2.5 RS Advance
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2019年7月11日 07:01 [1241882-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 4 |
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||
|---|---|---|
ようやく走行距離10000kmを突破したので、レビューをさせて頂きます。
【エクステリア】★★★☆
実は先代のクラウンアスリートの外観(フロント・リア)に非常に好感を持っていて、「いつかはクラウン(アスリート)」と考えていました。今回の新型クラウンの購入になったのですが、フロントマスクには若干がっかりのところがあります。また、リアが若干腰高に見えているところも私的には懐疑的でしたが、全幅を抑え、重厚感があるのに流れるようなデザインは評価します。
【インテリア】★★★★☆
あまりボタン・スイッチ類がゴチャゴチャしていたりするのが苦手な私には、諸機能をダブルディスプレイに集約し、シンプルにしたことは評価します。慣れれば確かにダブルディスプレイを中心に機能的に作られていることが実感できます。ただ、Naviで目的地を設定する際にアイコンが小さく、左側に位置しているためにタッチが意外に難しい・・・。
計器類については非常に見やすいです。ハンドルの枠内にすべてが収まるように設定され、HUDもその直上に収められているため、視線のブレがなく運転できます。
評判が今一つの「デジタルインナーミラー」については私としては後方の視野が広いため、重宝しています。運転席で少し深めに座っても、画面は一定なのでミラーの微調整をする必要もありません。後方から見ると、くっきりと映し出されるため、煽り運転抑止にもなるかもしれません。ただし、雨が降るとバックガイドモニター同様で効果は半減以下になり、新プリウスについている雨滴除去機能が何故に付いていないのかちょっと疑問です。
【エンジン性能】★★★★
エンジン性能については微妙です。アクセラハイブリッドと比較すると、発車時のトルク感は2.5L ハイブリッドのクラウンのほうが勝りますが、2.0Lエンジンと比べて「断然」とは言い難いです。しかし、SPORTモードにするとエンジンのキレが良くなり、モーターとの協調性も相まって静粛性を保った力強い走りが実感できます。動力がEVからエンジンに切り替わるときはわずかに加速感がでますが、ほぼseamlessで快適な運転が実感できます。
「2.5 ハイブリッド」は「3.5 ハイブリッド」の力強さや「2.0 エンジン」の軽快さという個性がない動力と言えそうです。しかし、日常の静かな運転に、ちょっとした力強さを加えた「2.5 ハイブリッド」は間違ったシステムではないと考えます。
【走行性能】★★★★★
アクセラハイブリッドのエンジンブレーキはほぼ効かなくて、山道などは若干のスリリングを味わいながらの運転でした。新型クラウンのエンジンブレーキは必要十分で、パドルとの相性も良いようです。
コーナリング性能もスムーズそのもので、曲がってからのFRの加速が楽しく感じます。アクセラハイブリッドはコーナーで少し後輪が振られる感じがありましたが、クラウンではその感じはなさそうです。また、細かなハンドル操作にタイヤが即座に反応し、ブレるところがないところも嬉しいです。
【乗り心地】★★★★★
2.5L ハイブリッドのセールスポイントはまさにこれだと思います。プリウスからアクセラハイブリッドとハイブリッド車ばかりに乗ってきて、レンタカーでもアクアやフィットハイブリッドの経験がありますが、乗り心地については圧倒的です。COMFORTモードであれば路面の凹凸をしっかりと吸収し、安定した乗り心地を提供してくれます。SPORT S+モードであればハンドルはタイトな感じになり、若干運転席が低くなった錯覚を覚え、路面の状況が運転席を通してダイレクトに伝わってきます。今までFFしか経験がなかったので、FRの後ろから身体全体を押し出してくれるような感覚も良いものです。
仕事や旅行で長距離運転をすることがしばしばありますが、本当に良くできた運転席で腰が痛くなることはなく、疲れもほぼ感じないほどです。後席シートの乗り心地もいいようで、COMFORTモードであれば子どもたちも早々に眠りにつきます。
前席シートベンチレーションははじめての経験ですが、冬期はすばやく体全体を暖めてくれて、暑くなり始めた今現在はひんやりと快適な運転を支えてくれます。
【燃費】★★★★
街乗りが殆どで、時々高速道路を使用している状況です。
冬期(11月〜2月)は15km/L程度でしたが、暖かくなってきて17km/Lくらいになっています。これらを総合した現在の燃費は16.4km/Lとなっています。ガソリンを満タンにすると1000km弱も走行できるので、物臭な私には給油回数が減って嬉しいポイントです。ハイブリッド車といえども2.5Lエンジンなので、及第点はつけられると思います。
【価格】★★★★
新型クラウンの今回の狙いは「安全性の確保」だと思います。最近は高齢者の運転による死亡事故などをよく耳にしますが、高齢者ではない自分たちにとっても人身事故はいつでも起こりうる大きな問題です。新型クラウンは人間の五感で対処しきれない危険を事前に察知し、さり気なくフォローをしてくれます。これはトヨタの目立たない、細やかな気配りなのだと考えます。
そう考えるとこの600万円前後の価格は妥当と私は評価しますが、なかなか若い人たちにこの値段は出せません。新型クラウンでこのセーフティーネットを熟成させて、アクアやヴィッツなどの小型車に引き継がれることを願います。
【総評】★★★★★
「For Driver」の観点から評価すれば、安全性能については「ピカイチ」です。「リヤクロストラフィックオートブレーキ」にはバックに入れたときに不意に脇道から軽自動車が出てきましたが、これをしっかりとクラウンのほうで拾ってくれました。
新型クラウンは「走行・安全性能」に「利便性」を確実に相乗させようとしたものと推察します。これはなかなか難しいものだと思われ、「中途半端」と感じられたユーザーも多かったでしょう。
しかし、安全に毎日の運転、ときどき遠乗りというユーザーには十分すぎるスペックを搭載した一台だと私は評価します。
参考になった41人(再レビュー後:39人)
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クラウンの中古車 (全12モデル/2,513物件)
-
- 支払総額
- 355.9万円
- 車両価格
- 345.0万円
- 諸費用
- 10.9万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 6.6万km
-
クラウンハイブリッド S Cパッケージ 衝突被害軽減システム メモリーナビ フルセグ ETC バックカメラ CD DVD再生 キーレス スマートキー 盗難防止装置
- 支払総額
- 274.4万円
- 車両価格
- 262.6万円
- 諸費用
- 11.8万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 7.0万km
-
- 支払総額
- 373.9万円
- 車両価格
- 363.4万円
- 諸費用
- 10.5万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 4.3万km
-
- 支払総額
- 90.1万円
- 車両価格
- 79.8万円
- 諸費用
- 10.3万円
- 年式
- 2009年
- 走行距離
- 6.8万km
-
- 支払総額
- 747.0万円
- 車両価格
- 735.0万円
- 諸費用
- 12.0万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 0.8万km
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