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スズキ ジムニーシエラ 2018年モデルレビュー・評価
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選択中のモデル:ジムニーシエラ 2018年モデル 絞り込みを解除する
| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| JC | 2024年4月11日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| JC | 2022年7月20日 | マイナーチェンジ | 8人 | |
| JC | 2021年10月20日 | マイナーチェンジ | 4人 | |
| JC | 2018年7月5日 | フルモデルチェンジ | 14人 | |
| JC (MT) | 2024年4月11日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| JC (MT) | 2022年7月20日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| JC (MT) | 2021年10月20日 | マイナーチェンジ | 3人 | |
| JC (MT) | 2018年7月5日 | フルモデルチェンジ | 8人 | |
| JL | 2022年7月20日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| JL | 2018年7月5日 | フルモデルチェンジ | 3人 | |
| JL (MT) | 2022年7月20日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| JL (MT) | 2018年7月5日 | フルモデルチェンジ | 5人 |
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.83 | 4.32 | 16位 |
| インテリア |
3.94 | 3.92 | 64位 |
| エンジン性能 |
3.49 | 4.11 | 76位 |
| 走行性能 |
3.71 | 4.19 | 89位 |
| 乗り心地 |
3.39 | 4.02 | 93位 |
| 燃費 |
3.33 | 3.87 | 94位 |
| 価格 |
4.31 | 3.85 | 4位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
レビュアー情報「乗車人数:1人」で絞込んだ結果 (絞込み解除)
自動車(本体) > スズキ > ジムニーシエラ 2018年モデル > JC (MT)
よく投稿するカテゴリ
2023年6月11日 21:52 [1724795-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
キャンプ |
前 |
後 |
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斜 |
下 |
ワイパーとカープレイ |
1年経ったし、一通りいろいろ換えたのでレビューしてみます。
2021年6月にジムニーを注文し、8月にシエラに変更して、2022年4月に納車になりました。JC、キネティックイエローツートンMTです。
途中、2021年の秋に黒のJCがキャンセルであり、それでもいいと担当に返事しましたが、結局キャンセルのキャンセルとなりました。
【エクステリア】
かっこいいと思います。
色はツートンにしました。ボンネットは黒にしようか迷ったのですが、嫁がダサいと言ったのでやめました。嫁は黒が良かったようですが、嫁はMTは乗らないので、私の意見を通しました。
オーバーフェンダーはあって良かった。トレッドが広いと安心感があります。
純正ホイールは、サイズアップをしないなら、軽くていいと思います。
DUELER H/Tタイヤはかなりいいタイヤで、街乗りにはすごくいいし、オフロードでもある程度行けるので問題ないのですが、オプションで、タイヤの選択肢があれば良かったように思います。まあオプションでありにしても、YOKOHAMAはないかな???
タイヤはGEOLANDAR M/T G003 195/80R15 96Sにしましたが、濡れた路面で60km/h程度で滑りました。雨は前日上がっていたのですが、トンネルの中に水が出ていてました。X-ATの方が良かったかもしれません。
フロントグリルはSUZUKIのロゴ入りにしましが、サードパーティーせいでも良かったかもしれません。
フロントバンパーアンダーガーニッシュは迷いましたが、バンパーを破損したらたぶんTANIGUCHIの細めのバンパーに換えると思ってやめました。
マッドフラップは赤にしました。嫁はダサいと言いましたが、私はかっこいいと思ってます。
ベースキャリアは迷いましたが、純正のルーフラックとあわせるとちょっと高い気がしてやめましたが、今後つけるかもしれません。
フォグランプはバンパー交換の際に換えるかもと思ってハロゲンにしましたが、これはちょっと失敗。バンパー換えても流用できるので、LEDが良かったでしょう。
デフガードはKIXH59Aで擦ったことがあったので、フロント、リヤともつけました。
ハイドロフリックドアミラーにしました。
ボディーコーティングはしませんでしたが、海辺なので下回りは塗装しました。
【インテリア】
ETCはつけました。
ドラレコも純正をつけました。
ナビは割引がかなりあったのですが、更新が面倒と思ったのでつけずに、アップルカープレイ対応のカロッツェリアにしました。
フロアマットはトレー型一択でした。
テールエンドカバーは純正にしましたが、サイドステップスカッフプレートやドアプロテクションカバーはサムライプロデュースにしたので、純正でなくても良かったかもしれません。
ワイパースイッチはSUZUKI (スズキ) 純正部品 スイッチアッシ 品番37310-74P20に交換しました。
シフトの後ろのドリンクホルダーはRUITAのセンターコンソールMT車用にしました。
エアコン吹き出し口のドリンクホルダー、ヘッドレストホルダー、ドアグリップポケットベース、リアデフォッガーカバーなどなどは星光産業にしました。
【エンジン性能】
一応、フジツボのマフラーはつけましたが、吸気系はいじってません。
低速トルクがあるので、十分でしょう。
MT車なら、パワーバンドを維持できれば、スロコンがいるかな???
【走行性能】
キングの2インチアップキットとかなり迷いましたが、ビルシュタインダンパーとショウワガレージのバネで1インチアップしました。
純正の機械式LSDをリアに入れています。
ブレーキLSDがかなりいいので、タイヤが半分以上埋まるジュッタンボ以外は、どんどん行けます。デフロックできなくても、渡河性能以外はベンツ並みの走行性能と思います。
【乗り心地】
意外に良いと思います。
純正ダンパーでは変なロールがあるので、ダンパーは換えた方がいいと思います。バネは純正でもいいと思います。
中は狭いので、車中泊するなら1人です。上にテントつければ2人寝れますが、重心が上がるので後ろにキャンピングトレーラーを引いた方がいいと思います。
【燃費】
まあ、渋滞にかからず、普通に走ればMT車なら15km/hはいきます。
四駆にしてバンバン回せば、う〜ん・・・。
【価格】
安いと思います。ベンツの1/10、ランクルやラングラーの1/4です。
【総評】
Aftermarketパーツがいろいろあるのはとってもいいです。自分の好きなアレンジができると思います。いろんなところに参考意見が転がっているので、取捨選択が重要です。
私の車は、ほぼほぼノーマルに見えると思います。
燃費が悪いとか、乗り心地が悪いとか思ったら、早めに売りに出すと、あんまり損しないと思います。
参考になった20人(再レビュー後:20人)
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自動車(本体) > スズキ > ジムニーシエラ 2018年モデル > JC (MT)
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 5件
- 25件
2022年4月10日 21:31 [1470493-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
やっぱり山が似合う |
【エクステリア】
ジムニーとすぐわかるデザインにオーバーフェンダーは個人的には好きです。
【インテリア】
かなり安っぽさを感じますが結構機能的
【エンジン性能】
納車から1000キロ
3000までしか回していませんが、普通に走れます。
低回転では直4の雑さばかりが目立ちますが、これから回すようになれば、印象も変わる気がします。
【走行性能】
ホイールベースの中央付近に運転席がある配置は4輪の荷重状況がわかりやすく運転し易いです。
また、ワイドトレッド化でロールも小さくエンジン性能と相まって高速を含めた150キロぐらいの移動なら全然快適です。
【乗り心地】
jb23に比べると全然良くなりましたが、なんせ足元が狭いのが気になります。
【燃費】
街乗りだと15までいかないぐらいですが、まあ納得です。
【価格】
お買い得だと思います。
【総評】
広い車は便利ですが、道具の選択や積載の工夫も無くなって来るので、趣味での使用ならジムニーぐらいの大きさは丁度楽しいのでは無いかと思います。
しかし3人以上での頻繁な使用では、この狭さがデメリットとして目立つのでは無いかと思います。
デフロックはありませんが、ロードサービスや携帯電話の通話圏が広い日本では、パートタイムとブレーキLSD装備は十分な4駆性能だと思います。
総じて、通勤や2人以下での趣味の足に使うのには最適かと思います。
参考になった15人(再レビュー後:9人)
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自動車(本体) > スズキ > ジムニーシエラ 2018年モデル > JL (MT)
よく投稿するカテゴリ
2021年1月21日 15:00 [1411979-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 2 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 2 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
【エクステリア】
近年人気のSUVはボディの角の感覚が全く掴めません。角ばったボンネットは旋回時大いに役に立ちます。
【インテリア】
一面プラスチック。オレンジ色で光る二眼メーターはとても視認性が良い。お高いマテリアルが一切使われていない分、傷つけた時も安く部品を調達できそうですね。
シート倒してフラットになるのは非常に良いです、他社から出てるマットの方が恐らくフィッティングは良好ですがディーラーOPのクッションマットでも寝れます。ただし寝袋推奨です。
【エンジン性能】
2Lターボ車からの乗り換えというのもあり、諸兄が仰せの通り全然進みません。高速の合流車線はベタ踏みしてやっと100km/h出るかどうか。ただ、ローレンジ使う時は程よいトルクが出ます。
【走行性能】
曲がるのが本当に苦手。四駆に入れて雪道を走っても直結四駆なので他社の車ほど曲がらず。タイヤのグリップに頼ろうとしても扁平が80なので腰砕け感ばかり伝わってきます。替えればまた違うフィーリングになるでしょう。
【乗り心地】
フェリー乗ってる感じがします。ボディの底から揺れるわ、縦方向の揺れもそれなりに。硬めのショックが入った車からの乗り換えなら逆にいい意味でソフトに感じるかもしれません。
【燃費】
Avg.13km/L。カタログ値はWTLCモード燃費通り出てます。高速イマイチ伸びません。
【価格】
ディーラーに冷やかしで見に行って即決しましたが値引き一切ありませんでした。グレードJLで若干のOPの諸経費入れて約220万円、昨年11月の登録です。
【総評】
吹雪いて前が見えなくなって、農道の脇に脱輪しましたが単独で脱出して帰って来れます。これだけで十分この車を買う理由になるのではないでしょうか。ロック可能なセンターデフ搭載車は価格がほぼ倍になりますし、同価格帯でこの走破性を持ってる車は無いです。
湯浴みや釣り、稀にキャンプに行くために使っておりますが燃費も悪すぎる訳ではないので中距離での遠出が捗ってます。
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2020年11月
- 購入地域
- 北海道
- 新車価格
- 179万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
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自動車(本体) > スズキ > ジムニーシエラ 2018年モデル > JC
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2020年8月25日 23:05 [1361285-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
1年乗ってのレビューとなります
【エクステリア】形、色全てが最高ですキネティックイエローのツートンを一目見て惚れました。
【インテリア】実用道具感が非常に好評価。後席のサイドがエクステリアの色になっており室内が明るくなりより良い
【エンジン性能】必要充分高速は別の車に乗ります
【走行性能】砂場や川や林道や雪道など一通り走りましたが非常に素晴らしいの一言最早楽しい
【乗り心地】腰高の為ロールはありますが飛ばす車では無いので問題ありません
【燃費】4駆の為悪いと思いきや意外と走ります2000キロ程どリッター11と少し程
【価格】非常に安いと思いますが私が注文した当時は1年1ヶ月待ちでやっと納車されすぐに届かないところが難あり
【総評】所有しての満足度は非常に高いクルマです
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年8月
- 購入地域
- 大阪府
- 新車価格
- 205万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
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自動車(本体) > スズキ > ジムニーシエラ 2018年モデル > JC
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2019年5月16日 17:45 [1226706-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 4 |
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|---|---|---|
旧型シエラ(JB43AT)から新型(JB74AT)への乗換えとなります
使用用途は通勤に加え、趣味の滝めぐりに利用するツールとして使用しています
現在2500km乗ったところで、旧型との比較感想を書きたいと思います
基本的には良いところがたくさんあって、全体としては気に入っているのですが、
いいところはこれまでいっぱい書かれているので、あえて旧型と比べ悪くなった(不便になった)ところを重点的に記載します
【エクステリア】
・見た目的には圧倒的に良く成りました。感覚的には大きくなったと皆が言います。
・視界としてはサイドは良く見えるようになったものの、ボンネットが高くなり前は見えにくくなりました。
・フロントガラスがびっくりするほど小さく、サンシェードはジュニアサイズを買っても10cmくらい切り落とさないといけません。
・フロントガラスの角度が立っているので、撥水剤をコートしても水滴が80km/hくらいではなかなか飛んでいきません。
・スペアタイヤがアルミホイルから鉄ホイルになりました。林道でタイヤをバーストさせることがあるので、スペアは同じアルミホイルにしてほしいところでした。
・スペアタイヤにはキーロックがつかなくなりました。ボルトを変えないと盗まれそうです。
・泥をはね上げた時、オーバーフェンダーに着いた泥がとても取りにくくなりました。洗車機くらいではとれません。
【インテリア】
・ダッシュボードの位置が高くなり、携帯ホルダーとかつけると視界の妨げになるようになりました。
・とにかく物を置くところがないです。シートアンダートレイも廃止されました
・4WD切替レバーが付いたためにドリンクホルダーの位置が背中よりも後ろ側になり、飲み物が取りにくくなりました
・パワーウインドスイッチがドアについておらずセンターにあるので、自動の駐車場などでチケットを取る時など自然とスイッチを手探りしてしまいます。この車しか乗らないのなら慣れるでしょうが、実際不便です。
・リアシートを前に倒すとフラットになるのは良いですが、その上で車中泊をするとリアシート裏のプラスチック板が重みで歪んでしまい真直ぐにならなくなりました。
【エンジン性能】
・1300ccから1500ccになったわけですが、加速感については差が有りません。
ただし、JB43では高速道路の登坂車線があるような上り坂で4速のまま登れなかったのが、JB74では登れるようになりました
【走行性能】
・悪路での走行性能はブレーキLSDが付いたおかげで安心感が半端なくあります
・ハンドリングは昔のFR感が強くなった気がします。ステアリングレスポンスは悪く、早目にハンドルを切らないといけない感じ
・初期アンダーステアが強くなりました
・パワーステアリングが油圧式から電気式になって、中央あたりが重くなり、片手で回しにくくなりました
・ヒルディセントコントロールは急坂下りでブレーキを踏まずとも時速15km固定で降りてくれるのですが、2H時には使えないので、アスファルトの急坂(九十九折)では無意味です。全面雪なら役にたちます。
【乗り心地】
・乗り心地はJB43とさほど変わりませんが、静粛性は圧倒的に良くなりました。
【燃費】
・満タン法で測定して、これまで10.2km/L(市街地)〜14.1km/L(高速)です。表示では最高14.5までいきました
【価格】
・JB43よりも20万円ほどアップしていますが、装備を考えるとこんなもんでしょう
【総評】
基本的なオートエアコンからオートライト、クルーズコントロール、自動ブレーキに居眠り警告などが追加されていて、便利になった部分が大半ではありますが、運用するとなるといろいろ工夫が必要です。
不便になった部分もありますが、全体では満足しています。
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自動車(本体) > スズキ > ジムニーシエラ 2018年モデル > JC
よく投稿するカテゴリ
2019年2月20日 03:30 [1197136-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 2 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
納車後1ヶ月強乗ってのレビューです。
「何と比べるか」「何を基準にするか」で採点が大きく変化する、評価が非常に難しいクルマですね。
クロカン車は初めてのにわかジムニー(シエラのAT)オーナーですので、近年乗った車や現在所有しているいわゆる普通の車(SUV、輸入セダン、軽ハイトワゴンなど)との比較が主となります。
■■ エクステリア ■■
これに惹かれて購入を決めたようなものです。
ギラギラグリルのミニバンや、派手なスポーツカーなどが気恥ずかしく感じられてしまうこの頃、肩に力の入っていないジムニーの「四角いのにどこか緩い」印象が、コンパクトなサイズ感とあわせて非常に好ましく思えます。
■■ インテリア ■■
正直安っぽいです。デザインもたいした事はない。
ですがそれがジムニーの「道具感」を増していて、決して悪くありません。
パワーウインドウスイッチが中央付近にあって助手席用のボタンが共有で1つなのも、質実剛健で道具感にあふれていた昔のメルセデスのようです。
とはいえ軟弱なジムニーオーナーとしては、実用的な面で高い点は付けられないところでもあります。
シートリフターはぜひ欲しいところですし(座高がおそらく上位0.1%に入ると思えるほど高い私はシートを2cmでも下げたい。信号が見えませんので)、やはり体型的な問題からテレスコピックが付けば即買い替えたいくらいです。
細かい事ですがドリンクホルダーはもっと使いやすい場所に欲しいですし、クルーズコントロールを付けるなら追従型にしてほしかった。
室内は広いとはいえませんが、垂直近くに立つサイドウインドウのおかげで圧迫感は感じません。
積める荷物の量も、2人乗りと考えれば十分です。
助手席側は前から後ろまで結構フラットにできますが、悲しいかな身長187cmでは、相対的に短いとはいえこの足をのばして寝ることはできません。
■■ エンジン性能 ■■
自分が過去所有した20台ほど車の中でもっとも遅いですが、トシをとったからか、必要十分と感じています。
ATが今どき4速しかない事にやや躊躇しましたけれど、後述する理由により高速では90km/h程度で巡航するのが楽という事もあって実用上さほど問題なし。
山道では頑張ってる感が多分にしますが、ちゃんとのぼります。
MTであればさらに歯痒さを感じることはないでしょう。でもトランスミッションの選択は人と使い方次第。MTでもATでもそれぞれに良さがあるはずです。
なお、初回点検に出しオイル交換をしたあたりから、エンジンが少し軽く廻るようになってきたように感じています。プラセボでないとは言い切れませんが。
■■ 走行性能 ■■
オフロードに限れば星5つに違いありません。
が、その機会はまだなく(腕もなく)、オンロードのみでの評価として星3です。
本来ジムニーはこうした評価をすべき車ではない事を重々知った上で恥を承知で書きますと、高速道路での直進性は現代の車とは思えないほど低いですし、ボール循環式という構造からくるハンドリングは、中立付近の遊びの大きさだけでなく、ハンドル動作への反応も戻りも、そのギア比も非常にダルなものです。
もっとも、これらは悪路走破性能とのトレードオフでしょうから、単純に「悪」と言うつもりはありません。
■■ 乗り心地 ■■
きれいな路面では意外なほど乗り心地は良好です。
しかしながら高速では風にもうねりにも弱く、それがある種の緊張をともなうため広義の「乗り心地」評価を下げることになりますし、一般道路でも舗装が一部荒れて小さな段差があるような場所ではリジッドサスらしい突き上げもあります。
また、ラダーフレーム&ボディマウントからくるものでしょう、独特の「ゆすられ感」があります。
なお標準装備のタイヤ(BS DUELER)は意外なまでに静粛性が高いです。乗り心地にも貢献しているだろうと思います。外観重視でオールテレーンタイヤに交換したいところですが、この点がおそらく著しく劣るだろうと考えて実現できていません。軟弱で申し訳ありません。
■■ 燃費 ■■
満タン法での計測はしていませんが、メーターの燃費計で一般路11?13km/lあたりでしょうか(AT)。車の性格を考えれば十分です。
■■ 価格 ■■
人気が出たとはいえ、そもそもが絶対数をそれほど見込めるジャンルの車ではありませんし、他車種で使い回せる部分も多くはないはずですから、バーゲン価格と言っても良いくらいだと思っています。
■■ 総評 ■■
あくまで舗装路の上に限ってのことですが、しばらく乗ってみて、どこか1980年頃までの車(昔乗った複数の中古車)を思い出しました。
エンジンもミッションも乗り味もノイズも、もちろんボディデザインも、たいへん懐かしい感じ。悪く言えば古くさい。
しかし、この車は悪路を走破する事が本来の目的であるはずです。
私のような者がその本領を発揮させる事は、残念ながらほとんどないかもしれませんが「実はそういったポテンシャルを持った車なのだ」、「やればできる子」と密かな悦に浸ることのできる車です。
200万円そこそこでこうした楽しみが手に入る車が、現在どれだけあるでしょう。
そう考えるからか、上記したドタバタ感とも言える特徴も短所とばかり言い切ることはできませんし、むしろそれを楽しんでいる自分に気付きます。
気取らず気張らず、たとえ隣にどんな車が止まっても、たとえ舗装道路しか走らなかったとしても、たとえ高速はずっと左車線キープだったとしても、おおらかな気持ちでのんびり乗れる素敵なクルマです。
それぞれの点は低くても、気持ちを含めた総合点は星5ですね。
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2018年12月
- 購入地域
- 熊本県
- 新車価格
- 205万円
- 本体値引き額
- 5万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった133人(再レビュー後:109人)
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自動車(本体) > スズキ > ジムニーシエラ 2018年モデル > JC
2018年11月13日 22:06 [1174081-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
先代よりワイドフェンダーが良く似合っています。 |
ドアミラーを格納するとフェンダーとほぼ同じ幅になります。 |
上下に狭い視界ですが、水平なウエストラインのため車両感覚は掴みやすいです。 |
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一体化したサイドアンダーミラーで前輪脇・後輪脇が見えますが、小さすぎ! |
対向車がいないのにハイビームアシストでハイビームにならなかった所です。 |
手動でハイビームに切り替えると、こんなにも明るいLEDヘッドライト。 |
2018年式のジムニーXC・4AT車(以下64)とジムニーシエラXC・4AT車(以下74)を乗り比べました。同じ文章で失礼します。
【デザイン】
先代シエラはいかにも“取って付けた”かのようなオーバーフェンダーでしたが、今回は64に“剥がされた”感じがします。
ブリスクブルーメタリックは昼に“目立ち”夜に“隠れる”色ですね。シフォンベージュは昼も夜も目立ちはしないが“居るのが分かる”色でした。
【視界】
フロントウインドシールドはかなり角度が立ちました。停止線の少し手前で止まらないと、信号が隠れてしまうことがあります。
ボンネットの左先端はワイパーの下に位置するので少々見づらいです。
左ドアミラーは左後方と左側の前後輪脇が同時に確認できるのはいいのですが、特に前輪脇を見るアンダーミラーが小さすぎます。
ウエストラインは水平で低く、左側面をすり抜けてくる自転車も良く見えます。ホイールベースの中央に着座するので前後どちらも距離感が掴みやすいです。
なお、純正オプションのバックカメラはスペアタイヤよりも低くて手前に設置されるため、目線が低すぎてドアミラーとは極端に距離感が異なります。モニターではまだまだ距離があるように映るのですが、そのまま下がってしまうとカメラより上にあるスペアタイヤをぶつけるでしょう。
【運転姿勢】
座面のホールド感が向上しお尻が痛みにくくなりました。ハンドルチルトは調整幅が狭く、ハンドルの操作性というよりメーターの視認性を合わせるためのものという感じです。先代は座面を最後端まで下げましたが、64・74は後ろにまだ余裕が残ります。
アクセルペダルが一般的な乗用車のより右寄りにあって踏みやすいです。ついでにブレーキペダルももっと右側に配置して欲しいです。足元左側には余裕がなく、MT車だとクラッチペダルを踏んでいない時、左足をどこに逃がそうか困ります。アクセル・ブレーキ・クラッチ、全てのペダルが踏みやすい座席の位置ってなかなか無いので、64・74の場合、右ハンドルのAT車が一番座席の位置を合わせやすいと思います。
【後席・フルフラットシート】
後席は膝の前に6cmほど空間ができました。座面のクッションも適度に弾力がありますが、後席は前席よりも中央寄りにオフセットしているので運転席の座面の下に潜り込ませる足首が左右で違う角度になり、着座姿勢が良くありません。
フルフラットシートですが、前に倒した後席シートバックの硬さよりも寝かせた前席の背もたれと座面の“く”の字段差の方が寝心地に影響します。仮眠程度なら、荷台に1枚のマット、“く”の字段差に丸めた1枚のマット、まくらの3点があれば足りますが、熟睡したいなら助手席部分は完全に平坦にしたいです。
【乗り心地】
前後リジッドアクスルなので、前軸・後軸別々に拾う凹凸により上体が常に揺さぶられます。74は腰を軸にして上体全体が緩やかに揺れますが、64は揺れに備える余裕もなく頭の天辺までいきなり揺れます。ロール剛性も10km/h以上74に分があります。サスのチューニングとかもあるのでしょうが、13cmのトレッド拡大と2cmのタイヤ拡幅がこんなにも余裕を与えるとは思わなかったです。
【ハンドリング・ブレーキ】
ハンドルから手を離してもしばらく真っすぐ走るFRの気持ち良さは健在。ステアリングダンパー装備で、路面からハンドルへのキックバックも減ったし、切り始める前に適度な重さがあるのも好印象。ただし、コーナリングで大きくハンドルを切って戻すときに、ラックアンドピニオン方式よりやや応答遅れが出ます。
ハンドルを切った際にドアに肘をぶつけることがなくなりました。でもパワーウインドースイッチはもう少し高所に設置して欲しい。
ブレーキの応答性・アシスト力も向上し、一般的なクルマに近づきました。
【動力性能】
64の4速は1,800回転で約50km/h、3,000回転で約80km/h。高回転はJB23に負けますが、全域で静かになりました。カーブの多い道では、ロールの大きさとボールナット方式の応答遅れが気になり、高速道路では風圧による挙動変化とエンジン音が気になるので、精神的に速度を出せるクルマじゃないです。唸りを上げますがJB23のヒュイーンというタービン音は聞こえません。意外にオーディオの音もちゃんと聞こえました。
74の4速は1,800回転で約65km/h、3,000回転で約100km/h。74は100km/hから先もジワジワ加速していきます。150km/hぐらいまで伸びそうな感じがします。同じ速度で巡航するために踏み込むアクセル量は当然74の方が少なく、回転も低く、音質も4気筒ならではの滑らかさがありますので、快適性は大きく上がります。そしてエンジンやロール剛性以上に直進安定性が高いです。
【燃費】
高速道路50kmを含めた約300kmを走行したところ満タン法で64が12.7km/L、74が12.6km/Lとなりました。ちなみに途中で車中泊をしたのでエアコンを24℃に設定して6時間もアイドリングしています。音量・音質共に74の方が静かで振動もだいぶ少ないので車中泊派には74がお勧めです。
【改善要望】
セーフティサポートは自動運転への過渡技術です。これに救われるようでは免許を返納した方がいいレベルです。特にクルーズコントロールは車間距離が詰まっても設定速度を保とうとして先行車に異常接近したのに減速しないどころか警報すら鳴らなかったので、すぐに使用を中止しました。
賢いATですが、2・3速が開き過ぎ。シフトショックは意外にも74の方が大きかったです。シフトレバーはゲート式の方が良かったです。ストレートだと勢い余って“L”まで行ってしまう。
【総評】
快適性が向上してもやはりジムニーはジムニーです。横揺れが多いクルマの性格からして64は必要十分な動力性能ですが、それでもNA軽レベルなので覚悟が必要です。74ならエンジン以上にスタビリティが向上するので、一度74を味わうと64には戻れなくなるでしょう。小型車の高維持費が本当に憎いです。
- 比較製品
- スズキ > ジムニー 2018年モデル
- レビュー対象車
- 試乗
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ジムニーシエラの中古車 (全2モデル/1,039物件)
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- 年式
- 2025年
- 走行距離
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- 応談
- 車両価格
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ジムニーシエラ JL Nsリミテッド WALDブラックバイソンコンプリートカー 1オーナー リフトアップ 記載変更済
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- 支払総額
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