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『車好きなら気に入るのでは』 スズキ ジムニーシエラ 2018年モデル Z fさんのレビュー・評価

自動車(本体) > スズキ > ジムニーシエラ 2018年モデル > JC (MT)
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 2025年4月15日 08:58 [1903008-2]
2025年4月15日 08:58 [1903008-2]
| 満足度 | 5 | 
|---|
| エクステリア | 4 | 
|---|---|
| インテリア | 3 | 
| エンジン性能 | 3 | 
| 走行性能 | 3 | 
| 乗り心地 | 3 | 
| 燃費 | 3 | 
| 価格 | 4 | 
【エクステリア】
当初は無塗装樹脂のオーバーフェンダーがボテッとついた74よりもすっきりとした64の方がかっこいいと思っていたが、これがいい具合に存在感を出しており悪くないと思い始めた。前後のバンパーも微妙に64よりもボリューミーで迫力あり。ただしフロントフォグランプ周辺は64が角張った処理を貫いているのに対しなぜか74は丸く、拍子抜けな感もある。 
純正AW(64XCと74JCとの比較)は、これまた当初はスポークが細く良い意味で前時代的なオーラが漂う64のほうが好みだったが、74のほうはタイヤ幅の違いからかよりインセットに見える...?スポークにもしっかり角度がついておりゴツさは上。またホイールサイズが代々軽(16in)よりシエラ(15in)の方が小さくタイヤの肉厚感が増している点も唯一無二感があり良い。
リヤランプのレンズ形状(64/74共通)が変に角ばっておりアクがあるなと思い気になっていたが、所有していると見慣れる。フロントグリルが中央のスズキマークを除き未塗装樹脂になっている点も当初はしょぼいと感じていたものの、 これまた見慣れると、今時の車では珍しく奇を衒わず主張しすぎない意匠で良いと思えてくる。
さらに、同クラスである軽やリッターカーに比べると前後のブレーキが大きく、ホイールが大きすぎないのも相まってスカスカ・貧相な印象を与えない点もお気に入り。
【インテリア】
軽ベースの車で内張の質感云々の話をするのは筋違いである。むしろクロカン車で下手にシミ・擦り傷がつきやすい軟弱なソフトパッドを採用していたら余計な心配要素が増える。 
ハードプラは確かに安っぽいが、トヨタヤリス等のドア内張で多用されている、爪等で簡単に引っ掻き傷がついてしまうマテリアルではないので問題はないと感じている。また安い一辺倒ではなく、例えば助手席側ダッシュボードの手摺り(?)部は強く握ると弾力を感じる素材でできていたり、エアコンやステアリングスイッチ等のボタン押し心地は案外しっとりしていたり、シフトレバーも適度な操作トルク感であったりと手が触れる部分の質感には相応のこだわりを感じる。
アクセルペダルがブレーキ・クラッチに対してやたらと離れている+段差がついており、1,000kmほど走らないと慣れない。
【エンジン性能】
 クロカン車で(恐らく)重めのフライホイールを使っている割には回転上がり/落ち込み共に早め。以前乗っていた初期型のJB23と比べるとそのレスポンスの良さに驚かされる。
今時、消音対策や燃費向上のための電子メカが満載されているそれとは思えないほど自然な音。'90sの非力なコンパクトカーをぶん回して乗った時のような快感がある。 またアイドリングはめちゃ静か。信号待ちなど、前後に車がいると自車の音を聞き取ることができない。ラダーフレームが打ち消しているのか将又今時の車のエンジンマウントの出来がいいのか、アイドリング時の振動も非常に少ない。
「軽とほぼ同じ車体に1.5L」と聞くとその動力性能に期待してしまうが、速いということは全くない。所詮は実用のテンゴ。ただギヤを下げてぶん回せば車らしい加速はする。愉しい。
【走行性能】
前後3リンクリジッド+見るからに重心が高いことから、お察しという感じ。ただハンドリングはFRらしく自然。直進安定性はそれなりに良い。ブレーキはコントロール性がよく、効きも悪くはない。新車だからか、シンクロが固いようでたまにギヤが入りにくいものの落ち着いて操作をすれば問題なし。ギヤ比は軽ジムニーと比べると明らかに高く長距離走行を頻繁に行うならば断然コッチ。余談だが、油圧クラッチとこのクラスにしては贅沢な方式を採用しており長距離を走っても疲れにくい。ただしワイヤー式と比べてミートポイントが掴みにくいがこれはすぐに慣れる。
問題は電スロ。踏み始めにほとんど反応せず、一定の具合を超えると一気にエンジンが吹けるため、慣れるまでは発進時にギクシャクしがち、かつ駐車場等極低速時にエンストをやらかす。
オートハイビームと車線逸脱警報は優秀だが、自動ブレーキの警報がしょっちゅう誤作動するので物々しい。(なおいきなり急ブレーキがかかるわけではない)先行車発進お知らせ機能も便利。
悪路性能は試したことがないので不明
【乗り心地】
リジッド式らしく横揺れが酷い。同じサス方式であるはずのJB23よりも顕著に見られる気がする。高速域を考慮したシエラはバネレートが硬めになっているのだろうか。剰え減衰力の低いショックが悪さをし、強い入力を受けると激しく突き上げた後目線が0.5秒程度ブレるイメージ。もしかすると距離を重ねてショック等足回りがいい感じにへたれば改善するのかもしれない(笑)
シートは座り心地自体は改善しているものの、クッションが薄いようで2~3時間連続で乗ると腰や尻が痛む。
【燃費】
夜間・長距離と好条件での使用がメインなのでジムニーにしてはそこそこいい値が出る。基本的に平均燃費が16.0km/Lを切ることはないが、きつめの峠道をひたすら登ったり観光地で大渋滞に出くわしたりすると15km/Lを切ることもしばしば。
【価格】
200万円ちょい。可もなく不可もなく。ただし鬼リセールなので強い。
【総評】
リヤシートに人を乗せて長距離を乗るタイプではないことを承知の上でのればいい車なのでは。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2023年10月
- 購入地域
- 山梨県
- 新車価格
- 198万円
- 本体値引き額
- 15万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった15人(再レビュー後:4人)
 
 2024年11月12日 18:24 [1903008-1]
2024年11月12日 18:24 [1903008-1]
| 満足度 | 5 | 
|---|
| エクステリア | 4 | 
|---|---|
| インテリア | 3 | 
| エンジン性能 | 3 | 
| 走行性能 | 3 | 
| 乗り心地 | 3 | 
| 燃費 | 3 | 
| 価格 | 4 | 
【エクステリア】
当初は無塗装樹脂のオーバーフェンダーがボテッとついた74よりもすっきりとした64の方がかっこいいと思っていたが、これがいい具合に存在感を出しており悪くないと思い始めた。前後のバンパーも微妙に64よりもボリューミーで迫力あり。ただしフロントフォグランプ周辺は64が角張った処理を貫いているのに対しなぜか74は丸く、拍子抜けな感もある。 
純正AW(64XCと74JCとの比較)は、これまた当初はスポークが細く良い意味で前時代的なオーラが漂う64のほうが好みだったが、74のほうはタイヤ幅の違いからかよりインセットに見える...?スポークにもしっかり角度がついておりゴツさは上。またホイールサイズが代々軽(16in)よりシエラ(15in)の方が小さくタイヤの肉厚感が増している点も唯一無二感があり良い。
リヤランプのレンズ形状(64/74共通)が変に角ばっておりアクがあるなと思い気になっていたが、所有していると見慣れる。フロントグリルが中央のスズキマークを除き未塗装樹脂になっている点も当初はしょぼいと感じていたものの、 これまた見慣れると、今時の車では珍しく奇を衒わず主張しすぎない意匠で良いと思えてくる。
さらに、同クラスである軽やリッターカーに比べると前後のブレーキが大きく、ホイールが大きすぎないのも相まってスカスカ・貧相な印象を与えない点もお気に入り。
【インテリア】
軽ベースの車で内張の質感云々の話をするのは筋違いである。むしろクロカン車で下手にシミ・擦り傷がつきやすい軟弱なソフトパッドを採用していたら余計な心配要素が増える。 
ハードプラは確かに安っぽいが、トヨタヤリス等のドア内張で多用されている、爪等で簡単に引っ掻き傷がついてしまうマテリアルではないので問題はないと感じている。また安い一辺倒ではなく、例えば助手席側ダッシュボードの手摺り(?)部は強く握ると弾力を感じる素材でできていたり、エアコンやステアリングスイッチ等のボタン押し心地は案外しっとりしていたり、シフトレバーも適度な操作トルク感であったりと手が触れる部分の質感には相応のこだわりを感じる。
アクセルペダルがブレーキ・クラッチに対してやたらと離れている+段差がついており、1,000kmほど走らないと慣れない。
【エンジン性能】
 クロカン車で(恐らく)重めのフライホイールを使っている割には回転上がり/落ち込み共に早め。以前乗っていた初期型のJB23と比べるとそのレスポンスの良さに驚かされる。
今時、消音対策や燃費向上のための電子メカが満載されているそれとは思えないほど自然な音。'90sの非力なコンパクトカーをぶん回して乗った時のような快感がある。 またアイドリングはめちゃ静か。信号待ちなど、前後に車がいると自車の音を聞き取ることができない。ラダーフレームが打ち消しているのか将又今時の車のエンジンマウントの出来がいいのか、アイドリング時の振動も非常に少ない。
「軽とほぼ同じ車体に1.5L」と聞くとその動力性能に期待してしまうが、速いということは全くない。所詮は実用のテンゴ。ただギヤを下げてぶん回せば車らしい加速はする。愉しい。
【走行性能】
前後3リンクリジッド+見るからに重心が高いことから、お察しという感じ。ただハンドリングはFRらしく自然。直進安定性はそれなりに良い。ブレーキはコントロール性がよく、効きも悪くはない。新車だからか、シンクロが固いようでたまにギヤが入りにくいものの落ち着いて操作をすれば問題なし。ギヤ比は軽ジムニーと比べると明らかに高く長距離走行を頻繁に行うならば断然コッチ。余談だが、油圧クラッチとこのクラスにしては贅沢な方式を採用しており長距離を走っても疲れにくい。ただしワイヤー式と比べてミートポイントが掴みにくいがこれはすぐに慣れる。
問題は電スロ。踏み始めにほとんど反応せず、一定の具合を超えると一気にエンジンが吹けるため、慣れるまでは発進時にギクシャクしがち、かつ駐車場等極低速時にエンストをやらかす。
オートハイビームと車線逸脱警報は優秀だが、自動ブレーキの警報がしょっちゅう誤作動するので物々しい。(なおいきなり急ブレーキがかかるわけではない)先行車発進お知らせ機能も便利。
悪路性能は試したことがないので不明
【乗り心地】
リジッド式らしく横揺れが酷い。同じサス方式であるはずのJB23よりも顕著に見られる気がする。高速域を考慮したシエラはショックが硬めになっているのだろうか。もしかすると距離を重ねてショックがいい感じにへたれば改善するのかもしれない(笑)
シートは座り心地自体は改善しているものの、クッションが薄いようで2~3時間連続で乗ると腰や尻が痛む。
【燃費】
夜間・長距離と好条件での使用がメインなのでジムニーにしてはそこそこいい値が出る。基本的に平均燃費が16.0km/Lを切ることはないが、きつめの峠道をひたすら登ったり観光地で大渋滞に出くわしたりすると15km/Lを切ることもしばしば。
【価格】
200万円ちょい。可もなく不可もなく。ただし鬼リセールなので強い。
【総評】
リヤシートに人を乗せて長距離を乗るタイプではないことを承知の上でのればいい車なのでは。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2023年10月
- 購入地域
- 山梨県
- 新車価格
- 198万円
- 本体値引き額
- 15万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった11人
「ジムニーシエラ 2018年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 | 
|---|---|---|
|  遊ぶ車です。 |      4 | 2025年4月30日 23:32 | 
|  車好きなら気に入るのでは |      5 | 2025年4月15日 08:58 | 
|  あたりがつくまで一万キロ、オリジナルを楽しんで! |      5 | 2025年4月6日 13:35 | 
|  コスパ最高のオモチャ |      5 | 2025年3月30日 17:35 | 
|  コメントは全角2500文字までしか入力できません |      5 | 2025年3月30日 03:06 | 
|  ゆっくり走ろう、という気にさせてくれる相棒 |      5 | 2025年2月16日 22:14 | 
|  パパのおもちゃ^_^ |      5 | 2025年1月13日 23:51 | 
|  一人でのんびり、楽しいクルマです |      5 | 2024年12月23日 15:20 | 
|  最高のグランドツーリングカー |      5 | 2024年12月16日 03:22 | 
|  クロカン系SUV初心者におすすめの本格派SUV |      5 | 2024年11月1日 13:39 | 
ジムニーシエラの中古車 (全2モデル/990物件)
- 
- 支払総額
- 259.6万円
- 車両価格
- 247.9万円
- 諸費用
- 11.7万円
 - 年式
- 2023年
- 走行距離
- 1.4万km
 
- 
- 支払総額
- 272.9万円
- 車両価格
- 259.9万円
- 諸費用
- 13.0万円
 - 年式
- 2024年
- 走行距離
- 421km
 
- 
- 支払総額
- 294.2万円
- 車両価格
- 281.0万円
- 諸費用
- 13.2万円
 - 年式
- 2024年
- 走行距離
- 0.8万km
 
- 
ジムニーシエラ JL セーフティサポート装着車 パートタイム4WD 高低二段切替式 デュアルセンサーブレーキサポート - 支払総額
- 195.8万円
- 車両価格
- 179.8万円
- 諸費用
- 16.0万円
 - 年式
- 2020年
- 走行距離
- 8.6万km
 
この車種とよく比較される車種の中古車
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59〜280万円 
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19〜450万円 
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15〜368万円 
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30〜1028万円 
- 
29〜368万円 
- 
24〜289万円 
- 
51〜205万円 
- 
46〜198万円 
- 
59〜338万円 
 
               
               
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 






 




 
 
 
 
 








