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スズキ ジムニーシエラ 2018年モデル JC(2018年7月5日発売)レビュー・評価
ジムニーシエラの新車
新車価格: 205 万円 2018年7月5日発売 (新車販売終了)
中古車価格: 145〜519 万円 (690物件) ジムニーシエラ 2018年モデル JCの中古車を見る
※ランキング順位と満足度・レビューは2018年モデルの情報です
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- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.83 | 4.32 | 17位 |
| インテリア |
3.94 | 3.92 | 65位 |
| エンジン性能 |
3.49 | 4.11 | 78位 |
| 走行性能 |
3.71 | 4.19 | 89位 |
| 乗り心地 |
3.39 | 4.02 | 96位 |
| 燃費 |
3.33 | 3.87 | 95位 |
| 価格 |
4.31 | 3.85 | 4位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
レビュアー情報「頻度:週1〜2回」で絞込んだ結果 (絞込み解除)
自動車(本体) > スズキ > ジムニーシエラ 2018年モデル > JC
2021年7月22日 21:01 [1474755-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
ジムニー・シエラ JC_4ATに試乗しました
ジムニー・シエラ JCグレードの約30分くらい試乗しての感想となります。
ですが・・・ジムニー・シエラとジムニーを試乗比較して、私はジムニーを選択して本日、発注しました。
納期は相変わらずの1年?くらい・・・早まるかも?・・・ってことのようです。
▼エクステリア
私の好みとしては、ジムニーとシエラを比較すると、シエラのがかっこいいと思います。
ただ、ジムニーのオーバーフェンダーをとったデザインも実用性を感じて、それはそれでかっこいいと思います。
ジムニーのレビューでも記載してますが、ラングラーにもにてますが、わたしはレネゲードのほうが雰囲気があるかと思います。
とくにシエラのほうがネレゲードの雰囲気が強いですね。
Youtubeでジムニーの動画を見ていると、多くのひとがフロントグリルを変えてますね・・・私はノーマルのグリルデザインが好きなので変更はしないと思います。
▼インテリア
こちらはジムニーと基本的には変わらないです。
材質がおもいきりプラスチックなので素材からくる高級感は感じられませんが、質実剛健な道具感のあるインテリアは車のキャラクターにとてもあっていると思います。
室内も思っていたより狭くなく、助手席との余裕や、ドア側にもそれほそ迫ってなく窮屈さは感じませんでした。
窓のスイッチを真ん中にまとめたのもドア側の余裕につながっているのかと思います。
あまり期待してなかったのですが、室内の気密性はこの車格ではとてもしっかりとしていると感じました。ドアをしめたときに外との空気感に隔たりがちゃんと設けられている思います。
エンジンはゆとりをもった感じなので、エンジン音がジムニーと比較して静かなので、室内の静粛性(音が入ってくる量が少い)が高いと感じます。
静粛性が高く感じられるだけで、室内に上質性がプラスされます。
リアシートをフラットにしたときのヘッドレストの置き場所を考えてほしい。
リアシートを倒したときの荷物搭載容量が素晴らしいと思います。
▼エンジン性能
ジムニーと比較して大きな違いとなるのがエンジン性能ですね。
排気量が660ccから1500ccへ拡大されることで、その差は倍以上・・・ということで、大きなパワーの差があるのかとおもってましたが、パワーの差を感じさせる
というよりは、余裕のある上質な感じを演出する設定になっていると思います。
室内はジムニーとほぼ同じですが、ジムニーとは別な車にのっている印象を感じるくらい、エンジンにゆとりがあり上質な感じです。
今回、私はジムニーを選択した理由の1つとなるのですが、シエラと比較して、がっかりしてしまうようなパワー少なさをジムニーに感じてしまうのではないか?と懸念してましたが、ジムニーのパワー感でもいいのではないか?と感じたからです。
高速道路など巡航速度が高い場面では、シエラの真価がより発揮されるのかと思うのですが、試乗では高速に乗ることができず、そのへんは確認できませんでした。
▼走行性能
ジムニーと比較になりますが、ジムニーよりは全体的にゆったりとした印象です。走り出しもハンドル操作もサスペンションの設定など・・・
ハンドルの操作感は、ジムニーと比較すると、ゆったりとした操作感です。
そもそも普通の車と構造が違うのと、ラダーフレーム構造なので、車体がロールしてから旋回を始めるように感じるので、これもまたハンドル操作がぼやけたような感じるかと思いますが、これも車の構造と正確によるもので、仕方のないことだと思います。
私は昔のクロカン4WDの感覚があり懐かしい感じがしました。
このハンドリングの感覚は慣れてくれば問題ないと思います。
▼乗り心地
走り出した瞬間にジムニーとは別の車と思わせてしまう乗り心地でした。
ジムニーよりサスペンションが固い?と言われてるようですが、私には逆に柔らかい感じがしました。
ジムニーは実用車・・・シエラは乗用車・・・と、色がでるくらい、エンジンのおっとりそしたパワー感とあいまって、ともてゆったりとした乗り心地にかんじました。
▼燃費
試乗なのでわかりませんが、60kmくらいでの巡航速度時や、都内などのストップ&ゴーを繰り返すような場面では、カタログ値よりだいぶしたわまりそうな感じがします。→試乗車では、9.4kmと表示されてました。(営業マンがいうには、試乗車なので、販売店の施設内での移動も多く、試乗なので、街中短距離で速度も低い・・・ということで燃費にはより条件の悪い使われ方をしているから・・・いい目安になるのではないか?・・・とのことでした。
▼価格
ジムニーもシエラもグレード間の価格差は小さいのに、ジムニーとシエラの価格差が大きく設定されているなあ・・・と感じました。
ジムニーと違う点として、エンジンの大排気量化とワイドとレッド化、あとはエクステリア 前後バンパーとオーファーフェンダー・・・の違くらいの割には、値段の設定さが大きいなあと感じました。
クルーズコントロールがJCにしか設定がないので、クルーズコントロールのような、装飾系ではなく実用的な装備はJLから選べるようにしてくれると素晴らしいと思います。
→最近では電子制御のスロットルになっているので、後付けでスロットルコントローラ+クルーズコントロールを追加する・・・といった手もあるようです。
ジムニーのXCと、シエラのJCと比較して、車体のみ(オプションなし)で、乗り出しの価格差が30万円近くあった・・・
ジムニーと比較して諸経費も多めにかかるようです。
その他
・リアゲートがいきなり全開にひらくのはなんとかしてほしいですね。
・ジムニーの経済性よりシエラの優勢を上回る・・・メリットをシエラに感じなかったので、私はジムニーを選択し本日発注しました。(ジムニーの経済性よりシエラの優位性をを上回る点を奥さんに納得させられずジムニーになりした。wwww)
軽自動車・・・経済性すごすぎてしまう!!
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > スズキ > ジムニーシエラ 2018年モデル > JC
2021年1月5日 19:56 [1406585-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 5 |
試乗
【エクステリア】
かっこよい。黒だと高級感すらある。
【インテリア】
価格相応。Aftermarket品頼みかな。
リアはすべて倒すとまぁまぁ荷物も入る。
【エンジン性能】
意外と良く走る。
ただ、音はうるさい。
【走行性能】
エンジン性能と同じ。
【乗り心地】
少し悪い道でも安定していた。意外と良いかな。
【燃費】
無評価
【価格】
正月初売り適用ならめちゃくちゃ安い。
適用でなくても安い。納期も半年に短縮されていた。
【総評】
正月初売りでの特典が多く、成約するか少し迷う。個人的にはインテリアとエンジン音以外は完璧かな。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった18人
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自動車(本体) > スズキ > ジムニーシエラ 2018年モデル > JC
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2020年8月25日 23:05 [1361285-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
![]() |
||
|---|---|---|
1年乗ってのレビューとなります
【エクステリア】形、色全てが最高ですキネティックイエローのツートンを一目見て惚れました。
【インテリア】実用道具感が非常に好評価。後席のサイドがエクステリアの色になっており室内が明るくなりより良い
【エンジン性能】必要充分高速は別の車に乗ります
【走行性能】砂場や川や林道や雪道など一通り走りましたが非常に素晴らしいの一言最早楽しい
【乗り心地】腰高の為ロールはありますが飛ばす車では無いので問題ありません
【燃費】4駆の為悪いと思いきや意外と走ります2000キロ程どリッター11と少し程
【価格】非常に安いと思いますが私が注文した当時は1年1ヶ月待ちでやっと納車されすぐに届かないところが難あり
【総評】所有しての満足度は非常に高いクルマです
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年8月
- 購入地域
- 大阪府
- 新車価格
- 205万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
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自動車(本体) > スズキ > ジムニーシエラ 2018年モデル > JC
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- 自動車(本体)
- 1件
- 5件
2019年5月23日 16:35 [1229059-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
JB23W6型を9年乗って来た。リフトアップとタイヤはMTを履いて、専ら渓流釣りのために出来るだけ山奥まで行けるように手を入れてきた。今回のシエラはその後継として、完全なアウトドア(釣り、キャンプ等)の相棒として購入した。従って街乗りの感覚は全く重視してないので、その点の感想は省く。
新型シエラ納車後、直ぐに完全ノーマル状態で、高速道と未舗装林道を走って来た。今までのJB23Wとの比較を中心に、その感想をまとめてみた。
【エクステリア】
角ばったおかげか、全体として狭い林道の急なカーブや幅の狭い部分を通過する際の車両感覚を取りやすくなった。シエラはオーバーフェンダーの張り出しが大きく、枝や木、岩等の接触を気にしたが、ミラーにより両側の見切りも良いので問題は無かった。日本の林道はほとんど軽トラのサイズで道普請してあるが、シエラの車幅でも問題なく、軽ならば気にする深いわだち部分もシエラの車幅とタイヤ幅で少し跨ぐ形となるので、運転しやすく安定していた。
【インテリア】
角ばったせいで確実に内部空間が広くなり、開放感が増した。不満と言えば、もう少し小物の収納場所が欲しいのと、ジャッキ等の収納方法が強化発砲スチロールみたいのを使って空間を潰している。JB23wでは、ジャッキ横はブースターケーブルや牽引ロープを収納できる良いスペースが空いていた。
【エンジン性能】
高速道路を飛ばす車でもないし、十分な性能と静かで快適。林道などもトルクがあるので、運転しやすい。またATがロックアップするようになったことから、高速道路などで多少レスポンスが良くなった。たまたまJB64Wのオーナーと一緒にドライブに行き、JB64Wも運転する機会があったが、やはりJB64Wの方がJB23Wのエンジンの感触(キビキビ走る)を残しているなと思った。
【走行性能】
新型になって、色々な新な仕掛けが装備されたが、ヒルディセントコントロールは急坂下りで楽に運転出来て実に有効である。また4Lも使用したが、力強く安定している。但し、4Lはレバー式の切り替えになって「こつ」が要る。残念ながらブレーキLSDまで使用する路面状況では無かったが、是非試してみたいものだ。あとステアリングダンパーが新たに装備されたが、荒れた路面からのキックバックが緩和されてコース取り等でコントロールしやすくなった。
【乗り心地】
十分。
【燃費】
不明。
【価格】
この性能からみて、極めて妥当。
【総評】
高速道路も長距離をそこそこ快適に走れて、現地の山の中も縦横無尽に走れる、まさに理想的な車である。スズキさん、ありがとう。
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年5月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 205万円
- 本体値引き額
- 5万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
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自動車(本体) > スズキ > ジムニーシエラ 2018年モデル > JC
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2019年2月20日 03:30 [1197136-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 2 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
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||
|---|---|---|
納車後1ヶ月強乗ってのレビューです。
「何と比べるか」「何を基準にするか」で採点が大きく変化する、評価が非常に難しいクルマですね。
クロカン車は初めてのにわかジムニー(シエラのAT)オーナーですので、近年乗った車や現在所有しているいわゆる普通の車(SUV、輸入セダン、軽ハイトワゴンなど)との比較が主となります。
■■ エクステリア ■■
これに惹かれて購入を決めたようなものです。
ギラギラグリルのミニバンや、派手なスポーツカーなどが気恥ずかしく感じられてしまうこの頃、肩に力の入っていないジムニーの「四角いのにどこか緩い」印象が、コンパクトなサイズ感とあわせて非常に好ましく思えます。
■■ インテリア ■■
正直安っぽいです。デザインもたいした事はない。
ですがそれがジムニーの「道具感」を増していて、決して悪くありません。
パワーウインドウスイッチが中央付近にあって助手席用のボタンが共有で1つなのも、質実剛健で道具感にあふれていた昔のメルセデスのようです。
とはいえ軟弱なジムニーオーナーとしては、実用的な面で高い点は付けられないところでもあります。
シートリフターはぜひ欲しいところですし(座高がおそらく上位0.1%に入ると思えるほど高い私はシートを2cmでも下げたい。信号が見えませんので)、やはり体型的な問題からテレスコピックが付けば即買い替えたいくらいです。
細かい事ですがドリンクホルダーはもっと使いやすい場所に欲しいですし、クルーズコントロールを付けるなら追従型にしてほしかった。
室内は広いとはいえませんが、垂直近くに立つサイドウインドウのおかげで圧迫感は感じません。
積める荷物の量も、2人乗りと考えれば十分です。
助手席側は前から後ろまで結構フラットにできますが、悲しいかな身長187cmでは、相対的に短いとはいえこの足をのばして寝ることはできません。
■■ エンジン性能 ■■
自分が過去所有した20台ほど車の中でもっとも遅いですが、トシをとったからか、必要十分と感じています。
ATが今どき4速しかない事にやや躊躇しましたけれど、後述する理由により高速では90km/h程度で巡航するのが楽という事もあって実用上さほど問題なし。
山道では頑張ってる感が多分にしますが、ちゃんとのぼります。
MTであればさらに歯痒さを感じることはないでしょう。でもトランスミッションの選択は人と使い方次第。MTでもATでもそれぞれに良さがあるはずです。
なお、初回点検に出しオイル交換をしたあたりから、エンジンが少し軽く廻るようになってきたように感じています。プラセボでないとは言い切れませんが。
■■ 走行性能 ■■
オフロードに限れば星5つに違いありません。
が、その機会はまだなく(腕もなく)、オンロードのみでの評価として星3です。
本来ジムニーはこうした評価をすべき車ではない事を重々知った上で恥を承知で書きますと、高速道路での直進性は現代の車とは思えないほど低いですし、ボール循環式という構造からくるハンドリングは、中立付近の遊びの大きさだけでなく、ハンドル動作への反応も戻りも、そのギア比も非常にダルなものです。
もっとも、これらは悪路走破性能とのトレードオフでしょうから、単純に「悪」と言うつもりはありません。
■■ 乗り心地 ■■
きれいな路面では意外なほど乗り心地は良好です。
しかしながら高速では風にもうねりにも弱く、それがある種の緊張をともなうため広義の「乗り心地」評価を下げることになりますし、一般道路でも舗装が一部荒れて小さな段差があるような場所ではリジッドサスらしい突き上げもあります。
また、ラダーフレーム&ボディマウントからくるものでしょう、独特の「ゆすられ感」があります。
なお標準装備のタイヤ(BS DUELER)は意外なまでに静粛性が高いです。乗り心地にも貢献しているだろうと思います。外観重視でオールテレーンタイヤに交換したいところですが、この点がおそらく著しく劣るだろうと考えて実現できていません。軟弱で申し訳ありません。
■■ 燃費 ■■
満タン法での計測はしていませんが、メーターの燃費計で一般路11?13km/lあたりでしょうか(AT)。車の性格を考えれば十分です。
■■ 価格 ■■
人気が出たとはいえ、そもそもが絶対数をそれほど見込めるジャンルの車ではありませんし、他車種で使い回せる部分も多くはないはずですから、バーゲン価格と言っても良いくらいだと思っています。
■■ 総評 ■■
あくまで舗装路の上に限ってのことですが、しばらく乗ってみて、どこか1980年頃までの車(昔乗った複数の中古車)を思い出しました。
エンジンもミッションも乗り味もノイズも、もちろんボディデザインも、たいへん懐かしい感じ。悪く言えば古くさい。
しかし、この車は悪路を走破する事が本来の目的であるはずです。
私のような者がその本領を発揮させる事は、残念ながらほとんどないかもしれませんが「実はそういったポテンシャルを持った車なのだ」、「やればできる子」と密かな悦に浸ることのできる車です。
200万円そこそこでこうした楽しみが手に入る車が、現在どれだけあるでしょう。
そう考えるからか、上記したドタバタ感とも言える特徴も短所とばかり言い切ることはできませんし、むしろそれを楽しんでいる自分に気付きます。
気取らず気張らず、たとえ隣にどんな車が止まっても、たとえ舗装道路しか走らなかったとしても、たとえ高速はずっと左車線キープだったとしても、おおらかな気持ちでのんびり乗れる素敵なクルマです。
それぞれの点は低くても、気持ちを含めた総合点は星5ですね。
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2018年12月
- 購入地域
- 熊本県
- 新車価格
- 205万円
- 本体値引き額
- 5万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
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自動車(本体) > スズキ > ジムニーシエラ 2018年モデル > JC
よく投稿するカテゴリ
2018年12月14日 10:23 [1182394-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 無評価 |
一通り高速や街、林道などを走ったので簡単なレビュー
エクステリア
オーバーフェンダーは実際より大きく見えてジムニーとは性格が違う雰囲気になります。軽の車体とほぼ共通とは思えなくなります。
インテリア
プラスチックが多用されていますが安っぽいとは感じづらい質感です。革などの高級感より一眼レフの高級感に近いイメージです。また、メーター周りが四角になっていたり、助手席側に両手で持てるバーがあるなど道具のような内装は車の性格とあっていると思います。
荷室は4人で乗ると買い物すら怪しいです。後部座席は天井と膝前がそこそこ空いてるので閉塞感は感じませんが長距離の旅行などはせいぜい3人かなという印象です。そのかわり後部座席を前に倒せばフラットになり、組み立て前の椅子や机など運べる程度には広くなります。開口部が四角いので入れやすいですが車高が高いので特別取り出しやすい訳ではありません。
収納は少ないです。車検証や三角板など入れたらもういっぱいです。
エンジン性能
坂で踏んだ時思ったより進まないなと思うことがありますが、高速などではパワー不足を感じることは少ないです。飛ばす人は不満に思うかもしれません。
走行性能
ジムニーの乗り心地をイメージして覚悟していましたが拍子抜けするほど悪くはありません。
気になった部分として
・車高が高いことによる急カーブで遠心力をとても感じること
・片側だけ凹んだ道路で左右に揺さぶられる
最近のミニバンやSUVと比較してこの部分でジムニーらしさを感じました。
その他の本格四駆と比べて安く、一人や二人では一通り日常生活やレジャーをこなせるので見た目と本物が欲しい方は買って後悔はしないと思います。乗り心地は試乗で試すべきとは思いますが。
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2018年11月
- 購入地域
- 新潟県
- 新車価格
- 205万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
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自動車(本体) > スズキ > ジムニーシエラ 2018年モデル > JC
2018年11月13日 22:06 [1174081-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 5 |
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![]() |
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|---|---|---|
先代よりワイドフェンダーが良く似合っています。 |
ドアミラーを格納するとフェンダーとほぼ同じ幅になります。 |
上下に狭い視界ですが、水平なウエストラインのため車両感覚は掴みやすいです。 |
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一体化したサイドアンダーミラーで前輪脇・後輪脇が見えますが、小さすぎ! |
対向車がいないのにハイビームアシストでハイビームにならなかった所です。 |
手動でハイビームに切り替えると、こんなにも明るいLEDヘッドライト。 |
2018年式のジムニーXC・4AT車(以下64)とジムニーシエラXC・4AT車(以下74)を乗り比べました。同じ文章で失礼します。
【デザイン】
先代シエラはいかにも“取って付けた”かのようなオーバーフェンダーでしたが、今回は64に“剥がされた”感じがします。
ブリスクブルーメタリックは昼に“目立ち”夜に“隠れる”色ですね。シフォンベージュは昼も夜も目立ちはしないが“居るのが分かる”色でした。
【視界】
フロントウインドシールドはかなり角度が立ちました。停止線の少し手前で止まらないと、信号が隠れてしまうことがあります。
ボンネットの左先端はワイパーの下に位置するので少々見づらいです。
左ドアミラーは左後方と左側の前後輪脇が同時に確認できるのはいいのですが、特に前輪脇を見るアンダーミラーが小さすぎます。
ウエストラインは水平で低く、左側面をすり抜けてくる自転車も良く見えます。ホイールベースの中央に着座するので前後どちらも距離感が掴みやすいです。
なお、純正オプションのバックカメラはスペアタイヤよりも低くて手前に設置されるため、目線が低すぎてドアミラーとは極端に距離感が異なります。モニターではまだまだ距離があるように映るのですが、そのまま下がってしまうとカメラより上にあるスペアタイヤをぶつけるでしょう。
【運転姿勢】
座面のホールド感が向上しお尻が痛みにくくなりました。ハンドルチルトは調整幅が狭く、ハンドルの操作性というよりメーターの視認性を合わせるためのものという感じです。先代は座面を最後端まで下げましたが、64・74は後ろにまだ余裕が残ります。
アクセルペダルが一般的な乗用車のより右寄りにあって踏みやすいです。ついでにブレーキペダルももっと右側に配置して欲しいです。足元左側には余裕がなく、MT車だとクラッチペダルを踏んでいない時、左足をどこに逃がそうか困ります。アクセル・ブレーキ・クラッチ、全てのペダルが踏みやすい座席の位置ってなかなか無いので、64・74の場合、右ハンドルのAT車が一番座席の位置を合わせやすいと思います。
【後席・フルフラットシート】
後席は膝の前に6cmほど空間ができました。座面のクッションも適度に弾力がありますが、後席は前席よりも中央寄りにオフセットしているので運転席の座面の下に潜り込ませる足首が左右で違う角度になり、着座姿勢が良くありません。
フルフラットシートですが、前に倒した後席シートバックの硬さよりも寝かせた前席の背もたれと座面の“く”の字段差の方が寝心地に影響します。仮眠程度なら、荷台に1枚のマット、“く”の字段差に丸めた1枚のマット、まくらの3点があれば足りますが、熟睡したいなら助手席部分は完全に平坦にしたいです。
【乗り心地】
前後リジッドアクスルなので、前軸・後軸別々に拾う凹凸により上体が常に揺さぶられます。74は腰を軸にして上体全体が緩やかに揺れますが、64は揺れに備える余裕もなく頭の天辺までいきなり揺れます。ロール剛性も10km/h以上74に分があります。サスのチューニングとかもあるのでしょうが、13cmのトレッド拡大と2cmのタイヤ拡幅がこんなにも余裕を与えるとは思わなかったです。
【ハンドリング・ブレーキ】
ハンドルから手を離してもしばらく真っすぐ走るFRの気持ち良さは健在。ステアリングダンパー装備で、路面からハンドルへのキックバックも減ったし、切り始める前に適度な重さがあるのも好印象。ただし、コーナリングで大きくハンドルを切って戻すときに、ラックアンドピニオン方式よりやや応答遅れが出ます。
ハンドルを切った際にドアに肘をぶつけることがなくなりました。でもパワーウインドースイッチはもう少し高所に設置して欲しい。
ブレーキの応答性・アシスト力も向上し、一般的なクルマに近づきました。
【動力性能】
64の4速は1,800回転で約50km/h、3,000回転で約80km/h。高回転はJB23に負けますが、全域で静かになりました。カーブの多い道では、ロールの大きさとボールナット方式の応答遅れが気になり、高速道路では風圧による挙動変化とエンジン音が気になるので、精神的に速度を出せるクルマじゃないです。唸りを上げますがJB23のヒュイーンというタービン音は聞こえません。意外にオーディオの音もちゃんと聞こえました。
74の4速は1,800回転で約65km/h、3,000回転で約100km/h。74は100km/hから先もジワジワ加速していきます。150km/hぐらいまで伸びそうな感じがします。同じ速度で巡航するために踏み込むアクセル量は当然74の方が少なく、回転も低く、音質も4気筒ならではの滑らかさがありますので、快適性は大きく上がります。そしてエンジンやロール剛性以上に直進安定性が高いです。
【燃費】
高速道路50kmを含めた約300kmを走行したところ満タン法で64が12.7km/L、74が12.6km/Lとなりました。ちなみに途中で車中泊をしたのでエアコンを24℃に設定して6時間もアイドリングしています。音量・音質共に74の方が静かで振動もだいぶ少ないので車中泊派には74がお勧めです。
【改善要望】
セーフティサポートは自動運転への過渡技術です。これに救われるようでは免許を返納した方がいいレベルです。特にクルーズコントロールは車間距離が詰まっても設定速度を保とうとして先行車に異常接近したのに減速しないどころか警報すら鳴らなかったので、すぐに使用を中止しました。
賢いATですが、2・3速が開き過ぎ。シフトショックは意外にも74の方が大きかったです。シフトレバーはゲート式の方が良かったです。ストレートだと勢い余って“L”まで行ってしまう。
【総評】
快適性が向上してもやはりジムニーはジムニーです。横揺れが多いクルマの性格からして64は必要十分な動力性能ですが、それでもNA軽レベルなので覚悟が必要です。74ならエンジン以上にスタビリティが向上するので、一度74を味わうと64には戻れなくなるでしょう。小型車の高維持費が本当に憎いです。
- 比較製品
- スズキ > ジムニー 2018年モデル
- レビュー対象車
- 試乗
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ジムニーシエラの中古車 (全2モデル/1,005物件)
-
- 支払総額
- 330.5万円
- 車両価格
- 321.2万円
- 諸費用
- 9.3万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 0.2万km
-
- 支払総額
- 230.0万円
- 車両価格
- 218.0万円
- 諸費用
- 12.0万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 2.1万km
-
- 支払総額
- 269.9万円
- 車両価格
- 263.1万円
- 諸費用
- 6.8万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
- 4.4万km
-
- 支払総額
- 265.8万円
- 車両価格
- 259.8万円
- 諸費用
- 6.0万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 4.6万km
この車種とよく比較される車種の中古車
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18〜368万円
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37〜1028万円
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29〜368万円
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24〜293万円
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51〜205万円
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46〜195万円
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59〜338万円
























