マツダ ロードスター RF 2016年モデルレビュー・評価

【エクステリア】
　最近のマツダ車は国産車の中では好感の持てるデザインだと感じる。この車にもそれが受け継がれていると感じる。
　もう少し優しい顔付きの方が好みではあるが，不満がある程ではない。

【インテリア】
　茶色の内装がグレーの外装との相性は抜群。但し所々に安っぽさが感じられる。
　カーナビ周りは圧倒的BMWのパクリ感で満載だが，BMWのiDriveとは一長一短であり，マツダが必ずしも優れているとは言い難い。(個人的な問題だがBMW3との2台持ちなのでややこしくて大変だったりする)

【エンジン性能】
　文句無しである。

【走行性能】
　地面に吸い付くような走りは他の車では得られない体感であり，発信停止も非常にスムースで文句無し。

【乗り心地】
　運転しているとそれ程気にならないが，乗り心地は矢張り良いとは言えない。長距離は耐えられないと感じる。普通に腰が痛くなる。

【燃費】
　せっかくの日本車なのにハイオクなので，出費は増えてしまった。納車後では平均 13.7 km/L となっている。燃費を求める車ではないという前提に立てば，悪くないだろう。田舎を走ると 14.6 まで上がった。

【価格】
　中古なので価格に不満はなかったが，新車価格を見ると内装等の詰めが甘い気はする。

【総評】
　オープントップの悦びは何にも代えがたいので，あらゆる不便さを我慢して乗る価値のある車だと思う。若い内に是非乗っておきたい車だ。

前車はrx-8前期です。
ロータリーを続けるつもりでしたが、次のロータリーは一般人には手が届きそうもなく、次の車を探していたところでした。
アクセラやアテンザ、BMWの3シリーズも検討しましたが、最終的にRFに決めた形です。
本日納車されましたので、自宅までの約80kmでの感想です。

【エクステリア】
一目惚れです。もともとNDをカッコいいなーと見ていましたが、友人のNBやNCの幌車でイタズラされているものを見ていたこともあり、ハードトップが出ないかなーと思っていたところでしたので、飛び付きました。
流れるようなライン、フロントのグラマラスな感じは素晴らしいの一言。
時間が経っても色褪せないデザインだと思います。

【インテリア】
オーバーンの実物はどうかな？と思っていましたが、思ったよりも赤が強くなくいい感じです。

【エンジン性能】
ロータリーと比べれば、どこまでも伸びていきそうな感覚はありませんが、トルクは段違いです。
加速もいい感じでした。

【走行性能】
曲がり始め、ハンドル操作に対してノーズが一瞬遅れる感覚があります。
ここは8のほうがスッと入っていく感じでした。
慣れれば問題ないかな？

【乗り心地】
思ったよりも段差での突き上げを感じることがなく、乗りやすい車だと感じました。
RSのビルシュタインだともう少し固いのかもしれません。
タイヤもポテンザではなくミシュランのPS3or4にするともっとマイルドになるかも知れません。
約30kmをオープンで走りましたが、170cmの自分で髪の毛の上の方に風が通る感じです。
サイドウインドウを閉めていれば、車内への風は少なかったです。
また、完全オープンではないので解放感がないと言われたりもしますが、そもそも運転中に後ろを気にすることはあまりないと思います。
後続車云々は別としますが...。
オープンカーは初めてなこともありますが、充分オープンを楽しめる車です。

【燃費】
ロータリーと比べれば倍以上。
8は一般道リッター6でした。
一般道を80km走りましたが、モニターにて平均13.0、MTに慣れてくればもう少し良くなると思います。
ただ、燃費を気にしすぎる車ではないと思います。

【価格】
オプション等々付けて400と少し。
正直言えば高いと思いますが、この車を所有出来るのであれば惜しくはない金額です。

【総評】
走りに特化した車ではないと思います。
色々な試乗記にあるように、GT的な要素が強く出ている車だと感じました。
ライトウェイトスポーツ、走りに重点を置くのであればNDを買うべきだと思います。
NDとRFはかなり性格の違う車だと理解が必要です。

普段はクーペ、たまにオープンを楽しみたい自分のようなタイプにはぴったりな車です。
教習所以来のMT車で四苦八苦している面もありますが、大事に楽しんで乗りたいと思います。