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『エンジン・ミッション・パワートレインはどうにも・・・』 アウディ A4 オールロードクワトロ 2016年モデル mount_daさんのレビュー・評価
A4 オールロードクワトロの新車
新車価格: 634〜773 万円 2016年9月6日発売〜2025年2月販売終了
自動車(本体) > アウディ > A4 オールロードクワトロ 2016年モデル > ベースグレード
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2018年6月13日 12:24 [1134983-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 2 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 2 |
2002年式A3 3.2quattroからののりかえです。同車のできばえ(特に狭角V6エンジン)が素晴らしく長く乗りましたが、メンテナンス頻度が高まりと、もう少しサイズのある車が必要になってきたので、仕方なくのりかえ。
【エクステリア】
SUV風の外観にこだわって購入したわけではありませんが、アバントに比べシングルフレームの縦線がよかったのと、台数が少ないだろうというのと、妻が黒フチフェンダーを気に入ったので。非常に良くまとまっていると思います。
オプションのLEDライトですが、まったくいただけません。ハイビームにすると区切りの縦の影が目立って見にくい。オートハイビームもおおむね時速65キロ以上でなければアクティブにならず、市街地ではまったく使えないのはドイツ仕様というところでしょうか。オプション装着でまったく損したアイテム。
【インテリア】
アバントSラインだとフル本革シートが選べないので、allroadを選んだという動機もあります。
質感、見た目はさすがのレベルですが、収まりが悪いらしく、走行中パネル接合部からのきしみ音、こすれ音などが。
ディーラーで対策してもらってますが、完全に消すことができません。前車ではこういうことはなかったですが、軽量化の弊害でしょうか。
ダッシュボード中央にスピーカーグリルがありますが、それがフロントウインドウに映り込み運転しづらい。
バーチャルコックピットは、有れば便利なければどうということはないと思いますが、いまどきソフトウエアも含めてもメーターに比べればコストが下がりそうなものにオプション価格としてのせてくるのもいかがなものかと。
台風による輸送上のトラブルで、バング&オルフセンを選択していなかったのですが、それが装着してある車両に変わったため、その分はサービスということになりました。
バングはまったくの不要品。調整幅もせまく、セッティングを追い込むことができません。
運転には邪魔になるくらいボリュームを上げるとようやく聴けるような感じ。サラウンドのDSPは音楽にはまったく適しません。
(もともと家庭で聴くオーディオ機器としてのバングにも好意を持っていないせいもあります)
【エンジン性能】
単純にパワー、トルク性能をひねりだす機械としては合格点でしょうが、車としての楽しみは感じられません。
エコ志向、小排気量過給エンジン主流のこの時代なので、しかたがないのでしょうが、シフトダウンしたときのふけ上がりの気持ちよさとかまったく感じられません。
この4気筒2LのTFSIも低回転からのトルクが売りとは言え、必要な加速に対して、とにかくシフトダウンで対応。
A3 3.2の頃は、ほぼどんなときもシフトダウンせずにしなやかに加速していたのがなつかしく、遠い古き良き時代とまで感じてしまいます。
上記も含め、このエンジンと7速湿式Sトロニックとの組み合わせは、この車からA4に採用された『ウルトラテクノロジー』のクワトロともあいまってなんともお粗末。
以前もA3のquattroでしたので、トルセンセンターデフによるフルタイムにこだわっているわけではありません。
A3のハルデックスカップリングとくらべるても、このウルトラテクノロジー(多板クラッチによるパートタイムAWD)は、それ単体としてみれば、AWDとFFの切替も不自然でなくというより乗っていてかんじることができないくらいでよくできていると思うのですが、7速Sトロニックとくみあわせたとき、なんとも言えない不満を覚えます。
というのも、2000回転以下でシフトアップしていくと「トルクの切れ目を感じない」のがツインクラッチトランスミッションであるSトロニックの優位点であるはずが、いちいちトルクがきれて、気持ちが悪い。ただ、ドライブセレクトを強制的にAWDとなる「オフロード」に選択したときだけそのトルクの切れ目が感じにくい。どうもウルトラテクノロジーによりFWDとなっているとき、Sトロニックによる変速がうまくないのでは?単純に低回転時のギクシャクを回避するために甘めのクラッチを演出しているのか?
【走行性能】
シャシー、足回りは言うことありません。軽量化されたエンジンもあいまって、回頭性はすばらしく、気持ちの良いコーナリングができます。
アバントに比べると車高があがっている分、ロールは大きくゆったりとした動きとなりますが、不安なく運転することができます。
直進性もさすがで、この辺にはウルトラテクノロジーの弊害はまったく観じられません。
雪道での運転は、前車A3 quattroに比べると、ややコントローラブルではありません。
ウルトラテクノロジーのせいかもしれませんが、むしろ車体の大きさ(特にホイルベースの長さ)、そして初めてはいたダンロップのスタッドレスの特性のせいかもしれません。(ほんとうはミシュランにしたかったのですが、買うのが遅くなり、在庫がなかった・・・)
アダプティブオートクルーズは使いやすく、高速では多用しています。割り込みには当然まだまだ不自然な対応しかできませんが、そこまでは仕方ないかなと。
【乗り心地】
シートも含め良好。
【燃費】
通常おおむね12〜13キロ。市街地だけだと9キロくらい。
高速で遠出しても14キロくらいであまりあがりません。
【価格】
A4でもろもろ乗りだし800万というのは、やはり高すぎますね。
エンジンを中心とした上質感が感じられないのに、この値段はやはり・・・なしです。
A4値上げしすぎです。お金に余裕があるわけでもないですし、逆に無理して買ったわけでもありませんが、いい買い物をしたという実感が持てません。
【総評】
時代の流れとは言え、この値段で2リッターエンジン、それを気持ちよく使えないというのでは、もうメーカー問わず、この値段を出してクルマを買う気になりません。
安全とエコを買うだけ(見た目やインテリアを我慢すれば)なら他の400万円までのクルマで十分。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 仕事用
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2016年9月
- 購入地域
- 神奈川県
- 新車価格
- 658万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 20万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった27人
「A4 オールロードクワトロ 2016年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2024年1月17日 11:25 | ||
| 2022年2月19日 13:39 | ||
| 2018年7月19日 19:58 | ||
| 2018年7月2日 22:30 | ||
| 2018年6月13日 12:24 | ||
| 2018年3月27日 10:16 | ||
| 2017年11月23日 16:16 | ||
| 2017年7月11日 14:13 |
A4オールロードクワトロの中古車 (全2モデル/52物件)
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- 支払総額
- 317.8万円
- 車両価格
- 297.7万円
- 諸費用
- 20.1万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 4.8万km
-
- 支払総額
- 371.6万円
- 車両価格
- 358.0万円
- 諸費用
- 13.6万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 1.9万km
-
- 支払総額
- 221.1万円
- 車両価格
- 195.0万円
- 諸費用
- 26.1万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 6.9万km
-
- 支払総額
- 159.8万円
- 車両価格
- 153.5万円
- 諸費用
- 6.3万円
- 年式
- 2013年
- 走行距離
- 3.2万km
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