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BMW 3シリーズ セダン プラグインハイブリッド 2016年モデルレビュー・評価
3シリーズ セダン プラグインハイブリッド 2016年モデル
30
3シリーズ セダン プラグインハイブリッドの新車
新車価格: 554〜680 万円 2016年1月26日発売〜2019年5月販売終了
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| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| 330e | 2016年1月26日 | ニューモデル | 1人 | |
| 330e iPerformance Luxury | 2016年5月28日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| 330e iPerformance M Sport | 2016年5月28日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| 330e M Sport | 2016年1月26日 | ニューモデル | 1人 |
- 2 0%
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.29 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
4.52 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.00 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.76 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.52 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
4.05 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.33 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > BMW > 3シリーズ セダン プラグインハイブリッド 2016年モデル > 330e M Sport
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2016年6月20日 01:25 [938874-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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BMWはかつて3シリーズや5シリーズなどにハイブリッド車を設定していた時期があったが、これはマイルドハイブリッドだったこともあり、今では充電機能を備えたプラグインハイブリッド(PHEV)に切り替えを進めている。
これはヨーロッパで強化が進むC02規制の中で、PHEV車が計算上極めて有利な扱いになっているためで、BMWに限らず欧州メーカー各社が企業平均燃費を下げるためにPHEV車を次々に投入している。
EV走行中はC02を発生しないものとしてカウントするのはいかがなものかという気もするが、ヨーロッパではそうした基準が設けられ、それに合わせて各社がPHEVを開発しているのだ。
BMW330eには、BMWが横須賀市のレストランをベースに開催したメディア関係者向け試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。試乗したのは最上級グレードである330e Mスポーツだ。
330eの内外装のデザインや仕様などはガソリン車とほとんど変わらないものだ。外観は「330e」や「e-Drive」のエンブレムがプラグインハイブリッド車であることを示し、左側のフロントフェンダーに充電口が設けられているのが330eに専用となる部分。ほかはガソリン車やディーゼル車と共通だ。
インテリアも基本的に共通で、メーターパネルの表示がハイブリッド用のものになり、走行モードによって表示が変わることがわずかな相違点である。
330eのPHEVシステムは、縦置きに搭載される直列4気筒2.0Lの直噴ターボ仕様エンジンに電気モーターを組み合わせている。電気モーターは電子制御8速ATに内蔵される形で搭載されているので、車両レイアウトは基本的に320i や320dと変わらない。ラゲッジスペース下にリチウムイオン電池を搭載するが、荷室の容量も十分に確保されている。
動力性能はエンジン単体が135kW/290N・mを発生し、電気モーターは65kW/250N・mを発生する。システムとして発生できるのは単純な足し算ではなく、185kW/420N・mにとどまるが、それでも十分過ぎるくらいの動力性能である。
スターターボタンを押してシステムを起動させても通常はエンジンは始動せず、室内空間はしんとして静かなままだ。軽くアクセルを踏んで走り出してもモーターだけで発進し、そのままEV走行を維持しようとするから、静粛性は維持されていく。バッテリーの充電状態が良ければ、通常のアクセルワークではエンジンはかからず、EVモードが優先される。
JC08モードに即した走行では36.8kmまでの距離を電気だけで走れるとされている。走り方にもよるが、正味で考えて30km近い距離を電気で走れるのではないか。アクセルワークでエンジンを始動させようと思ったら、相当に強くアクセルを踏み込む必要がある。
ハイブリッド車としてのeドライブモードは、自動的にエンジンとモーターをバランス良く使ってハイブリッド走行をするオートeドライブ、電気モーターだけを使って走るマックスeドライブ、エンジンを始動させて充電状態を維持して走るセーブの3種類が設定されている。330eはエンジンだけ、モーターだけ、エンジン+モーターのハイブリッド走行という3種類の走りが可能なのだ。
ほかに走行モードとして、通常のBMWのガソリン車やディーゼル車のように、エコプロ、コンフォート、スポーツ、スポーツ+の設定があり、コンソールのスイッチで選択できる。スポーツ+を選ぶと横滑り防止装置もオフになる。
eドライブのモードと走行モードを組み合わせて走るわけだが、EV走行でも相当に力強い走りが得られるのが330eだ。電気モーターは立ち上がりの瞬間から最大トルクの250N・mを発生するから、走りに力強さを感じるのも当然である。
普通に走っているとなかなかエンジンが始動しないが、意識的に強くアクセルを強く踏み込めばエンジンが始動してハイブリッド走行に切り替わる。このときのショックも良く抑えられていて、とてもスムーズな切り替えが行われる。タコメーターが装備されているので針の動きによってエンジンが始動したことが分かるが、ハイブリッド走行の状態になっても振動や騒音などは全体に良く抑えられている。
ヨーロッパ車のPHEVらしく、高速でもEV走行が可能なのも特徴だ。時速120kmまではEVとして走れるとのこと。この速度で走ったら、EV走行が可能な距離は相当に少なくなるものと思うが、一般道だけでなく高速でもEV走行が可能なのはうれしい。
300eは重いリチウムイオン電池をラゲッジスペースの床下に搭載している。それでいながら荷室の容量は十分に確保されているほか、重心高の低下によって操縦安定性を高めている。さらにいえば、リチウムイオン電池を搭載しながらも前後重量配分は均等に近い。これはBMWならではといった部分である。実際にはやや後ろよりの配分なのだが、前後均等に近い配分をPHEVでも実現しているのだ。
重いリチウムイオン電池を搭載することで車両重量はけっこう重くて1770kgに達している。これは320iや320dなどに比べてざっと200kgくらい重くなっている。その割には走りに重さを苦にする感じがない。重量に対応できる動力性能といっていい。
また、重さが利いて乗り心地を良くしているような印象もある。試乗車は18インチの255/40タイヤを履いていたが、やや硬めの印象ながらもながらも快適な乗り心地が得られた。
330eの問題は価格だろう。仕様による違いもあるが、500万台後半に設定されている。ガソリン車の320iに比べると対応するグレードでざっと65万円くらい高く、320dと比べても42万円ほど高いからだ。この価格差は燃費で取り戻せるものではない。経済性を考えたらディーゼル車などのほうが有利である。静粛性や走りの質感の高さなど、330eの魅力を手に入れたいと考える人でないと選びにくいだろう。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった26人
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3シリーズセダンプラグインハイブリッドの中古車 (全2モデル/33物件)
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