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スズキ イグニス 2016年モデルレビュー・評価
イグニスの新車
新車価格: 138〜200 万円 2016年2月18日発売〜2024年5月販売終了
中古車価格: 46〜182 万円 (346物件) イグニス 2016年モデルの中古車を見る
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選択中のモデル:イグニス 2016年モデル 絞り込みを解除する
| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| HYBRID MF | 2022年11月18日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| HYBRID MF | 2020年2月4日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| HYBRID MF 4WD | 2020年2月4日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| HYBRID MG | 2016年2月18日 | ニューモデル | 8人 | |
| HYBRID MG 4WD | 2016年2月18日 | ニューモデル | 2人 | |
| HYBRID MG セーフティパッケージ装着車 | 2016年2月18日 | ニューモデル | 1人 | |
| HYBRID MG セーフティパッケージ装着車 4WD | 2016年2月18日 | ニューモデル | 1人 | |
| HYBRID MX | 2016年2月18日 | ニューモデル | 5人 | |
| HYBRID MX 4WD | 2016年2月18日 | ニューモデル | 4人 | |
| HYBRID MX セーフティパッケージ装着車 | 2016年2月18日 | ニューモデル | 2人 | |
| HYBRID MX セーフティパッケージ装着車 4WD | 2016年2月18日 | ニューモデル | 4人 | |
| HYBRID MZ | 2020年2月4日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| HYBRID MZ | 2016年2月18日 | ニューモデル | 20人 | |
| HYBRID MZ 4WD | 2016年2月18日 | ニューモデル | 9人 | |
| HYBRID MZ セーフティパッケージ装着車 | 2016年2月18日 | ニューモデル | 3人 | |
| HYBRID MZ セーフティパッケージ装着車 4WD | 2016年2月18日 | ニューモデル | 9人 | |
| S セレクション | 2017年12月7日 | 特別仕様車 | 1人 | |
| F リミテッド | 2016年11月16日 | 特別仕様車 | 2人 | |
| F リミテッド 4WD | 2016年11月16日 | 特別仕様車 | 1人 | |
| F リミテッド セーフティパッケージ装着車 | 2016年11月16日 | 特別仕様車 | 3人 | |
| F リミテッド セーフティパッケージ装着車 4WD | 2016年11月16日 | 特別仕様車 | 4人 |
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.29 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
3.77 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
3.87 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
3.86 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
3.50 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
4.18 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.97 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > スズキ > イグニス 2016年モデル > HYBRID MF
2020年3月30日 19:00 [1313758-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
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|---|---|---|
エクステリア フロント ボディカラーはミネラルグレーメタリック |
インテリア ダッシュボード |
フロントシート |
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リヤシート |
トランスミッションはCVTのみの設定 |
装着されていたタイヤは175/60R16 ブリヂストン エコピアEP150 |
【エクステリア】
このクルマは1970年代の名車、フロンテクーペを模したデザインが特徴であり、Cピラーのスリット状のプレスラインやテールランプのデザインがかつての名車を偲ばせています。今回の一部改良ではフロントグリルのデザインが変わり、SUVらしいタテジマグリルになりました。個人的にはこのニセモノ感というか、おもちゃ感が何とも愛らしく、とても魅力的に感じました。クルマの大きさは全長3,700?・全幅1,660?とダイハツ ロッキー/トヨタ ライズよりも少し小さく、街中をスイスイと走るにはちょうどいい大きさになるのかなと感じました。
【インテリア】
インテリアの質感は軽SUVのスズキ ハスラーと同程度といったところでしょうか。他のスズキ車と同じく、ステアリングに使用される本革の質感が高いので、個人的には質感に不満を持つことはありませんでした。
このクルマの特徴としては、2,435?とハスラーよりも短いホイールベースながら、縦方向の室内の広さが十分に確保されていて、縦方向限定ならWRX S4と同じ広さがあるように感じました。
これでテレスコピックステアリングが装備されていれば良かったのですが。
【シート】
試乗グレードが最上級グレードだったので、革風な合皮素材の生地になります。本物の革ではありませんが、生地の質感は十分です。シートの掛け心地はクッションの表層部分がふんわりと柔らかい感じにはなりますが、シートそのものの大きさも十分で、スズキの軽自動車たちとは一線を画すしっかりとしたシートに感じました。
【エンジン・トランスミッション】
1,200CC直列4気筒DOHCエンジン+小型モーターの「なんちゃって」ハイブリッドシステムとCVTの組み合わせになります。
走り始めて最初に感じたのは、このエンジンから発生する音の小ささです。3気筒エンジンを搭載するロッキー/ライズやトヨタ ヤリスはもちろん、4気筒エンジンを搭載するホンダ フィットよりも明らかに車室内で聞こえるエンジン音が小さく、その音量は私が所有するアクセラセダン並みの小ささです。
車両重量が880?と軽自動車並みに軽いため、1,200CCでも加速力は十分にあり、さすがにヤリスの1,500CCエンジンには敵わないけど、フィットの1,300エンジンよりは力強く感じました。
【サスペンション・乗り心地】
フロント ストラット式/リヤ トーションビーム式で構成されるサスペンションは、走り始めてその乗り心地の良さにビックリしました。ライバル車であるロッキー/ライズは路面状態が荒れているとそれなりにゴツッとくる場面もあるのですが、このクルマはよほど荒れてないかぎりゴツゴツすることはありません。リヤサスペンションがトーションビーム式でこの乗り心地は本当に大したものだと思いました。
乗り心地が良い分、カーブを曲がる時のステアリング操作に対するクルマの反応は最近のクルマとしてはゆったりと曲がっていく感じにはなりますが、フロントだけでなくリヤ(FFのみ)にもスタビライザーが装着されているので、曲がる時の姿勢は安定しているので不安感はないです。
正直、試乗していてその走りの完成度の高さには驚かされました。
【総評】
このクルマはいいですね。愛らしいスタイリングはもちろん、大人4人がしっかり座れるパッケージング、静粛性が高く十分な加速力があるエンジン、そして不快な突き上げの少ない乗り心地。正直言って月に数百台しか売れていないのが信じられないくらい。
不人気車ゆえ、乗りつぶすつもりなら「買い」の1台ですね。特に高年式の中古車は装備も充実している割にライバル他車よりも安いので本当におすすめです。興味のある方は是非試乗してもらいたいですね。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > スズキ > イグニス 2016年モデル > F リミテッド セーフティパッケージ装着車 4WD
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- 自動車(本体)
- 3件
- 1件
2018年10月26日 23:34 [1168809-4]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
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|---|---|---|
比較した車は FIAT Panda 4x4 です。
希望条件は、
1. 大きさが5ナンバー幅以下で3.8m長以下そして1.6m以上の高さ
2. 4WDがそこそこ使い物になる
3.. 最低地上高が180mm以上
4. ボディ剛性がそこそこ有る
5. フットワークが良い
6. 高速安定性がそこそこ有る
7. デザイン性が妥協出来る
8. 5枚ドア
9. 安全サポート機能が有る
10.ワインディングがそこそこ良い
軽自動車で探し、この条件だとヒットしませんでした。
条件に合うのは VW や FIAT になりますが残念な事に4x4でATが選べませんでした。
そうなると、イグニスしか選択肢はありません。
問題点となる車高と乗り心地はサスの交換で3cmアップ、CVTアクセルワークの問題はソフトをver002からver003に書き換えて解決しました。
これで自分にはベストマッチです。(サスはタナベUP210)
欧州やアジア向けの設計なので私の様な条件に合わないとマッチしないと思います。
下記のサイトは FIAT Panda4x4 比較動画です。
https://m.youtube.com/watch?v=JCYu0ZadmE0
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2018年7月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 195万円
- 本体値引き額
- 15万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった19人(再レビュー後:13人)
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自動車(本体) > スズキ > イグニス 2016年モデル > HYBRID MG セーフティパッケージ装着車
よく投稿するカテゴリ
2017年10月28日 14:49 [1073652-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
自動ブレーキ付、軽自動車ではなく、4人乗れて、日常と長距離を走れる、安価な車として父親に買いました。
車両本体価格:1,479,600円
メーカーオプション:227,448円
(KENWOODナビ・バックカメラ・ドライブレコーダー・ETC他)
諸費用:159,000円
特別値引:-206,048円
支払合計:1,660,000円
安いのか高いのかわかりませんが、いつも利用している自動車整備の店です。
本日納車、オリンピックナンバー、新車のにおいです。
自分用に買うより、うれしい気分です。
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2017年10月
- 購入地域
- 埼玉県
- 新車価格
- 150万円
- 本体値引き額
- 20万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった22人(再レビュー後:22人)
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自動車(本体) > スズキ > イグニス 2016年モデル > F リミテッド
よく投稿するカテゴリ
2017年4月26日 20:16 [1022273-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
納車から1週間たったので再レビューします。
最初のレビューでも書きましたが、試乗した時と印象が違います。アクセルを踏めば静かに軽やかに走り出します。エンジン音も静かで1200ccとは思えません。ハンドリングも軽くて、運転していて本当に気持ちが良いです。室内も前席はゆったりしていて、快適です。Fリミテッドは、インパネ周りが、黒に統一されているので落ち着いていて、これもまた良しです。燃費ですが、乗り方によると思いますが、今のところ18位かな。それから加速ですが、これも軽やかです。CVTも進化してますね。シートは硬めですが、乗り心地はとても良いです。今のところ不満はないですね。毎日乗るのが楽しみです。
参考になった48人(再レビュー後:38人)
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自動車(本体) > スズキ > イグニス 2016年モデル > HYBRID MZ セーフティパッケージ装着車
よく投稿するカテゴリ
2016年12月12日 02:22 [984721-5]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
イグニス正面! |
イグニス真横 |
イグニス納車1日前のソニカの勇姿! |
自分はイグニスが発売されてデザインとスペックに一目惚れし、2週間後の閏日の2月29日に発注しました。
カラーオプションや装飾をあれこれ付けていたので納車までに丸4ヶ月待ち、7月1日に納車されました。
以前はダイハツ信者で絶対にスズキ車は買わないって思っていた自分だったのですが、発売日に試乗に行って一目惚れしてしまいました。
なにはともかく、超軽量ボディー(今のダイハツの軽と同等)の車重でトレッドは20cmも広がり、エンジンパワーも91PSプラスモーターアシストで間違いなく今まで乗っていたダイハツ・ソニカ(10年乗りました)よりも燃費が良く俊敏に走ると直感しました。
その直感は正しかったと思います。
サスが硬いとか突き上げが大きいとか酷評も目にしますが、今まで自分が乗ってきた愛してこよないソニカもローダウン&17インチホイールでガチガチにしていたのでむしろ乗り心地が良いとさえ思えました。
また、高速での追い越しに関しても、ダイハツの3軸CVTの完成度には達していない部分はありますが、それなりにギューーーンとあっという間にリミッター速度まで加速できる快感も軽とは別次元ですよね。
DQNな1.5Lクラスの煽りもほんの数秒でバックミラーから消えるくらいの加速をします。
とはいえ、エコカーですから最近はアクセルワークに気を使う運転になってきたので、高速走行で平均20Km/Lくらいで、街乗りでは私の住んでいる環境(沖縄県糸満市)では上手くいくと24Km/Lくらい燃費がのびます。
また、ヤンバル(ワインディングロード)ではびっくりするくらいリアの踏ん張りが強く感じて以前のガチガチソニカよりも数段安定した走りが出来ます。
走行する環境にもよりますが、最近発売されたT社のT○NKやD社のT○LLよりも断然回転数も低いですし3気筒と4気筒の質感の違いのせいかエンジンノイズの質も数段上質に思えます。
ただ、一つだけ残念なのは、リア真後ろからみたガニ股なルックスは今でも違和感を覚えます。
もう少しだけルーフを拡げたほうがかっこよかったのでは…と思いますね。
でも、真正面、サイドからの塊感のあるデザインは秀逸です!
EURO NJAPでも安全性で★5を獲得した車ですから文句なしに良い車だといえます!
買ってよかった!!
追記です…
ジャトコ製のCVTはダイハツのアイシン製CVTとは全く違う反応でして、なれるまでに少々時間がかかりますが、メイントランスファーからサブトランスファーに切り替わるタイミング(40km?60km)でヒューンと音がするタイミングで少しアクセルを戻すとエコドライブを維持できます。
参考になった30人(再レビュー後:29人)
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自動車(本体) > スズキ > イグニス 2016年モデル > HYBRID MX 4WD
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- 自動車(本体)
- 1件
- 0件
2016年8月29日 11:16 [956332-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
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|---|---|---|
カスタマイズ込の展示車に一目ぼれして購入しました。ルーフボックスは購入後に取り付けました。
以下、参考になるとは思えないレビューです(笑)
【エクステリア】
正面からの顔に一目ぼれ(笑)欧州車っぽい感じがいいです。ただ、後ろからのアングルと、最近の車にはあまりない天井にいくにしたがって幅が狭くなるデザインはおしいなと思っています。なので、★4つ。それを差し引いてもかなり満足です。好みがわかれそうですね。
【インテリア】
外見とはまた印象の異なる、若々しいデザイン。はじめエスクードに試乗したのですが、それに比べると非常に若々しい感じ(笑)ナビの見せ方が斬新だなと思っていました。が、そのナビに不具合ありディーラーとやり取り中です…
【エンジン性能】
低速から加速させたい時、結構踏み込まないとだめかなという印象。マイルドハイブリッドの特性なんでしょうけど。一人で乗るには十分なパワーだとは思います。スポーティに乗りたいという人には物足りないんじゃないかなと。
【走行性能・燃費】
マイルドハイブリッドでアイドリングストップが早めにかかるのは、正直一長一短。交差点等で徐行してもアイドリングストップがかかってしまい加速に遅れが出るのは気になるかな。それ以外の場面では燃費向上に大きく貢献しているなとは思うのですが。
画像を見ていただければわかるのですが、多少いじっているせいか表示では16km/l前後の燃費です。4WDでこれだけ走ってくれれば充分ですけど。前の平成14年式のエクストレイルの倍走ってくれているので(ここと比べるのもおかしいでしょうけど…)お財布に貢献してもらえています。
【乗り心地】
前車よりもシートが硬い?せいか腰が痛くなる時があります。コンパクトカーでもあるし、こんなもんかな、くらい。あと、結構なローダウンしているため、突き上げがあります。ノーマルの状態のものも試乗したときはあまり気にならなかったので、普通に購入される方は気になさらなくていいと思います。
【総評】
SUVとして私は使っていきたいと思っていますが、現段階ではかなり満足度は高いです。荷物積むスペースはあまりないですが、その分をルーフボックスで補ったし。今後も少しずついじっていきたい車、という印象を持たせてくれる、期待感のある車です。
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自動車(本体) > スズキ > イグニス 2016年モデル > HYBRID MZ
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2016年8月10日 01:05 [951419-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 2 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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このところ登録車に相次いで新型車を投入しているスズキが、2016年1月に発売した新感覚のコンパクトカーがイグニスだ。
イグニスはスズキのラインナップの中ではスイフトの下に位置して登録車のベーシックラインを受け持つモデルになる。小さなクルマでありながら、SUV感覚の個性的なデザインを採用するクロスオーバーモデルに仕立てられている。
イグニスには、スズキが御殿場市のミュゼオ御殿場をベースに開催したメディア関係者向け試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。試乗グレードはハイブリッドMZだ。
ボディサイズは3700mm×1660mm×1595mmという独特のパッケージングを採用する。全長が4mを切るのは相当にコンパクトだし、全幅も5ナンバー枠の1700mmを使い切らずに1660mmに抑えている。それでいながらSUV感覚の背の高いパッケージングとしたことで、全高は1595mmという一般的なタワーパーキングには入庫できない高さになった。コンパクトカーといってもちょっと変わったパッケージングを持つのがイグニスである。
SUV感覚のモデルであるため最低地上高は180mmとされている。FF車も4WD車も同じ数値だ。一般的なクルマが150mm程度であるのに比べるとやや高めの設定である。コンパクトなボディを生かして最小回転半径は4.7mとかなり小さめだ。
スズキの説明によると、外観デザインにはスズキの過去のモデルに採用されたデザイン要素が随所に採用されている。たとえばヘッドライトは初代セルボから、フェンダーガーニッシュはエスクードから、リヤクォーター部分はフロントクーペから、Aピラーはスイフトからという具合に、いろいろなスズキ車からインスピレーションを得てデザインされたという。
インテリアはそうした部分はなく、むしろシンプルかつクリーンな感じでまとめられている。ボディカラーがイメージカラーのオレンジである場合にはドアの把手やセンターコンソールの部分がボディ同色とされているが、試乗車は赤だったので、そのような仕様にはなっていなかった。
室内空間は前席はともかく、後席はさほど広いとはいえない。後席のシートは前後にスライドさせることが可能だが、いっぱいに下げても特に広いというほどではない。逆にいっぱいに前に出しても何とかニースペースは確保される。前席に対して座面の高さが高めに設定されているので、後席からも前方視界が開けるのは良い点だ。ただ、5人乗りなのに後席中央に3点式ヘッドレストレイントがないのはいただけない。
搭載エンジンは直列4気筒1.2LのKC12型。これにISG(モーター機能付き発電機)を組み合わせることで簡易型のマイルドハイブリッド車としている。エンジンの動力性能は67kW/118N・mと平凡なものだが、これに走行条件に応じてごく短時間ながら2.3kW/50N・mのモーターの動力性能が加わることで、そこそこ元気の良い走りを実現する。
新プラットホームを採用した最近のスズキ車の例に漏れず、車両重量は880kgと相当に軽いので、走りがそこそこ元気の良いものになるのは当然という感じである。
ハイブリッドはスズキが軽自動車を中心に搭載するS-エネチャージを進化させたもので、走行中からエンジンを停止させるアイドリングストップ機構も組み合わされている。EV走行が可能な本格的なハイブリッドシステムとは異なるが、電気の支援を得ることで試乗車で28.0km/Lという低燃費を実現している。実用燃費がその7掛けだとしても、20km/L前後の燃費が得られそうだ。
組み合わされるトランスミッションはスズキ車に共通の副変速機付きCVT。変速フィールなどは可もなく不可もなくといった感じである。発進時にちょっともたつく感じがあるときなど、グイとアクセルを踏み込むと、副変速機が低速側に切り替わってやや唐突感のある出足になる。このあたりはもうひと工夫が欲しい感じである。
足回りについても同様だ。最低地上高が高めなことで操縦安定性にネガティブな影響が出ているような印象はなかったが、乗り心地については特に好ましいものとはいえなかった。平坦な舗装路を走っている分には良いのだが、路面の荒れた部分での乗り心地は良くないし、マンホールなどの突起がある部分では突き上げを感じた。コンパクトカーの平均レベルといえばそうなのだろうが、だからこそもうひと頑張りが欲しい印象だった。
イグニスはコンパクトカーの割に装備が充実していて、先進緊急ブレーキについては人間を見分けるタイプのデュアルカメラブレーキサポートがオプション設定されている。フロントのSRSサイドエアバッグや誤発進抑制機能、車線逸脱警報などもセットにしたものだ。
イグニスにはMG、MZ、MXの3グレードの設定があり、ベースのMGの価格は130万円台からスタートするが、安全装備のセーフティパッケージを装着すると150万円弱となる。試乗車のMZは最上級グレードで安全装備付きでは170万円台前半だ。エコカー減税を引いて、全方位モニター付きのカーナビをオプション装着し、諸費用などを含めるとざっと200万円の予算である。
コンパクトカーを買う予算としては決して少ない予算ではないが、装備の良さなどを考えると、納得モノの価格と言うべきだろう。
- レビュー対象車
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自動車(本体) > スズキ > イグニス 2016年モデル > HYBRID MZ 4WD
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2016年6月30日 23:16 [941335-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
参考になった11人
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自動車(本体) > スズキ > イグニス 2016年モデル > HYBRID MZ 4WD
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- 0件
2016年6月18日 09:59 [938387-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
装備比較 |
「4WDで燃費が良く、手ごろな価格のコンパクトカー」
日常でも過酷な積雪状態を走らなけれならない、北海道民にとってそれは長年の悲願でした。ひとつひとつの条件にあてはまる車はいくらでもありましたが、4WDは大抵燃費が悪く、ハイブリッドの4WDは値段が高く、既存のコンパクトカーでは装備が物足りなく冬道を走るのには心もとない・・・結局どこかで妥協せざるを得ませんでした。
イグニスの最上位クラスのMZ 4WDの燃費は25.4km/l。車重920kgで、最低地上高が180mm。
雪道など滑りやすい路面でタイヤの駆動を制御し発進をサポートする、グリップコントロール。
吹き溜まり脱出の際、低速での発進調整を可能にする、パドルシフト。
吹雪などで視界が悪いとき、後方の車両に位置を知らせる、リアフォグランプ。
長距離運転を劇的に楽にしてくれる、オートクルーズコントロール。
買い物や通院など生活のために運転しなくてはならない高齢者を補助してくれる、デュアルカメラ自動ブレーキサポートシステムとサイドカーテンエアバック。
これら全て込みで、200万円少し上回る程度。値引きは10万円はあると思うので、200万円切りそうですね。他社のコンパクトカーで同等装備をつけると、40〜50万円ほど高くなります。装備類に対するコストパフォーマンスは抜群です。表は私が購入の際に類似の装備をまとめたものです。全て実車で確認したわけではないので、不明なところもあるので、参考にする際は自己責任でどうぞ。
外観は最近流行のシャープな感じではないですよね。愛嬌があって、私は好きですが。
ディーラーで見たときは、軽自動車かと思うほど小さく見えましたが自宅に置いてみると、車高が高いせいか、なかなか存在感があります。ヘッドライトとフォグランプが標準でLEDです。明るくて見やすいです。タイヤなんですが、16インチはいらなかったかな。スタッドレスにするときは、価格などを考えて15インチにしたほうがいいですね。あと小さいので除雪のとき掘り出すの楽でいいですよね。
インテリアは、直線的でシンプルなデザインにSUVっぽいですね。白黒のツートンの内装やコンソールのオレンジのパネルの色使い、要所に配置されるメッキ、カーボン、ピアノブラックの加飾がいいセンスです。特に格好がいいのが、存在感のあるオートエアコン。真っ先にコストダウンで汎用のパーツになりそうなところに、この力の入れようです。全般的に高級というわけではないけど、見ていて嬉しくなります。後部座席ですが言われるほど狭く感じません。身長が160cm程度であれば普通に座れます。
走りのほうはというと、4WDを感じさせないほど、本当に軽快に走ります。走行中は回転数も1000〜1500程度なので、エンジンも静かですね。ロードノイズもそこそこあるとは思いますが、不快ではないです。アイドリングストップの車って初めて乗ったんですが、停まっているとき静かすぎて不安になりました(笑) モーターの補助のおかげか発進も停車もスムーズで静かです。
燃費は、一週間で450kmほど走りましたが、いまのところ20km/lくらいですね。通勤で往復60km走りますが、そのうち8割ほどが郊外なので、まだ伸びそうです。
最後に。まさか自分がスズキの車を買うとは思ってもいませんでした(笑) スズキって軽自動車のイメージしかなかったので。初めはデミオが格好良くて買う気満々で、当て馬にと冷やかしでスズキを見に行ったら、うっかり買ってしまいました。新しいコンパクトカーの製作に本気で取り組むスズキの姿勢は小気味良いですね。
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自動車(本体) > スズキ > イグニス 2016年モデル > HYBRID MZ
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2016年5月14日 23:13 [911168-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 3 |
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|---|---|---|
正面 |
背面 |
左側面 |
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右側面 |
左斜め |
右斜め |
先週末(5/8)の納車から1週間たった感想です。主に街乗りだけで走行距離はまだ約115kmです。
【エクステリア】
オレンジを選んで大正解でした。信号待ちしているとほぼ間違いなくガン見されます。(ちょっとだけ照れます・・・)
【インテリア】
部分的にオレンジがあしらわれてるのが気に入っています。シンプルで文句ないです。
オートエアコンのボタンについては賛否両論ですが、指で軽く上下させるやり方が気にいっています。
【収納】
車内にあまり物を置かない性格のため現行の収納で十分間にあっています。唯一、残念なのはボックスティッシュを置くスペースがないことです。運転席の足元にあるドリンクホルダーにポケットティッシュかウェットティシュでもおいて代用しようと思います。
トランクルームはやはり想定内でやや狭いですかね。ただ、後部座席に人を乗せない場合はシートアレンジで対応できます。
【エンジン性能】
他のレビューからも拝見しましたが、やはり発進時の反応が少しだけ鈍いです。この辺がCVTの特徴なんでしょうか?昔のAT車の方が出だしはもっとよかったような気がします。前車のスイフト(XG1300のMT)に比べると出だしの反応速度とパワーは明らかに見劣りします。でも、静粛性は街乗り程度ならバッチリですね。峠やちょっとした山道にいく機会があればその辺も追加でレスできればと思います。
【走行性能・乗り心地】
車内の静粛性は街乗りに関しては静かですね。それと、アイドリングストップからの復活が実に”滑らか”。納車までの間、代車で最近のワゴンR(商用タイプ)に乗っていたのですが、それはアイドリングストップからの復活時に”カクン”といった軽い衝撃があったので、少し気になっていたのですがイグニスにはそれがないです。
一方、乗り心地ですが運転時の目線が高いのはやはりいいですね。ただ、微々たるところですが、スイフトで感じた路面から伝わる感覚がイグニスではあまり感じないですかね。
【その他】
バック駐車する時の後方視界がちょっと見づらいです。バックモニターはつけなかったので慣れるまでの辛抱です。
でも、バック駐車が苦手な方はバックモニター(もしくは全方位モニター)もありですね。私も年を重なるごとにこの辺を痛感します。
【燃費】
約115km走行で、18.9km/Lです。(インパネの平均燃費系より)
【価格】
■MZの2WD+セーフティパッケージ+ナビ(ディーラーオプション)
182万円=195万円−13万円(下取り)
※2月21日成約→5月8日納車
【総評】
全体としては”いい買い物をした”と確信しています。いつもは1〜2人乗車、たまに4人乗車するような乗り方をするユーザーにはマッチした車ではないでしょうか。逆に、5人乗りで荷物も積みたいとなるとイグニスは選択外でしょう。
今までありそうでなかった”コンパクトで茶目っ気のあるSUV”のイグニスに今後も期待します。
参考になった29人(再レビュー後:18人)
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自動車(本体) > スズキ > イグニス 2016年モデル > HYBRID MZ
プロフィールこの度プロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。1959年生まれで自動車専門誌で20年以上に新車とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテインメント業界でゲーム関連のビジネスにも関…続きを読む
2016年4月30日 22:54 [926714-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
軽自動車だけでなく登録車の領域でも“攻めの姿勢”を怠らないスズキが2015年の東京モーターショーで市販予定車として発表したイグニスが2016年1月に発表されました。今回は試乗会場となった箱根のほか、一般道や高速道も含め約500kmを走ってみました。
スズキにはスイフトという世界でも高い評価を得ているコンパクトカーがありますが、それよりも小さいセグメントに位置します。何よりも今「流行り」のクロスオーバーモデルを市場に投入したタイムリーとも言える戦略は高く評価できるものです。
全長3700×全幅1600×全高1595mm、ホイールベースは2435mmと実は都市部などにもまだ多く点在するマンションなどの立体駐車場への入庫が出来なかったり、全幅も5ナンバー枠いっぱいに使っていないなど、数字だけ見るとユーザーを選びそうな感じも抱いてしまいますが、実際乗ってみると軽自動車よりは上下左右の空間の余裕があり、何よりも取り回しのしやすさが美点と言えます。
個人的にこれはいい、と感じたのがヒップポイントの高さです。私は1999年頃から乗降性と着座時の視野にこだわるようになりました。理由は病気で腰を傷めたことが大きいのですが地上からのヒップポイントは前席で580mm以上が望ましいと思っています。イグニスの場合は前席が615mmと本当に乗降性が優れています。また後席は680mmを確保することで前席の先の風景も見え、閉塞感を少なくする効果もあります。
フロントシートにはこれだ、という仕掛けはありませんが、昨今のスズキが実践している軽量化技術により、身体をうまくサポートしてくれています。個人的にはもう少し固めでもよかったのではないかと感じました。
後席は5:5の分割可倒機構や165mmのスライド機構も設定されています(MXとMZに設定)。アップライトに着座させることで足元の空間自体はそれほど広くなくてもシートスライドと組み合わせることで見た目以上に快適に座れます。これらは今や軽自動車でも当たり前の機構ですが、元々コンパクトな設計ゆえ、後席を一番後ろまで下げてしまうとラゲージスペースは133Lとかなり狭くなってしまいます。ゆえにこのアレンジをうまく活用して片方を倒し荷室を増やすなどの工夫ができる点が重要なポイントとなります。
ただ唯一納得できなかったのが5人乗りの登録車でありながらリア中央部のヘッドレストレイントが装着されていなかったこと。実際この室内幅では後席に3人が乗る機会は極めて少ないと思います。しかし登録車である以上、万が一3人乗らなければならない際、ヘッドレストレイント無しの真ん中の席には座らせたくはありません。もし私がイグニスを購入したら「4人までしか乗れないよ」と言いたくなるほどです。
走りに関しては直4DOHCのデュアルジェットエンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせたもの。基本的な構造や作動フィールはソリオなどにも採用されているものです。軽量化ボディにより加速フィールは悪くはありません。ただCVTの食い付きの悪さというか、滑り感がスイフトに比べると多めに感じました。正直「スズキのCVTってこんな感じじゃないよね」と思うほどです。また低速時における再加速などでのギクシャク感や試乗グレードのみに設定のあるパドルシフトを活用した際のエンジンブレーキの効きももう少し欲しい部分です。
乗り心地はタイヤの性質も影響すると思いますが、中低速域では少しだけバタつく印象、一方高速道路ではグッとフィーリングが良くなりフラットライドという言葉を使いたくなるほど安定感が向上します。また静粛性に関しては頑張っており、高速走行時の音の侵入などがかなり抑えこまれている点は快適性に寄与するはずです。
安全装備に関してもDCBS(デュアルカメラブレーキサポート)を設定、このシステムはスバルのEyeSightのようにステレオカメラで物体を認識するもの。サプライヤーは同じですが、制御自体は異なりますので同じ能力は出せませんが、コスパを含めて一気にレベルアップしています。
またメーカーオプションのメモリーナビゲーションですが、今回Appleの「CarPlay」に対応しました。正直まだCarPlayは発展途上ですが、全方位モニターも搭載しているのでiPhoneユーザーで新し物好きならばオススメします。ただ厳しい言い方をするとナビ機能自体は非常に平凡なものなので実車の確認をオススメします。
若干厳しめになってしまいましたが、それでもこのクルマのスタイリングを含めて「オンリーワン」の存在感は魅力的です。燃費に関しても高速道路が約半分とはいえ、20.4km/Lと自分の走りからすれば十分な結果でした。駆動方式は住んでいる場所や好みになりますが、前述したDCBSを含んだセーフティパッケージだけはどのグレードでも装着をオススメします。
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自動車(本体) > スズキ > イグニス 2016年モデル
よく投稿するカテゴリ
2016年2月29日 23:02 [905931-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 無評価 |
| 走行性能 | 無評価 |
| 乗り心地 | 無評価 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 無評価 |
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|---|---|---|
ショップに有った車です |
後輪の後ろにはガードが有りますが・・・ |
後輪の前にはガードが有りません |
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|
左後ろの視界です |
後席ドアからのアクセスではラゲッジが高すぎます |
実車を見ての評価です。まだ発売前だったので試乗はしていません。
私は現在フィットシャトルのユーザーですが、次期の車は小型でも日常の買い物や旅行に使え、かつ山道や雪道にも強い1台を求めており、イグニスは候補の一つと考えます。
ショップで見たのはMZの2WDで、色は鮮やかなファーベントレッドでした。
なお、以下の評価はフィットシャトルを基準に見ているので、小型のイグニスに対しては厳しめの評価になっていることをお断りしておきます。
・外観その他
第一印象は虚飾が少なく頼もしい印象です。
四隅に踏ん張った大径のタイヤが目立ち、ただのAセグメントの車でない新鮮な感じがします。
欠点として、タイヤハウスの内側ガード(内側に貼付けている樹脂製のパーツ)ですが、前輪は全面にありますが、後輪ではガードは後ろ側だけにしか付かず、後輪の前側は鋼板の表面に厚みのある塗装をしているだけの様に見えました。これは石跳ね時の騒音や車の耐久性に関わります。
ラゲッジドア開放時の頂点高さは約2mで、車庫天井が2.1m以上の高さであれば問題無く使用できそうです。
・運転席
前方視界は良好で好印象でした。頭上空間等も丁度良い感じです。計器版とスイッチ類の配置も質実剛健で良い印象です。無味乾燥なものでなく、車内側ドアの把手をメタル調にする等、イメージに合った加飾はされています。
斜め後方視界はCピラー部に後席窓枠の下部が広くなっている箇所が接しているので良くないです。ここには車内側にも車外と同じ塗装がされアクセントになっていますが、デザイン上の要求からとは思いますが、視界確保の観点からは見た目優先のデザインをして欲しくはありません。
後方視界ですが、リヤゲート窓はやや高い位置にあると感じました。これらは走行中はあまり影響ないと思いますし、駐停車時には全方位モニター付きであれば安全に使用できるでしょう。
また、ドアミラーの面積は少なめに感じました。後方視界が今一なのでミラーは重要です。
運転席の収納はドアポケットの書類やペットボトル入れの他はむき出しのセンターコンソールボックスのみで、カードやコイン等の小物を収納する為の蓋付き収納は皆無なので困る人もあるでしょう。ここは是非改善してほしい点です。
・後部座席
シート座面が前席より高く、頭上空間は少ないです。乗降時にも開口部に当たりそうで、長身の方は注意が必要です。
一方見晴らしは良く、足周りについても後席シートのスライドと床が深いので良好です。
・ラゲッジ
後席をたたんだ時の背面はほぼフラット(正確には約5度の傾斜が残る)で、多くの乗用車に見られる後席背面が滑り台になる状況にはなく、これは美点です。
後席をたたんだ状態で後席ドア開口部からラゲッジへのアクセスでは、地面からラゲッジ面までの高さが約80cmもあり、ラゲッジ面からドア開口上部までの寸法は約60cmしか無いので使い勝手は良く有りません。
私の場合、この上に折りたたみ式のボックスを置いて買い物袋等を入れますので、この高さは使い難いです。
ラゲッジドア側の床面はこれよりも若干低く、開口部も高いのでまだましです。
ラゲッジには最大1.3m長ぐらいは積めます(斜め積みなら1.5mまで)が、ホームセンターにある1.8m定尺の材料などは積めません。ソリオやハスラーでは助手席がダブルフォールディングして長尺物を積む工夫がされているのに残念です。
スキー板などはルーフキャリアがOPで準備されているので割り切れますが。
2WDのサブトランクにはスペアタイヤが積めそうです。実測すると履いているタイヤとほぼ同直径の約60cmあり、深さも約20cmありますので省スペースタイヤを置く事が考えられます。但しOPカタログにはありませんので確認が必要です。
4WDではサブトランクが小さくなる様でスペアタイヤは積めません。
昔の車にはすべてスペアタイヤがあり、私もお世話になったことがあります。
今ではどのメーカーも注入式のタイヤ応急修理セットになってしまっていますが、苦労して注入しても役に立たない場合が多いと聞いており、いざという時はJAFを呼ばざるを得ないでしょう。
本文の参考用に画像をアップロードさせて頂きましたのでご確認下さい。これ以外のアングルはネット上にたくさんありますので、そちらを参照下さい。
・総 括
新ジャンルの車としても良い印象です。フィット→ベゼルやデミオ→CX-3の様に、ベース車をSUV化して肥大化する例が多い中で、AセグのSUVはスズキにしかできない様に思います。
現状でも満足される方は多いでしょうが、私的には次のMC時には少なくともラゲッジの使い勝手をさらに良くして頂く事をお願いしたいです。
現状の後席シートは厚く、これをそのままたたむと当然路面から遠くなります。ダブルフォールトやダイブダウン構造にできないのなら、せめて薄いシートにし、荷室を低く設定すべきです。
フィット系では荷室高さは約50cm、普通の食卓テーブルは約70cmですから、イグニスの約80cmはあまりにも高すぎます。
ラゲッジ側の開口部下端が高いのは剛性確保上の理由と思いますが、荷室内部との段差ができても低いのに超した事は無いと思います。
恐らく高い開口部下端に合わせて後席とラゲッジ高さを設計した結果と思いますが、段差を解消したい人にはラゲッジボード等を用意すればいいことではないでしょうか? 現状でもラゲッジボードは車体床から10cmほど浮いて設定されているように見えました。
大人4人乗車の想定はこの車にとって必須でしょうか? 2+2と割り切って後席を低く設定した方が乗降が楽ですし、ラゲッジ全体も低くした方が重心が低くなって乗り味も良くなると思います。
又、助手席を倒して長尺物を積める工夫も必須と思います。SUVだからこそあらゆる状況に対応できる車であってほしいのです。
これから試乗インプレッションが続々と出てくるのが楽しみな車ですが、これらも参考にしつつ、絶えざる改良を続けてこの新ジャンルの車を大切に育てていって欲しいと願う次第です。
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自動車(本体) > スズキ > イグニス 2016年モデル > HYBRID MZ 4WD
2016年2月23日 07:00 [907346-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 4 |
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|---|---|---|
いつもお世話になっているスズキのディーラーにて30分強ほどお借りして試乗いたしました。
【エクステリア】
極小のSUVライクなデザインであり、塊感がある中にも可愛さがあって良いと思います。ヘッドライトのLEDアイラインがイカツすぎず間抜けすぎずでちょうど良いアクセントになっていると思います。
クルマ全体としては、クロスオーバーというよりは、スズキの過去の車のデザインを散りばめてあり、ミクスチャーとも言いたくなる遊び心のある仕上げになっています。
また試乗車には個人的に一番気になっていたデカールが張られており、白×オレンジのワンポイントがかなり全体を引き締めているなという印象でした。
【インテリア】
インテイリアは乗る前までは白い部分については懐疑的であありましたが、実際の色味は本当の真っ白というよりはオフホワイト気味で気になりませんでしたし、確かに質感はあまり高いとは言えないのですが、見た目に車内が明るく見えて良いものでした。
シートの座り心地は上々です。フロントからルーフはZCスイフトのオマージュではありますが、あれほどまでにガラスが立っていないので、開放感もなかなかのもので前方の視野も窮屈ではありません。
リアシートは大人も乗ることは問題ないですが、長距離は厳しいのかなという程度です。
個人的にはステアリングの形状が手に馴染みやすく、インテリアでは一番気に入った部分でした。
【エンジン性能】
1.2L+マイルドハイブリッドの仕様であり、特に一般的な使用下においては過不足のないものと思います。これは車全体の仕上げによるものと思いますが振動がよく抑えられており好印象です。
【走行性能】
4WDモデルでも車両重量は1トン未満に抑えられており、軽快です。軽快ですが決してビュンビュンと走るというものではありません。SUVライクなものを謳っていますが、エンジンでも分かるかと思いますがハイブリッドを搭載しており、小排気量ターボのような元気な加速などではなく、街中も滑らかにゆったりと走ることを身上としているものに思えます。山道においても過不足なくといったもので過大な期待をすると肩透かしを食らうと思われます。
しかしながら、エネチャージで培ったアリドリングストップのマナーがとてもよく、信号待ちのたびにエンジンが停止しても復帰が早いのでストレスは感じませんでした。
【乗り心地】
若干硬めの足回りがエクステリアのゴツさと印象を同じくしていて気に入りました。
全高がわりと高めの車ではありますが、適度に足を固めてあるので山道のカーブなども常識の範囲内で走行する上では安定感があります。
また個人的にはCVTの乗り味がどうにも納得できなかったのですが、近年ではよくなってきていると思いました。イグニスというかスズキのCVT全般が良くなったのだと思いますが、ATにだいぶ近くなってきたなという感想を持ちました。
【燃費】
試乗のため未評価
【価格】
最上級のものでも187万円はかなり頑張っていると思います。
【総評】
現時点では国産車ではあまり直接的なライバルが居ない車種で、相変わらずスズキは時にこのような変化球を放ってくるので目が離せないメーカーの1つであろうかと思います。
直接的なライバルは案外ハスラーなのではないかなと思います。逆に言えばいまだに人気のあるハスラーを求めに来た人に対して、普通車だとこういったものもありますよという、今までのスズキでは出来なかった提案ができるものなのかなと思います。
CMやサイトではさかんにレジャーでの用途を押し出していますが、この車は再廉価グレードの4WDが150万程度と、普通車の中ではかなり安価なものであり、降雪地域の日常のアシとしての役割を持つという側面もあると思います。
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自動車(本体) > スズキ > イグニス 2016年モデル > HYBRID MZ
プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2016年2月22日 23:09 [907293-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
写真のゴールドを含め3つの新色を用意 |
最低地上高は2WD/4WDとも180mmを確保 |
写真のインテリアはチタンカラーがアクセント |
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シートは全車ブラックのファブリック |
後席は165mmの前後スライドが可能 |
荷室容量は258Lで床下サブトランクも装備 |
2016年1月に発表されたスズキの新型コンパクトカー、イグニスは、スイフトよりひと回り小さい、ヨーロッパではAセグメントに属する車種で、車高をやや上げたクロスオーバーモデルとなっています。プラットフォームやパワートレインはソリオと共通です。静岡県御殿場市で行われた試乗会で、最上級グレードであるハイブリッドMZの2WDに乗りました。
ボディサイズは全長3700mm、全幅1660mm、全高1595mmで、スイフトより150mm短く、35mm狭く、95mm背が高くなっています。エクステリアは、国産コンパクトカーらしからぬ力強さを漂わせる一方で、ディテールにはフロンテ・クーペやエスクードなど、過去のスズキ車のモチーフを起用していて、存在感とブランドイメージを両立していました。
インテリアは、従来のスズキのコンパクトカーでは弱点でしたが、イグニスでは別物のように洗練されていました。ブラックとホワイトのツートーンを基本に、オレンジあるいはチタンのアクセントカラーをあしらったコーディネイトはファッショナブルで、エアコンのスイッチなどディテールも凝っています。
国産車ではいち早く、アップル・カープレイに対応したことも評価すべきでしょう。iPhoneを接続すると、大きなディスプレイにおなじみのアイコンが表示され、タッチあるいは音声で通話、音楽再生、ナビなどが簡単に操作できます。話題のシステムを手が届きやすい価格の車種で提供したことは評価できます。
前席は乗り降りしやすい高さで、座面の厚み、背もたれの張りとも満足でき、サポート性も問題ありません。左右別々にスライドが可能な後席は、前席より一段高めに座ります。身長170cmの僕が座ると、ひざの前は15?ぐらいの余裕が残りました。3人掛けではありながら背もたれの前倒しが5:5分割で、中央席にヘッドレストが備わらないのは残念です。
1.2L直列4気筒エンジンにモーター機能付き発電機を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムは、91psという最高出力、12kgmの最大トルク、CVTのギア比を含めてソリオと同一です。ただしボディはソリオより50kg以上軽く、2WDなら800kg台なので、加速はまったく不満ありません。
驚いたのは静粛性で、2クラス上のCセグメントの最新型と同等レベルにありました。逆に気になったのはCVTのマナーで、パドルシフトを使ってのエンジンブレーキやエネルギー回生の効きがかなり弱めでした。
乗り心地は、低速ではタイヤの重さを感じるものの、速度を上げればしっとりした感触がメインになり、揺れが少なくフラットになります。ハンドリングは、荒れた路面では足回りがバタ付くことがあるものの、腰高感はなく、安定したグリップ感とともに走り抜けていくことができました。
スズキのコンパクトカーは、スイフトがそうであるように、これまでも走りについては良い評価を与えられる存在でした。イグニスはそこに、軽自動車ハスラーで培った造形や色使いのうまさを織り込んだようなクルマでした。スズキのクルマ作りが新たなステージに入りつつあることを実感しました。
- レビュー対象車
- 試乗
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イグニスの中古車 (346物件)
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イグニス ハイブリッドMX スズキセーフティサポート/車線逸脱防止装置/オーディオ/USB/シートヒーター/オートエアコン/スマートキープッシュスタート/スペアキー
- 支払総額
- 69.8万円
- 車両価格
- 59.8万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 7.8万km
-
- 支払総額
- 79.8万円
- 車両価格
- 72.8万円
- 諸費用
- 7.0万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 6.8万km
-
- 支払総額
- 89.0万円
- 車両価格
- 78.7万円
- 諸費用
- 10.3万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 5.4万km
-
- 支払総額
- 149.8万円
- 車両価格
- 143.3万円
- 諸費用
- 6.5万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 3.8万km
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