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スズキ アルトワークス 2015年モデルレビュー・評価
アルトワークスの新車
新車価格: 150〜168 万円 2015年12月24日発売〜2021年12月販売終了
中古車価格: 63〜279 万円 (469物件) アルトワークス 2015年モデルの中古車を見る
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| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| ベースグレード | 2018年12月13日 | マイナーチェンジ | 4人 | |
| ベースグレード | 2015年12月24日 | フルモデルチェンジ | 14人 | |
| ベースグレード (MT) | 2018年12月13日 | マイナーチェンジ | 6人 | |
| ベースグレード (MT) | 2015年12月24日 | フルモデルチェンジ | 67人 | |
| ベースグレード 4WD | 2020年10月14日 | マイナーチェンジ | 3人 | |
| ベースグレード 4WD | 2018年12月13日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ベースグレード 4WD | 2015年12月24日 | フルモデルチェンジ | 4人 | |
| ベースグレード 4WD (MT) | 2018年12月13日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ベースグレード 4WD (MT) | 2015年12月24日 | フルモデルチェンジ | 18人 |
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
3.88 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
3.27 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.54 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.46 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
3.54 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
4.29 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.95 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > スズキ > アルトワークス 2015年モデル > ベースグレード (MT)
プロフィールこの度プロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。1959年生まれで自動車専門誌で20年以上に新車とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテインメント業界でゲーム関連のビジネスにも関…続きを読む
2016年11月30日 23:23 [981523-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
2000年12月に廃止されてから久々の復活となる「アルトワークス」。ワインディングロードや高速道路を中心に試乗を行いました。
思い起こせば2015年の東京モーターショーのスズキブース。華やかなコンセプトカーなどが展示される中、フロアに何の仕切りや柵もなく置かれた1台のクルマに人が群がっていました。
普通では新型車が実際に触れられることは極めて珍しいのですが、ユーザーからの要望に応えるためにもこのような展示を行い、結果としてはコンセプトカーそっちのけ?でこのクルマを見に来る人がいるほどの大盛況でした。
すでに現行アルトではターボRSを発売していましたが、当時からの要望は「マニュアル車でもっと活きのいいスポーティモデル、つまりワークスを復活させて欲しい」でした。
スペックについては軽自動車の規定がありますが、待望のマニュアルトランスミッション車のほかターボRS同様の2ペダルの5速ASGも設定されています。ただ、そこはこだわりがあり、ターボRSとは異なる専用チューンにより約10%変速時間を短縮している点も好印象です。
エクステリアはアルミホイールやドアミラーをブラックにするなどパッと見た際のターボRSとの差別化もできています。
インテリアは後述するレカロシートのほか、エクステリア同様ブラックを基調にした色調でスポーティな印象に仕上げています。
さて肝心の走りのほうですが、これは久々の「バカっ速で痛快なハンドリング」でした。まずマニュアルシフトですが、元々アルトはインパネシフトが基本構造。マニュアル化のためにわざわざ専用開発しフロアにシフトを設置していますが、2速のダブルコーンシンクロ化などもあり、シフト時の操作感は非常に軽く、さらに節度もありスパッと決まる印象です。余談ですが、インパネシフトがあった場所は小物入れになっています。
1〜4速はクロスレシオ化、5速はオーバードライブ(ギア比は0.897、ターボRSは0.783)という位置づけですが、ファイナルギアが標準のアルトよりローギアード化されていることもあり、100km/hのエンジン回転数は大体3750rpmとやや高めです。室内に入ってくる音はうまくコントロールしてありますが、燃費性能を考えると個人的にはもう少し回転数は落として欲しい部分もあります。
ただ、5速だけ極端にギア比を変えると4速から5速へギアのつながりは悪くなります。つまりそこで欲しくなるのは“6速”ということです。ここはスズキのエンジニアも理解をしているようで、考えていないわけではない、とのことです。直ちには無理ですが期待したい部分です。
また何よりもシリーズ全体を含めてアルトはボディが軽いのが自慢です。ワークスの5MTは670kgとターボRSと同じ車重ですが(共にFF車の場合)、最大トルクの向上やEPSや足回りの再セッティングはターボRSとの違いを明確にすると同時に、シャープでキレのいいハンドリングを実現しています。
特に感じたのがコーナリング時の切り始めから脱出までの流れのスムーズさです。EPSはチューニング次第ですが、中立付近のフィーリングが甘めになりがちです。
ワークスは切り始めの操舵感とノーズの入り方のシンクロ度合いが良く、そこからボディがスムーズにロール、ボディの変な揺り返しもうまく抑えながら同時に足回りんの良さを感じます。特にリアサスが極端に突っ張ることなくコーナーを駆け抜けた瞬間、思わず「ニヤリ」としてしまう楽しさがこのクルマにはあります。
一方で不満もあります。まずはレカロシート。この商品の売りのひとつではあるのですが、シートの着座位置が高く感じるのです。個人差はありますが、チルトステアリングを一番上まであげてもメーター表示と干渉してしまいます。
レカロシートはスズキからのオーダーを受けて世界的なサプライヤーのひとつである「アディエント(旧ジョンソンコントロールズオートモーティブジャパン」が行っています。これに関して質問をしてみると「あくまでもメーカーからのオーダーに準じて開発を行い提案をしている」とのこと。
もちろんコストの問題もありますが、もう10mmでいいので着座ポジションが下がるとより走りも楽しくなってくると感じました。
最後は少々厳し目でしたが、このレカロシート代と専用チューンなどが加わり、お値段は150万9840円(FF車の5MT)。5速ASGも価格は同じなのでターボRSとの価格を比較すると21万6000円とかなり差が発生します。
新車購入時のバリューとしては圧倒的なコスパを実現したターボRSをオススメしますが、中古車になった際は「ワークス」のブランドも手伝いますし、何よりもレカロシートがありますので、リセールバリューはワークスのほうが高いと予想します。
この辺も含めてクルマ選びをすると楽しいと思います。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった48人
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アルトワークスの中古車 (全4モデル/603物件)
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- 支払総額
- 201.9万円
- 車両価格
- 198.9万円
- 諸費用
- 3.0万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 3.3万km
-
- 支払総額
- 160.0万円
- 車両価格
- 155.0万円
- 諸費用
- 5.0万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 3.0万km
-
- 支払総額
- 165.4万円
- 車両価格
- 158.9万円
- 諸費用
- 6.5万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 12.2万km
-
- 支払総額
- 179.9万円
- 車両価格
- 176.7万円
- 諸費用
- 3.2万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 3.1万km
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