トヨタ シエンタ 2015年モデルレビュー・評価

ＬＥＤライト＆フォグランプを付けて撮影♪	テールランプを付けて撮影♪	パールホワイトにはとてもいいアクセント♪
エンジンルーム♪	インテリア、オレンジ色がとてもいいアクセント♪	LEDライトはとても明るく、眩いです＾＾；

※試乗内容は後日、再レビューでするので今回は内外装と価格のみの評価とさせていただきます。

【エクステリア】

タイトル通り、シエンタとしては見たらダメです。間違いなくオーナーや元オーナーだったらガッカリすると思います。
『これ、シエンタじゃ、なぃ(T_T;)』
…という感じに。弟にも画像を見せましたが、全然似てないと一言で言われてしまいました（笑）

けど、シエンタとして見なければ全然アリです。アクア譲りのイカリング付ヘッドライトはカッコよさを醸し出していますし、リアテールとの一体感もバッチリです。
ただ、唯一苦言を下したいのはリアのトヨタＣＩの窪みです。折角、シエンタロゴがスッキリしているのだから、主張しないで欲しいです。

【インテリア】

シエンタというよりかは、初代ラクティスの内装を進化させたというのが第一印象です。
特にメーターの位置は初代ラクティスの位置ですし、インパネ部もラクティスとよく似ています。

メーターは最近のトヨタ車にありがちな安っぽさがなく、Ｘグレードは自動ブレーキを付けるとＧグレードと同じカラー液晶メーターになります。
２代目ラクティスや３代目ヴィッツのようなショボすぎるメーターなんかとは違いますが、初代のメーターに比べると包まれ感やシッカリした造りだというのは見受けられません。（電波時計廃止が大きなマイナス点。）

シートですが、ブラックシートをチョイスしていました。ここはシエンタっぽさが結構残っているポイントだったりしますが、２列目のシートが７人乗り仕様はフラットフロアになったということが初代に比べると大きく評価できるポイントです。
ただ、初代にあったシート下の収納を廃したのは頂けません。掃除道具や何かしらのアイテムを忍ばせておくのにとても便利なボックスなので。

【価格】

フリードほどではないにしろ、初代に比べるとかなり高くなっています。
ＸＶパッケージが１６９万円なのはまだしも、他はバランスが悪すぎる気がします。
特にハイブリッドはもう少し差をつけるべきです。ＬＥＤヘッドライトがオプションなのだから、ＨＶはＨＶＸが２１２万円、ＨＶＧが２２４万円が妥当ではないのでしょうか？
ガソリンもＸが１７６万円、Ｇが１９０万が妥当だと思います。ＬＥＤヘッドライトを標準にすればその価格にすればいいけど…。

…ここだけの話、初代最終型は最廉価グレード以外、ディスチャージヘッドランプ標準だったのに…。

【総評】

シエンタとして外観を見たら、間違いなくガッカリします。（特に初代丸顔オーナー）

そのような例は子会社のコペンでもありましたが、クルマとしての性格が違うにしろ、デザインでの賛否両論や先代ユーザーから不評だといったところが共通しています。
コペン（２代目）の場合は発売からちょうど１年で丸顔を復活させましたが、このシエンタも丸顔を何時かは復活すべきだと思います。