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トヨタ シエンタ 2015年モデルレビュー・評価
シエンタ 2015年モデル
930
シエンタの新車
新車価格: 168〜258 万円 2015年7月9日発売〜2022年8月販売終了
中古車価格: 54〜349 万円 (3,644物件) シエンタ 2015年モデルの中古車を見る

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グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
X | 2015年7月9日 | フルモデルチェンジ | 14人 | |
ハイブリッド X | 2015年7月9日 | ニューモデル | 4人 | |
X 4WD | 2015年7月9日 | フルモデルチェンジ | 1人 | |
X Vパッケージ | 2015年7月9日 | フルモデルチェンジ | 3人 | |
FUNBASE G | 2021年6月2日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
FUNBASE G | 2020年6月2日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
FUNBASE G | 2018年9月11日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
ハイブリッド FUNBASE G | 2018年9月11日 | マイナーチェンジ | 4人 | |
ハイブリッド FUNBASE G Safety Edition II | 2021年6月2日 | 特別仕様車 | 1人 | |
G (6人乗り) | 2015年7月9日 | フルモデルチェンジ | 10人 | |
ハイブリッド G (6人乗り) | 2015年7月9日 | ニューモデル | 3人 | |
G (7人乗り) | 2018年9月11日 | マイナーチェンジ | 3人 | |
G (7人乗り) | 2015年7月9日 | フルモデルチェンジ | 49人 | |
ハイブリッド G (7人乗り) | 2021年6月2日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
ハイブリッド G (7人乗り) | 2020年6月2日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
ハイブリッド G (7人乗り) | 2018年9月11日 | マイナーチェンジ | 3人 | |
ハイブリッド G (7人乗り) | 2015年7月9日 | ニューモデル | 27人 | |
G 4WD | 2015年7月9日 | フルモデルチェンジ | 6人 | |
G Cuero | 2018年9月11日 | マイナーチェンジ | 3人 | |
G Cuero | 2017年8月1日 | 特別仕様車 | 6人 | |
ハイブリッド G Cuero | 2021年6月2日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
ハイブリッド G Cuero | 2018年9月11日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
ハイブリッド G Cuero | 2017年8月1日 | 特別仕様車 | 3人 | |
G Cuero 4WD | 2020年6月2日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
G Cuero 4WD | 2018年9月11日 | マイナーチェンジ | 1人 |
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア![]() ![]() |
4.09 | 4.32 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
3.79 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
3.38 | 4.11 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
3.70 | 4.19 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
3.87 | 4.02 | -位 |
燃費![]() ![]() |
4.04 | 3.87 | -位 |
価格![]() ![]() |
3.68 | 3.85 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
自動車(本体) > トヨタ > シエンタ 2015年モデル > G (7人乗り)
よく投稿するカテゴリ
2020年6月19日 01:17 [1338961-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
GBフリード乗りのちょっと乱暴なレポートを見たので、購入4か月となる現在までのインプレを投稿します。
元車は2014年度のGB3フリードガソリン車Gリミテッド。オプションは純正カーナビとETCカード(喋る)のみ
買い替えたのは7人乗りのガソリン車G、パノラマビューモニターと純正カーナビ、ETCカード(喋らないヤツ)
元フリード乗りにとってシエンタが走らないように感じるのは理由が二つある。1つはエンジンがあったまるまで通常時ちょいと元気がない、トルクが細い。触媒でも温まった頃だと思われるエンジン掛けた5分後ぐらいから段々粘りが出てきてそこそこ粘ってくれる。燃費表示を見ると最初の5分はどんなに頑張ってもリッター10kmで、その後とかなり違う。初期暖気の「魔の」5分を乗り切ると段々こなれてきて、アクセル丁寧に扱えば瞬間燃費で20km/L越えを連発。5分ごとのスプリットでも17〜20Km/Lぐらいまでは伸びてくる。
もうひとつはCVTの特性がフリードと違う。フリードは1500〜2000rpmぐらいに壁があって、アクセル踏み込み続けても壁となった回転そのままで前に出てくれたのだが、シエンタはゼロ発進時だけアクセルの踏み込みと回転が感覚的にそのまま付いてきて、アクセル開度に合った回転数で止まってから、そこから回転数が一定、CVTの減速比が変わって加速を続けていく感じ。このため、乗ってる側としてはスタート直後はエンジン回転が上がって回転数が止まると半クラのような滑った感覚ありで加速していくので踏み込んだ割に加速した気がしない。車速が30km/hぐらいまで乗るとCVTの減速比が安定してくるのでアクセルの踏み込みと加速が感覚的に合ってきて「繋がってる」気がしてくる。繋がってきてからの感覚はフリードとそんなに変わらない。どっちが気分的にいいかは微妙だが、特にエンジンの冷間時には回転数の割に進まないことから、回転数を2000rpmぐらいに抑えて回転数が上昇が止まってからアクセル踏み増すようにするとそこそこ燃費よくまーまーの加速できるみたい。
逆に減速比が安定してからのエンジンは結構頑張り屋で、低回転域、特に1000rpm辺りのトルクはかなり太い。走行中はどの速度域でも最低回転数が1000rpmなので、そこからそーっとアクセル踏むと「コロコロコロ…」とエンジンが頑張ってる振動が伝わる。ここだけAT車なのになぜかMT車な感覚。
また、アクセルオフの時の減速しにくさはフリードより良くて、とっても止まりにくい。特に定値走行はとっても燃費がいい。
そのため、都内を下駄替わりにチョイ乗り、信号多めで目的地まで10分ぐらいなんて運転をすると燃費は最悪で、5〜7km/Lなんてこともままありそう。現在私が住んでるところが地方の政令指定都市なので、コロナ対応で空いた通勤路を信号引っかからずにチョコ停少な目な現状だと燃費も15km/Lぐらいで安定してます。
【エクステリア】
タッチで開くスライドドアは子供に好評。スライドドア閉まる前にロック予約ができるのは他社に乗り換えられなくなるかもと思うくらい便利。ちなみにドアミラーも連動で畳まれてマル。
今までフリードでは2列目がキャプテンシートだったのでリクライニングはかなり倒れたのだが、G7人乗りはあんまり倒れてくれなくて意外とオッとだった。ただ、子供たちは横に占有して眠っちゃうので以外と子供たちからの反発や影響がなかった。
2列目の中央ヘッドレストが邪魔以外の何物でもない。車検時以外は常時外している。
【インテリア】
ドアポケットが微妙にフリードより狭い。1Lのペットボトルがドアのサイドポケットに入らないとか、センターコンソールにモノが置けないとか(助手席側サイドにスマホ程度が置けるポケットあり)色々細かい不満はある。ただ、2個のUSBコンセントはとにかく便利。
【エンジン性能】
エンジン単品としては低速に割り切ったエコ設定。どーせこの車で150km/h超では走らないし、まぁ許せる。ちなみに高速走行もそこそこ安定はしてくれてはいるが、エンジン的に高回転域はどんどん燃費が悪くなる傾向なのであんまり気分が良くない。ストレスないのは第2東名の120km/h走行ぐらいまでですな。
【走行性能】
基本はワインディング攻める車じゃないし普通に市街地走る分には合格。意外と最初に舵角固定してやるとすんなりその方向に向きを変えてくれる。
【乗り心地】
それなり。可もなく不可もなく。3列目はキツそうな気もするが自分が運転席以外に乗ったことないので感想がない。
なお、エコタイヤなのでどれぐらい走るとどれぐらい減るのか予想つかない。空気圧は2.4Kg/cm2が規定値でフリードの2.2より高め。納車時から2.65だったので、常時規定の1割増しで走ってる計算。あんまりごつごつ感はない。
【燃費】
車のナビゲーションシステムの燃費表示によると現在納車後の積算で16.4km/L。満タン給油法での計測で15.1Km/LなのでSBフリードより3km/Lぐらいいい。
【カーナビ】
ホンダのギャザスのほうが優秀。というか、Internaviは賢かった。ネットワークにはつながったものの回避コースの提案やルート指示がトヨタのはまだまだだなぁ。3年後の更新停止後はSmartLink経由が正解なのかなぁ?スマホから行き先登録出来たりなどの使い勝手は引き分けなだけにちょっと惜しい。
ちなみにインターネットはスマホのテザリングだが、時々接続に失敗する。IoTって難しいね(笑)
【価格】
新車価格よりも乗り出し価格が安かった。営業さん頑張ってくれました。
【総評】
フリードが中古オークションで意外といい値段で売れたため、いい点悪い点どちらもあるものの、燃費もよくなったしひとまず満足度は高め、満点ではないものの85点は上げられると思ってます。
参考になった28人
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自動車(本体) > トヨタ > シエンタ 2015年モデル > G (7人乗り)
2019年1月4日 17:24 [872195-4]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 5 |
価格 | 4 |
2WDガソリンGグレード。色は『エアーイエロー』を3年弱乗りました。
が、どうしてもしっくりこなかったため、今回FANBASE Gに乗り換えました。
マイナーチェンジで新設定された5人乗り仕様。
それ以外に大きな変化はあるのかな?
【エクステリア】
やっと初期モデルよりも現行モデルの方を多く見かけるようになりました。
初期モデルを考慮しなければまあ思い切ったデザインだなーと言った感じですが、これだけ街中に浸透した今だとその感じも薄れてくるから不思議ですね。
【インテリア】
マイナー前の7人乗りと今回のFANBASEで比較します。
FANBASE最大の特徴はセカンドシートの背もたれを畳むだけで生まれるフルフラットな荷室でしょう。
175cmの大人でも脚を伸ばして眠ることができる巨大スペースは荷物だけではなく、車中泊でも大きな効果を生み出します。
これ、3列7人乗りモデルではセカンドシートがタンブル(前転)仕様でその分だけ奥行きがなくなること。さらにサードシートの背面が固くないので重量をかけることができません。
凸凹も多いので荷物の置き方に難儀しますし、寝ることも難しいのです。(ただし凸凹はオプションパーツで対策できるようです)
新型になってからシートもフラットにできなくなってますので休憩時に横になったり、脚を伸ばすことがしにくいんですよ。
正直『こんなだったら3列いらない』と思っていましたので今回のFANBASEはちょうど良かったですね。
前席シートはわずかですが座面のサイズが小さくなっています。
これまで使用していた専用カバーを移設したのですが、ちょっとぶかぶかなんですよね。
とは言ってもホントにわずかなので影響はないと思います。
セダン寄りの運転スタイルなので、初期型シエンタ乗りには慣れるまでは長時間運転はきついかも。
運転席のアームレストは変わりませんね。細いし短い。全く使えません。ただのお飾りです。
セカンドシートはドリンクホルダーが足元のドア部のみとなるため、ペットボトルしか使用できません。
分割は7人乗りと違って、6:4です。これは個人的には良いですね。
中央だけを倒すこともできるので長物の積み込みも容易です。
が、せっかくこれ倒せるんだったらアームレストとしても使えるように水平固定できても良かったのでは?
ちょっと残念仕様です。
その他、前席のサイドステップに変更はありませんでしたので、これまで通り細かな傷がつきやすいです。
【エンジン性能】&【走行性能】&【燃費】
まとめてレビューします。
1NZ-FEから2NR-FKEへの進化よりも、ECUの改良の結果が効いているように感じます。
今回のマイナーチェンジでその改良が突然戻りました。
簡単に言ってしまうと、初期型シエンタの挙動が返ってきました。
これは初期型経験者で慣れている方ならばかなり好意的に受け入れられると思います。
が、初めて乗る方には好みが真っ二つに分かれるところですね。
2015年モデルのCVTは加速時に高回転するものの動力伝達が滑り気味でした。
が、他社にもよくある挙動で一般的に受け入れやすいものでした。
しかし今回は最初の動き出しは若干回し気味で滑る感じがあるものの、即座に低回転域に落ちてロックアップします。
あとはCVTのギア比変更だけで速度が上がっていきます。
完全に初期型シエンタです。
ですがこれ、乗り方マスターすると意外とあっさり燃費向上狙えます。
実際、これまで16.0km/Lの燃費だった区間が、今回のFANBASEではあっさり18.6km/Lをマークしました。
これまでなかなか越えることがなかったカタログ値20.6km/Lも平坦路であっさりたたき出しています。
カタログ値以上の燃費が出ているような気すらしています。
もしかすると初期型からの乗り換えユーザーを狙っての味付けなのかもしれませんね。
しかしこの改良はもっさり、鈍重なイメージをより増長させかねない側面もあります。
エコ運転重視だけでどれだけのユーザーが選択するのか、ある意味賭けに出た気がします。
【乗り心地】
このクルマにしてはよくできています。
初期型の剛性のなさは経験者ならばご存知だと思います。
しかしクルマ全体で段差や衝撃を吸収する感じがあり、結果として
乗り心地は悪いものではありませんでした。
今回はわりとしっかりとした剛性を感じます。
クルマが好きな方にはしっかりとした乗り味として好意的に受け取られると思いますが、旧型ユーザーの中にはこれが固いと感じさせてしまうかもしれません。
しかし段差などでは要注意です。普段の走りからは想像できないほどにサスペンションの踏ん張りが効きません。
2015年モデルでは前バンカーの下部をこすってしまうようなこともありました。ガソリンスタンドやお店の出入口などは注意が必要です。
【価格】
FANBASEであれば納得の価格帯のように感じます。
オプションだった安全装備も今回標準化したり、ディーラーナビの価格なども前モデルに比べるとかなり低価格化しています。
私の場合、2015年モデルの下取り価格が思ったよりも良かったのでかなりハードルは下がりました♪
【総評】
2015年のフルモデルチェンジの前後で
シートがフラットにならないなどの細かい不満が噴出していました。
場合によってはFANBASEモデルの方が満足度が高くなる可能性があります。
利用スタイル、もう一度確認してみてください。
また、シエンタの『寒冷地仕様』はおすすめです。
寒冷地に住んでいなくても暖房などでメリットが多いオプションです。
是非検討してみてください!
https://toyota.jp/pages/contents/faq/car/each-model/sienta/002_p_003/pdf/No.56.pdf
- 比較製品
- トヨタ > シエンタ 2003年モデル
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > トヨタ > シエンタ 2015年モデル > ハイブリッド G (7人乗り)
2018年12月10日 12:55 [1090740-3]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 2 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 3 |
価格 | 3 |
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---|---|---|
ホンダ フリードハイブリッド2016年モデルオーナーです。
2018年9月のマイナーチェンジ後のモデルをトヨタレンタカーでレンタルして試乗したときのレビューです。
<ユーティリティーについて>
フリードと比べて全体的にスペースのゆとりは少な目ですが、収納や座面の位置など細かいところでシエンタの方が優れていると感じる点がいくつかあります。特に3列目を使う機会が少なく、大きな荷物を載せることが多い方は、シエンタの方がおすすめです。ただ、6人乗りに関しては2列目シート間の通り抜けができるフリードに大きく見劣りするので、シエンタを選ぶ場合は7人乗りor5人乗りで決まりだと思います。
<乗り心地>
1、2列目の乗り心地はフリードと互角でそれなりに良いと感じました。3列目に関してはシエンタの方が若干良いと思いました。フリードは後輪のロードノイズが結構大きく縦揺れもそれなりにあります。
<静粛性>
今回のマイナーチェンジで最も大きな違いを感じたのは、低速でEV走行時に鳴る「車両接近通報音」の音色が変わったことです(今年生産モデルから搭載が義務化され、スイッチでの消音はできなくなりました)。個人的にはこの音は全く嫌ではないですが、音量が以前より大きく窓を閉めていても25km/h以下で静かな道をEV走行しているとけっこう聞こえます。
フリードも同様ですが、このクラスのミニバンは静粛性にはあまり気を使っていない印象です。エンジンがかかるとそれなりにエンジン音が車内に入ってきます。シエンタは特に中高速域で強い加速をしようとすると、かなりエンジンがうなります。踏み込んだ時の音はフリードの7速DCTと比べると全く心地よい音ではないので結果的に、踏み込もうと思わない→エコ運転に徹する→燃費が良いという結果をもたらすと思います。
こちらの動画でも解説しています。
https://youtu.be/pGr_PEX14qc
<燃費と操作性と最大出力>
約60km/h以下で発進・停止を繰り返すことが多い街乗りでは、燃費と操作性はフリードHVより有利です。しかし巡行燃費と最大出力(パワー)は、フリードHVに比べ不利となります。
アクアと同じ1.5Lエンジン+45kwモーターを組み合わせたシステムでは最も重いクルマなので、加速性能にあまり余裕はありませんが、街乗り中心では特に気にならないと思います。
こちらの動画でハイブリッドシステムによる燃費と走行フィールの違いを解説しています。
https://youtu.be/BsFixAW8sfc
<総評>
ユーティリティーやデザインに関してはフリードと一長一短だと思います。総合的なクルマの完成度で言うと大差はないと思いますが、シエンタの動力性能に関しては本気を出していないことに対する不満が残ります。
今回のマイナーチェンジでは大きく改善されたと感じる要素はありませんでした。燃費はJC08モードで27.2km/L→28.8km/Lに上がっていますが、以前とモーター出力やバッテリ容量などは変わっておらず、実燃費はほとんど変わらないでしょう。
トヨタのハイブリッドシステム(THS?)は遊星歯車を使った動力分割機構を要とする基本的な機構は初代プリウスから変わっていないものの、プリウスの3代目→4代目のフルモデルチェンジで大きな躍進を遂げており、それまで75km/h超であったEV走行上限速度が大幅に上昇し、110km/h超まで可能になっています。しかしながらこの改良のフィードバックはマイナーチェンジでは行われていません。アクアやシエンタは力の出し惜しみをしても、十分他社にJC08モード燃費では勝てているので、本気を出す必要がないわけです。なによりリチウムイオン電池の不採用がその証です。
とはいえ、実燃費や走行フィールというところでは、本気のホンダや日産に負ける場面があります。
フリードHVは約95km/h以下でEV走行が可能であり、郊外走行や、渋滞気味の高速道路走行において60〜80km/hで定速走行する場合はシエンタと燃費が1割程度変わってくるため、郊外走行などの実燃費はフリードが勝ります。
フリードのハイブリッドシステムi-DCDは低速域や一気に踏み込んだ時の操作性にやや難がありますが、それは技術的な限界によるものが多く、ユーザーの操作の仕方で克服できる要素が強いです。市街地走行で燃費を追及する方にはシエンタHVを、郊外走行で燃費を追及する方にはフリードHVをおすすめします。
シエンタが次のフルモデルチェンジで本気を出したときにどうなるかに注目しています。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった106人(再レビュー後:47人)
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自動車(本体) > トヨタ > シエンタ 2015年モデル > ハイブリッド G (7人乗り)
よく投稿するカテゴリ
2017年6月12日 16:23 [1013735-2]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
【エクステリア】フランスライクなデザインに惚れ込んでしまい購入。樹脂パーツ剥き出しと批判される方もいらっしゃいますが、外車ではよくあることで外車同等のデザイン性と外車以上の機能性は、評価されるべきであると思います。
【インテリア】オレンジのアクセントが好みです。
以下フリードと比較します。
フリードの6人乗りは二列目独立シートで三列目からもウォークスルー出来るのに対し、シエンタは往き来出来ず不便。シエンタなら7人乗りかなという感じです。三列目はフリードより空間的に狭いイメージですが、シエンタの素晴らしいのは一列目二列目三列目と順にシートが高くなっており映画館のような作りです。視界がよくなるので結果、フリードより快適と感じました。シートは間違いなくフリードSパッケージが上ですが、ここは我慢。三列目をたおす際にはフリードは左右に持ち上げるのに対し、シエンタは二列目シート下に収納されるのでとても広い。荷室高さはフリードが高いが幅はシエンタに部がある感じです。三列目シートはシエンタの方がフリードより小さな力で畳むことが出来るのもグッドです。二列目はフリードが座席が低く膝か浮きがちになるのに対し、シエンタは座席が高く楽なイメージ。運転席の視界はフリードの方が多少分があります。
一長一短がありますが、最終的にシートの段々の高さが決め手になりシエンタです。
【エンジン性能】前車が30プリウスだったので比較すると劣りますが日常使いでは不満なしです。トヨタはハイブリッドの感覚が自然でいいですね。フリードのハイブリッドだけはエンジンフィールが悪すぎて好みでないです。フリードを買うならガソリンに限ります。ちなみにフリードのガソリンはパワーがありレスポンスがよくグッドでした。
【走行性能】ミニバンに走行性能は期待してませんがノアヴォクシークラスと比較するとコンパクトな分、楽に走れます。
【乗り心地】一列目、二列目に乗ってますが悪くはありません。ただフリードの方が肘かけもあり、シートもいいので快適だとおもいます。
【価格】乗り出し300万の越えましたが値引き後280万でした。若干高い気もするけど大事に長く乗れそうな車であることを考えるとコストパフォーマンスは高いともとれると思います。
【総評】シエンタはデザインで一目惚れした車で夫婦+子1人の家族構成ではベストな車だと感じています。眺めてはうっとりする車なんて世の中になかなかないですね。
2017年6月12日追記
【燃費】
1500kmほど走っての平均燃費は22.0km/lでした。
うち400km程度は高速で21.0km/lくらいです。
普段では街乗りで20kmほどの走行で27.5km/lという数字をたたくこともあります。丁寧な運転を心がければカタログ値ほどの燃費をたたくことが確認できました。前車は30プリウスでカタログ値が30km/lだったのに対し実燃費は21km/lだったことを考えると普段下道メインでの速度域においてはシエンタが若干有利ということかもしれません。
【総評2】
相変わらずデザインはほれぼれします笑。買ってよかったと思える車には間違いなかったようです。ただ一切の不満がないかといえばそうではなく,例えば全席シートを倒したときに2列目シートまで倒れずフラットにならない点とか2・3列目をすべて畳んだ際にきれいなフラットとは言えず寝ころべないという点。ただこの点はAftermarketのフラットベットキット(8〜12万円)でキャンピング仕様にでき,かつベット下には荷物も収納できるのでキャンピングカーとしても役に立ちそうです。
子供の成長とともにキャンプをするようになること等を想像すると今からワクワクしますね。
うちには3列目を必要とするイザという時が年に数回ほどあるので,クラス最強であると再認識しているところです。
フリードではこの年数回を除いて三列目を常に左右跳ね上げで使うということになるので,私には耐えがたいですね。もちろんハイブリットシステムを除く機能的な部分においては,フリードに分がある部分が多いので「私のライフスタイルで」ということです。批判したいわけではないので悪しからず。
参考になった132人(再レビュー後:53人)
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自動車(本体) > トヨタ > シエンタ 2015年モデル > G (6人乗り)
2016年10月19日 09:57 [926032-2]
満足度 | 3 |
---|
エクステリア | 2 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 1 |
走行性能 | 2 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
2009年式フリードが今年車検を迎えるので、乗り換えを視野に入れて試乗してきました。
※2016年式フリードにも乗りましたので比較を追記
【エクステリア】
登場時は「なんじゃこりゃ」でしたが街中で見かけるようになり見慣れてきました。
それでも個人的にはフロントマスクがどうしても好きになれません。
一見してミニバンに見えないロー&ワイドなデザインです。
いわゆる「ヒゲ」が気になる方は黒を選べばいいでしょうかね。
【インテリア】
おしゃれなデザインで質感もなかなかですが、オレンジの差し色は有無を選べるようにして欲しいです。
運転中にフロントガラスに写り込み、気になることがあります。
デザイン、質感は★4つ
試乗したのは6人乗りでしたが、フリードのそれと異なり2列目中央がウォークスルーできません。
結局3列目に乗り込むには2列目を倒す必要があるうえ、2列目中央のドリンクホルダー的なものも
深さがないため、強めに減速すると立てたペットボトルがフロアに転がり落ちる有様です。
購入するなら絶対7人乗りがオススメです。
3列目はフリードよりルーフが低いこともあり、頭上に余裕がありません。また、
収納後に広がるフリード+並みの広大なラゲッジスペースは特筆ものですが、
いかんせん3列目の収納時に2列目をイチイチ倒さねばならないのは大きなマイナスポイントです。
チャイルドシートをつけている場合は都度外さねばなりませんし、
万一2列目にチャイルドシートを2個つけようものなら3列目へはほぼアクセス不能です。
機能面では★2つ
【エンジン性能】
NA(ターボ無し)の軽自動車以下のフィーリングです。先代よりマシなようですが踏んだ量に加速が追いつきません。
スピードに乗ってしまえばそれなりですがちょっと踏むとすぐ回転数が上がり煩いです。
新フリードのエンジンは踏んだ分普通に加速するイメージでした。静粛性もあちらが上です。
【走行性能】
登坂時の加速は物足りないですが、しっかり踏めば流れには乗れます。
小回りも標準的で、前面は見切りも良いですが後方視界がイマイチです。
特にバックカメラが必須なのは言わずもがな、後退時や車線変更時、後方左右の死角は要注意です。
注意点としてはオプションの16インチアルミを装着すると最小回転半径がなんと5.2m→5.8mになります。
5.8mというと片道2車線道路の右折レーンで切り返しなしで転回できないレベルであり、
取り回しに支障をきたすこと間違いなしですのでご注意ください。
(ちなみにアル・ヴェルの最小回転半径はグレードにもよりますが5.6mです)
【乗り心地】
段差を超える際のショックのいなし方などは従来どおりのトヨタ車の味付けです。
感覚的にはウイッシュよりも若干硬め程度の味付けでしょうか。
重心も低くロールもほぼありませんがシートのサポート性がイマイチでもったいないです。
ミニバンで一番乗り心地が重視される2列目は着座姿勢こそ自然なものの、スライド量も少なく多少窮屈です。
3列目の居心地は思ったより悪くなかったですが、着座位置が高いせいなのか
頭上に余裕がないうえ左右方向も狭く、大人の体格ですと使用に耐えうるのは30分までですね。あくまで補助席です。
2列目、3列目の乗り心地は新フリードに軍配が上がります。
【燃費】
試乗でしたので瞬間燃費ベースの話しかできませんが、
街乗りメインで14〜15km/Lは行きそうです。
フリードもメーターベースの数値は似たようなものでしたがホンダ車は1割くらい盛った数値が出るので、
カタログ数値どおりシエンタの方がいい結果になりそう。
また、シエンタのガソリンタンク容量は42L。対して新フリードはなんと36Lです。
カタログ燃費にタンク容量を掛け算して航続可能距離を計算するとシエンタの方が1.2倍程度長く走れることになります。
【価格】
シエンタはガソリン車を必要最低限オプションで乗る車だと思います。
ハイブリッドを買うくらいならノアヴォクのガソリン車に手が届いてしまいます。
新フリードとは定価ベースでは競合しますが、2016年10月現在、シエンタは大きな値引きが期待でき、
結果的に20万円ほど安く手に入ります。これは大きなアドバンテージです。
【総評】
一言で言うとアクアαといった感じです。
ファミリー層が求める要素の最大公約数的な作りになっていますので売れるのは納得ですが、欠点も多いです。
安全装備(TOYOTA Safety Sence C)もコンパクトカー用の簡素なもので、フリードのHONDA Sensingと比べると見劣りします。
シエンタが新フリードに対し明確なアドバンテージを持っているのは値引き込みの価格と燃費、航続可能距離あたりでしょうか。
3列目を全く使わず、ソリオも検討する方であればもうすぐルーミー/タンクが出ますのでそれまで待ってもいいでしょう。
- 比較製品
- ホンダ > フリード 2016年モデル
- レビュー対象車
- 試乗
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シエンタの中古車 (全3モデル/5,145物件)
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シエンタ ハイブリッドG 後席モニター・TV・DVD・ブルートゥース・7人乗り・LEDライト・バックカメラ・ETC・Wパワースライドドア・緊急ブレーキ・車線逸脱センサー・アルミホイール
- 支払総額
- 169.0万円
- 車両価格
- 155.0万円
- 諸費用
- 14.0万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 5.3万km
-
- 支払総額
- 369.8万円
- 車両価格
- 360.3万円
- 諸費用
- 9.5万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 3km
-
シエンタ ハイブリッドG ワンオーナー トヨタセーフティセンス レーンキープアシスト オートマチックハイビーム ナビTV バックカメラ ドライブレコーダー ETC Aftermarketアルミ
- 支払総額
- 140.0万円
- 車両価格
- 130.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 5.4万km
-
シエンタ X クルマイスシヨウシャ スロ 衝突被害軽減システム ナビ&TV バックカメラ ETC オートクルーズコントロール LEDヘッドランプ 福祉車両 ワンオーナー
- 支払総額
- 185.4万円
- 車両価格
- 176.0万円
- 諸費用
- 9.4万円
- ※車両価格は非課税
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 0.5万km