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フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント 2015年モデルレビュー・評価
パサート ヴァリアントの新車
新車価格: 521〜677 万円 2015年7月16日発売

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選択中のモデル:パサート ヴァリアント 2015年モデル 絞り込みを解除する
グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
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TDI Elegance | 2021年10月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
TDI Elegance Advance | 2021年10月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
TDI Elegance Advance | 2021年4月6日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
TDI Eleganceline | 2018年2月14日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
TDI Highline | 2019年4月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
TDI Highline | 2018年2月14日 | マイナーチェンジ | 9人 | |
TSI Comfortline | 2015年7月16日 | フルモデルチェンジ | 7人 | |
TSI Eleganceline | 2016年11月22日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
TSI Highline | 2018年1月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
TSI Highline | 2017年7月20日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
TSI Highline | 2016年11月22日 | マイナーチェンジ | 4人 | |
TSI Highline | 2015年7月16日 | フルモデルチェンジ | 20人 | |
TSI R-Line | 2016年9月6日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
TSI R-Line | 2015年7月16日 | フルモデルチェンジ | 3人 | |
Voyage | 2016年7月5日 | 特別仕様車 | 2人 |
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア![]() ![]() |
4.45 | 4.32 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
4.16 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
4.00 | 4.11 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
4.17 | 4.19 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
4.32 | 4.02 | -位 |
燃費![]() ![]() |
4.41 | 3.87 | -位 |
価格![]() ![]() |
3.90 | 3.85 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
自動車(本体) > フォルクスワーゲン > パサート ヴァリアント 2015年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2015年12月23日 15:06 [887289-1]
満足度 | 4 |
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エクステリア | 4 |
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インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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パサートヴァリアントは大容量のラゲッジスペースを持つ使い勝手に優れたミディアムワゴンである。今回のモデルはゴルフから導入されたMQBと呼ぶ新しい開発手法を採用して作られている。それによる進化の幅も大きい。
パサートでは、セダンがほとんど売れないのに対し、ヴァリアントは比較的良く売れている。国産車にこれといったワゴンが少なくなった今、使い勝手の良いワゴンとして評価されているからだ。使い勝手や走行性能を高めた今回のモデルはさらに魅力的になっている。
パサートヴァリアントには、フォルクスワーゲングループジャパンが富津市のゴルフ場をベースに開催したメディア関係者向け試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。試乗車はTSI-Rラインだ。なおパサート(セダン)については別にレポートしているので参照されたい。
外観デザインはすっきりした印象を強めながらも、基本はフォルクスワーゲンらしいオーソドックスなワゴンデザインを採用する。ボディサイドに入った水平基調の明確なプレスラインが伸び伸びとした印象を与えている。誰からも好感を得られるようなデザインであると言っていい。
インテリアも同様に機能性を追求したフォルクスワーゲンらしいデザインに加え、フォルクスワーゲンのラインナップの中で上級車に位置するパサートヴァリアントらしい質感が付与されている。Rライン専用のアルミパネルはスポーティさも合わせ持つものだ。全体に高級感といった点で満足できる仕様である。
ボディサイズは全幅をわずかに拡大したほか、全長、全高とも少し縮小されている。ほぼ従来のモデル並みのサイズである。それでいながらホイールベースは80mmも延長されていて、これが居住性やラゲッジスペースの拡大に貢献している。全長がほとんど変わらないのにホイールベースが延長されたのは、MQBの成果のひとつでもあるだろう。
逆にボディサイズが1800mmを超えているのにさらに拡大されたのは、日本市場に対する配慮がなされていないことを意味している。私はクルマのボディを大きくすることに基本的に反対である。
ラゲッジスペースは標準状態で47L拡大されて670Lの容量があり、後席の背もたれを倒すと最大で1780Lの容量を持つ。いろいろな荷物を積んで出かけることの多いアクティブなカーライフを楽しむユーザーに最適のモデルだ。
試乗車に搭載されるのは直列4気筒1.4LのTSI(直噴ターボ)仕様エンジンだ。Rラインという名前なので、スポーティな仕様のエンジンを搭載するかと思ったら、内外装の仕様をスポーティなものにしただけで、基本メカニズムは共通である。ただ、タイヤは標準で18インチ、試乗車には19インチのミシュラン・パイロットスーパースポーツという本格的なスポーツタイヤが装着されていた。
Rラインに専用の仕様は外観が専用の前後バンパーやエアロパーツ、18インチアルミホイールなど、インテリアがツートーンのナッパレザーシートや本革巻きマルチファンクションステアリングホイール、アルミデコラティブパネルなどだ。
従来のモデルにも同じ1.4L直噴ターボが搭載されていたが、今回のエンジンは新開発のエンジンで、動力性能は90kWから110kWへと大きく向上している。同様にトルクも200N・mから250N・mへと向上した。組み合わされるトランスミッションは7速DSGで、パドルシフトによる操作も可能だ。
ボディは従来のモデルに比べるとやや軽くなったが、セダンに比べると80kgも重くて1510kgに達する。それでも向上された動力性能を持つ新エンジンはボディに対して余裕十分の実力を持ち、市街地でも高速クルージングでも、何のストレスも感じさせることのない滑らかな走りを実現する。
高速クルージング中には燃費表示も常にJC08モード燃費の20.0km/Lを超える数字が表示されていて、燃費の良さも相当なレベルにあると感じられた。
セダンとヴァリアントで違うのは乗り心地だ。オプションの19インチタイヤはスポーツ性には優れるのだろうが、乗り心地はかなり硬めの印象になる。動力性能は変わらないのだから、19インチタイヤのオプション装着は必要がないと思う。
無理して19インチタイヤを装着すると、乗り心地で悩むだけでなく、後でタイヤを交換するときやスタッドレスタイヤを選ぶときに多額の出費が必要になる。
セダンで指摘した華のなさは、ヴァリアントのRラインになると多少は改善される。それなりに良いクルマに乗っているという印象を与えられるからだ。ただ、Rラインの価格は480万円を超える。これでは何とも高すぎる。ざっと100万円以上安いコンフォートラインを選ぶのがパサートヴァリアントの一般的な選択だと思う。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > パサート ヴァリアント 2015年モデル > TSI Highline
プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2015年7月20日 01:50 [843157-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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旧型に比べ前後オーバーハングを短縮 |
ハイラインはサイドとリアの下部にモールを追加 |
助手席側まで伸びるルーバーが新型の特徴 |
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硬めの面で体を支えるタイプのシート |
オプションのトレイを装着した荷室 |
1.4Lターボでも十分な加速性能を発揮 |
フォルクスワーゲンの現行車種では1973年デビューと、もっとも長い歴史を誇るパサートがモデルチェンジを受け、8代目となりました。ボディは従来どおりセダンとワゴンのヴァリアントの2種類です。ここでは千葉県富津市で開催された試乗会で、ヴァリアントのハイラインをドライブした印象を報告します。
新型のプラットフォームは、MQBと呼ばれる現行ゴルフと共通の新世代に切り替わりました。ちなみにMQBは前輪とペダルの距離を共通化し、それ以外を自由に設計できる構造としたことが特徴です。ボディサイズは全長4775mm、全幅1830mm、全高1510mmで、先代と比較すると幅を除き小さくなっているのに対し、ホイールベースは2710mmから2790mmへと80mm延長されたのも、MQB採用が関係しているでしょう。
スタイリングは現行ゴルフ同様、エッジを効かせたシャープな造形で、先代より幅広く、低くなったこともあり、安定感が印象的です。運転席も横方向の広がりが目立ちます。助手席側まで伸びるルーバーがその雰囲気を強調します。ただしウィンドスクリーンまでの距離は短めです。MQBプラットフォーム採用で、前輪とペダルの距離をゴルフと共通としたことが、サイズなりのゆとりを感じられない理由になっているようです。
ハイラインはレザーシートで、前後とも硬めの座り心地でした。後席は身長170cmの僕が座ると、足は組めないものの、ひざの前は20cmぐらいの空間が残り、頭上も余裕があります。パサート・ヴァリアントのラゲッジスペースはもともとこのクラスで最大級でしたが、新型はさらに47L増えて650Lという数字をマークしており、不満を抱く人はいないでしょう。
エンジンは1.4L直列4気筒ターボのままですが、最高出力は122psから150ps、最大トルクが20.4kgmから25.5kgmへとアップしています。一方車両重量の増加は軽微に抑えられており、7速デュアルクラッチ・トランスミッションを介しての加速は不満なく、静粛性も高いレベルでした。
ハイラインのタイヤサイズは215/55R17と、現在のこのサイズのワゴンとしては標準的なサイズです。サスペンションそのものは低速では硬めですが、このタイヤが鋭いショックを柔らげてくれました。ペースを上げると強固なボディと豊富なストロークを持つサスペンションが、しっとりしたフィーリングを伝えてきます。操舵に対する車体の反応はこのサイズとしては鋭めで、サイズを考えればもう少しゆったりしたフィーリングが欲しいと感じました。
新型パサート・ヴァリアントはMQBプラットフォームを筆頭に、かなり機能重視のクルマ作りという印象を受けました。このクラスのワゴンは国産車を含めて独特の味わいを備えているモデルが多いので、このフォルクスワーゲンらしいキャラクターがどれだけ受け入れられるか注目です。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった6人
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > パサート ヴァリアント 2015年モデル > TSI Highline
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2015年6月30日 23:58 [838037-1]
満足度 | 4 |
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エクステリア | 5 |
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インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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グリルとヘッドライトが作り出すクロスバーは存在感がある。 |
エッジの効いたプレスラインが高級感を演出。 |
リアの灯火類はフルLEDを採用している。 |
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ターンシグナルもLEDを採用している。 |
これまでに比べ28馬力の出力向上を実現している。 |
意外なほどスポーティなフィーリング。 |
新型パサートのワゴンモデルであるヴァリアント。フォルクスワーゲンの次世代プラットフォーム「MQB」を採用し、従来比85キロの軽量化、排気量は1.4リッターエンジンと変化はありませんが、最高出力は28psもの向上を図り、燃費もクラス最高の20km/l実現しました。
今回は千葉県富津市で開催したメーカー主催の試乗会に参加し、ヴァリアントモデルに試乗してきました。(セダンのレビューも後に記します。)
新型パサートヴァリアントと対面するとその存在感に圧倒されます。直線を基調としたエクステリアは彫刻的な美しさでエッジのきいたプレスラインが特徴的。従来モデルにくらべ延長されたワイドなボンネット、14ミリ抑えられた全高がより一層見るものに存在感を与えてくれます。
取材車には、オプションのLEDヘッドライトが装着されていましたので、さらに精悍さを高めてくれますが、ヘッドライト以外でも灯火類はすべてLEDとなり、それはバックランプにまで及んでいます。フルLED化はフォルクスワーゲンでは初の試みとなるものです。
インテリアはこれまでのパサートのデザインを継承していますが、水平基調のインテリアは十分斬新。メーター類はアナログ4連にフルカラーディスプレイの組み合わせですが、今後導入されるモデルでは、フルカラー液晶ディスプレイ(グラスコクピット)の採用もされるそうです。(詳しいことは記せませんが。)
ラゲッジルームの広大さもこのクルマの美点で通常時でも650リッターを確保しています。これは現在ライバルの中では、最大の広さを誇ります。(マツダ・アテンザワゴンで506リッター)
◇インプレッション◇
スマートエントリーキーを全車で採用しているため、キー本体はカバンの中に入れたまま、シフトレバー根元のエンジンスタート/ストップボタンを押すと静かに1.4リッターエンジンが目覚めました。まずは、試乗コースを軽く周回してみましたが、意外だったのが、低い音圧のサウンドがキャビンに届き、完全な遮音はしていないことです。往年のドイツ車のような低い唸りを1.4リッターエンジンで再現してくれたのは、クルマ好きには嬉しい演出といえます。
これまでのモデルでは、大きなボディに1.4リッターエンジン搭載でダウンサイジングの先駆けといえるモデルでした。このモデルでも、意外なほどよく走りましたが、122psではもどかしいと感じるシーンがあったのも否定できませんでした。新型では、発進からトルクフルに加速し、速度計の指針は瞬く間に時速100キロに到達。追い越し加速も十分パワフルで、グイグイ速度をのせていきます。
ステアリングフィールもギア比の変更により、スポーティな味付けとなり、実にクイック。ハイスピードでコーナーに飛び込んでも、ワイドなボンネットがクイッと向きを変え、ロールを感じないままクリアしていきます。
またブレーキフィーリングもこれまでの”カックンブレーキ”からサーボの変更を受け、じんわりと踏力に比例して速度を落とすものに。国産車の軽い踏力でガツンと効くオーバーサーボになれた方には、新型パサートのブレーキの効きが穏やかと感じるかもしれません。
世界最高峰の技術と安全性はもちろんのこと、フォルクスワーゲンのプレミアムモデルとしてこのフルモデルチェンジはさらなる成功であるとを痛感しました。
- レビュー対象車
- 試乗
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パサートヴァリアントの中古車 (全3モデル/200物件)
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- 支払総額
- 198.0万円
- 車両価格
- 189.0万円
- 諸費用
- 9.0万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 7.1万km
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