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BMW 2シリーズ グランツアラーレビュー・評価
2シリーズ グランツアラーの新車
新車価格: 381〜541 万円 2015年6月6日発売〜2023年2月販売終了
中古車価格: 57〜279 万円 (120物件) 2シリーズ グランツアラーの中古車を見る
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| モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| 2シリーズ グランツアラー 2015年モデル |
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56人 |
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| モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 0人 | - |
2シリーズ グランツアラー 2015年モデルの評価
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
3.81 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
4.48 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.63 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.55 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.18 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
4.32 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
4.15 | 3.85 | -位 |
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- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
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自動車(本体) > BMW > 2シリーズ グランツアラー 2015年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2015年12月31日 14:38 [890102-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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BMW2シリーズグランツアラーは、2シリーズアクティブツアラーに続いて登場したBMWブランドのFF系モデルの第二弾だ。
今はまだFF系モデルの投入が始まったばかりなので、従来のFRベースの2シリーズ(クーペ/カブリオレ)も残っているが、今後の1〜2シリーズは順次FF系のモデルに切り替わっていくことになる。
2シリーズグランツアラーには、BMWが裾野市の大野路キャンプ場や、宇都宮市の大谷博物館をベースに開催したメディア関係者向けの試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。試乗したのは218dグランツアラーMスポーツと、220iグランツアラーラグジュアリーの2モデルだ。
グランツアラーはアクティブツアラーに対し、ホイールベースを110mm延長し、ボディサイズも215mm延長することで室内に3列シートを成立させたミニバンである。BMWは以前から、ミニバンタイプのモデルを否定しているようなところがあった。なので今回も7人で乗れるMPVという言い方をするなど、微妙にミニバンという呼び方を避けている。でもグランツアラーがBMW初のミニバンであるのは間違いない。
外観デザインは前から見るとアクティブツアラーと変わらない。バンパー下部に多少の違いが設けられているが、普通の人はまあ見分けがつかないだろう。全高が1645mmの背の高いパッケージングを採用したクルマなので、全体にずんぐりした印象になるのは避けられない。キドニーグリルなど、見るからにBMWのデザインであるのも同じである。
横から見ると、グランツアラーは全長の長さが貢献してアクティブツアラーに比べて伸び伸びした印象が強まっている。前後のドアノブをつなぐように走るボディサイドのプレスラインがそれを強調している。
インテリアもBMWのデザイン文法に従ったデザインとされていて、スポーティな3本スポークのステアリングホイール、高めの位置に配置されたワイドなカーナビの画面、インスト中央部をやや運転席側に傾けたドライバー・オリエンテッドのデザインなど、ほかのBMWに共通するものとされている。
グランツアラーの訴求ポイントである3列目シートは、基本的には子供用という感じながら、何とか大人も乗れるだけの空間が確保されている。2〜3列目のシートをアレンジすることで、乗員と荷物に応じた自在な使い勝手を実現できるのが特徴で、ふだんは大きなラゲッジスペースを持つステーションワゴンのような感覚で使い、いざというときに3列目も使って多人数乗車をする、そんな使い方をするクルマではないか。
BMWミニに搭載されているモジュール方式で開発された2機種のガソリンエンジンのほか、新世代のクリーンディーゼルを搭載するのも特徴だ。ディーゼル車の218dグランツアラーMスポーツは、低速域から十分なトルク感があって、スムーズかつ力強い走りを実現する。このトルク感は何ものにも変えがたい。
動力性能は110kW/330N・mの実力で、パワーに関しては2.0Lのガソリン車並みだが、トルクに関しては3.3L〜3.5L級のガソリン車に匹敵する実力だから、魅力的なトルク感を持つのは当然である。
回転の上昇もスムーズそのもので、回転数の上限は抑えられているが、そこに至るまでの時間は高回転まで回すガソリン車よりも有利なくらいである。
新世代のディーゼルエンジンらしく、振動や騒音が良く抑えられていて、同乗者がディーゼルであることに気付かないほどだった。アイドリングストップ中のAftermarket音はそれなりに聞こえるが、走らせていたらエンジン音などでディーゼルであることを知るのは難しい。
ガソリン車は上級仕様の220iグランツアラーラグジュアリーに試乗した。直列4気筒2.0Lの直噴ターボ仕様で、141kW/280N・mの実力である。インタークーラー付きターボを装着することで、排気量は2.0Lながら動力性能は3.0Lの自然吸気エンジンに近い実力を持つ。
ディーゼルに比べると一段とスムーズな吹き上がりが軽快感を感じさせ、スポーティな走行フィールが得られるのがガソリン車の特徴だ。走りの爽快感という点で考えるとガソリン車はディーゼル車を上回っている。どちらを選ぶかは個々のユーザーの選択だが、日本では軽油代が安いので燃費と合わせてディーゼルのメリットは大きい。
ディーゼルとガソリンに共通するのは、みごなまでにFF車のクセを消したステアリングの操舵感覚だ。中にはまだFF車のクセが残ると指摘する人もいるが、日常的な走行の範囲内で目隠しテストのようなことをしたときに、それを指摘できるかどうか、少なくとも私には自信がない。それくらいにすっきりしたステアリングフィールを備えている。
いろいろな道路を走らせたのでワインディングなどでも試乗したが、操舵感覚はとてもすっきりしていて気持ち良いものだった。
試乗車の本体価格は218dグランツアラーMスポーツが426万円、220iグランツアラーラグジュアリーが448万円で、それぞれ満足できる仕様に仕上げようとすると数十万円から100万円の追加予算が必要になる。
アクティブツアラーとの価格差はグレードによって異なるが、218dグランツアラーMスポーツでは価格差が大きくて37万円高の設定となる。これだと3列シートの必要性が高い人以外はアクティブツアラーで良いのではないかという感じである。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > BMW > 2シリーズ グランツアラー 2015年モデル > 218i Gran Tourer M Sport
プロフィールこの度プロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。1959年生まれで自動車専門誌で20年以上に新車とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテインメント業界でゲーム関連のビジネスにも関…続きを読む
2015年9月30日 00:39 [862550-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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BMW初となるミニバンである「2シリーズ グランツアラー」に試乗してみるとは非常に興味深いモデルであることがわかりました。
そもそも「駆け抜ける喜び」をブランドスローガンに掲げている同社ですから、それまでのセダン、クーペ、そして最近勢いのあるSUVのイメージが強く、人によっては「BMWも遂に日和ったのか」と思われる人、さらに言えばプラットフォームを現行のMINIと同様のもの、つまり駆動方式もFFを採用している点も熱心なBMW信者からすれば「うーむ」と考えこんでしまうのかもしれません。
ただ昨今、メルセデス・ベンツがAクラスやBクラス、さらにCLAと言ったFFモデルを5車種も市場に投入していることからもプレミアムブランドだからFRという公式だけでは商売はやっていけません。新たな顧客層の拡大が求められているのです。
用意されたのは「218d グランツアラー M sport」でしたが試乗してみるとこれもまた十分以上の「駆け抜ける喜び」、それも全高のあるミニバンで体感できるまで仕上げてきたBMWの技術力の高さには改めて驚くばかりです。
ボディサイズは全長4565mm×全幅1800mm×全高1645mmと、日本車で言えばマツダ・プレマシーなどと同様のサイズ、全高自体は最近でもハイトモデル対応の立体駐車場が増えてきていますが、全幅は対応していても車庫入れの際にタイヤやアルミホイールを擦ってしまうケースが多いのも事実。個人的には全幅を何とか1800mmに抑えている点を評価しています。
先に国内市場に導入されている「2シリーズアクティブツアラー」のホイールベースやリアセクションを拡大することで格納式の3列目シートを組み込んでいるわけですが、これに関してはあくまでも近距離用、つまりエマージェンシーと割りきったほうが良いでしょう。例えば親子4人と祖父母とファミレスに行くとしましょう。経済的にも家族全員のコミュニケーションを上げるためにもクルマ1台で動いたほうがいいと考えた際、この3列目は重宝します。また普段は3列目を格納すれば560Lというステーションワゴンもびっくりのラゲージスペースを活用することができます。
昨今、何かと話題になるディーゼルエンジンですが、このクルマの受注の約70%は2L直列4気筒DOHCのディーゼルターボエンジンです。1500回転を超えた頃から十分なトルクを発生するのはもちろんですが、このエンジンの特徴はディーゼルとは思えないほどのスムーズな吹き上がり。これに振動の少なさも加わっているので、この辺は世界は元より日本市場にもディーゼルエンジンを数多く供給しているBMWの強みが出ています。もちろんこれに組み合わされる8速ATのきめ細かな制御がドライバビリティの向上に一役買ってくれています。
ステアリングフィールは最初は穏やかですが、切り込んでいくと鋭敏になってきます。車体のロール自体も非常に穏やか。つまり言いたいことはこのクルマは従来のBMWオーナーからの乗り換えというよりは前述したように新規顧客の獲得、市場の拡大を狙ったもの。初めてBMWを購入しようと考えている層にも使い勝手や扱いやすさをしっかり確保しつつ、プレミアムブランドであるBMWらしい佇まいや走りを両立させている点がポイントと言えるでしょう。
燃費に関しても高速道を40%含めた走りで約20km/Lと非常に優れた結果に満足しています。単純なランニングコストだけを見れば価格の安い軽油ですから中長距離ドライブでその恩恵は十分味わえるはずです。
装備類も良く見ると従来のBMW車とは若干異なり、このタイプの購入を検討している層は一体どういう装備が必要なのか、という点がよく考えられています。HDDナビやリアカメラ、先進安全技術のひとつであるドライビングアシストも標準装備されています。ただ購入するのであれば将来のリセールバリューの高さやプレミアムなクルマに乗っているという満足感を得るためにも素のグレードではなくさらに装備が充実した“Luxury”や“M Sport”をオススメします。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった12人
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- 諸費用
- 15.5万円
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- 4.1万km
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- 支払総額
- 142.3万円
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- 諸費用
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- 年式
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- 走行距離
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