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スズキ SX4 S-CROSSレビュー・評価
SX4 S-CROSSの新車
新車価格: 204〜240 万円 2015年2月19日発売〜2020年11月販売終了
中古車価格: 69〜231 万円 (65物件) SX4 S-CROSSの中古車を見る
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モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
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SX4 S-CROSS 2015年モデル |
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23人 |
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モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 0人 | - |
SX4 S-CROSS 2015年モデルの評価
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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エクステリア![]() ![]() |
4.10 | 4.32 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
3.30 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
3.89 | 4.11 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
4.04 | 4.19 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
4.43 | 4.02 | -位 |
燃費![]() ![]() |
3.51 | 3.87 | -位 |
価格![]() ![]() |
4.16 | 3.85 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
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自動車(本体) > スズキ > SX4 S-CROSS 2015年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2015年10月30日 10:02 [870646-1]
満足度 | 3 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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スズキのSX4 Sクロスは、乗用車の使い勝手とSUV感覚の外観デザイン、電子制御4WDの走破性などを合わせ持つクロスオーバーモデルだ。かつてのスプラッシュに続き、ハンガリーのマジャールスズキで生産され、日本に輸入される外国製のスズキ車でもある。
スズキの販売目標は至って控えめで、年間でわずか600台としていたが、実際にはこれを上回って良く売れているという。
外観はSX4らしさを継承するとともに、SUVらしい力強さを表現したデザインを採用する。ボディサイズはベースのSX4(というか、SX4 SクロスはSX4のフルモデルチェンジ版ともいえるようなクルマである)に比べると、全長と全幅がひと回り大きく、このサイズ的な余裕がSUV感覚のデザインに生かされている。
SUVらしさボディサイドの抑揚のあるプレスラインやブラックのホイールアーチモールなどのデザインに表れている。LEDポジショニングランプ付きのディスチャージヘッドランプや、前後とサイドにシルバーのアンダーガーニッシュが配置されるのもSUVらしさにつながっている。
インテリアはSX4とは別のデザイン処理が施され、ソフトパッドやシルバーの加飾を採用したほか、2眼式の自発光メーターを採用するなどして質感を表現している。全体的にはコンパクトクラスの平凡なデザインといった印象である。
パッケージングはSX4に比べるとはっきりと余裕がある。いずれもSX4との比較で、全長が150mm長い4300mm、ホイールベースは100mm長い2600mm、室内長は20mm長い1995mmとされている。前後乗員間の距離は44mm長い814mmだ。また全高はやや低くなったのに、室内高は15mm高くなっている。乗降性や開けた前方視界などもSX4に対して改善された部分だ。
搭載エンジンは直列4気筒1.6LのM16A型。SX4に搭載されているM15A型エンジンをベースにロングストローク型としたエンジンである。スイフトスポーツに搭載されるエンジンと基本は共通だが、スイスポのようなスポーティな味付けではなく、実用本位のエンジンと考えたら良いだう。
SX4に対しては排気量の拡大によってやや大きな86kW/151N・mのパワー&トルクを得ている。SX4 Sクロスはボディが大きくなったにもかかわらず、高張力鋼鈑の積極採用などによって車両重量はむしろ軽くなっている。その上でエンジンの動力性能が向上しているから、走りがSX4よりも元気の良いものになるのは当然である。
ボディの軽さが貢献してか、アクセルペダルを軽く踏み込むだけで、スムーズに走り出していく感じが好ましい。走り出すとすぐに必要な低速トルクが確保されているのが分かる。その後の吹き上がりはさほどではなく、スイスポのような軽快さはないのだが、動力性能は必要十分なレベルにある。
トランスミッションはおなじみのジャトコ製の副変速機付きCVTで、7速のマニュアルモードが備えられ、ステアリングホイールの裏側に設置されたパドルシフトによって操作することも可能だ。ワインディングなどを走るときには積極的にパドルを操作して走らせるのも良い。
ボディの軽量化とCVTの採用で、燃費は2WD車で18.2km/L、4WD車で17.2km/Lとけっこう良い数値である。しかもアイドリングストップ機構なしでこの数値だから、エネチャージなどを採用すれば軽く20km/L台に乗るのにと思う。
足回りのデキにも不満はなかった。試乗は芦ノ湖スカイラインなど、箱根の山道を中心に走らせたが、ワインディングでもけっこう良く走る。全体としてはSUVらしく大味でもっさりとした印象を与える部分があるものの、コーナーでのロールが良く抑えられていて、意外なくらいの安定感があった。
4WDシステムはオールグリップと呼ぶ電子制御4WDだ。4種類のモードが設定された4WDシステムで、オートモードを選ぶと通常はFF状態で走り、滑りやすい路面では前輪のスリップに応じて後輪に駆動力を配分する。ほかにスポーツ、スノー、さらに緊急時の脱出用にロックのモードも設けられている。
ドライのオンロードでは4WDシステムを判断することなどはできないが、この4WDシステムはコーナリング時に駆動力配分とステアリングとの協調制もなされていて、スムーズかつ安定感のあるコーナリングが可能である。その制御はドライバーに分からないごく自然な制御とされている。
残念なのは、SRSサイド&カーテンエアバッグの設定がないこと。近く側面衝突の安全基準が強化されるだけに、早めに対応が必要である。
SX4 Sクロスの価格は2WD車で200万円強の設定。クロスオーバーSUVとしてまずまずリーズナブルな設定である。そう考えると、年間600台というのはあまりにも少ない。売り方次第でもっと良く売れるクルマになるのは間違いない。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった22人
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