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プジョー 308SW 2014年モデル Allure BlueHDi(2018年7月18日発売)レビュー・評価
308SW 2014年モデル Allure BlueHDi
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308SWの新車
新車価格: 324 万円 2018年7月18日発売 (新車販売終了)
※ランキング順位と満足度・レビューは2014年モデルの情報です

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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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エクステリア![]() ![]() |
4.65 | 4.32 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
4.17 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
4.60 | 4.11 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
4.52 | 4.19 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
4.50 | 4.02 | -位 |
燃費![]() ![]() |
4.19 | 3.87 | -位 |
価格![]() ![]() |
4.37 | 3.85 | -位 |
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自動車(本体) > プジョー > 308SW 2014年モデル > Allure BlueHDi
よく投稿するカテゴリ
2021年3月18日 16:20 [1249771-2]
満足度 | 4 |
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エクステリア | 4 |
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インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 5 |
価格 | 5 |
《前回5,000km時から約2年20,000km走っての再レビューです》
【仕様】
308SW Alluer BlueHDi 1.6L DE 6AT FF 2018YM
グラスルーフ有り、ACC無し、パドルシフト無し、スポーツパック無し
タイヤ 205/55R16 94V XL Michelin Energy Saver(純正装着品)
ホイール プジョー 7J×16 (純正装着品)
【デザインと質感】
308SWのデザインには地味ながら何か惹かれます。外観上のワンポイントであるDRLは安全性の観点からも歓迎していますが、停車時のみ一時的にOFFに出来る機能があればベターですね。ちなみに2018YMはスカンジナビアンモード(DRLとテールライトが常時点灯、但しナンバー灯は不点灯)が標準で、そのまま乗っています。
内装はシンプルかつ良質で、シート、ステアリング、シフトノブなど、常に触れる部分の質感は良いですね。ただし、シート座面中央に前後方向に配置されるリブは不要。i-Cockpitのレイアウト自体は問題ないのですが、アナログメーターのデザインと配置の影響か、指針と文字盤との視差が大きいため、速度や燃料残量を正しく読むことができないのが気になります。また、ウィンカーやワイパーのストークスイッチやクルーズコントロールレバーの剛性感はいまひとつ。
オーディオの音質は悪くなく、キャビンの静粛性はほどほどに高いため、ガラスルーフの解放感とともに静かな音楽を楽しむこともできます。ただし、DEゆえのエンジンの低回転域でのこもり音は結構気になります。(音は個体差もありあそう)
【エンジン、パワートレーン】
1.6LのDV6FCは、1200rpmも回っていればスルスルと加速していきます。2名乗車なら、1500-2000rpmの間を維持しつつ、ほどほどのペースを保つことができます。ゆったり走るなら1500rpm以下でも大丈夫。Mレンジが思った以上に重宝します。最高出力は120psに過ぎませんが、2000rpmで最大75psくらい出るわけで、2000rpmではガソンリ3L並みとも言えます。
Sモードを選択すると期待以上のトルク感が味わえて、田舎道が楽しめます。2018YMはスポーツパックは装備されず、メーターやエンジン音の演出はありませんが、アップシフトでの程よいシフトショックも相まって、十分にスポーティではないでしょうか。そのSモードとMレンジとを組み合わせると、ATは微低速以外ではロックアップされMT車というかDCT車に近いフィーリングです。高速道路を速いペースで走るようなシチュエーションでSモード+Mレンジで6速固定にしておけば、単純にアクセルの踏み込み量が減って身体的に楽になり、不意のキックダウンも起こらず快適です。
【シャシー性能】
走行性能は概ね良好です。欧州車らしくガッシリした剛性感と高い直進性が味わえます。一方、「曲がる」に関しては、交差点でもワインディングでも低速でも高速でもパワステの味付けも含めてアンダーステア感が強いですね。リアは超高速域まで常にどっしり安定しています。アクセルを抜いても旋回半径の変化は少なく、タイトコーナーではブレーキを軽く踏みながら減速円で曲がるのが丁度いい、というくらいです。その点ではスポーティというよりはラグジュアリー寄りの味付けですね。
ちょっと気になるのはリアの接地感。比較的高い速度でのコーナリング中に不整路面や段差を通過すると、トーションビームゆえの速い横揺れと、それに伴う進路が乱を感じることがあります。が、ダンパーが馴染んできた分、新車時に比べると動きは穏やかになったと感じますし、危ないということはありません。
あと、電動パワステが稀にカクカクゴリゴリした変な手ごたえになります。で、気が付いたら正常化してます。なんとなく電子制御に一貫性がないというか。そういう所はちょっと気持ち悪いですね。それと、荒れた路面では、ステアリングにタイヤからのビリビリとした振動が伝わってきます。これは長距離走行では疲労に直結するので、無い方がいいですね。
【乗り心地】
走行性能と乗り心地は切り離せません。路面が良ければ、いわゆる欧州的な速度域まで全く問題ありません。新東名ではまさに水を得た魚のようです。一方、例えば中国道や東名の御殿場〜秦野区間のような荒れた路面ではどうかというと、前脚はいわゆるネコ脚的で、剛性感も容量も十分。動きや乗り心地には常に余裕を感じます。後ろ脚は、時々硬かったりハネる感じや、ブルっと震える感じがしたりして、もう少しストローク感がや車体の剛性感があるといいなと思います。決してシャシーが低レベルだという事ではなく、良路面との差が大きいためにそこが気になる、という感じですが。他のグレードやグラスルーフ無しでどんな風に違うのか、機会があれば味わってみたいですね。
【燃費】
良いです。生涯燃費は19.0km/lと非常に優秀です。燃料コストは6円/km程度。ちなみに、これまでDPF(FAP)強制再生モードは一度も経験していません。高速主体のツーリングでは、25km/lくらいまで伸びます。ただし、オイル交換コストとAdBlueのコストまで含めた走行コストは、ディーラーメンテを前提とするとバカにならないですね。Egオイル+フィルター交換で18,000円はさすがに高すぎる・・・、オイルコストは実質2円/kmほどで低燃費のメリットを相殺してしまいます。実用車として308SW BlueHDiを使い倒すスタンスなので、もう少し何とかして欲しいですね。
【価格】
メーカーデモカー落ちは実質新車と変わらず、大変お買い得でした。
【総評】
過不足ないパワーが十分な低速トルクのおかげで常用域から得られ、高いシャシー性能のおかげで高速移動も快適、更に抜群の実用性も兼ね備え、まさに非凡な実用車として期待に応えてくれます。長距離移動が速く快適で楽しいという、欧州車的な世界観を国産車並みの投資で手軽に味わえます。完璧ではなくて気になる点もありますが、美点が欠点を上回っていると感じます。ちなみに購入時はCX-5、V40、Golf、Golf Variant、BMW 2er、3er、デカングー等幅広く検討しましたが、私にとっては308SWがベストでした。
参考になった26人(再レビュー後:12人)
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308SWの中古車 (全3モデル/100物件)
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- 支払総額
- 99.7万円
- 車両価格
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- 諸費用
- 9.7万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 4.8万km
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308 SW GT ブルーHDi SW GT ブルーHDi(5名) レーダークルーズ ブレーキアシスト バックカメラ LEDヘッドライト ハーフレザー
- 支払総額
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- 車両価格
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- 諸費用
- 15.0万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
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