| Kakaku |
『軽トラのブレイクスルーとでも言えるような革新的なCVT×電制4WD』 ダイハツ ハイゼット トラック 2014年モデル ポリアミドさんのレビュー・評価
ハイゼット トラックの新車
新車価格: 102〜152 万円 2014年9月2日発売
自動車(本体) > ダイハツ > ハイゼット トラック 2014年モデル > スタンダード 農用スペシャル
よく投稿するカテゴリ
2024年5月15日 23:37 [1844171-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 5 |
1万km乗ってレビューです。
2023年式ハイゼットトラックS510P
スタンダード農用スペシャル(スマアシ付き)CVT
【エクステリア】
見た目に関しては特にこだわりもないのですが、軽トラとしてスタンダードな見た目で悪くないと思います。
リアライト周りの黒樹脂はセンサーをつけるため金属→無塗装樹脂になったそうですが、ボディ同色よりは特徴的でオフロード車っぽい雰囲気もあり、気に入っているポイントです。
【インテリア】
無駄なく実用的な内装です。ハザードの位置やメーター上の小物置きはかなり実用的で使いやすいです。
内装も金属の露出部分が多いのでマグネットが貼り付けやすくてアレンジしやすいです。
エアコンパネルはシンプルで昔ながらのマニュアルですが、どんなエアコンよりも一番使いやすいデザインだと思っています。
ステアリングは形状が良く、ボトム部の凹みがステアリングセンターをわかりやすくさせ、絶妙な深さの為操作がしやすいです。
当初はステアリングを交換しようと思っていましたが、純正形状がとても気に入ったのでそのまま使っています。
【走行性能(オンロード)】
想像より遥かに走行性能は高いです。
最高速の120km/hでも安定して走れるくらいボディが優秀です。ヘタなスポーツカーよりもダイレクトで、硬いサスもハンドリングもスポーティーで峠から高速までどこでも楽しいです。
CVTはトルクフルに加速しますし、ギアが合わないということが無く、キックダウンも無いので不快感が少ないです。
乗用車のCVTとは違いレスポンスよく吹き上がる制御の為、パワフルでスポーティーに感じます。
MTではギアの繋ぎでパワーバンドを外れるポイントがありますが、このCVTはアクセル入力次第でギア比や回転数のコントロールができ、必要なギアと回転数を必要な時に引き出せ、維持できます。
MTと比べても優っている点が幾つもあり、電子制御4WDと組み合わせて考えると、MT車に引けを取らないくらい面白く走れるトランスミッションです。
ダメな点としては、ベンチレーテッドでは無いソリッドディスクブレーキと熱のこもりやすい鉄チンホイールの組み合わせなのでブレーキの排熱が追いつかず、フェードしやすい点です。今はパッドとディスクを耐熱性の高いものに変えています。今の時代の車であればインチアップしてでも良いので純正でベンチレーテッドディスクを採用すべきだと思います。
パートタイム式電子制御4WDはオンロードでも優秀で、空荷状態時のウェット路面であってもトラクションを掛けながら安定して走行できます
フロント重量配分が多く、タイヤがプアなこの車ではこの機構があるだけで巡航速度にかなりの差が出ます。
舵角に応じて駆動配分を変えるような制御にもなっているので通常のパートタイム4WD車よりはかなり走りやすいです。所々アスファルトが露出しているような雪道などでも気軽に入れることができ、タイトコーナーブレーキング現象を気にしなくて良いので実用的で誰でも使いやすい車になっています。
純正タイヤは良くありませんがトラクションコントロールやVSCがよく効くので安全に走れるのも良いポイントです。
ただ、CVTベルト保護の為にタイヤが滑るとクラッチが滑る構造になっている為ので、軽くなら滑べらせますがドリフトは出来ません。
【走行性能(オフロード)】
CVTなので走行性能は低いかと思いきや、特にマイナス点も感じずギア比なりの走行性能はあります。
ATにも関わらずデフロックが備わっているので従来のデフロック不付きのATとは違って、安心して悪路に入って行けます。AT車で付いていることが今までなかったのでそこは革新的な部分だと思っています。
シフトのSレンジもオフロードに適したような制御で、エンジントルクをレスポンスよく出力出来るので走りやすいです。
地上高は低く(160mm)、各アングルもそこまで優秀な数値でもないので下回りは擦りやすいと思うのでそこは注意が必要です。
回転半径は小さいのでUターンしやすく山奥では取り回ししやすいです。死角も少なく視界良好でバックモニターも付いているので、林道の先が行き止まりだったとしても抵抗感なくバックに移行できるのも良い点です。
【乗り心地】
乗り心地に関してはかなり良くて満足しています。サスペンションが優秀で軽自動車にありがちな底付きを殆どしないので路面が悪くても問題なく走れます。
代わりに車体自体で跳ねるような乗り味でまるでアトラクションのようで跳ねるたびに自然と笑みがこぼれます。
シートは薄くはありますが軽トラのシートなので想像の範囲内で特に問題はないです。
ただ、一日中走り続ける自分の使い方ではへたるのが早そうなのでお尻背中両方にマットを敷いています。
【燃費】
自分のエリアは殆どが高低差のある山道なので実燃費は13-17km/L程です。
最低燃費は11km/L、燃費重視の走行をした際は20km/Lを超えることもあったので走り方次第で振れ幅が大きいような感じです。
タンク容量が34リットルなので単純計算で13×34=442kmは走りますが、ガソリン目盛りが残り一目盛り(1/8)になるのがだいぶ早く、そのタイミングが10リットル近く残っているくらいなのでもう少し正確な値を差して欲しいなと思っています。
【価格】
スマートアシスト付き農用スペシャル(4WDデフロック、4枚リーフ)のCVTにメーカーオプションのLEDと6.8インチディスプレイオーディオの仕様で150万程でした。
スマアシ無しで価格を抑える手もありましたが夜暗いのは困るのでLED仕様目的でスマアシ有りを選びました。
細かい仕様設定ができるのがダイハツの良いところですね。
【総評】
オンロードでもオフロードでも有用な電子制御カップリングを持つ四駆機構と、低いギア比のCVTのおかげで場所を選ばず走ることができ、自分の想像を全て越える完成度で乗っていて本当に楽しい車です。
最初はバイクのトランポとしての使い方も想定していましたが、専ら今は何も積まずにスポーツドライブや林道ドライブを楽しんでいます。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- スポーティ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2023年8月
- 購入地域
- 静岡県
- 新車価格
- 120万円
- 本体値引き額
- 5万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった8人
「ハイゼット トラック 2014年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年10月7日 19:19 | ||
| 2025年1月2日 23:30 | ||
| 2024年12月22日 15:22 | ||
| 2024年8月8日 21:33 | ||
| 2024年7月19日 19:14 | ||
| 2024年5月15日 23:37 | ||
| 2024年5月7日 07:55 | ||
| 2024年5月1日 03:53 | ||
| 2024年2月14日 21:30 | ||
| 2023年3月5日 18:48 |
ハイゼットトラックの中古車 (全2モデル/4,190物件)
-
ハイゼットトラック ジャンボエクストラ プッシュスタート コーナーセンサー 電動格納ミラー オートライト 4WD(パートタイム) 作業灯 LEDフォグランプ
- 支払総額
- 170.0万円
- 車両価格
- 164.8万円
- 諸費用
- 5.2万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 4km
-
- 支払総額
- 111.2万円
- 車両価格
- 102.9万円
- 諸費用
- 8.3万円
- 年式
- 2014年
- 走行距離
- 1.1万km
-
ハイゼットトラック ジャンボ 4WD SDナビTV ETC オートマ Aftermarketアルミ フォグランプ 作業灯
- 支払総額
- 104.4万円
- 車両価格
- 98.0万円
- 諸費用
- 6.4万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 3.4万km
-
ハイゼットトラック ローダンプ LEDヘッドライト キーフリー パワーウインドウ ガードフレーム鳥居タイプ
- 支払総額
- 169.0万円
- 車両価格
- 162.0万円
- 諸費用
- 7.0万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 4km
この車種とよく比較される車種の中古車
-
12〜635万円
-
17〜388万円
-
7〜281万円
-
24〜390万円
-
14〜326万円
-
14〜1519万円
-
22〜395万円
-
12〜417万円
-
39〜431万円










