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『人生になる、スポーツカー』 スバル WRX S4 2014年モデル wildgreenさんのレビュー・評価
WRX S4 2014年モデル
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WRX S4の新車
新車価格: 334〜529 万円 2014年8月25日発売〜2021年1月販売終了
中古車価格: 92〜508 万円 (336物件) WRX S4 2014年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > スバル > WRX S4 2014年モデル > 2.0GT EyeSight
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2020年9月23日 00:32 [1370452-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
【エクステリア】
現行モデルが出たときから、子供っぽいデザインだなあと興味をもてずにおりました。ところがフォレスターの2回目の車検予約の際に、ショールームにあったシルバーの展示車を見て、ずいぶん渋くなったなあと評価一転。コンパクトなスポーツセダンに機能をギュウギュウに詰めこんだ感がいいですね。ただマフラーは2本出し程度にしてほしかったので、評価は4点とします。外装も内装もできるだけシンプルにしたかったので、リアスポイラーもメッキミラーも装着しない素のGTを選んだのは正解でした。シルバーにガンメタのアルミの組み合わせは、個人的にスカイラインGTRから刷り込まれているスポーツセダンのイメージと合致して満足。フロント・リアともにフェンダーのプレスラインが複雑で、地味派手なところも気に入ってます。また純正18インチのままでもフェンダーとホイールの隙間が狭いのも良しとします。フェリーに乗船するとき車高下げてない?純正のまま?と誘導員に質問されたくらいです。
【インテリア】
スバル伝統?の黒とグレーの地味なファブリックシートが昔のレガシイGTっぽくてなんだか懐かしい。気に入っているのはハンドル。グリップが太く、革にディンプルが入っていてコブがしっかりついている。走りの質感とステアリングがよく合っていると思います。バケットシートががっしりしているのも長所です。ただ個体差あるでしょうが、私の車は走っているとギシギシという異音がするのでこれはマイナス。6か月点検時に音を聞いてもらいましたが、クレームで直してくれるとのこと。ただ忙しくてまだ持ち込んでいません。ピアノブラックのパネル類はカーボン「調」よりましですが、「ピアノ」と名乗るならレクサスのようにヤマハ謹製にしてくれたらもっと愛着が湧くはず(きっと違いは分からないでしょうが)。
【エンジン性能】
300馬力もどこで使うんだ、という意見は分かります。実際ほとんど使いませんが、このエンジンはどの速度で走っていても気持ちがいいんですよね。アウトバック、フォレスター、二輪はBMWのOHVを乗り継いできましたが、60キロで走っていても満足できる質感という点で、S4はBMWと並んで優れています。もちろん踏んだ時の加速は強烈なので、所有欲を満たしてくれます。アイサイトとの相性もS4のエンジンの美点です。フォレスターと比べたとき、高速でアイサイト巡行している際の安定感と安心感が全然違います。エンジンに余裕があるからでしょう。さらに回転数も低いので、燃費もこちらの方が良いです。
【走行性能】
切れば切るだけニュートラルに曲がっていくハンドリングがこの車の大きな魅力です。VDCとアクティブ・トルク・ベクタリングというデバイスが機能していることが、ちょっとした山道を走るだけでもわかります。アクセルとリニアにつながるCVTもこの車の魅力だと思います。スポーツモードにはほとんどしませんが、エコノミーモードでも少し踏めば後ろから押し出されるように加速しますし、変則ショックがないのでなめらかです。フォレスターのCVTのとき感じた違和感を、トルクとパワーが全て解決したということでしょうか。私は二輪にも乗りますし、家内もたまにこちらにも乗るので車はATにしていますが、これまで乗った中ではベストです。半面、ブレーキについてはアウトバックやフォレスターとあまり変わりません。ポルシェのようにとは言いませんが、馬力に見合った、もっと後ろからわしづかみされるような感触が欲しいので、お金をかけるとしたらブレーキかなと思っています。
【乗り心地】
GTの美点に乗り心地があります。半年で7000キロを超えましたが、さらに良くなってきました。しまった足ですが舗装路の凹凸を当たり柔らかくいなしてくれます。アウトバックやフォレスターよりも走っていて疲れません。ただ前2車に比べて大きなうねりは苦手なようです。ストロークのキャパを考えるとやむを得ません。40扁平の18インチのスポーツタイヤをはいているのに普通のセダンとして使えますし、家族からも好評です。
【燃費】
半年間7000キロのトータルで燃費計には10.6Km/Lと表示されています。朝晩の通勤は片道25キロ(そのうち高速が半分)で、10〜12km/Lです。90年代のレガシイのエンジンは満タンで300キロも走ると給油が近いという感じでしたから、ずいぶんよくなりました。アイドリングストップがないことも気に入っています。エアコン設定を25度にしていると夏でも燃費はあまり落ちません。
【価格】
5年乗ったフォレスターの下取りが望外に高く、かつ値引きも25万円あったため、追い金が200万円で済みました。次も5年で乗り換える予定ですが、同様の販促政策が続いていれば、またスバルになりそうです。担当の営業の方が優秀で、対応に満足していることもあります。
【総評】
コロナ渦で通勤手段が電車→自家用車となったこともあり、また出張も車で行くようになったので、少々趣味性を重視しながら(かつ、あまり目立たないという理由で)購入しました。昔から車が好きで、セカンドカーを含めて車をたびたび買い替えてきましたが、コスパも含めて満足度では一番かもしれません。これを書きながら今までちゃんと読んでいなかったカタログを改めて開きましたが、そこに書かれていることに目をやると、40歳代後半の自分が日々の生活の中で車に求めるものが、この車を開発した方々が描いたコンセプトに近く、彼らのターゲットにはまっているような気がします。近い将来、子供が独立したあとはポルシェなどスポーツカーを欲しいと思いますが、その時には視力・体力・判断力などが今より落ちているだろうし、多忙で週末しか乗れなかったりすることを考えると、コロナを理由に通勤だ出張だと毎日のように乗り回している今の時間を大切にしたいと思います。その意味で、この車はカタログが唄うように「人生になる、スポーツカー」なのでしょうね。
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 仕事用
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2020年3月
- 購入地域
- 京都府
- 新車価格
- 343万円
- 本体値引き額
- 20万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった33人
「WRX S4 2014年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年9月3日 01:22 | ||
| 2022年8月8日 10:03 | ||
| 2022年4月29日 21:54 | ||
| 2020年12月3日 14:32 | ||
| 2020年9月23日 00:32 | ||
| 2020年1月7日 01:22 | ||
| 2019年4月23日 22:58 | ||
| 2019年2月27日 17:59 | ||
| 2019年1月21日 16:42 | ||
| 2019年1月7日 14:25 |
WRXS4の中古車 (全2モデル/473物件)
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- 支払総額
- 93.0万円
- 車両価格
- 83.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2014年
- 走行距離
- 14.5万km
-
WRX S4 2.0GT−Sアイサイト 純正アルミホイールETCバックカメラサイドカメラLEDヘッドライトパーキングセンサー
- 支払総額
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- 車両価格
- 141.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 5.1万km
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- 支払総額
- 220.3万円
- 車両価格
- 201.0万円
- 諸費用
- 19.3万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 7.3万km
-
- 支払総額
- 204.8万円
- 車両価格
- 194.0万円
- 諸費用
- 10.8万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 5.4万km
-
- 支払総額
- 449.5万円
- 車両価格
- 435.3万円
- 諸費用
- 14.2万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 1.0万km
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