| Kakaku |
ポルシェ マカン 2014年モデルレビュー・評価
マカンの新車
新車価格: 871〜1339 万円 2014年4月1日発売
中古車価格: 179〜1623 万円 (494物件) マカン 2014年モデルの中古車を見る
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| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| ベースグレード | 2018年11月2日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ベースグレード | 2017年4月13日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| S | 2022年5月20日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| S | 2021年7月20日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| S | 2014年2月1日 | ニューモデル | 6人 | |
| T | 2023年6月12日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| T | 2022年5月20日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| GTS | 2023年6月12日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| GTS | 2022年5月20日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| GTS | 2020年1月15日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| GTS | 2017年4月13日 | マイナーチェンジ | 4人 | |
| GTS | 2015年11月11日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| ターボ | 2019年10月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| ターボ | 2014年2月1日 | ニューモデル | 3人 |
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.85 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
4.31 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.81 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.74 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.39 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
3.24 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.70 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
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自動車(本体) > ポルシェ > マカン 2014年モデル > S
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 5件
- 0件
2025年7月10日 20:41 [1974524-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 1 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】
スポエグをつけた時の後ろからのフォルムは非常によく、オプションでつけるべき。後部の張り出しのラインもgood
【インテリア】
質実剛健。決して派手ではないが、オプションのレザーパッケージをつければ高級感もある。スポーツクロノは絶対につけるべき。見るたびにテンションが上がる
【エンジン性能】
V6エンジンの奏でる咆哮は勿論よく、また高速域での加速も伸びやか。素晴らしい。
【走行性能】
直進安定性は抜群。コーナーでも、意のままにピターッと曲がる。
【乗り心地】
エアサスをつけていたので、メカサスの乗り心地は不明だが、エアサスをつけた時の乗り心地はいい。ただ、スポーツモードにすると、地面のゴツゴツをしっかり拾う。
【燃費】
リッター5から6キロ。ポルシェで燃費は気にしてはいけない。
【価格】
走行性能が素晴らしく、所有欲を満たす車。価値から考えると、値段相応。
【総評】
V6のSUVでも、しっかりポルシェを感じられる。運転するたびにテンションは毎回上がる。
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自動車(本体) > ポルシェ > マカン 2014年モデル > ターボ
よく投稿するカテゴリ
2025年4月14日 16:16 [1953348-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
マカンターボ(MY2020)所謂マカン2でベンツSL350からの乗り換え、購入後3ヶ月、約2000km走行後のレビューです。中古車の購入前に検討したのはSUVばかりでカイエン、マカンT、AMG-GLC43、アルファロメオステルヴィオ、マセラティレバンテでした。マカンにしたのは他と被らないのと故障の少なさで、その中でターボにしたのはほぼフル装備でもこの車両は5万キロ超えの走行でかなりお得に買えたためですが、今後過走行のリスクとの戦いになるかもしれません。
【エクステリア】外観は直線がほぼ無いデザインでヌメヌメしています。他と被らないと思います。斜め後方から見た感じが好きで、このデザインなら外装色は白以外が似合います。車幅が大きいわりに見た目以上に絞り込みがきついので見切りには慣れが必要なのと夜間の視認性を考えると白系統の色がいいと思います。車に興味のない人には全くフツーの車に見えるのもいいですね。
【インテリア】2014年からほぼ変わっていないので少し古臭さは出てきました。スイッチ類はエアコンのオートスイッチがあるのにエアコン関係のものが多すぎで場所を取り過ぎです。マカン3になってようやくタッチパネルになり他のポルシェに追いついた感じで良くなりましたね。ポルシェの別の車種に乗り換えても違和感ないのが外車の造りでいい点ですね。
【エンジン性能】圧倒的動力性能でスポーツモードでアクセルハーフでもシートに押し付けられる感覚なので、今だにベタ踏みしていません。加速もなめらかで踏み続ける限りどこまでも加速するイメージです。排気音もあまり室内に入ってこないのと、タコメーターが中央なので速度計よりそちらを見てしまいます。あっという間に法定速度に達するので0-100km加速4.3秒近くは誰でも出せそうな感じです(イメージ)。マカン1よりエンジンフィールがかなりなめらかになっているのがハッキリわかります。遮音が行き届いているのか、走行中のエンジン音はほぼ気にならず、逆にちょっとうるさいモーター音かと勘違いするする程です。
【走行性能】マカン2のPDKは非常に優秀で、マカン1よりもかなり改善されています。普通のトルコンの変速ショックは皆無でクラッチの切り替え時に滑る程度で、それも人間よりも圧倒的速さで切り替えてくれるのでPDKの優秀な面が出ています。もちろんティプトロニックよりいいと思います。ただスタート直後と停止直前の動作が若干もたつくけれど、そこはマカンT試乗時に随分改善されたと感じています。不思議な事にコーナリング速度も前車のSLよりも確実に速いです。ポルシェアクティブサスペンションのPASMはベンツのABCよりもよく効くイメージで、3段階の違いもハッキリ体感できます。ノーマルでは柔らか過ぎで発進停止時に気を使いますが、スポーツ以上ではコーナリング中の沈み込みを抑える感じが素晴らしく、切り返しの伸び側も効果的な制御のようで、山間部の連続コーナーは最高です。後、ブレーキはPSCBですが筆舌に尽くしがたいほどよく効きます。ダストも皆無で最高です。
【乗り心地】エアサスはノーマルモードだと柔らか過ぎて発進停止時に不用意にアクセル,ブレーキ操作するとギッコンバッタンするので気をつかいますがスポーツモード以上だと滑らかです。ベンツのABCもよく出来ているのですが、それよりも明らかに快適です。乗り心地は文句なしです。エアサスで無くてもPASMは必須だと思います。ロードコンタクトは完璧です。
【燃費】?街乗り:7km/L前後
?郊外:9km/Lから11km/L
?高速:時速80km前後:12km/L、時速100km前後:11km/L前後
1速での引っ張り次第で燃費は変わりますが以前乗っていたSL-350よりも燃費で1km/Lほど悪化しています。
【価格】GTSと同じエンジンなのに、なぜはターボのほうがイメージが悪いようで、価格も早くこなれてきています。僕もGTS希望でしたが、ターボのほうがお安く市場に出ていたので割とお買得になっています。それでもやはり球数が少ないので同等クラスのベンツよりは高くなっていますね。
【総評】ターボはMY2021(?)に無くなりましたが、GTSのエンジンと全く同じになったので販売戦略上GTSに吸収されたと思っています。購入前にマカン1から3まで試乗しました。
ベンツからポルシェマカンに変えて困ること。
?日本では右ハンドルしか販売してないのに運転席足元の左側のミッション(?)の出っ張りが邪魔になる。慣れの問題かもしれませんが長距離運転中に、ふと足を伸ばした時や山間部での運転時には余計気になります。
?ハザードスイッチが左ハンドル用の場所にあり,後続車両に謝意を表す時に使用する日本では使用しづらい。高さももっと上部に上げてほしい。
?燃料計が液晶メーターのナビ画面等、一番よく表示する画面に表示されないのでいちいち表示変更しないといけない。常時表示にしてほしい。
?アイドリングストップ機能は車が停車する前の惰性走行中にエンジン停止するのでカックンと停止するので困るときがある。
?パワステが油圧式なのでアイドリングストップ中にはハンドル操作ができないため交差点の中で止まった時に困る場合がある。
?エンジン音は踏み込めばバブリングもするのでそこそこの音ですが、マカン2以降はベンツより大人しい音量で期待した野太い音では無いですね。ちょっと残念。
?遮熱ガラスの採用が遅く、2022年頃(?)からなので、日差しが暑くて困る。-
?後席サイドエアバック等安全装備もオプションなので困る。
?レーンチェンジアシストが、ランプ点滅だけで、音が鳴らないので不親切。サイドミラーを見る時にミラーの付け根が光る方式なのでそこまで見るなら直接死角を見るほうが速いかもしれない。全体的にポルシェは安全性についても他社よりは後れを取っているイメージ。
?ナビがプーでこまる。
?燃料タンクが小さくて困る。
?気温と時計が選択表示で困る。
いろいろありますが総評としてはベンツより確実に運転して楽しい車です。既に次期車両は911-996か911-991がいいかもと思い始めています。(笑)
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自動車(本体) > ポルシェ > マカン 2014年モデル > GTS
よく投稿するカテゴリ
2024年6月17日 15:25 [1854091-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
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||
|---|---|---|
マカンもポルシェの美しいボディラインをまとっている |
カラーはヴァルカノグレーを選択しました。とても深みある色で美しいです。
オプションでGTSパッケージを選択したんですが、コレって高額オプションではあるけど、とてもお得なオプションでもあります。もし、マカンGTSをよりスポーティに仕上げたくて、且つカーボン好きだったら絶対にお勧めです。
さて、本題です。
よくポルシェのブレーキは素晴らしいって言いますよね。マカンもSUVではあっても、このポルシェのブレーキを持っていて、「とても緻密」だとか「精緻」だとかの褒め言葉がよく使われ、でも「カックン」ブレーキであるとも言われます。
今回、ポルシェに初めて乗って、その意味が良くわかったので、共有したいと思います。
多くのクルマはブレーキペダルを1mm踏んでも1mm分の制動力は得られません。1mm踏んでもブレーキは効かず、2mm踏んで初めて2mm±1mm効きます(もちろん、数字は比喩です)。ブレーキを弱めるときにはもっとアバウトに制動力が弱まるために、ブレーキペダルの踏力を強めたり弱めたりする微妙なコントロールと、精密には連動しないのが普通です。
ですが、ポルシェのブレーキは、1mm踏めば1mm効き、そしてココが重要なんですが、ブレーキの踏みしろを1mm弱めれば1mm分ブレーキの効きも弱まるんです。
例えば、サーキットでコーナーに侵入する際、最大限の制動力を得るためにフルブレーキングすると、グリップ力は縦方向(制動力)にすべて使うことになるので曲がれません。そのため、ステアリングをイン側に切りながらブレーキの踏力を弱めて縦方向のブリップ力を横方向のグリップ力に分けてあげるわけですが、ブレーキのコントロールが1mm単位で精緻に行えると、このグリップの移行もとてもスムーズに行えるんです。タイヤのグリップ力を、ドライバーの支配下に置いておけるということです。
そしてそれは何もサーキットに限ったことではありません。信号のストップ&ゴーでも右足の親指でこのブレーキの精緻さを感じることができます。ただ、逆に言えば、1mm踏んでも効かない車に慣れていて、ポルシェに乗ると、効かないはずの1mmが効いてしまうので「カックン」ブレーキになりやすいのです。
ワインディングを気持ちよく走っていると、このブレーキのコントロールが思い通りにできるため、運転がうまくなったような気にさせてくれます。ステアリングもサスペンションもブレーキ同様、精密に反応してくれますからね。
でも、きっとポルシェの一番の凄みは、それでいてスパルタンにはならないところです(911GT3以上は別)。乗り心地も素晴らしく、1日500km以上運転してもまったく疲れません。いや、本当に素晴らしいクルマだと思います。
参考になった10人
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自動車(本体) > ポルシェ > マカン 2014年モデル > GTS
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- 自動車(本体)
- 2件
- 5件
2024年4月13日 07:33 [1833420-4]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 4 |
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|
|---|---|---|
ポルシェ マカン納車後レビューになります。
今のところ最後のガソリンモデルという事で?型GTSを選びました。
【エクステリア】
デザインがポルシェらしいのはそのままとして、マカンGTSで良いと思ったのはSUVらしくない車高の低さです。
スポーツエアサスペンションを下限にするとステーションワゴンに見えなくもないくらいワイド&ローと感じます(特にサイドスタイルが良い)
【インテリア】
もともと水平基調のインテリアデザインで、ステアリングは911(992型)と同じとなりモニターやシフトレバー、操作パネルも3回改良(LCI)を受けているおかけで古臭くはないです。
ガソリンモデルの集大成と言えるインテリアかなと思いました。あとRace-Tex仕上げのステアリングの握り心地が良いです。
【エンジン性能、走行性能】
ポルシェ製2.9リッターV型6気筒ツインターボエンジンは440PS、550Nmを発揮し0-100km/h加速4.3秒ともはやSUVとは思えないスペックです。
持て余すほどの性能からくる余裕と踏み込んだ時の加速感、V6サウンドは素晴らしいですが、マカンGTSで良いと感じるのは走行フィーリングです。
様々なメーカーのSUVを試乗しましたが、マカンGTSほどSUVらしくないダイレクトなステアリングの反応、コーナーリングをする車はないと感じました(逆にクーペには敵わないのでSUVの限界にきているか)
またGTSスポーツエアサスペンションの調整がよく走行モードノーマルでの乗り心地はスポーツSUVとしてみるとかなり快適で、スポーツプラスにするとしっかり引き締まります。
【燃費】
これは良くはないですね(重視もしていませんが)
街乗り一般道で6から8km/L、高速で約11km/Lくらいです。
【価格】
ここ2、3年でどのメーカーも値上げしていますがポルシェもかなり上がっています。リセールは良い方ですが、車両本体価格が2022年の?型登場から100万円以上アップしてますね。
【総評】
スポーツクーペは用途的に選べない中でSUVで1番運転が楽しい車をメルセデスベンツ、BMW、マセラティ、LEXUSなど比較して選んだ結果マカンGTSとなりました。
今のところ新型はEVということなので最後のガソリンモデルとしても魅力的かと思います。
最大5人乗り、運転も楽しい、性能も良いSUVという条件でマカンGTSはベストだと思います。
参考になった15人(再レビュー後:14人)
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自動車(本体) > ポルシェ > マカン 2014年モデル > T
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2024年3月17日 21:32 [1823482-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
前車 BMW X5 からマカンTに乗換えて約半年が経過したのでレビューしたい。
購入の経緯が X5 の大きさを少し持て余したための乗換えであり、EセグメントSUVからDセグメントSUVへサイズダウンした中から次車の選定を行った。X3 や GLC などが候補になり試乗もしたがどれも魅力的ではなく、次はポルシェに乗りたいという思いも強かったため、他の選択肢は実質的に無いに等しかった。
従って、BMW X5 との比較を交えつつ、以下にレビューする。
【エクステリア】
どこから見てもポルシェと判るシルエットで、911の車高を少し高くしたバージョンと言ったら言い過ぎか。全体として、ほどよい大きさとスタイリングのバランスが秀逸で、どこを切り取っても破綻のない完成されたデザイン。
ヘッドライトは美しい楕円を描き、細部まで造り込まれた内部の造形美は見飽きない。
フロントのエアインテーク周りやリアスポイラー等はアゲートグレーメタリックで、好みが分かれるところだが、ワイルド感や特別感があって好きな配色だ。
特にお気に入りは、4本出しのマフラーカッターと横一線のテールライト周りで、スポーティさとエレガンスの融合したこのバックスタイルが購入の決め手といっても過言ではない。
ただ、ブレーキダストによるホイールの汚れは半端なく、ベンツやBMWでもここまでは汚れなかった。
【インテリア】
マカン3からセンターコンソール周りがタッチパネル式となり、より洗練されたデザインとなった。
従来のスイッチ類が沢山並んだデザインも、あれはあれで戦闘機的コックピット感があって嫌いではないが、今どきのスマート機器的デザインに一新され、2014年リリースのモデルにしては、時代遅れの車を買うという気後れ感が払拭され、悪くない。
PCMの操作性は、慣れてしまえば至って簡単で快適。今のところバグもない。
全体的なインテリアデザインに華美さはないがドイツ車的に整然としており、革の質感はカッチリして、イタリア車やイギリス車とは趣の異なる上質さがあって好きだ。
EセグメントSUVからの乗換えだから仕方ないが、後席の前後方向は若干狭く感じてしまう。短い脚でも組みにくい。
後席センターアームレストのドリンクホルダーデザインだけは、何とかならなかったのか。
【エンジン性能】
2リッターとは思えない程、どこから踏んでも反応良く加速し、意外にトルクフルなエンジン。4気筒的な粗さもあまり感じさせず、気持ちよく吹け上る。X5の3リッターディーゼルのような圧倒的トルク感はないが、軽快で小気味よい。
ポルシェ通の人から言わせれば、これがポルシェのエンジンなのかという代物かもしれないが、初ポルシェの自分からすれば、十分以上に高性能だ。
スポーツエキゾーストはオフでも、エンジン始動時の音は、S や GTS のような野太さはないものの、只者ではない雰囲気を十分に醸して出してくれる。
7速PDKとの相性も良いのか、変速のストレスも全く感じない。ただ、アイドリングストップの後にエンスト?したのか発進できないことが2回あり、アイドリングストップは解除している。
【走行性能】
まず、車体の隅々までしっかりと造り込まれていると思わせる剛性感が半端ない。
足回りやブッシュ類の緩み、車体のゆがみは一切ないと感じさせ、ギシギシ音の類も全くしない。これは、前車のBMW X5の時も感じていたが、それを更に数段上回っている。
ただし、直進安定性は、X5 の方が上と感じる。
ハンドルを切り込んだ分だけ曲がるというダイレクト感も半端ない。これは、マカン特有のホイールアライメントによるものらしいが、弱アンダーステア気味のハンドリング特性がやる気にさせてくれる。
SUVなので横幅はそれなりにあるが、X5の2m超えに比べれば、取り回しの良さは雲泥の差。
ハンドル上で操作できる機能はベンツやBMWより少ないと感じ、レーンキーピングアシストなるオプションの性能もほぼ感じられないレベルなので、先進的な安全性能への対応としては今一歩。
ACC操作レバーとウィンカーレバーの配置が微妙で、ときどき干渉、というか間違えて操作してしまう。大きな支障はないが、慣れるしかないのか。
【乗り心地】
乗り心地は、決して悪くはないものの、X5のエアサス+22インチタイヤに比べても、懐の深さという意味では少し及ばない。こちらはエアサス+PASM+21インチタイヤだが、少しだけ硬さを感じる。
X5は微塵の不安感もなくどっしり構えて高速コーナーを何気なくこなす感じで、正に駆け抜ける歓び。
マカンTは地面にビシッと張りつく安定感とともに、更に速く走りたいと思わせる高揚感も感じることができる。その意味では、至高の乗り心地である。
【燃費】
街中でスムーズなら8km/L半ば前後、高速は10〜12km/L前後。
今どきの車としては、良くも悪くもない燃費性能。
ただし、電気モーターのアシストもない中で、一昔前と比べれば明らかにエコ性能は上がっている。
【価格】
マカンTのベース価格は901万円だが、このまま買う人はいないだろう。それでも、足回りやスポーツクロノ等の装備がついており、素のマカンに同じオプションをつけるよりは、かなりお得な価格設定になっている点は評価できる。
それでも、オプションを更に色々付けたくなるのがポルシェだ。この点は、吊るしのままでもそこそこ満足できるベンツやBMWとの違いだ。
御多分にも漏れず、ついつい沢山付けてしまった。 妻に感謝!
【総評】
BMW X5が最良のグランドツアラーSUVなら、マカンTは最高のコンパクト・オンロードSUVだ。
小柄で美しいスタイルながらSUV的使い勝手も損なわない熟成されたデザイン、軽快なエンジン特性、安心感と高揚感を両立させる半端ないボディ剛性と足回り性能。
今のところ、総合評価を星5つから下げる大きな欠点は見当たらない。
注文から納車まで結構待たされたが、EV化された新モデルの前に手に入れることができてとてもハッピーだ。
参考になった17人
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自動車(本体) > ポルシェ > マカン 2014年モデル > GTS
よく投稿するカテゴリ
2018年3月5日 21:12 [1109797-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
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|---|---|---|
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|
【エクステリア】
前から見た感じが迫力があり、たまらない。
GTSに標準の20インチホイールの迫力もいい!
【インテリア】
はじめて赤レザーシートを選択しましたが、ホワイトのボディ色とよく合う。
スイッチ類が多く見た目が豪華。
【走行性能】
SUVとは思えない加速とサウンドがたまらない
【乗り心地】
速度を感じさせない乗り心地
【燃費】
乗り始めたばかりだが、このエンジンと加速性能なので期待はしてません。
【価格】
GTSを選択して、少しオプションを追加するだけで軽く大台に乗るのは高いかもしれないが、他メーカーの同グレード車と比較すると、中古市場でのリセールが圧倒的に高いのは嬉しい。
【総評】
今回の車選びはレクサス、アウディ、ベンツ、ボルボと比較して相当迷いましたが、手元に届いて、実際に数日乗って、購入してホントに良かったと今は思ってます!圧倒的な存在感、SUVという名のスポーツカーです。
車内は、大人4人で乗るには少し狭いが、大人2人子供2人にはちょうどいい。
納車までは、発注から約半年かかり納期がかなりかかりますが、待った甲斐がありました。
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