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ルノー キャプチャー 2014年モデルレビュー・評価
キャプチャー 2014年モデル
87
キャプチャーの新車
新車価格: 254〜289 万円 2014年2月27日発売〜2021年1月販売終了
中古車価格: 59〜144 万円 (32物件) キャプチャー 2014年モデルの中古車を見る
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| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| ゼン | 2014年2月27日 | ニューモデル | 1人 | |
| インテンス | 2018年3月8日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| インテンス | 2014年2月27日 | ニューモデル | 8人 | |
| ジーンズ | 2016年10月25日 | 特別仕様車 | 1人 | |
| ルシヨン | 2014年9月4日 | 特別仕様車 | 2人 | |
| S-EDITION | 2018年10月11日 | 特別仕様車 | 1人 |
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.67 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
3.93 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.13 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.27 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.07 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
3.83 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.87 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > ルノー > キャプチャー 2014年モデル > インテンス
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 1件
- 2件
2015年6月30日 12:49 [837811-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 5 |
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||
|---|---|---|
ピラー内側からも見える自車のカラー |
【購入動機】
ダイハツ・タントからの乗り換えです。タントが生まれて初めて購入したクルマですので、キャプチャーで2台目となります。
タントは完全に生活の足として割り切って乗っていました。
ですが、私はF-1好きで、いつか生涯のうちに一度はルノーに乗りたかったので、ついに奮発して購入してしまいました。
(F-1好きならホンダは?とお思いの方もいるかと思いますが、ホンダよりルノーの方が参戦数や勝利数が多いのです)
【エクステリア】
歴代のルノーのF-1マシン(ワークスとして参戦、またはエンジン供給のみの参戦)のカラーリングとしては、コーポレートカラーである黄色も多いのですが、青や白のマシンも多くありました。
よって、青×白のカラーリングを選択。
先日、徐行気味で走行していたら、歩道の老夫婦が私のキャプチャーを指差し、旦那さんが大きな声で(大きな声のおじいさんっていますよね、または奥さんの耳が遠いからなのかな)「あのクルマ、かっこいいねえ!」と言ってくれました。笑顔で手を振って応じたら、おじいさんはサムズアップしてくれました。
【インテリア】
タントからの乗り換えで、しかも人生初の輸入車なので、ベタですが、右左折時にワイパー動かしちゃいます。あと、サイドブレーキをかけようとして、左足を踏み込むも空振り。
左アームレストをつけました(純正品)。身長165cmの私は、見通しの良さを確保するために座高を高さMAXにしています。ステアリングのチルトやら調整しても、左アームレストに左ひじが付きません。左腕が疲れます。仕方ないので、寝転び用い草枕を乗っけています。なお、アームレストがあると、その下にあるドリンクホルダーは現実的に使用不可になります。
クルマに乗ってしまえば、上述のおじいさんのような人が見てくれない限り、自分の気に入っているカラーリングは見えないもの…ですが、ピラー内側も塗装がされており、お気に入りのブルーが楽しめます。
【エンジン性能】
以前のクルマがタント、そもそもサンデードライバーなので、比較しようがありませんが、タントよりパワフルで静かで安定していて加速が良い、としか言いようが無いです。
なので、すみませんが★5ではなく、4としました。私としては5なのですが、世の中にはもっと良いエンジンがあるとは思いますので。
【走行性能】
上述のとおり、「タントより良い」としか言いようが無いです。
坂道発進の際には注意が必要です。停止中にブレーキをグッと踏み込みましょう(「プシュッ」という空気が抜けたような音がします)。これをしないと、坂道発進時に下がります。
バック時には「ピーピー」という音が鳴り続きません。これも欧州車あるある、でしょうか。
走行性能の話のくせに、坂道発進とバックの話しかできず、すみません。
なので、すみませんが★5ではなく、4としました。私としては5なのですが、世の中には走行性能のもっと高いクルマがあるとは思いますので。
【乗り心地】
またまた「タントより良い」としか言いようが無いです。
タントで遠出(50km以上)すると疲れますが、キャプチャーで遠出をしても疲れません。
比較対象が少なくてすみません。
でもこれは★5にしちゃいました。疲れないので。
【燃費】
素人なので、燃費の計算ができません。いいのか悪いのかは分かりませんが、おそらくハイオクガソリンが家計に響くことでしょう。ecoモードにしっぱなしです。
GSで満タンにしてもらうと、燃料計の針は最上位の白線より2mmほど上を指し、しばらく運転しても微動だにしません。最初は「燃料計の故障?!」と思ったのですが、針が下がってきたので、一安心(?)でした。ちなみに白線と黄線の違いがよく分かりません(特に黄線は等間隔じゃないですし)。
タントの時と比べて、GSで払った金額が多いので、★3としました。
【価格】
アニバーサリーキャンペーンで25万円引きしてもらいました。
【総評】
憧れのルノー。
めったに街で見かけないルノー。
「クルマなんて生活の足だ」としか思っていなかった私が、「走る喜び」を教えてくれたキャプチャー。
最高です。
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自動車(本体) > ルノー > キャプチャー 2014年モデル > ルシヨン
2015年4月22日 00:05 [817681-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
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|---|---|---|
ルノー キャプチャー :
ノワール・エトワール+オランジュ ルシヨンM(黒地にオレンジ)
ミシュラン:Primacy3 205/55 R17
40代男性、身長:160cm
Golf6 GTI所有
ルノー・ルーテシアに数回乗車経験有り。
川崎 <-> 箱根(180km)を、一般道・高速道路・峠の上り下りで試乗
【エクステリア】
・毎度ながら、ルノーって、本当に色使いがうまい。
※本当はイヴォワール+オランジュ(白地にオレンジ)の方が好み
箱根に停まった、おばさん達の視線が熱い。。
ルーテシアに比べてほぼ全方向にでかくなり、
これがどう影響するかは、ドライバーしだいかな。
私はもう少し小さめが好み。
【インテリア】
・都会っぽい部分が増した?かな。カードキーの位置など細かな変更有り。
横幅が増した事によって、右腕とドアの間に余裕が出た。
・運転席も相変わらず良いシート。街〜旅まで何でも来い。
お手入れのしやすそうな素材になっているようで、
特に後席は座面が厚く、腰痛持ちさんにも朗報。
ご家族なら、ルーテシアよりこちらをお勧め。
・クルーズコントロール・ECOボタン等標準。
その他の電子装備は無いも同様。感覚を研ぎ澄ましましょう。
・シート位置が上になったので、とっても乗り降りしやすい。
運転席を後ろに倒して、仮眠したが、すごい広い!
ちなみに調整は全部手動。※シート倒すのだけは一発でお願いしたい
【エンジン性能】
・ルーテシアと同様。
1.2Lの直四。トルク19.4kgm/2000 , 120PS/4900
ゼロ発進から高速走行まで、そのトルクの出方が超絶ナチュラル
極低速と高回転域は切り捨てられている印象。
カタログ上の数値を追わない姿勢は、高感度大。
・平均燃費(満タン計算):15.2Km/L。ハイオク。
今回渋滞が無かったので、燃費が伸びたもよう。
・セルフで給油してみたが、すぐに止まってしまい、入れにくい。
加えて、燃料計はすぐにFULLの位置にこないので、分かりにくい。
※故障なら別に良いが、仕様なら要改善。
【走行性能】
・SUVチックになったことで、足のストローク量が更に増え、
ややボディのかたむきは大きい。
重量増でややあいまいになった気もするが、
正確無比なハンドリング。リニアなブレーキ。
パワーは無いが、フラットなトルクとのコンビネーションは
相変わらずすばらしい。
ただしルーテシアの方が色んな意味で一枚上ではある。念のため。
・EDC(6速 2ペダルMT(つまりAT))
発進〜のマナーを無視したセッティングも、そのまま。
たぶんフランス人はそういった部分に「興味がない」ようだ。
ジワッとではなく、やや「ポン」と発進。
ひとたび走り出すと、最新のマシンらしく、精密感を感じる。
ルーテシアはブリッピング音が激しいが、このクルマでは未確認
※手が入っているのかも。
【乗り心地】
・ボディサイズの増加が、フカフカ度・しっとり度合いを増している。
しなやかな足回りが作り出す、いわゆる「ネコ足」は、
プジョーではなく、ルノーのものと言ってもいいのかも。
突き上げを軽くいなし、穏やかにロールしつつ、
狙ったラインを正確にトレースするのが気持ちいい。
・更に静かになった?
遮音はかなり優れていて、
メカニカルノイズも、ルーテシアより低い(ような気がする)。
ミシュラン:Primacy3 205/55 R17 を履いていることが、
乗り心地と走行音の低減に一役買っているのかも。
高速走行になっても、音楽のVolはほんの少し上げる程度でOKだった。
【価格】
・妥当。国産車と比較すると、相対的には高価だが、
それだけの内容は確実にある。と個人的に思う。。
【満足度】
・大満足。
【総評】
・ルノーにしてやられっぱなしな年。
「気持ちよく走る」ために真剣に突き詰めると、
こういったものが出来る、という見本みたいなクルマ。
なぜかデザインも良いという・・。
フランス車好きな方は、是非試乗を!
初回は、はんこは持っていかない方がよいです。。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > ルノー > キャプチャー 2014年モデル
プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2014年3月30日 22:44 [702918-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
2トーンカラーが標準となるインテンス |
ホイールは写真のゼンが16、インテンスが17インチ |
インテンスのインパネ。ナビはオプション |
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ゼンのシートはグレーとカーボンの2トーン |
前席背後のゴムワイヤーが目立つインテンスの後席 |
ルーテシアと共通の1.2L直列4気筒ターボエンジン |
ルノー・ルーテシアをベースに開発されたクロスオーバー、キャプチャーは、ベーシックなゼンと、2トーンカラーや脱着可能なシート表皮などを持つインテンスの2グレードがあります。東京都内、横浜市、千葉県木更津市とさまざまなシーンで、両グレードをドライブしました。
エクステリアは、ルーテシアに似たエッセンスをフロントマスクやサイドシルに取り入れながら、少し落ち着いた雰囲気でまとめてあります。ルーテシアよりひとクラス上を目指したというインポーターの言葉に納得です。ボディサイズは全長4125mm、全幅1780mm、全高1565mmで、ルーテシアより30mm長く、30mm幅広く、120mm背が高くなっています。
2つのグレードの比較では、やはり2トーンカラーのインテンスが目立ちます。17インチのアルミホイールの造形も動きを感じます。一方、シングルトーンのボディに16インチのアルミホイールを履いたゼンは、日本にも一時期輸入されていたひとクラス上のCセグメントミニバン、セニックの弟分というイメージを受けました。
キャビンに入ってまず気付くのは、シート高が乗り降りしやすい絶妙の高さであることです。柔らかいラインで描かれたインパネや、シンプルながら快適な着座感をもたらす前席の作りはルーテシアに似るものの、キャプチャーは落ち着いたオレンジやグレーをあしらったおかげで、大人っぽさが伝わってきます。
それ以上に違うのは後席で、着座位置が一段高くなり、160mmもの前後スライドが可能になったことで、ひとクラス上のCセグメントに匹敵する空間が得られます。荷室はマルチパーパス性を高めるべく、上下2段階にセットできるフロアボードが用意してあって、上段にセットすれば畳んだ後席の高さと揃い、下段にセットすれば容量を最大1235Lまで拡大できます。
前に書いたように、インテンスのシート表皮は、ファスナーを開ければ外して洗うことも可能で、グラフィックは8タイプ用意されており、着せ替えも可能です。さらに前席背後には、シートバックポケットの代わりに、ゴムのワイヤーを斜めに張ってあり、絶妙のアクセントになっています。2つのグレードの価格差は10万円なので、多くの人はインテンスを選ぶのではないでしょうか。
パワートレインは全車共通で、ルーテシアにも積まれる1.2L直列4気筒直噴ターボエンジンに、ルノーではEDCと呼ぶデュアルクラッチ・トランスミッションを組み合わせています。車両重量は1270kgと、ルーテシアより80kg重いだけなので、加速性能はまったく不満ありません。しかも小排気量ターボとデュアルクラッチ・トランスミッションのコンビとしては、力の盛り上がりが圧倒的になだらかなので、国産車と変わらぬ気分で運転できます。
クロスオーバーというと、国産/輸入車の別を問わず、高めの車高をスポーティに走らせるべく、サスペンションを固める例が目立ちます。ところがキャプチャーは逆に、ルノーらしく足回りを適度に動かすことで、路面からのショックを絶妙にいなしていきます。
直進安定性は盤石です。そしてコーナーに入れば同じ足回りが、しっとり踏ん張って、安心できるグリップ感を届けてくれます。ルーテシア同様、ステアリングの切れ味は滑らかで、レスポンスは絶妙です。そのステアリングやシートを通してグリップの状況がしっかり伝わってくるので、乗りはじめて3分もすれば自信を持ってペースを上げていけました。ルノーは背の高いクルマの走らせ方を熟知していると再認識しました。
2つのグレードの違いについて触れると、16インチのゼンは乗り心地がよりしっとりしており、コーナーでの身のこなしは少しおだやかになります。17インチのインテンスはフラット感が強まる乗り心地と、ソリッド感を高めたハンドリングが特徴です。インターナショナルな味付けのインテンス、ルノー伝統の世界を大切にしたゼンと言い換えることができるでしょう。
燃費については、ゼンで東京〜木更津〜横浜の122kmを走った結果、16.4km/Lという結果が出ました。ルートの多くが高速道路でしたが、年度末ということもあって各所で渋滞していたことを考えれば、上出来の数字です。
フランス車らしいセンスあふれるデザインやカラーに、国産ハッチバックと同じ感覚で使いこなせるパワートレイン、ルノーの美点を生かした乗り心地とハンドリングを融合させたキャプチャーは、ライバルが急速に増えているこのクラスの中でも、トップレベルの実力を持つことが確認できました。
- レビュー対象車
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自動車(本体) > ルノー > キャプチャー 2014年モデル > インテンス
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2014年2月28日 18:20 [691411-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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ルノーからキャプチャーというコンパクトクラスの新しいクロスオーバー車が発売された。ルーテシアの基本プラットホームを使って作られたモデルで、昨年の東京モーターショーに出品されていた。
最近、日本でも乗用車とSUVをクロスオーバーさせたモデルが注目を集めているが、キャプチャーはヨーロッパではクロスポロ、ミニクロスオーバー、プジョー2008、さらにはジュークなどと競合している。昨年はジュークの売れ行きが好調だったが、キャプチャーはそれを急速に追い上げる売れ行きを見せているとのことだ。
ルーテシアに比べるとボディはひと回り大きくなった。全長が30mm伸びて、全幅が30mm拡大し、全高は120mmも高くなった。ホイールベースは5mm延長され、最低地上高は70mmも高い185mmに設定されている。
ボディの後部は日本では販売されていないクリオ・エステート(ルーテシアワゴン)のものを使っているというから、より正確にはワゴンをベースにしたクロスオーバー車である。
外観デザインはデザインの責任者が変わったルノーの最新トレンドを反映している。やはり東京モーターショーに出品されていたデジールというコンセプトカーを始め、ルノーは新しいデザイン戦略を打ち出しているが、キャプチャーのデザインはその流れの中にあるものだ。
ルーテシアのデザインがとても新鮮でインパクトのあるものだったが、キャプチャーのデザインはそれに匹敵するといって良い。
インテリアはルーテシアとの共通部分も多いが、上級グレードのインテンスには着せ替えが可能なシート表皮が用意されるなど、キャプチャー専用の仕様が設定されている。このシートはアイデア賞モノだ。
パワートレーンはルーテシアと共通で、搭載エンジンは直列4気筒1.2Lの直噴ターボ仕様によって88kW/190N・mの動力性能を発生し、6速のエフィシェントデュアルクラッチ(EDC)と組み合わされている。
欧州のコンパクトクラス車は、3気筒でシングルクラッチと組み合わされることが多いが、それに比べるとルーテシアやキャプチャーの仕様はおごられている。それだけ静かでスムーズに回るエンジンであると同時に、変速ショックのない滑らかな変速を実現する。
キャプチャーはルーテシアに比べると人間一人分くらい重くなっているから、走りは鈍くなる傾向にあるのだろうが、ノーマルモードで普通に街中を走らせているときにそんな印象を受けることはない。ECOモードを選択するとレスポンスが鈍くなった感じになるが、燃費の良い走りのために基本はECOモードと考えても良いだろう。
やや硬めの味付けがなされた足回りはとても良かった。実はキャプチャーに乗った前の週に、ハスラーやヴェゼルに乗っていて、高めの最低地上高を設定したクルマの乗り心地の悪さや安定性の不足などを感じていた。特にヴェゼルの17インチタイヤ装着車はイメージが悪く、キャプチャー・インテンスの仕様も同じ17インチだったため、乗る前に懸念していたのだが、その懸念は全く不要だった。
フランス車らしい乗り心地に優れた足回りというのとは少し違って、しっかりした安定感を確保しながら乗り心地もスポイルしないといった感じの足回りなのだが、これがなかなか良かった。安定感に不満がなく、背の高いクルマにありがちな妙に揺すられるような感覚もなかった。今回の試乗では、市街地の一般道から高速道路までを走ったが、文句のない走りを見せた。
足回りのチューニングでは、やはりヨーロッパのメーカーには一日の長があるな、ということを改めて感じさせられた。
試乗したインテンスは上級グレードで260万円弱の価格が設定されている。ルーフがツートーンになることやタイヤが17インチになり、装備の充実度が高まるのがインテンスの特徴だ。ベースグレードのゼンは10万円安の設定になるが、買うならインテンスだろう。
価格設定はちょっと高めの印象があるものの、本国での価格を考えると日本での価格はむしろ割安な設定なのだという。デザインや個性を考えて納得すべきところなのかも知れない。
- レビュー対象車
- 試乗
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キャプチャーの中古車 (全2モデル/128物件)
-
- 支払総額
- 183.9万円
- 車両価格
- 168.9万円
- 諸費用
- 15.0万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 1.9万km
-
- 支払総額
- 123.8万円
- 車両価格
- 118.1万円
- 諸費用
- 5.7万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 4.4万km
-
キャプチャー E−テックハイブリッド レザーパック ステアリングヒーター シートヒーター AppleCarplay ANDROIDAUTO LEDヘッドライト アダプティブクルーズコントロール
- 支払総額
- 294.0万円
- 車両価格
- 270.0万円
- 諸費用
- 24.0万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 1.5万km
-
- 支払総額
- 208.8万円
- 車両価格
- 195.8万円
- 諸費用
- 13.0万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 3.2万km
-
キャプチャー プレミアム 本革/Aftermarketナビ/TV/ドラレコ/ソナー/Bカメラ/シートヒーター/禁煙
- 支払総額
- 109.8万円
- 車両価格
- 94.8万円
- 諸費用
- 15.0万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 3.1万km
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